ネガティヴ・カラーズ

マインドフルネスERA

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2章 ショッピングモール占拠編

国栄花の戦闘

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国栄家と呼ばれる家系は感情能力がない時代、この国の公共事業に携わっていた。医療や公共設備など、国民の生活基盤の底上げを成し得たのが国栄家なのだ。
イモーションインパクト事件以降、国栄家は感情能力の研究、他分野への応用を担っており、感情武器と呼ばれる感情能力を通して発動される武器も製造している。
そのほとんどは護身用ではあるが、その国栄家の御息女である国栄花は最新最高の感情武器が持たされている。
ーー走り出した花は犯人と距離を詰めようとする。
「寄るな!種子弾丸プラントバレッツ
勢いよく植物から花に向けて種子弾丸プラントパレッツが発射される。
すぐに花は反応する。右に転がり、物陰に隠れる。
「そんな事をしても無駄よ、早く出てきなさいさもなくば」
種子弾丸が冷華たちのいる方へ発射される。
「そんな無駄玉使うなんて、あなたは銃を使うのがなのね」
発射された弾丸は信の感情オーラで全て地面に落ちていた。
だが、そこで信は床に膝をつく。息が荒くなっていく。
「花さん!早く犯人を無力化しなさい!」
冷華が花に強く言った。
その現状を見た花はすぐにリボルバーの弾丸を変え、信に感情弾イモーションバレッツを撃ち込む。信はその場で倒れた。
「信はこれで大丈夫、すぐに目が覚めるわ」
今度はそれを犯人に向けて撃つ。弾は右脚に命中する。
「ぎゃあーーっ!!……あれ痛くない?」
命中した事を確認した花はリボルバーを胸にしまい、信たちの方へ歩いていく。
「何的に背中見せてんのよ!種子弾丸プラントパレッツ!」
しかし、感情能力は発動しない。
「あの弾は感情能力を一時的に使えなくするんだよぅ、今あなたはただの人だよぅ」
花の口調が元に戻り、犯人に説明する。
冷華とエリスを縛っていたツルは床に落ちた。
「じゃあ、あなたもしばらく凍ってて」
解放された冷華は瞬時に犯人を凍らせた。
「ほら信くん起きてよぅ!」
花は信の肩を掴んでグラグラと揺らす。揺らした度に信の頭に何か柔らかい感触が当たり、信は目が覚めた。
「ん?あれ?天国?」
起きた事を確認した女子3人は信を放置し、4階へ続く非常階段へ移動するのだった。
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