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2章 ショッピングモール占拠編
灼熱の少女
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4人は非常階段を上り、4階の扉の前まで来ていた。
「なんだかここ、ものすごく暑いよぅ」
「ここで私は花さんといるわね、恐らくこの先の犯人との相性は悪いでしょうし」
花は階段に座り込み、へばってしまう。
冷華は感情オーラで花を冷やす。
信とエリスは感情オーラで全身を包み、異常な暑さを防いでいた。
「犯人は4人いる……ん?」
「どうしたんだ、エリス?」
「犯人のうち、3人は床に倒れているの……仲間割れでもしたのかしら?」
「あれは……子どもじゃないのか!?」
透視を共有した信は赤く見える人影が小さいことに気がついた。
「くそ、次のの相手は……子どもかよ」
「ほら、さっさといくわよ」
信は頷き、扉を感情オーラで包む。熱せられた鉄板のようになっていた扉は徐々に冷えていく。
「いくわよ」
エリスはサイコキネシスでドアを歪め、吹き飛ばす。
ドアが無くなった事で灼熱の熱風が信たちへ流れる。
犯人の方向を見ると、子どもの周りに武装した犯人の3人が倒れていた。
「うわぁーーん!!」
その中心で子どもが大泣きしている。熱風を全身から放ち、辺りは溶け出していた。
「……この建物の溶け方、コンビニの時と似ているわ」
エリスは信と自分の周囲の空気を操り、自分たちの周りに熱風が入らないように遮断する。
「あの子が……西国さんを?」
「それは、わからないわ」
2人は泣いている少女の前まで近寄っていく。
「こんにちは、もう大丈夫だよ?」
「うっうっ……この悪い人たちにお母さんがっ、どっかに」
この子の母親が犯人たちに捕まってしまったらしい。
「それなら大丈夫よ、犯人たちはあなたのお母さんや他のお客さんと一緒に上の階にいるからね」
エリスが少女に思念で伝える。
「えっ?そうなの!生きてるんだ!」
少女の顔がパッと明るくなった。
「…ん?でも、なんでそんなこと、お姉さんわかるの?」
「それはね、魔法使いだからよ」
「えっ!そうなんだー!じゃあ……しね」
少女はエリスにむけてパンチする。当たりはしなかったが、エリスは壁まで吹き飛んだ。
「ぐがぁっ!!」
エリスが勢いよく壁に打ち付けられ、その言葉を境に思念が聞こえなくなる。おそらく、気を失ったのだろう。
「魔法使いのお姉さんと一緒にいたお兄さんも魔法使いなんでしょ?」
少女はニヤリとした後、手を銃の形にして信に向ける。
「これでお兄さんも終わりだね、バーンッ!」
指先から火の弾が発射される。
「僕は,魔法使いなんかじゃないよ」
信は感情オーラで防ぐ。火の弾は信のドス黒い感情オーラに吸い込まれていった。
「ひぃっ!悪魔色の感情オーラ!お兄さん何人殺してきたの!?」
少女は後退りする。
「僕は誰も殺してないっ!」
信は叫んだ。その声がフロアに響く。
そのまま信はゆっくりと少女に近づく。
「いやぁー!こっちに来ないで!」
少女は両手を銃の形にして火の弾を次々に発射する。信はそれを感情オーラで全て飲み込んだ。
「ふふふ、なんてねー?お兄さんはもうこれでおしまい!」
少女が笑みを浮かべながら両手を上に突き出す。両手から火の弾が生成される。それがやがて一つとなり、どんどん巨大化していった。そこから灼熱の熱風が辺り一面に吹き出し始めた。
「くそ、これじゃあ近づけない!」
少女を中心に熱が広がり、床や天井が焦げ始める。焼け焦げた匂いが充満し、呼吸が難しい。
信はハンカチで口を覆い、しゃがむ。感情オーラを前方に発し、熱を防ぐ事で手が一杯の状況になっていた。そのため、少女を無力化できるような方法がないか、信は少女を観察する。
「これで魔法使いはみんなしねー!」
少女が生成した火の球が信に向けて投げられ、信の目の前で爆発した。
「なんだかここ、ものすごく暑いよぅ」
「ここで私は花さんといるわね、恐らくこの先の犯人との相性は悪いでしょうし」
花は階段に座り込み、へばってしまう。
冷華は感情オーラで花を冷やす。
信とエリスは感情オーラで全身を包み、異常な暑さを防いでいた。
「犯人は4人いる……ん?」
「どうしたんだ、エリス?」
「犯人のうち、3人は床に倒れているの……仲間割れでもしたのかしら?」
「あれは……子どもじゃないのか!?」
透視を共有した信は赤く見える人影が小さいことに気がついた。
「くそ、次のの相手は……子どもかよ」
「ほら、さっさといくわよ」
信は頷き、扉を感情オーラで包む。熱せられた鉄板のようになっていた扉は徐々に冷えていく。
「いくわよ」
エリスはサイコキネシスでドアを歪め、吹き飛ばす。
ドアが無くなった事で灼熱の熱風が信たちへ流れる。
犯人の方向を見ると、子どもの周りに武装した犯人の3人が倒れていた。
「うわぁーーん!!」
その中心で子どもが大泣きしている。熱風を全身から放ち、辺りは溶け出していた。
「……この建物の溶け方、コンビニの時と似ているわ」
エリスは信と自分の周囲の空気を操り、自分たちの周りに熱風が入らないように遮断する。
「あの子が……西国さんを?」
「それは、わからないわ」
2人は泣いている少女の前まで近寄っていく。
「こんにちは、もう大丈夫だよ?」
「うっうっ……この悪い人たちにお母さんがっ、どっかに」
この子の母親が犯人たちに捕まってしまったらしい。
「それなら大丈夫よ、犯人たちはあなたのお母さんや他のお客さんと一緒に上の階にいるからね」
エリスが少女に思念で伝える。
「えっ?そうなの!生きてるんだ!」
少女の顔がパッと明るくなった。
「…ん?でも、なんでそんなこと、お姉さんわかるの?」
「それはね、魔法使いだからよ」
「えっ!そうなんだー!じゃあ……しね」
少女はエリスにむけてパンチする。当たりはしなかったが、エリスは壁まで吹き飛んだ。
「ぐがぁっ!!」
エリスが勢いよく壁に打ち付けられ、その言葉を境に思念が聞こえなくなる。おそらく、気を失ったのだろう。
「魔法使いのお姉さんと一緒にいたお兄さんも魔法使いなんでしょ?」
少女はニヤリとした後、手を銃の形にして信に向ける。
「これでお兄さんも終わりだね、バーンッ!」
指先から火の弾が発射される。
「僕は,魔法使いなんかじゃないよ」
信は感情オーラで防ぐ。火の弾は信のドス黒い感情オーラに吸い込まれていった。
「ひぃっ!悪魔色の感情オーラ!お兄さん何人殺してきたの!?」
少女は後退りする。
「僕は誰も殺してないっ!」
信は叫んだ。その声がフロアに響く。
そのまま信はゆっくりと少女に近づく。
「いやぁー!こっちに来ないで!」
少女は両手を銃の形にして火の弾を次々に発射する。信はそれを感情オーラで全て飲み込んだ。
「ふふふ、なんてねー?お兄さんはもうこれでおしまい!」
少女が笑みを浮かべながら両手を上に突き出す。両手から火の弾が生成される。それがやがて一つとなり、どんどん巨大化していった。そこから灼熱の熱風が辺り一面に吹き出し始めた。
「くそ、これじゃあ近づけない!」
少女を中心に熱が広がり、床や天井が焦げ始める。焼け焦げた匂いが充満し、呼吸が難しい。
信はハンカチで口を覆い、しゃがむ。感情オーラを前方に発し、熱を防ぐ事で手が一杯の状況になっていた。そのため、少女を無力化できるような方法がないか、信は少女を観察する。
「これで魔法使いはみんなしねー!」
少女が生成した火の球が信に向けて投げられ、信の目の前で爆発した。
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