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2.5 あの日そこにいた理由
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Sideイシュア
今日、俺があの場所に行ったのはたまたまだった。
本来なら、俺はその日王城で政務をしているはずだった。
終わらない政務を延々とこなし続ける日々に嫌気がさしていたからかもしれない。
王城を飛び出し、王都の空を龍体で悠々と散歩していた。
龍の国アークレギアの王都はどこまでも美しい。
王城を囲むように作られた街。整然と並んだ煉瓦積みの建物たち。道幅は皆が龍体でも降りられるよう、広く取られている。
いつもならそんな王都を眺めて、英気を養い、また王城での政務に戻る。
だが、今日だけは違った。
空を飛んでしばらくして、視界の端に金の何かがふわりと横切った。
気になってそちらを見ると、金の光がふわふわと飛んでいた。かと思えば、隣国、人間の国ファルメリアの王都の方向へ飛んでいった。
いつもならこんな光は気にしない。空には多種多様な精霊がいて、気まぐれに姿を見せてはさっていくからだ。
だが、その光だけはどうしても気になった。追わなければいけない、という気持ちになった。
俺はその光についていった。
するとその光はまるで俺の意思を確認したとでもいうように、スピードを上げた。
——何かに導かれている。
確かにそう思って、俺は速さを上げてついていった。
まさか、その先にあの子がいるなんて、まだ考えてもいなかった。
そして、その光は迷うことなくファルメリアの空域に入っていった。
俺は迷った。普段なら他国の空域に無闇に入るなんて考えもしない。特に、今空域に入ろうとしているファルメリアは歴史の中で幾度となく戦争をしてきた国。不可侵領域だ。
だが、今日は行かなければいけない、そんな気がした。
そんな思いに背を押されて、俺はファルメリアの空域に入っていった。
飛んでいるうちに、気づけば俺はファルメリアの王都の上空にいた。
——そして、見つけたのだ。あの金の光の主人を。
心の底から、喜びが溢れ出る。だが、彼はスラム街で、知らない男たちに腕を拘束されていた。
「嫌がってるだろう。その腕、放してもらおうか」
気づけば風の力を使い助けに入っていた。
あちらには世界最強の種族である龍人の証、鱗が俺にあるのが見えているだろう。喧嘩を売られても、交戦に発展することはない、そう考えていたのが甘かった。
「おうおう、こっちの兄ちゃんも金持ってそうだぞ。両方楽しんでから売っぱらっちまおう」
男がより笑みを深め、こちらに下世話な視線を投げかけてきた。確かに俺は人より整った顔だが——。だが、見ず知らずの輩にそんな視線を向けられるのは、心底不快だ。
「僕のことはいいからっ! 早く逃げてっ」
まだ顔もよく知らない金色の光の主人。腕を掴まれて身動きが取れなくなっているが、そんな時でも他者の心配をするらしい。
だが——。
——バシッ
彼は声を出したことで殴られてしまった。視界が怒りで真っ赤になったような気がする。今すぐに相手の男を殴り殺してやりたい。そんな衝動が芽生える。
だが、ここは他国。手を出してはいけないと必死に怒りを抑える。
「何言ってくれてんだお前! お前もあいつも逃すつもりはない」
幸い、俺が出した殺気は全く奴らには気付かれなかったらしい。呑気にも見当違いなことを言っている。
そろそろいいだろう。
「そんなに舐めてもらっては困る。お前らごとき、俺1人で十分だ」
その声と同時に、一陣の風を吹かせる。
と同時に風を指先で操り、金色の光の主人を掴んでいる男を中心にふき飛ばす。
「う、うわっ!?」
するとあっけなく吹き飛ぶ。実力の差もわからぬ下衆どもに、何を期待するというのか。
「ご、ごめんなさい、ごめんなさい! この通りですから、いのちだけはっ!」
さっきまでの威勢はどこに行ったのか。男たちは口先で謝り、どこかにさっていった。
準備運動にもならない。
「君、大丈夫か?」
全てが終わって、振り向く。
——やっと、見つけた。
間近で見る金色の光の主人はやはり、美しい金色の髪をしていた。だが、根本が少し黒い。髪は染めたもので地毛は黒なのだろう。
さらに、耳には心配になるくらい大量の金属の耳飾りがついている。
まだまだ気になることはたくさんある。
「っ、ありがとう、ございます……っ!」
響いた声は凛としていて美しかった。
そして、その声を聞いて確信した。
「見つけた、俺の運命」
「え?」
彼は、俺の運命の番だ。
だが、見たところ彼は人族。運命は認識できない種族だ。まずは人同士のように関係を深める必要がある。
「初めてお目にかかる。俺はイシュアという」
「……はじめまして。僕は奏。結城奏」
カナデというらしい彼が目を伏せて自己紹介をする。きっと彼は恥ずかしがり屋なのだろう。
「さて、こんなところで立ち話も申し訳ないのだが……。一応確認させてもらおうか。君はここの住人か?」
「いえ、違います」
今度はしっかりと目があった。そろそろ慣れてきてくれたらしい。
「では、ちょうどいい。俺の国に来てもらおうか。君も訳ありのようだ。この国に居続けるのは得策ではない」
「でも、そんな、初対面だし……。申し訳ないです」
彼は見るからに慌てている。奥ゆかしいのだろう。こちらが望んでいることなのだから、遠慮しなくても良いというのに。
だが、どうしてもここに残しておくことはできない。
「この地に君を放って帰るなど、俺が考えられない。だから、どうか一緒に来てはくれないか?」
彼の目は泳いでいて、悩んでいるのがわかる。どうにかこうにかアークレギアに世話になることを決めてほしいが……。
「……じゃ、じゃあ、そこまでいうのならお世話になってもいいですか?」
「ありがとう、カナデ」
本当は俺の国に世話になるつもりはなかったのだろう。眉を下げ、申し訳なさそうな表情をしている。
かと思えば、ハッとしたような表情をして尋ねてきた。
「……あの、イシュアさん。ここって割と国の中心ですよね?」
「ああ、王宮と神殿の近くだが、それがどうした?」
「どうやってイシュアさんの国まで向かうんですか? 見たところイシュアさんは身一つのようですし……」
ずっと気になっていたのだろう。一気に尋ねてくる。
そして、そろそろ俺に慣れてきてくれたのか。遠慮がちに話していたのがなくなってきて、嬉しさが湧き上がる。
「ああ、それなら空を飛んでいくんだ。こんなふうに」
「——わぁっ!」
喋ると同時に、身体中に力を込める。すると周りに霧が立ち込め、体の変身が始まった。体は漆黒に染まり、爪は鋭いく変化する。
きっとカナデは初めて見たのだろう。驚いた声が聞こえる。
しばらくして変身が終わると、俺の体は漆黒の龍に変わっていた。
「……イシュア、さん?」
『この姿で飛んでいけばすぐにつく。——さあ、乗ってくれ」
頭をカナデに差し出すように下げ、乗るように促す。
「……じゃあ、失礼します?」
『遠慮なく乗っていい』
遠慮がちに俺に上ったカナデは、鱗の感触が気に入ったのだろう。手を滑らせて触ってくるのが少しくすぐった。
『しっかりつかまっておいてくれ。——それでは飛ぶぞ』
「はいっ!」
俺は空に飛び立った。
「むにゃ……」
しばらくすると、背中から寝息が聞こえてきた。見たところスラム街に望んでいたわけではなさそうだ。きっと誰かに連れてこられて、そこで絡まれた。それなら疲れて当然だろう。
空を飛ぶ中、自然と笑みがこぼれる。
龍人の中で1番強いから王を押しつけられ、弱音ひとつ吐けない日々。民を守り、己を律し国を動かすのが王の勤め。けれど、俺もただの龍人。誰かに「在ってくれ」と願って欲しかった。
——きっと彼は、俺に『在ってくれ』と願ってくれる。俺が、ようやく誰かのために在る存在として。
今日、俺があの場所に行ったのはたまたまだった。
本来なら、俺はその日王城で政務をしているはずだった。
終わらない政務を延々とこなし続ける日々に嫌気がさしていたからかもしれない。
王城を飛び出し、王都の空を龍体で悠々と散歩していた。
龍の国アークレギアの王都はどこまでも美しい。
王城を囲むように作られた街。整然と並んだ煉瓦積みの建物たち。道幅は皆が龍体でも降りられるよう、広く取られている。
いつもならそんな王都を眺めて、英気を養い、また王城での政務に戻る。
だが、今日だけは違った。
空を飛んでしばらくして、視界の端に金の何かがふわりと横切った。
気になってそちらを見ると、金の光がふわふわと飛んでいた。かと思えば、隣国、人間の国ファルメリアの王都の方向へ飛んでいった。
いつもならこんな光は気にしない。空には多種多様な精霊がいて、気まぐれに姿を見せてはさっていくからだ。
だが、その光だけはどうしても気になった。追わなければいけない、という気持ちになった。
俺はその光についていった。
するとその光はまるで俺の意思を確認したとでもいうように、スピードを上げた。
——何かに導かれている。
確かにそう思って、俺は速さを上げてついていった。
まさか、その先にあの子がいるなんて、まだ考えてもいなかった。
そして、その光は迷うことなくファルメリアの空域に入っていった。
俺は迷った。普段なら他国の空域に無闇に入るなんて考えもしない。特に、今空域に入ろうとしているファルメリアは歴史の中で幾度となく戦争をしてきた国。不可侵領域だ。
だが、今日は行かなければいけない、そんな気がした。
そんな思いに背を押されて、俺はファルメリアの空域に入っていった。
飛んでいるうちに、気づけば俺はファルメリアの王都の上空にいた。
——そして、見つけたのだ。あの金の光の主人を。
心の底から、喜びが溢れ出る。だが、彼はスラム街で、知らない男たちに腕を拘束されていた。
「嫌がってるだろう。その腕、放してもらおうか」
気づけば風の力を使い助けに入っていた。
あちらには世界最強の種族である龍人の証、鱗が俺にあるのが見えているだろう。喧嘩を売られても、交戦に発展することはない、そう考えていたのが甘かった。
「おうおう、こっちの兄ちゃんも金持ってそうだぞ。両方楽しんでから売っぱらっちまおう」
男がより笑みを深め、こちらに下世話な視線を投げかけてきた。確かに俺は人より整った顔だが——。だが、見ず知らずの輩にそんな視線を向けられるのは、心底不快だ。
「僕のことはいいからっ! 早く逃げてっ」
まだ顔もよく知らない金色の光の主人。腕を掴まれて身動きが取れなくなっているが、そんな時でも他者の心配をするらしい。
だが——。
——バシッ
彼は声を出したことで殴られてしまった。視界が怒りで真っ赤になったような気がする。今すぐに相手の男を殴り殺してやりたい。そんな衝動が芽生える。
だが、ここは他国。手を出してはいけないと必死に怒りを抑える。
「何言ってくれてんだお前! お前もあいつも逃すつもりはない」
幸い、俺が出した殺気は全く奴らには気付かれなかったらしい。呑気にも見当違いなことを言っている。
そろそろいいだろう。
「そんなに舐めてもらっては困る。お前らごとき、俺1人で十分だ」
その声と同時に、一陣の風を吹かせる。
と同時に風を指先で操り、金色の光の主人を掴んでいる男を中心にふき飛ばす。
「う、うわっ!?」
するとあっけなく吹き飛ぶ。実力の差もわからぬ下衆どもに、何を期待するというのか。
「ご、ごめんなさい、ごめんなさい! この通りですから、いのちだけはっ!」
さっきまでの威勢はどこに行ったのか。男たちは口先で謝り、どこかにさっていった。
準備運動にもならない。
「君、大丈夫か?」
全てが終わって、振り向く。
——やっと、見つけた。
間近で見る金色の光の主人はやはり、美しい金色の髪をしていた。だが、根本が少し黒い。髪は染めたもので地毛は黒なのだろう。
さらに、耳には心配になるくらい大量の金属の耳飾りがついている。
まだまだ気になることはたくさんある。
「っ、ありがとう、ございます……っ!」
響いた声は凛としていて美しかった。
そして、その声を聞いて確信した。
「見つけた、俺の運命」
「え?」
彼は、俺の運命の番だ。
だが、見たところ彼は人族。運命は認識できない種族だ。まずは人同士のように関係を深める必要がある。
「初めてお目にかかる。俺はイシュアという」
「……はじめまして。僕は奏。結城奏」
カナデというらしい彼が目を伏せて自己紹介をする。きっと彼は恥ずかしがり屋なのだろう。
「さて、こんなところで立ち話も申し訳ないのだが……。一応確認させてもらおうか。君はここの住人か?」
「いえ、違います」
今度はしっかりと目があった。そろそろ慣れてきてくれたらしい。
「では、ちょうどいい。俺の国に来てもらおうか。君も訳ありのようだ。この国に居続けるのは得策ではない」
「でも、そんな、初対面だし……。申し訳ないです」
彼は見るからに慌てている。奥ゆかしいのだろう。こちらが望んでいることなのだから、遠慮しなくても良いというのに。
だが、どうしてもここに残しておくことはできない。
「この地に君を放って帰るなど、俺が考えられない。だから、どうか一緒に来てはくれないか?」
彼の目は泳いでいて、悩んでいるのがわかる。どうにかこうにかアークレギアに世話になることを決めてほしいが……。
「……じゃ、じゃあ、そこまでいうのならお世話になってもいいですか?」
「ありがとう、カナデ」
本当は俺の国に世話になるつもりはなかったのだろう。眉を下げ、申し訳なさそうな表情をしている。
かと思えば、ハッとしたような表情をして尋ねてきた。
「……あの、イシュアさん。ここって割と国の中心ですよね?」
「ああ、王宮と神殿の近くだが、それがどうした?」
「どうやってイシュアさんの国まで向かうんですか? 見たところイシュアさんは身一つのようですし……」
ずっと気になっていたのだろう。一気に尋ねてくる。
そして、そろそろ俺に慣れてきてくれたのか。遠慮がちに話していたのがなくなってきて、嬉しさが湧き上がる。
「ああ、それなら空を飛んでいくんだ。こんなふうに」
「——わぁっ!」
喋ると同時に、身体中に力を込める。すると周りに霧が立ち込め、体の変身が始まった。体は漆黒に染まり、爪は鋭いく変化する。
きっとカナデは初めて見たのだろう。驚いた声が聞こえる。
しばらくして変身が終わると、俺の体は漆黒の龍に変わっていた。
「……イシュア、さん?」
『この姿で飛んでいけばすぐにつく。——さあ、乗ってくれ」
頭をカナデに差し出すように下げ、乗るように促す。
「……じゃあ、失礼します?」
『遠慮なく乗っていい』
遠慮がちに俺に上ったカナデは、鱗の感触が気に入ったのだろう。手を滑らせて触ってくるのが少しくすぐった。
『しっかりつかまっておいてくれ。——それでは飛ぶぞ』
「はいっ!」
俺は空に飛び立った。
「むにゃ……」
しばらくすると、背中から寝息が聞こえてきた。見たところスラム街に望んでいたわけではなさそうだ。きっと誰かに連れてこられて、そこで絡まれた。それなら疲れて当然だろう。
空を飛ぶ中、自然と笑みがこぼれる。
龍人の中で1番強いから王を押しつけられ、弱音ひとつ吐けない日々。民を守り、己を律し国を動かすのが王の勤め。けれど、俺もただの龍人。誰かに「在ってくれ」と願って欲しかった。
——きっと彼は、俺に『在ってくれ』と願ってくれる。俺が、ようやく誰かのために在る存在として。
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