24 / 48
24 幕間:導入
しおりを挟む
緊急招聘された御前会議には、王立研究所の気象・地形部門の研究者の姿が多数あった。成人している王族の一人として出席するグノシスは席につき、文官が彼の机に資料を置く。
確か彼は、ヘイリー公爵家の三男であるディール=ヘイリー。聞いた話ではリンカー騎士団に入っていたはずだが、と一瞬思考が逸れる。
「それではただいまより、報告をはじめます」
研究者の声が響き、すぐに意識をそちらへ向けた。配布された資料をご覧ください、の声に視線を落とし、資料を開く。
「つい先日、かなり大規模な火属性魔力による魔界形成反応を、王都近辺で観察いたしました。霊脈励起であると考えられますが、これは実に、クアルトゥス王国建国年以来のことです」
早口の研究者は、分厚い資料をめくる。
「こちらの地図に書かれている正円の範囲が、今回魔界形成の影響を受ける地域と推測されています。未だダンジョン発生は確認されていませんが、早ければ一週間後には形成が開始されるでしょう」
見れば小さな町がひとつ、すっぽり入るほどの大きさだ。王は眉を顰め、王太子であるダリアスは「これは……」と絶句する。研究者は、申し訳なさそうに眉を曇らせた。
「あくまで推測です。実際は、多少時期や範囲が前後する可能性はありますが……」
憶測で物を言うな! と誰かが野次を飛ばす。研究者はそれに怯んだが、王が片手でそれを制した。続けろ、と案に視線で促す。
研究者は咳払いをして、また紙をめくる。
「少なくとも、小さな町ひとつ分程度の広範囲が変異する可能性は、十二分にありえます」
途端、広い会議場にざわめきが満ちる。グノシスは手を挙げ、「火属性のダンジョンが、町をひとつ飲み込むというのか」と尋ねた。研究者は頷く。
「発生から三日、夜ごと霊脈は力を持ちます。夜中にダンジョンの範囲は広まり、町を飲み込むでしょう」
途端にしんと、水を打ったように場が静まり返る。
「解決方法は?」
グノシスはその中でいつものように足を組み、つまらなさそうに尋ねる。そのぅ、と研究者は額の汗をぬぐった。
「……歴代の勇者たちであっても、竜に致命傷を与えることはできませんでした。現在でも竜を完全に討伐するのは、ほぼ不可能かと」
それで? と、グノシスは続きを促す。傲岸不遜と評判の王子に睨まれ、研究者はカエルのようにひっくり返りそうになりながら続けた。
「ですので、今のところはある程度にまで弱め、隙を見て封印するというのが、最も確実な方法です」
「なんだ。簡単ではないか」
グノシスは平然と言う。ダリアスは王太子席で天井を眺め、第二王子は咎めるように顔を顰めたが、そんなことは知ったことではなかった。
「私が出る」
その言葉に、場は一気に騒然とした。王はグノシスを試すように見つめ、ダリアスは思案気に顎に手を当てている。グノシスはそちらの様子を窺うこともせず、研究者に尋ねた。
「私が与えうる最大の一撃は、過去の勇者らに劣るものか?」
「そ、そのようなことは……」
「事実を述べろ」
研究者は萎縮しながらも、「殿下は勇者と同等か、それ以上の魔力量でございます」と述べた。ですが、とも続ける。
「あくまで魔力量は、という観点の話です。殿下の熟練度、は……私たちの知らぬことでございまして……」
不敬すれすれの言葉だ。会場に一瞬、ひやりとした雰囲気が流れる。しかしグノシスは、鷹揚に頷いた。
「よかろう。努力する」
研究者はほっと息をついた。膝が笑ったのか震える彼に、第二王子が「彼に椅子を」と侍従に言いつけた。王太子の席でダリアスはそれに面白そうに目を細め、「私もその案に賛成だな」と同意する。
「グノシス。お前自身の務めを、果たすのだな?」
「二言などあるはずもなく」
その言葉に、ダリアスは満足げに笑った。それともう一つ、と、椅子に座った研究者が手を挙げた。
「みんな、あれを」
そして、隣の若い研究者たちに視線を送る。彼らは大きな紙を開き、会議場へと示した。それは、竜と人が描かれた、古い壁画の写しだった。
「これはキウラ地区、今回の形成反応の中心となっている場所にほど近い、教会の壁画です」
研究者は「ここにご注目ください」と、指をさす。そこには頭を下げる竜と、その鼻先に手を伸ばす人の姿が描かれていた。竜は赤く、人の足元には四本の枝が描かれている。
「これは火の大精霊である竜と、人の交流を示した図であると、壁画を所持する教会において言い伝えられています」
研究者は緊張のあまり脂汗をかき、額をぬぐった。もつれそうな舌を動かし、発表を続ける。
「人の足元にあるのは四大元素を表す四本の枝です。すなわち、この人物が、四大元素すべての魔力を使用することができるということを、暗示しているという見解が」
じろり、と会議場の視線すべてが研究者へと向けられる。そのプレッシャーに耐えながら、続けた。
「……人はそれぞれ、使用できる魔力属性の精霊の、祝福を受けるとされています。たいていの場合は一属性しか扱えず、それぞれの属性の精霊から、祝福を得るとされています」
誰も、彼の言葉を遮らない。自身を奮い立たせながら、その学者は続けた。
「四大属性すべてを扱える者はすなわち、すべての精霊の祝福を受けます。そうした人々を精霊のいとし子と呼ぶ地域が、まだ諸国にはございます」
グノシスの脳裏にフラエの姿がよぎった。それを瞬きで掻き消して、彼の言葉に耳を傾ける。彼は大きく息を吸い込み、やっと本題に入る。
「この壁画のように、四大元素すべてを操る『精霊のいとし子』であれば、精霊はその言葉に、耳を傾けるかもしれません」
ごくり、と生唾を飲み込む音が、部屋全体に響くようだ。
「殿下が戦わずとも、事を収められる可能性があると、我々は考えております」
グノシスの頭に、もう一度フラエが浮かんだ。向かい側に控えていたディール=ヘイリーがものすごい顔をしていたが、それを視界に入れもせずに「伝手はあるのか?」と尋ねる。
研究者は恭しく、「ひとり、ございます」と頭を下げた。
「王立グラナ研究所、生物部門、生体研究室所属の」
彼は乾いた唇を舐めて、ようやく名前を示す。
「フラエ=リンカー研究員は、全属性を操ります」
リンカーの姓に、静かな騒めきがその場を支配した。グノシスは頷き、王を見やる。そして進言のため、静かに手を挙げた。
「グノシス」
王は彼の名前を呼ぶ。グノシスは頷き、「恐れながら、提案がございます」と口を開く。
「私を中心に、攻略部隊を編成させてください。そして」
彼の瞳に強い光がある。グノシスは朗々と声を張った。
「攻略に際し、フラエ=リンカーの同行も求めます。打つ手は多い方がいいでしょう」
その一声に場が騒然とする。第二王子である次兄は呆れ、ディール=ヘイリーは顔色が悪くなっていたが、グノシスの知ったことではない。
王太子であるダリアスは、国王に向かって「いかがいたしますか」と問いかけた。聞く人が聞けば、彼が喜んでいることが分かっただろう。
「私としても、打つ手は多い方がよろしいかと」
王は、深く頷いた。そしてグノシスをじっと見つめ、「グノシス=サテュロス・クアルトゥス」と、三人目の息子を呼んだ。
「汝に、今代の勇者としての名誉を与える。汝には自らの信頼を置ける仲間を選ぶ権利があり、王国を守る責務を負う。何ものも汝に干渉できず、汝もまた政、王室へと干渉しない。心得よ」
グノシスは立ち上がり、国王の前へと歩み寄った。彼のゆったりとした靴音が、威風堂々と会議場に響いた。そして彼は王の御前で躊躇いなく膝をつき、王族としてではなく、臣下の礼を取る。一気に場が騒然としたが、王はわずかに目元を緩め、ダリアスは感慨深げにそれを見下ろした。
「ありがたき幸せ」
こうして、グノシスは勇者となった。王家に伝わる剣を持ち、貴金属の甲冑を身に着け、命を賭して冒険に挑む。
彼は基本的に人任せだ。誰にでもできることを、自分がやる必要はないと考えている。しかし誰にもできないことで、自分ができることがあれば、グノシスはそれに挑むだろう。
彼は誰よりも傲慢で、誰よりも自分の力を信じているから。
確か彼は、ヘイリー公爵家の三男であるディール=ヘイリー。聞いた話ではリンカー騎士団に入っていたはずだが、と一瞬思考が逸れる。
「それではただいまより、報告をはじめます」
研究者の声が響き、すぐに意識をそちらへ向けた。配布された資料をご覧ください、の声に視線を落とし、資料を開く。
「つい先日、かなり大規模な火属性魔力による魔界形成反応を、王都近辺で観察いたしました。霊脈励起であると考えられますが、これは実に、クアルトゥス王国建国年以来のことです」
早口の研究者は、分厚い資料をめくる。
「こちらの地図に書かれている正円の範囲が、今回魔界形成の影響を受ける地域と推測されています。未だダンジョン発生は確認されていませんが、早ければ一週間後には形成が開始されるでしょう」
見れば小さな町がひとつ、すっぽり入るほどの大きさだ。王は眉を顰め、王太子であるダリアスは「これは……」と絶句する。研究者は、申し訳なさそうに眉を曇らせた。
「あくまで推測です。実際は、多少時期や範囲が前後する可能性はありますが……」
憶測で物を言うな! と誰かが野次を飛ばす。研究者はそれに怯んだが、王が片手でそれを制した。続けろ、と案に視線で促す。
研究者は咳払いをして、また紙をめくる。
「少なくとも、小さな町ひとつ分程度の広範囲が変異する可能性は、十二分にありえます」
途端、広い会議場にざわめきが満ちる。グノシスは手を挙げ、「火属性のダンジョンが、町をひとつ飲み込むというのか」と尋ねた。研究者は頷く。
「発生から三日、夜ごと霊脈は力を持ちます。夜中にダンジョンの範囲は広まり、町を飲み込むでしょう」
途端にしんと、水を打ったように場が静まり返る。
「解決方法は?」
グノシスはその中でいつものように足を組み、つまらなさそうに尋ねる。そのぅ、と研究者は額の汗をぬぐった。
「……歴代の勇者たちであっても、竜に致命傷を与えることはできませんでした。現在でも竜を完全に討伐するのは、ほぼ不可能かと」
それで? と、グノシスは続きを促す。傲岸不遜と評判の王子に睨まれ、研究者はカエルのようにひっくり返りそうになりながら続けた。
「ですので、今のところはある程度にまで弱め、隙を見て封印するというのが、最も確実な方法です」
「なんだ。簡単ではないか」
グノシスは平然と言う。ダリアスは王太子席で天井を眺め、第二王子は咎めるように顔を顰めたが、そんなことは知ったことではなかった。
「私が出る」
その言葉に、場は一気に騒然とした。王はグノシスを試すように見つめ、ダリアスは思案気に顎に手を当てている。グノシスはそちらの様子を窺うこともせず、研究者に尋ねた。
「私が与えうる最大の一撃は、過去の勇者らに劣るものか?」
「そ、そのようなことは……」
「事実を述べろ」
研究者は萎縮しながらも、「殿下は勇者と同等か、それ以上の魔力量でございます」と述べた。ですが、とも続ける。
「あくまで魔力量は、という観点の話です。殿下の熟練度、は……私たちの知らぬことでございまして……」
不敬すれすれの言葉だ。会場に一瞬、ひやりとした雰囲気が流れる。しかしグノシスは、鷹揚に頷いた。
「よかろう。努力する」
研究者はほっと息をついた。膝が笑ったのか震える彼に、第二王子が「彼に椅子を」と侍従に言いつけた。王太子の席でダリアスはそれに面白そうに目を細め、「私もその案に賛成だな」と同意する。
「グノシス。お前自身の務めを、果たすのだな?」
「二言などあるはずもなく」
その言葉に、ダリアスは満足げに笑った。それともう一つ、と、椅子に座った研究者が手を挙げた。
「みんな、あれを」
そして、隣の若い研究者たちに視線を送る。彼らは大きな紙を開き、会議場へと示した。それは、竜と人が描かれた、古い壁画の写しだった。
「これはキウラ地区、今回の形成反応の中心となっている場所にほど近い、教会の壁画です」
研究者は「ここにご注目ください」と、指をさす。そこには頭を下げる竜と、その鼻先に手を伸ばす人の姿が描かれていた。竜は赤く、人の足元には四本の枝が描かれている。
「これは火の大精霊である竜と、人の交流を示した図であると、壁画を所持する教会において言い伝えられています」
研究者は緊張のあまり脂汗をかき、額をぬぐった。もつれそうな舌を動かし、発表を続ける。
「人の足元にあるのは四大元素を表す四本の枝です。すなわち、この人物が、四大元素すべての魔力を使用することができるということを、暗示しているという見解が」
じろり、と会議場の視線すべてが研究者へと向けられる。そのプレッシャーに耐えながら、続けた。
「……人はそれぞれ、使用できる魔力属性の精霊の、祝福を受けるとされています。たいていの場合は一属性しか扱えず、それぞれの属性の精霊から、祝福を得るとされています」
誰も、彼の言葉を遮らない。自身を奮い立たせながら、その学者は続けた。
「四大属性すべてを扱える者はすなわち、すべての精霊の祝福を受けます。そうした人々を精霊のいとし子と呼ぶ地域が、まだ諸国にはございます」
グノシスの脳裏にフラエの姿がよぎった。それを瞬きで掻き消して、彼の言葉に耳を傾ける。彼は大きく息を吸い込み、やっと本題に入る。
「この壁画のように、四大元素すべてを操る『精霊のいとし子』であれば、精霊はその言葉に、耳を傾けるかもしれません」
ごくり、と生唾を飲み込む音が、部屋全体に響くようだ。
「殿下が戦わずとも、事を収められる可能性があると、我々は考えております」
グノシスの頭に、もう一度フラエが浮かんだ。向かい側に控えていたディール=ヘイリーがものすごい顔をしていたが、それを視界に入れもせずに「伝手はあるのか?」と尋ねる。
研究者は恭しく、「ひとり、ございます」と頭を下げた。
「王立グラナ研究所、生物部門、生体研究室所属の」
彼は乾いた唇を舐めて、ようやく名前を示す。
「フラエ=リンカー研究員は、全属性を操ります」
リンカーの姓に、静かな騒めきがその場を支配した。グノシスは頷き、王を見やる。そして進言のため、静かに手を挙げた。
「グノシス」
王は彼の名前を呼ぶ。グノシスは頷き、「恐れながら、提案がございます」と口を開く。
「私を中心に、攻略部隊を編成させてください。そして」
彼の瞳に強い光がある。グノシスは朗々と声を張った。
「攻略に際し、フラエ=リンカーの同行も求めます。打つ手は多い方がいいでしょう」
その一声に場が騒然とする。第二王子である次兄は呆れ、ディール=ヘイリーは顔色が悪くなっていたが、グノシスの知ったことではない。
王太子であるダリアスは、国王に向かって「いかがいたしますか」と問いかけた。聞く人が聞けば、彼が喜んでいることが分かっただろう。
「私としても、打つ手は多い方がよろしいかと」
王は、深く頷いた。そしてグノシスをじっと見つめ、「グノシス=サテュロス・クアルトゥス」と、三人目の息子を呼んだ。
「汝に、今代の勇者としての名誉を与える。汝には自らの信頼を置ける仲間を選ぶ権利があり、王国を守る責務を負う。何ものも汝に干渉できず、汝もまた政、王室へと干渉しない。心得よ」
グノシスは立ち上がり、国王の前へと歩み寄った。彼のゆったりとした靴音が、威風堂々と会議場に響いた。そして彼は王の御前で躊躇いなく膝をつき、王族としてではなく、臣下の礼を取る。一気に場が騒然としたが、王はわずかに目元を緩め、ダリアスは感慨深げにそれを見下ろした。
「ありがたき幸せ」
こうして、グノシスは勇者となった。王家に伝わる剣を持ち、貴金属の甲冑を身に着け、命を賭して冒険に挑む。
彼は基本的に人任せだ。誰にでもできることを、自分がやる必要はないと考えている。しかし誰にもできないことで、自分ができることがあれば、グノシスはそれに挑むだろう。
彼は誰よりも傲慢で、誰よりも自分の力を信じているから。
21
あなたにおすすめの小説
魔法学園の悪役令息ー替え玉を務めさせていただきます
オカメ颯記
BL
田舎の王国出身のランドルフ・コンラートは、小さいころに自分を養子に出した実家に呼び戻される。行方不明になった兄弟の身代わりとなって、魔道学園に通ってほしいというのだ。
魔法なんて全く使えない抗議したものの、丸め込まれたランドルフはデリン大公家の公子ローレンスとして学園に復学することになる。無口でおとなしいという触れ込みの兄弟は、学園では悪役令息としてわがままにふるまっていた。顔も名前も知らない知人たちに囲まれて、因縁をつけられたり、王族を殴り倒したり。同室の相棒には偽物であることをすぐに看破されてしまうし、どうやって学園生活をおくればいいのか。混乱の中で、何の情報もないまま、王子たちの勢力争いに巻き込まれていく。
転生したようだけど?流れに身を任せていたら悪役令息?として断罪されていた――分からないまま生きる。
星乃シキ
BL
発作の後に目覚めたら、公爵家嫡男の身体だった。
前世の記憶だけを抱えたまま生きるレイは、ある夜、男の聖女への嫌がらせの罪で断罪される。
だが図書室の記録が冤罪を覆す。
そしてレイは知る。
聖女ディーンの本当の名はアキラ。
同じ日本から来た存在だった。
帰りたい聖女と、この身体で生きるレイ。
秘密を共有した二人は、友達になる。
人との関わりを避けてきたレイの人間関係が、少しずつ動き始める。
逃げた弟のかわりに溺愛アルファに差し出されました。初夜で抱かれたら身代わりがばれてしまいます💦
雪代鞠絵/15分で萌えるBL小説
BL
隣国の国王キリアン(アルファ)に嫁がされたオメガの王子リュカ。
しかし実は、結婚から逃げ出した双子の弟セラの身代わりなのです…
本当の花嫁じゃないとばれたら大変!
だから何としても初夜は回避しなければと思うのですが、
だんだんキリアンに惹かれてしまい、苦しくなる…という
お話です。よろしくお願いします<(_ _)>
ハッピーライフのために地味で根暗な僕がチャラ男会計になるために
ミカン
BL
地味で根暗な北斗が上手く生きていくために王道学園でチャラ男会計になる話
※主人公へのいじめ描写ありのため苦手な方は閲覧ご注意下さい。
竜帝陛下の愛が重すぎて身代わりの落ちこぼれ薬師は今日も腰が砕けそうです 〜呪いを解いたら一生離さないと宣言されました〜
レイ
BL
「死ぬ覚悟はできています。でも、その前に……お口、あーんしてください」
魔力を持たない「無能」として実家で虐げられていた薬師のエリアン。
彼に下されたのは、触れるものすべてを焼き尽くす「死の竜帝」ヴァレリウスへの、身代わりの婚姻だった。
死神は結婚生活が楽しすぎて探し物をすぐ忘れる
ユーリ
BL
「俺たち本当の夫婦になろうな」
駆除対象である死神に出された条件は、なんと結婚! 死神は生きるためにその条件を飲むけれどーー
「お前と結婚してよかった」生かす代わりに結婚を条件に出した悪魔×突然変異で生まれた死神「僕の鎌知りませんか!?」ーー死神は落とした鎌を探そうとするけれど、悪魔との結婚生活が楽しくてすぐに忘れてしまい…。
魔王さまのヒミツ♡
黒木 鳴
BL
歴代最年少で魔王の地位に就いたレイには隠し通さなければならない秘密がある。それは……「魔王もうやだぁぁぁ~~!!下剋上こわいよぉぉぉーーー!!!」その実態が泣き虫ポンコツ魔王だということ。バレれば即・下剋上を挑まれることは必至!なので先々代の魔王を父に持ち、悪魔公爵ジェラルドが膝を折ったという2枚看板を武器にクールな魔王を演じている。だけどその実力を疑う者たちも出てきて……?!果たしてレイの運命は……?!溺愛腹黒系悪魔×初心な小悪魔系吸血鬼。お茶目なパパんも大活躍!!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる