ふらふらしてみる事にしたよ

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外壁まで出来たよ

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チュンチュンって、アレ?朝になってるしお布団に寝てる。冷酒で乾杯なんかするから寝落ちたのか・・・

あまりに美味しい冷酒でした。調子に乗ったみたい。甘過ぎず、スッとした飲み心地は後味も爽やかでフルーティーな感じだったからつい、ね


「てっちゃん、ごめんなさい。」
あー、気持ち悪い。ホントごめんねてっちゃん

「・・・いや、大丈夫。美味しかったんだろ?おいしー、おいしーって止まらなかったみたい。でも、俺が居ない時は止めとけよ?気分は悪くないか?」

「うん、少しいや、かなり気持ち悪いけど。大丈夫、なんか酷かったんだろうねきっと。ホントごめんね。てっちゃんも呑んでた様な気がしたけど、平気?」

「うん、俺酒強いんだ。ほとんど酔わない」

「そっか、ソレハイイネ。迷惑かけてごめんなさい。」心から謝る。ホントごめんなさい。身体が若いから余計にきつかったのかな。あんまり飲んだ事無いしな・・・

「気にすんな、好きな事していこう。自分に負担にならない程度にな?。よし、ごめんなさいは終わり!動けるか?」

「いや、直ぐは無理かも。」

「ん、分かった。待ってろ。」と言って何やらスキル発動しているみたい。錬金かな?

「はい、出来たぞ。コレ、飲んどけ。」

と差し出してくれたのはどうやら解毒作用のある薬らしい。
う" 、苦そう  意を決して飲む。思ったより苦く無い。暫くすると、かなり楽になってきた。はー、ホントきつかったわー

「今日は、和食でいい?」

「おう、無理すんなよ?」と言いつつ動き始めた私を手伝ってくれる。優しい人。

何とか、朝ごはんにこぎつけ食べる。お味噌汁がとっても美味しかった。しじみ汁が2日酔い、と言うか肝臓に良いらしいが私は普通のお味噌汁にした。優しい出汁とお味噌が身体に染みる


はぁーーー、ご飯を食べてかなり回復した。流石私。気持ち悪くても何処か痛くても、食べる→元気。単純に感謝


かなり元気を取り戻した所で、"家"造りに取り掛かる。今日は屋根からだね。雨降ったら困るから。て事で屋根の作業に取り掛かる。今日はスローペースでやって行く。屋根の色は、黒っぽい感じ艶消しの炭色を
少し薄くしてと。

こちらでは魔石が電気やガスの代わり。でもソーラーパネルを付けたいのだ。昔からの夢。気にせず、エアコンを使う。まぁ、魔法有れば関係無さそうだけど。だからあまり、ソーラーパネルから遠い色は嫌だった。

仕上がった屋根を見る。下から・・・良いじゃない。ほぼソーラーパネルに隠れるけれどね。

あと、最上階は半分はキッチンとリビングそして半分は屋上庭園。コレ、よこれ。私の憧れのスタイル。一つの夢が叶った。


ジーンと感動した所で『ぐぅうーーーーっ』と空気を読まないお腹空いたコールが私から上がる。


「お昼ご飯にする?」

コレは頷くしかない。「うん」

黒鉄とモモも食べ物の気配を察したのか近付いて来ておねだり。可愛いんだからーー

私達もしっかり目のランチにした。うん、白ごはん最高だね!ボリューム満点のステーキと合わせれば無敵だ。ソースは美味しそうなのを取り寄せと言うか購入。

ソース、当たり。うまーし

サラダに付け合わせとしっかりと食べ力を付けた私達はお昼から壁の作業に取り掛かった。必要無いかもしれないけれど、しっかり目の外壁に断熱材。内壁もしっかりと貼って行く。クロスや色塗りは後で、まだ中は何も出来てないから。

取り敢えず、今日中に外枠を完成させるのが目標だったから何とか夕方までに完成出来てホッとした。でも、もう少し時間ありそう、階段を取り付けて、床を造っていく。直接歩く床は取り敢えずモフモフ達が歩きやすいペット重視のフローリングになる様に加工。うん、最高の床になった。明日は部屋毎に壁紙決めて、キッチンとかも入れていきたいな。

バスルームの浴槽はこの前採掘してきた石を使おうღはーーー、楽しみ何色にするかな。フフフふふふフフフღ

「他は、また明日な?」
と少し残念な生き物を見る目でてっちゃんが頭をクシャクシャと撫でて来た。

「うん、楽しみだね。フフフフ」


楽しみ過ぎて変なテンションになりつつ、今夜のご飯のメニューを考える・・・

今日の夜は、ピッツァにパスタにとイタリアンで!パスタは久しぶりにクリームパスタ。チキンをパリパリに焼いて一緒に頂いた。次やる時は大ぶりのサーモンにしよう。
今日のサラダはリーフ系にパリパリな揚げスパゲティとオニオンフライをトッピング。うん、美味しღ
ワインを赤と白でリーズナブルなお値段の物を。

ウマウマな食事に、大満足しつつ、ご馳走様の後はコーヒーを飲みながら昔話や直近の不幸せな話まで色々と語り合った。

フカフカの苔で大好きなてっちゃんとモフモフふわふわな黒鉄とモモ。モチモチなスライムちゃん達・・・
不幸せな話も幸せに感じた。



季節は分からないけれど夜長をし、幸せだった



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