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やっぱり貴方はそちらを選ぶんですね
フランシス公爵家、ワタクシ達とこの場を離れようとしたその時。
「まあ!どうなさったの?」
まあ、なんて言うから。思わず返事をしそうになってしまった。が、そこにはルンダー様と、リリーが。
「「ルンダー様!リリー様!!」」
と、ワッと泣き出したバーリカ侯爵令嬢とアロホモラ伯爵令嬢。
「どうなさったの?私にお話になって?お力になるわ」
「そうだ、私達に話してごらん」
と、優しげな表情のお2人。コチラを見ているのだからちゃんと分かっている筈。
「実は、先程。どうやらアーシャがフランシス公爵家の養女になっているらしく。かくかくしかじか、と、こう言う訳で私達が悪いかの様に。フランシス公爵夫人からまで、酷く、責められて。
もう怖くて、怖くて、うっ、うっ、、ヒック。」
「まぁ、ソレハ辛かったわね。」と、リリーがホロホロと。美しく涙を流した
「ああ、リリー様!!!なんて、お優しいのかしら。アーシャとは大違いですわ!やっぱり、婚約破棄は当然の事でしたのね!!」
面倒くさい、バーリカ侯爵令嬢
「そう、リリーはアーシャと違って。とても、優しいんだ。僕も、力になるよ」
全員。面倒くさい。と、コチラは全員一致でそのまま進もうとすると。
「待て!アーシャ!!」
「コレは、コレは。お久しぶりですわ!ダーナルド公爵子息様。
何か御用でございますか?因みに、もう婚約者ではありませんので、名前での呼び捨てはなさいません様お願い致します。
改めまして。何か御用ですか?」
「ああ、アーシャ。僕に婚約破棄されて、とても傷ついたんだね。そんな、言い方をするなんて。でも、僕の大切なリリーに暴言、暴力を振るう人とは、結婚は、無理だったんだ。
平民に落としただけで済ませてあげたんだ、マシだと思ってくれないと。でも、元貴族なのに平民落ちして良く、生きていたねフフフ」
「いえ、ご心配無用ですわ
今は、前よりも何倍も幸せですの。婚約破棄して頂いて感謝しておりますわ」
「いやぁね!!平民落ちしたのに強がりなんて。
その仕返しのつもり?他の令嬢たちをフランシス公爵夫人まで使って、嫌がらせするなんて!」
更に大泣きするバーリカ侯爵令嬢達
「私なら、恥ずかしくて。顔出せなくてよ?」
「失礼致します。結局、ご用件は何でしょうか?」
「ぞんざいな口調は。許そう。しかし!
フランシス公爵家の娘と、嘘まで付いて、令嬢達を苦しめるのは辞めてくれ!!
フランシス公爵夫人もだ! 筆頭公爵家の僕が許さない!」
「その様な嘘をつく必要は私達には、ございません!アーシャは、私達の大切な娘。家族ですわ!
それに、私達は、バーリカ侯爵令嬢にアーシャの大切な友人として、お顔の色の悪さを心配しただけですわ。」 お義母様
「それならば。筆頭公爵家の僕が平民堕ちさせたのに、覆すとは、何事だ!!そんな事は許されない事だ」
「いえ、国王陛下にも承認を得ております。何も、問題ありません」
「何で、こんな女を養女に!!あり得ないですわ!!だとしても!バーリカ侯爵令嬢達をこんなに泣かせて!可哀想に、許せないわ!!!
跪いて、謝りなさい!!」
大勢の人が居るのに。会場は静まり返っていた。今、堂々と。ワタクシを平民に落としたのは自分だと言ったのに。気づいてない?そんな事する人が、言葉の応酬で泣いている令嬢を可哀想だなんて。しかも、子爵令嬢が公爵令嬢に跪いて謝罪しろなんて・・・おかしな話。 なんて、思っていると
「何様のつもりだ?」低ーい声がした
「無礼よ!!あらあら、誰かと思ば、元、オーヴェルグ公爵家の護衛。と、そっちも護衛かしら?服だけ替えたって無駄よ!」
「キャンキャンうるさいな。黙れ。」と威圧するガイア
「アーシャの頼みだから。黙っていたが、
お前の方が無礼だ。だまれ」切れた。かなエルンスト
「アーシャ、もう良いでしょ?紹介が終わってからって言ってたけど。時間が無駄だから。もう、終わらせるよ?」
「・・・はい」確かに話も通じないに時間の無駄だね。お義父様や、お義母様まで
嫌な思いさせて。もう良いか
やっぱり。ワタクシを平民に落としたのは。ルンダー様だった。おかしいと思ったのだ。父ならば平民に落とすより後妻として、または金持ちの貴族、商人に売り渡した筈だもの。あの義母が率先してね。
でも、信じたかった。他に好きな相手が居たとしてもお飾りとしてでも、結婚はするだろうと。婚約破棄して後も、数年過ごしたワタクシに、そんな仕打ちはしないだろうと、せめて信じたかった
気付きそうな自分に蓋をしていたのに。愛されていた時は・・あったわよね?信じていたかった。平民に落として、死んでも良いと思われていたなんて。
そこまでつまびらかにする必要。無いよね?
でも、やっぱり貴方は、リリーを選んだ。そして、やっぱりワタクシを苦しめる方を選んだ。過去も現在も
そんなに、嫌われていたのね。ライルの傷ついた姿を見た時あの姿は、ワタクシなんだと思った。ワタクシの代わりに。ライルを。
あの優しいライルを。ごめんね、ライル。貴方が傷つけられるくらいならワタクシが傷付けられた方が良かったのに。その方が苦しくなかった。
もう、ルンダー様を思って切なくなるのはおしまい。
バカなワタクシ
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