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もう、会えない人



母の笑顔を思い出しながら、2度と会えない寂しさにキュッと、消えない痛みを手放す事は出来ず。
母の笑顔の想い出を抱きしめた

この様な、いやもっと酷い痛みを味わった人、いまだ辛い思いをしている人が沢山いるのだ。
しっかりして、ちゃんと聞かなくては、これからは、もっと大々的に救っていくことが出来る。ワタクシに手伝える事が有れば良いのだけれど。

陛下が次々と明かしていく罪を、信じられない思いで聞いていた
ワタクシには想像もつかない悍ましさ。コレらは、上辺の部分であり実際のなされた事は、聞くに耐えない、見るに堪えない事が沢山あったのだろう。

どれだけの人が絶望し、命を絶ち、断たれたのか。ダーナルド公爵を筆頭に、そこに類する人々が行った非道は大きなものだけでもかなりの数に登った。この場には、居合わせる事の出来なかった者たち。

どうにかして、助け合える人々を増やしていこう。

彼ら、罪を罪とも思わない人達。ワタクシの父、いえ元父も繋がりがあったなんて
利害の一致だろうけどそこを利用されたんだわ。バカな人母を殺した事は許さない。

そんな事を思いながら父の方を見てみると
呆然とする元父の側から、殺意さえ篭った憎しみの目でワタクシを睨んでくるのは義母だ。
その横で同じく、睨んでくる義兄、義妹。
今までは、諦めて、悲しくて目を逸らしていたけれど、まあとしての前世が甦った今

見返したソレに、義母、義兄、義妹はハッと、驚いたようだ

以前で有れば逆らえば、食事を抜かれるから。陰険さに拍車が掛かるから。打たれるから。
そして、何より家族としてありたかったし父と、親娘としてありたかったから我慢した。でも、もう捨てられたのだ何も遠慮する事など無い

親娘でありたいと想っていたのはワタクシだけだったのだ。新しい家族とも仲良くしたかったのはワタクシだけだった

ワタクシは弱かった心も・・・

でも、ソレで良かったのだ。心が強くて反撃していたらとっくにワタクシも殺されていただろう。
母の側に行けたかもしれないけれど、今は、生きていて良かったと思う。
母も、ワタクシの幸せを願ってくれていた

母の最後の時
『アーシャ・・ずっと側にいてあげられなくて・・・ごめんね
でも、必ず幸せになる事が出来るわ!沢山の辛い事があるかもしれない。

でも、幸せになれる
私は、知っているわ。だから、諦めないでね

愛しているわ、アーシャ』
と、切なげに目を細めてとても綺麗な涙を一粒。

ソレが母との永遠とわの別れだった。ワタクシは、幸せになる

コレからは好きな事をしてのびのびと人生を送ろう・・・

その前に、悪人達の裁きはどうなるのかだ

殺すのは簡単だ、でも、今まで苦しめてきた人々。その全ての罪を償って欲しい

鞭打たれ働くのがどれほど大変か己が味わえば良い

目には目を、歯には歯を。まあの頃から、ワタクシは
ハンムラビ法典派だ。但し、身分関係無く。

と、悪魔になりつつ考えていた。自分が下すわけでも無いのに、、

「・・シャ、アーシャ」

「ほい!・・・」  あ、おじいちゃんか,
「はい・・」やり直した
何食わぬ顔でツンとすましておく。だって、ワタクシは乙女ですもの今はね。

微妙な顔をしながら陛下が
「アーシャ嬢は、どうしたい?」と尋ねてきた

「ワタクシですか?」

「ああ、君は罪を犯したもの達に
どの様な罰が良いと思うか、君の母上も、毒牙にかかってしまったのだどの様な罪を与えたいか、言ってみてくれ」

「ワタクシは、私情も挟みますがそれでも宜しいのですか?」

「それを踏まえて言っている、言ってみてくれ」

「はい、ワタクシは死刑は反対です。」

ホッとする面々。騒つく会場

「死刑では、一瞬で終わりです。死んだ後、晒されたからと言って死んだ者は何もわかりません

己の罪の深さを悔いるべきです。直ぐに解き放たれるのは間違っていると思います。

死ぬより辛い目に遭わねばなりません。
その罪の重さにより、罰の重さ。も、決まる。」

シーンとなる会場。ワタクシが処刑より重い罰を望むなんて思わなかったのかもしれない。 でも、死んでいった者達、苦しんでいる者はもっと酷い目に遭って死んで行った可能性が高い、、拷問然り、なぶり殺ししかりライルを見れば分かる。無垢なものにさえ酷い仕打ちをするのだ。
奴隷に堕とされ、ずっと拷問されながらこき使われ死んで行った者もいるのだ。ちゃんと苦しまなければダメだ


「国王さま?ね?心配要らなかったでしょ?アーシャは優しいだけのアーシャから、そこに怖いアーシャも加わったんだよ。元の、アーシャは、もう、返ってこない。

俺たちが提案した罰でいけると思うからよろしくね 」

「ああ、具体的な案も、アーシャが考えている事を聞いてやって欲しい。ソレと、救済する者への手助けも、もちろんだ。 頼むよ」

と、静かに告げたガイアとエルンスト

「畏まりました。御意に」

「もう!本当に、何なのよ!!護衛の分際で、何で、そんな態度なのよ!!」

「・・・また、うるさいから、先に、ルンダーの婚約者から使用していくね。」

と、首輪を取り出した

「この首輪は、奴隷用の首輪だよ使っていたね。そこに、今回は追加したんだ

その者が犯した罪の分奴隷として働くと言うね。反省して償われるまでその首輪は
よ」

「ワタシは、罪なんて!犯してないわ!!!」

「ああ、それといつまでも誤解させたままも可哀想だから伝えてもらうね!」


陛下に目配せするガイア















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