地球にダンジョンが生まれた日---突然失われた日常 出会った人とチートと力を合わせて生き残る!

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某ショッピングセンターの特設会場でシェルター組と分かれて先ず、食糧から売り場へと向かった。

お惣菜とかは、流石に出てない。薄暗い中をスマホのライトで照らしながら進む。ホームセンターの時より暗いから少し不気味だ。次々と食材や日用品とかも置いてある物を必要そうな物からカートに乗せたカゴに入れて行く。プラスでインベントリの中へと、どんどん入れて出来るだけ確保していく。

他にも物資調達に来た人が居たのか売り場は何となく物が落ちていたり所々不自然に物がない場所がある。どこのどなたか分からないけれど、どうかご無事で。お互い頑張りましょうね、と心の中で呟く


何て思いながらあと何が必要かな、と考える。あ、そうだ布団や掛け布団なんかも確保。食器とかもかな・・・後、洋服、パジャマ、肌着タオル等ある程度入れて行った。

各自がカートを押していたから結構な荷物になるけれど母と交互に車に積んでくる、と言ってインベントリに入れて行った。母のルーム内に居る親子の分も有るからね、あの女の子の家族分も確保して行く。


こうして、ある程度の物資を確保してそろそろ帰ろうと話していた時だった。何だか、お店の様子が変化して来ている感じがした・・・


「ねぇ、お父さん・・・何だか変な気がするんだけど。何がって言われても困るんだけど。」と私が言うとずっと静かに着いて来ていた黒鉄が

‘’‘俺も、変な感じがする。ココから出た方が良い気がする‘’‘と凛々しく立ち言ってくる。そして首を傾げると

‘’‘空姉ちゃん、急いだ方が良い‘’‘と訴えて来る

それと同時に、母御付きの鴉が
‘’‘イソイデ、来るよ!怖いのが来るよ!!カー、カーーーー‘’‘と羽ばたき出した

「お父さん!お母さん!」 

と言った時には既に母は、一緒に調達に来ていた女性と男性に

「ココから出なきゃいけない!兎に角急いで!!」
と見たこと無いキリリとした顔で告げ、今回はちゃんと入口に向かって小走りに進んでいた・・・

私達も追いかけ、シェルターへとカートを押しながら駆けて行く。すると母があちこちに目を走らせアイコンタクトでこっち来いをしている事に気付いた。先に父とお二人にシェルターに行って貰い他の方達を誘導して貰うよう伝え母の元に行くと

「空、視える?なんか空気って言うか揺らいでるの・・・ここも飲み込まれるか、変わってしまいそうだよ。なんか、変な感じ。」

「うん、私もそんな気がする。どうなるか分からないけど・・・進みながら出来るだけインベントリに入れて行く?」

「うん、そのつもり。お父さんも分かってくれてたみたい。無くなるなら遠慮無しで良いね。でも、違ってたら困るし他の人も欲しいよね。て事で少し残してあとは頂こう。」

と真面目くさって言ってるけど・・・母よ、それってほぼ全部だよね? と母が収納する所を見て思ったが言わないでおこう、娘の情けだ。


て事で、ココからはもうカートはそのまま収納して残してドンドン収納しながらシェルターの所へ。そしてシェルターも少し残して入れて行った。

他の皆さんはどうやら車に乗れたみたい。後は私と母と黒鉄、鴉だ

物資を持ってる私と母は分散した方が良い、と思っていたらお父さんがその辺は上手くやってくれたみたい。

私が乗り込むと

「ヨシ、全員乗ったな!

凛、行くぞ、俺に着いて来い!!」

後半は、母の方に向かって叫ぶ父

初めて、父をカッコいいと思った

「はいよー!」
と何だか餅つきの様な少し間の抜けた返事の母・・・でも、顔は凛々しい



そこへ、悪人の男達がやって来た


「おい、やっと見つけたぞ!女置いてけ!」

「良いさ、ほっとけココ占拠したらもっと良い女見つけて連れで来れば良い。」

「早く、入って酒でも呑もうぜ!今なら飲み放題、食べ放題だ。」


と入って行く男達、大丈夫かな。追って来ないならまぁ良いか。でも、誰か囚われたら困るから今度見に来よう。何て思っていたら



「ギャーーー!」

「やめろーわーー、来るなーー」

「嫌だーーー!離せっ、ギャーー」



と言う、悲鳴の様なものが聞こえた後さっき母と感じていた揺らぎが某ショッピングモール全体を覆った・・・


エンジンをかけて少し見ていた私達だったけれど揺らぎが全てを覆ったのを見たのと同時にガッツリアクセルを踏んだ父と母だった





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