地球にダンジョンが生まれた日---突然失われた日常 出会った人とチートと力を合わせて生き残る!

ポチ

文字の大きさ
9 / 13

9

しおりを挟む


無事に帰って来れてお互いの自己紹介をした。人だけで全員合わせると大人10人子供4人の計14人と大所帯になった。少し部屋数多いとはいえ14人でずっとこの1件で暮らして行くのは勿論困難だ。かと言って離れて暮らすのは危険が増す。て事で共にいる事になり話し合いをする事になった。


今朝からの大きな変化、そんな一言で現すのは違うと感じるが、かと言って他に何と言えばいいのか・・・

今わかっているスキルとか含めて丁度これから話し合いをしようって時に鴉の偵察部隊が帰って来た。鴉の偵察によって齎された情報ではこの辺りに残った建物内に人は居なかった事。夜になっても家屋内に灯りは無く人の気配もしなかったとの事。鴉よ、君たちが暗くても視野が利いて良かったよ・・・鳥目じゃ無かったのかな

それに併せて今までに分かっているのは蒼眞家と落合さん一家の周りは家々が呑まれ残っている家屋内にも生存者が居なかった事。また何故か、民家はポツポツと残っていたがこの辺り一帯にビル等の多少大きな建物が存在しなくなっている事が分かった。

ただ、ホームセンターや某ショッピングセンター等が残っていたから大きな建物が全て無くなった訳ではないと思われる。病院とか、役所なんかはどうなったのかな・・・

でも、まだ残っている建物が有るって事だもんね。出来ることからやって行かないとね。て事で私達は言える範囲でのスキル等の情報交換からして行く事にした。

先ず父がスキルを伝えていく。‘’‘剣術と闘拳‘’‘ 後は文字化けと言うか分からない物が2つある事。 次に母 ‘’‘鑑定・MAP・インベントリ・ルーム‘’‘がある事を伝える。すると

「ああ、それで納得です。ヨー◯◯で何回もカート満杯で車に戻られたのに車の中の荷物が少ないなって思ってたんです。あの時は、差し迫っていたし深く考え無かったんですけどね。」と一緒に物資調達をしていた大山さんの奥さん瞳さんが呟く

「ごめんなさいね、あの時は急いでいたから、話す時間と心の余裕も無かったしどこまで話して良いかの判断が付かなかったから。でも一緒に行動する事になったでしょう?ある程度はお互いを信用して伝える事が大事だと思うの。」と人を安心させるおばちゃんスマイルを放つ母・・・MAPがあるにも関わらず道が分からないのはそっとしておく。娘の情けだ、にも関わらずMAPの事に言及する母・・・それによると

「あと、MAPにね地図だけじゃなくてこう危険度的な色が出るんだけどこれによるとね人、生き物、あと場所とか諸々危険か安全かって色で分かるの危険は赤、真ん中が黄色そして安全な青。それらが色の濃さで出るんだけどこの辺り一帯は現在濃いめの青なの
。だからかなり安全って感じかな。」とおとぼけスマイルでとっても有効なスキルであることを話して来た。

「そんな事分かるの!MAP」と思わず大きな声を出してしまった

「そうなの。◯ー◯堂で揺らぎみたいなのが視えて撤退したでしょ?そして車を出す瞬間から見える様になったの。MAPが進化したみたいに、不思議だよねゲームみたいにね。」

っと、ふふっと笑ってるけど凄いな我が母。そんなすごい機能なんで母に?と正直不思議だけどきっとあまり邪気が無い人だしほっとくとすぐ騙されるくらい疑う事を知らない人だからこそかもしれないな・・・知らんけど

ま、さておき続きね。次は私かなと思いきや父が落合さんに促す。大人からってことかな

で落合さんはインテリって感じの人でスラリとした男性だがイメージ通りと言うか
スキルが ‘’‘魔法・光、闇、火、水、風‘’‘   だそうだ。他にも分からない物があるそうだ。魔法か・・・羨ましい

奥さんの悠希さんは ‘’‘結界・バフ・魔法の風・水‘’‘    と後は分からないのが3つ。結界、凄くない!とても良い!安心感プラスだね! 練習していくとの事。先ずご家族の周りから頑張ってください!と皆さんから励まされていた。嫉妬でも無く先ずはご本人家族からと言える優しい人達ばかりで良かった。

次は杉崎さん、背が高く、細マッチョイケメンだ。スキル ‘’‘ 剣術・格闘・索敵‘’‘と不明があと2つだそうだ。索敵、大事。母のMAPでの機能も良いけれどきっと杉崎さんのはまともな索敵に違いない!戦える人が居るって安心する。頼もしいなぁ

杉崎さんの奥さんの涼音さん。名前からして涼やかで綺麗、女性は皆さん美人な上に可愛いღそれはさておき

涼音さんは、‘’‘ 魔法 〈水・風・緑〉守りの盾・結界  ’‘  だそうだ。涼音さんも防御が強い。

次は大山さん、背も高めだけどがっしり、どっしりとした感じの穏やか安心感のある特別なイケメンでは無いけれど好感の持てる人だ。スキル ‘’‘ 物造り・錬成・堅牢な盾‘’‘と不明があと2つ。 キターー、物造り! 凄い!自分のスキルじゃ無いけれど楽しみだ。

大山さんの奥さんの瞳さん、優しげなおっとり系美人。憧れちゃうなぁ。スキルが ‘’‘料理・裁縫・魔法が  水、土、緑‘’‘  だ。 ご夫婦揃って ‘’つくる‘’って事に特化しいている様だ。どこのお宅もお似合いのご夫婦だ。 


そして、安斉 夕里子さん。 凛とした感じでしっかり者って感じの美人さん。スキルが ‘’‘  結界・剣術・棒術・魔法が.  火、水、風 ‘’‘   だ。結構戦闘に特化しているみたい。 凛とした女剣士・・・か、カッコいい! こんな危険な状況で無ければ楽しめたのに、残念。

子供達は何かあっても困るしまだスキルはもう少し落ち着くまで使わないで貰おう。
あと、私のスキルで ‘’‘‘鑑定・インベントリ・・テイマー‘’‘’    と後不明が2つを伝えてテイマーのスキルで犬の黒鉄、鴉達と繋がっていて仲間であることを伝えると皆さんうらやましい! と凄く食い付いてきてびっくりした。 これで動物嫌いな人が居ないと分かってホッとした。



話し合いはまだ続く・・・・



しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

現実世界にダンジョンが出現したのでフライングして最強に!

おとうふ
ファンタジー
2026年、突如として世界中にダンジョンが出現した。 ダンジョン内は無尽蔵にモンスターが湧き出し、それを倒すことでレベルが上がり、ステータスが上昇するという不思議空間だった。 過去の些細な事件のトラウマを克服できないまま、不登校の引きこもりになっていた中学2年生の橘冬夜は、好奇心から自宅近くに出現したダンジョンに真っ先に足を踏み入れた。 ダンジョンとは何なのか。なぜ出現したのか。その先に何があるのか。 世界が大混乱に陥る中、何もわからないままに、冬夜はこっそりとダンジョン探索にのめり込んでいく。 やがて来る厄災の日、そんな冬夜の好奇心が多くの人の命を救うことになるのだが、それはまだ誰も知らぬことだった。 至らぬところも多いと思いますが、よろしくお願いします!

自由でいたい無気力男のダンジョン生活

無職無能の自由人
ファンタジー
無気力なおっさんが適当に過ごして楽をする話です。 すごく暇な時にどうぞ。

オッサン齢50過ぎにしてダンジョンデビューする【なろう100万PV、カクヨム20万PV突破】

山親爺大将
ファンタジー
剣崎鉄也、4年前にダンジョンが現れた現代日本で暮らす53歳のおっさんだ。 失われた20年世代で職を転々とし今は介護職に就いている。 そんな彼が交通事故にあった。 ファンタジーの世界ならここで転生出来るのだろうが、現実はそんなに甘く無い。 「どうしたものかな」 入院先の個室のベッドの上で、俺は途方に暮れていた。 今回の事故で腕に怪我をしてしまい、元の仕事には戻れなかった。 たまたま保険で個室代も出るというので個室にしてもらったけど、たいして蓄えもなく、退院したらすぐにでも働かないとならない。 そんな俺は交通事故で死を覚悟した時にひとつ強烈に後悔をした事があった。 『こんな事ならダンジョンに潜っておけばよかった』 である。 50過ぎのオッサンが何を言ってると思うかもしれないが、その年代はちょうど中学生くらいにファンタジーが流行り、高校生くらいにRPGやライトノベルが流行った世代である。 ファンタジー系ヲタクの先駆者のような年代だ。 俺もそちら側の人間だった。 年齢で完全に諦めていたが、今回のことで自分がどれくらい未練があったか理解した。 「冒険者、いや、探索者っていうんだっけ、やってみるか」 これは体力も衰え、知力も怪しくなってきて、ついでに運にも見放されたオッサンが無い知恵絞ってなんとか探索者としてやっていく物語である。 注意事項 50過ぎのオッサンが子供ほどに歳の離れた女の子に惚れたり、悶々としたりするシーンが出てきます。 あらかじめご了承の上読み進めてください。 注意事項2 作者はメンタル豆腐なので、耐えられないと思った感想の場合はブロック、削除等をして見ないという行動を起こします。お気を悪くする方もおるかと思います。予め謝罪しておきます。 注意事項3 お話と表紙はなんの関係もありません。

【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~

シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。 木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。 しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。 そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。 【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】

最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~

ある中管理職
ファンタジー
 勤続10年目10度目のレベルアップ。  人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。  すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。  なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。  チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。  探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。  万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。

【もうダメだ!】貧乏大学生、絶望から一気に成り上がる〜もし、無属性でFランクの俺が異文明の魔道兵器を担いでダンジョンに潜ったら〜

KEINO
ファンタジー
貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。 ~あらすじ~ 世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。 そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。 しかし、その恩恵は平等ではなかった。 富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。 そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。 彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。 あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。 妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。 希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。 英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。 これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。 彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。 テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。 SF味が増してくるのは結構先の予定です。 スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。 良かったら読んでください!

備蓄スキルで異世界転移もナンノソノ

ちかず
ファンタジー
久しぶりの早帰りの金曜日の夜(但し、矢作基準)ラッキーの連続に浮かれた矢作の行った先は。 見た事のない空き地に1人。異世界だと気づかない矢作のした事は? 異世界アニメも見た事のない矢作が、自分のスキルに気づく日はいつ来るのだろうか。スキル【備蓄】で異世界に騒動を起こすもちょっぴりズレた矢作はそれに気づかずマイペースに頑張るお話。 鈍感な主人公が降り注ぐ困難もナンノソノとクリアしながら仲間を増やして居場所を作るまで。

転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです

NEXTブレイブ
ファンタジー
ただの人間、野上良は名家であるグリモワール家の次男に転生したが、その次男には名家の人間でありながら、汚点であるが、兄、姉、母からは愛されていたが、父親からは嫌われていた

処理中です...