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毒を盛られた王太子妃ラリエット
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「アルフレッド様、ラリエット様が目覚められました。」
執務室で業務行っていたアルフレッドは側近のデイリーの声に驚いた。
『ラリエットが目覚めただと!』アルフレッドはラリエットがもう目覚めず死んでしまうだろうと内心思っていた。
「本当か!ラリエットのもとに向かう。」
そう、ラリエットは初夜の一回で私
アルフレッドの子を身ごもった。
----ラリエットは出産までの間、数々の嫌がらせを受けて身も心も痩せ細りおもみの身体とは思えぬ姿だった。
産後、身の危険を脅かす事態起った。
ラリエットは王太子妃としての資質は申し分なく、皇族の血も混じった高貴な血筋の女性。
公爵令嬢ラリエット・インジェント。インジェント公爵の息女。貴族としてのプライドは高く傲慢な所もあったが容姿は美しく、プラチナブロンドの髪はいつもきっちりと結い上げ、派手な化粧と贅を尽くしたドレスで身を包んだ勝ち気な女性だ。
だから私は妾には安らぎを求めて可愛らしく気の良い娘を選んだ学生時代の恋人。子爵令嬢ユリア・バーガー。バーガー子爵の息女、最初はにこやかで優しく天真爛漫な性格で私を癒やしてくれていたが、王太子の妾となった今でも天真爛漫過で王宮の仕来りや作法も覚えず浮いた存在になっていた。
いつ処であろうと私にベタベタと纏わりついていたユリアにラリエットは苛立ちを覚えていた。
だが先に身ごもったはラリエットだった。初夜の一回でヒットしたのだ。
ユリアは妊娠しなかった。それもそうだ私は最初から王太子妃との子をだけを望んでいたから----王家は高貴な血筋しか跡取りは望めず、ユリアとの間にできた子は里子に出さなけれならない。あのユリアではできた子を里子に出すと言えば一騒動起こる事は目に見えていた---だから始めからユリアとの子は望んでいなかった。だからユリアとの褥には避妊薬を使っていた。
ラリエットは王子を産み皆の声は日に日に王太子妃を称える声が大きくなり、ユリアは妾の自分が忘れられていく不安からの怒りをラリエットに向けるようになった。
嫌がらせがヒートアップし、ラリエットのヒールが突然折れたり、注文したドレスがズタボロにされたり---王太子妃宛に届いたプレゼントの箱中には害虫だらけとラリエットを精神的に追い込まれたのだ。
段々とエスカレートし、ユリアはラリエットの食事にアレルギーを引き起こすクルミ粉を混入させ呼吸困難になる騒ぎが起った。
ラリエットはクルミアレルギーだった。
王族の弱点は知られてはいけない。知る者は側近、料理長、侍従長、侍女長しか居ないはずだった。
毒味の確認後、側近から運ばれて来るその食事にクルミ粉が混在していたのだ。
ラリエットをよく思わない、消えて亡くなれ良いと考える人物。
----そう願うのは、妾のユリアのはずだ。
妾にしてからのユリアは天真爛漫そうに見えるが、腹では何を考えているかわからない女だと感じていた。
その時点で私のユリアへの『愛』は消えてしまった。
ユリアは自分で手を下さない。
私は、ユリアの回りを影に探らせていた。
そしてユリアのお抱え商人が来た後に、この事件が起った。
ユリアは、ラリエットの見舞いを申し分出た。アレルギーに聞く信頼の寄せる薬師から買い付けたとラリエットに飲ませたのだ。
その薬はじわじわと効力をます薬だったようで、飲ませた次の日に発熱、嘔吐が続き------三日間熱が続いた。そして吐血。ラリエットは意識を失った。
そして医師の見解で吐血の原因は毒だと判明した。
その毒は「スピリオン」徐々に身体を蝕み吐血し----死に至る毒。
直様ユリアの部屋を捜索させた。毒は発見できず解毒剤も見つからなかった。
「ユリアの身体も隅々まで確認しろ!」
ユリアは抵抗し暴れたが護衛騎士はユリアのドレス脱がし、裸にしたが何も出てこなかった。
「近衛騎士、ユリアの秘部を確認しろ!」
「ですが王太子殿下、ユリア様は殿下の------。」言いくそうしていたが------。
「構わないやれ。」
護衛騎士はユリアを床に寝かせ股を開かせた。秘部を開き指を入れる護衛騎士、「嫌だ」と、「止めて」と泣き叫ぶユリアに護衛騎士が四人係で取り押さえ行う程、あの細い身体にどこからそんな力があるのか不思議だったし、「愛しい」と思っていた女が男に裸にされユリアの秘部に指を入れる様を見ても何も感じ無かった。
秘部の中から小瓶が出てきた。
ユリアの愛液でベタベタになっている小瓶を護衛騎士が私に見せた。
「直ぐに薬師に小瓶の中の液体を調べさせろ、解毒剤ならラリエットに飲ませるように。」
「はっ。」近衛騎士は直様王宮薬師に小瓶を届けた。
「ユリアを北の塔の地下牢に収監しろ。」
「アルフレッド様!北の地下牢だなんてあんまりです。」
北の地下牢は重罪人が収監され、日も入らず汚く排泄物は桶に貯めるだけで腐敗臭と見たことのない虫が蔓っていた。男性でも入るだけで神経を脅かす場所だ。貴族令嬢のユリアにかは過酷の場所だが----ユリアはそれだけの事態を引き起こしたのだ。
「「あんまり」だと。殺人未遂で人一人殺そうとしたんだ。ユリア、君は重罪人だ。ここまで人を貶めてはいけない。ユリア、いやユリア・バーガーは王太子妃ラリエット殺人未遂の罪を償いなさい。」
「いやぁぁぁぁ------。あの女が悪いのよ!私のアルフレッド様の子を産んだ、私からアルフレッド様の寵愛を奪ったくそ女!離しなさい!私はユリア・バーガーよ!」ユリアの悲鳴とラリエットを罵倒する声が響きわたる。
「ユリアに猿轡をしろ騒がせるな。」
「はっ。」
「ダナル護衛騎士団長、ユリアの取り調べをしろ。自白しないときは拷問も可能だ。」
護衛騎士団長は一礼して北の牢へ向かった。
ユリアの秘部から出てきた小瓶は解毒剤だった。直様成分を調べ新たに作られた解読剤をラリエットに投与された。
解毒が間に合ったようでラリエットの熱は引いたが------ラリエット自身は目覚め無いままだった。
------四日後、側近デイリーからラリエットが目を覚ましたと連絡を受けたのだ。
執務室で業務行っていたアルフレッドは側近のデイリーの声に驚いた。
『ラリエットが目覚めただと!』アルフレッドはラリエットがもう目覚めず死んでしまうだろうと内心思っていた。
「本当か!ラリエットのもとに向かう。」
そう、ラリエットは初夜の一回で私
アルフレッドの子を身ごもった。
----ラリエットは出産までの間、数々の嫌がらせを受けて身も心も痩せ細りおもみの身体とは思えぬ姿だった。
産後、身の危険を脅かす事態起った。
ラリエットは王太子妃としての資質は申し分なく、皇族の血も混じった高貴な血筋の女性。
公爵令嬢ラリエット・インジェント。インジェント公爵の息女。貴族としてのプライドは高く傲慢な所もあったが容姿は美しく、プラチナブロンドの髪はいつもきっちりと結い上げ、派手な化粧と贅を尽くしたドレスで身を包んだ勝ち気な女性だ。
だから私は妾には安らぎを求めて可愛らしく気の良い娘を選んだ学生時代の恋人。子爵令嬢ユリア・バーガー。バーガー子爵の息女、最初はにこやかで優しく天真爛漫な性格で私を癒やしてくれていたが、王太子の妾となった今でも天真爛漫過で王宮の仕来りや作法も覚えず浮いた存在になっていた。
いつ処であろうと私にベタベタと纏わりついていたユリアにラリエットは苛立ちを覚えていた。
だが先に身ごもったはラリエットだった。初夜の一回でヒットしたのだ。
ユリアは妊娠しなかった。それもそうだ私は最初から王太子妃との子をだけを望んでいたから----王家は高貴な血筋しか跡取りは望めず、ユリアとの間にできた子は里子に出さなけれならない。あのユリアではできた子を里子に出すと言えば一騒動起こる事は目に見えていた---だから始めからユリアとの子は望んでいなかった。だからユリアとの褥には避妊薬を使っていた。
ラリエットは王子を産み皆の声は日に日に王太子妃を称える声が大きくなり、ユリアは妾の自分が忘れられていく不安からの怒りをラリエットに向けるようになった。
嫌がらせがヒートアップし、ラリエットのヒールが突然折れたり、注文したドレスがズタボロにされたり---王太子妃宛に届いたプレゼントの箱中には害虫だらけとラリエットを精神的に追い込まれたのだ。
段々とエスカレートし、ユリアはラリエットの食事にアレルギーを引き起こすクルミ粉を混入させ呼吸困難になる騒ぎが起った。
ラリエットはクルミアレルギーだった。
王族の弱点は知られてはいけない。知る者は側近、料理長、侍従長、侍女長しか居ないはずだった。
毒味の確認後、側近から運ばれて来るその食事にクルミ粉が混在していたのだ。
ラリエットをよく思わない、消えて亡くなれ良いと考える人物。
----そう願うのは、妾のユリアのはずだ。
妾にしてからのユリアは天真爛漫そうに見えるが、腹では何を考えているかわからない女だと感じていた。
その時点で私のユリアへの『愛』は消えてしまった。
ユリアは自分で手を下さない。
私は、ユリアの回りを影に探らせていた。
そしてユリアのお抱え商人が来た後に、この事件が起った。
ユリアは、ラリエットの見舞いを申し分出た。アレルギーに聞く信頼の寄せる薬師から買い付けたとラリエットに飲ませたのだ。
その薬はじわじわと効力をます薬だったようで、飲ませた次の日に発熱、嘔吐が続き------三日間熱が続いた。そして吐血。ラリエットは意識を失った。
そして医師の見解で吐血の原因は毒だと判明した。
その毒は「スピリオン」徐々に身体を蝕み吐血し----死に至る毒。
直様ユリアの部屋を捜索させた。毒は発見できず解毒剤も見つからなかった。
「ユリアの身体も隅々まで確認しろ!」
ユリアは抵抗し暴れたが護衛騎士はユリアのドレス脱がし、裸にしたが何も出てこなかった。
「近衛騎士、ユリアの秘部を確認しろ!」
「ですが王太子殿下、ユリア様は殿下の------。」言いくそうしていたが------。
「構わないやれ。」
護衛騎士はユリアを床に寝かせ股を開かせた。秘部を開き指を入れる護衛騎士、「嫌だ」と、「止めて」と泣き叫ぶユリアに護衛騎士が四人係で取り押さえ行う程、あの細い身体にどこからそんな力があるのか不思議だったし、「愛しい」と思っていた女が男に裸にされユリアの秘部に指を入れる様を見ても何も感じ無かった。
秘部の中から小瓶が出てきた。
ユリアの愛液でベタベタになっている小瓶を護衛騎士が私に見せた。
「直ぐに薬師に小瓶の中の液体を調べさせろ、解毒剤ならラリエットに飲ませるように。」
「はっ。」近衛騎士は直様王宮薬師に小瓶を届けた。
「ユリアを北の塔の地下牢に収監しろ。」
「アルフレッド様!北の地下牢だなんてあんまりです。」
北の地下牢は重罪人が収監され、日も入らず汚く排泄物は桶に貯めるだけで腐敗臭と見たことのない虫が蔓っていた。男性でも入るだけで神経を脅かす場所だ。貴族令嬢のユリアにかは過酷の場所だが----ユリアはそれだけの事態を引き起こしたのだ。
「「あんまり」だと。殺人未遂で人一人殺そうとしたんだ。ユリア、君は重罪人だ。ここまで人を貶めてはいけない。ユリア、いやユリア・バーガーは王太子妃ラリエット殺人未遂の罪を償いなさい。」
「いやぁぁぁぁ------。あの女が悪いのよ!私のアルフレッド様の子を産んだ、私からアルフレッド様の寵愛を奪ったくそ女!離しなさい!私はユリア・バーガーよ!」ユリアの悲鳴とラリエットを罵倒する声が響きわたる。
「ユリアに猿轡をしろ騒がせるな。」
「はっ。」
「ダナル護衛騎士団長、ユリアの取り調べをしろ。自白しないときは拷問も可能だ。」
護衛騎士団長は一礼して北の牢へ向かった。
ユリアの秘部から出てきた小瓶は解毒剤だった。直様成分を調べ新たに作られた解読剤をラリエットに投与された。
解毒が間に合ったようでラリエットの熱は引いたが------ラリエット自身は目覚め無いままだった。
------四日後、側近デイリーからラリエットが目を覚ましたと連絡を受けたのだ。
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