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肆書:邪獣襲来
09:寝所を襲う獣
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邪獣だと、見たこともないのに、なぜかすぐにわかった。
硬い鱗で覆われた皮膚、鋭い爪や牙をはやし、しっぽのついた二足歩行、知能はどうか知らないが、鼻や反射で状況を判断していそうな生き物。獰猛な本能で獲物を狩る捕食者。
「……っ……」
ここは黄宝館。
そしてアザミの部屋に隣接された湯浴び場。
人間の数倍はある大きさで、どうやって室内に侵入したのか。天女を封じる天守内に邪獣が出た話は過去にも聞いたことがない。
「アザミ、動くな!!」
「コウラ様」
湯桶を片足でつぶし、部屋の半分以上の面積を占める巨体のしっぽがアザミたちを吹き飛ばす前に、それは氷漬けにされて固まる。
「コウラ様、アベニ様とヒスイ様が」
「大丈夫だ、これくらいなら大事ない。それよりアザミは、怪我はないか?」
「でも、意識が…っ」
「アザミ、アベニとヒスイは大丈夫だ。いまは自分の心配をしろ」
そうは言っても実際に目の前で倒れている二人の方に意識が向く。そうして視線を動かして、アザミはコウラも負傷しているのを知った。
「コウラ様、腕が」
左腕を負傷したのだろう。不自然に垂れた腕は、ただついているだけのように見える。出血もしているに違いない。服が黒でわかりにくいが、壊れた湯桶から溢れた水に、ぽたぽたと血液が追加されている。
どうして、こんなことに。
眠っている間にいったい何があったのかと、混乱したアザミは瞳に涙をためて声を失う。
「室内に突如として現れたんだが、なぜか、あの邪獣には四獣の力が効きにくい。いま、ジンが結界を張りなおしている」
「ジンさまが?」
「ジンの傍にはイルハが」
言葉の途中でコウラが目の前から消えた現象に、アザミは泣くことも忘れて固まっていた。
咄嗟にコウラが投げ飛ばしてくれたのだろう。アザミは湯浴び場と寝所の境目に投げ出された状態で、それを見た。
「コウラさ……ま、っ」
氷漬けにされたはずの邪獣が動いている。半分凍ったまま、しっぽを動かしたのか。コウラが壁に打ち付けられて気を失うのが見なくてもわかる。
正直、何も考えられなかった。
ぱきぱきと音をたてて自由を手に入れていく邪獣を呆然と見つめることしかできなかった。
「ッ」
また、遠吠えに似た邪獣の叫び声を聞く。
いったいどうすればいいのか。三人を置いてこの場から逃げることもできない。
遠吠えを終えた邪獣がこちらを見下ろす。
獲物を認定した縦長の瞳孔。数秒、見つめあうだけの時間。
「こっちに来ちゃだめ!!」
かばうなんて、そんな余裕はなかった。ただ、邪獣が振り回す尻尾が届かないようにと強く押しただけで、相手が誰かを確認する余力もなかった。
「キャァァアァアァ」
自分の悲鳴ではない声を聞きながら、アザミは自分の身体が前のめりに倒れていくのを感じる。支える力も、踏ん張る力も沸いてこない。身体は自然に倒れ、アザミは悲鳴をあげる人物を下敷きにしていた。
「なぜ……っ…なぜ。わたくしをかばいましたの!?」
なぜかと問われても、答えようがない。
視界に飛び込んできただけの人影をかばう行動に理由はない。
「わたくし……ぁ…わたくし……ただ具合を少し悪くするだけのつもりで」
混乱した声が下から聞こえてくる。
その声がメイリンのものだと気付いて、大声を出せるだけの元気があることを知って、アザミはホッと胸をなでおろす。
「………逃げ……て」
無事でよかったと言いたかったのに、咳きこむ身体が妙にきしむ。かすんだ視界。上手にできない呼吸。眼下に血が飛び散って、途端に全身が沸騰するほど熱く痛むのを知った。
「ッ、く」
青ざめて震えるだけになったメイリンがどんどん遠くなっていく。
メイリンの座る床が遠のいて、天井に持ち上げられていくのは自分の身体。
邪獣に掴みあげられているのだと、力の入らない体をなんとかふるい起こして、アザミは意識を保つことに全神経を集中させていた。
「イルハ……っ、ジンさま」
邪獣は一体ではなかったらしい。
壊滅的な部屋、大きな爪にえぐられた床、壁、そして転がる二人の身体と数体の邪獣。割れた窓ガラスから風が吹き込んできているのか、外の匂いが部屋の匂いを消し去って、雨上がりの空の匂いを連れてきている。
誰もが眠る時刻にもかかわらず、阿鼻叫喚の悲鳴が聞こえるのは気のせいではないだろう。
階下にも被害が及んでいるのか、黄宝館が襲撃されているのか、帝都中で起こっていることなのか、規模も何もわからないが、異常事態だということは把握できた。
「っ、ぁ゛……ぁア゛ァァァ」
掴んだアザミごと窓の外へ飛び出そうとしたのは邪獣。
邪獣は自分の手の中にあるアザミの悲鳴にひるんだのか、移動してきた窓際で立ち止まっている。
「ぅ、あ゛ぁァアああぁぁあぁ」
全身を切り刻まれたのではないかと錯覚する痛みは、本来なら卒倒するほどの刺激を伴うが、あまりの痛みに逆に脳が覚醒したに違いない。
「はぁ……はぁ……っ」
邪獣の傷で深手を負った痛みより、窓の外に連れ出される方が痛みを感じるなんてどうかしている。
幼少期に何度も試したから知っている。
脱走を図ろうとして失敗しては、迷惑をかけてきた記憶がよみがえってくる。
「ぃや゛ぁぁァッあ゛ぁ」
邪獣は、見えない壁にでも押し付けるように何度もアザミを窓の外へ出そうと試みる。
アザミが悲鳴をあげるたびに首をかしげて、アザミが死んでいないことを確認して、また窓の向こうへ押し付ける。
一体何がしたいのか。
邪獣は三度目の遠吠えをしたかと思うと、部屋の気配を振り返り、そしてアザミを手放した。
「アザミ、っ!!」
氷漬けにされ、雷撃に吹き飛ばされた巨体が炎で焼かれる。灰が見える。あまりの痛みに目を閉じることができないせいかもしれない。黄宝館の天守から落ちていく身体を追いかけて、飛び降りてきた人影があった。
「……ジン、さ…ま」
金色の髪がなびいて必死に腕を伸ばしてくれているが、その手を掴み返すことがどうしても出来ない。意識が遠のいていく。ずっと欲しかった自由をこんな形で手に入れるとは、何とも皮肉な話だと、アザミは薄れていく意識の中で、どこか懐かしい歌を聞いた。
硬い鱗で覆われた皮膚、鋭い爪や牙をはやし、しっぽのついた二足歩行、知能はどうか知らないが、鼻や反射で状況を判断していそうな生き物。獰猛な本能で獲物を狩る捕食者。
「……っ……」
ここは黄宝館。
そしてアザミの部屋に隣接された湯浴び場。
人間の数倍はある大きさで、どうやって室内に侵入したのか。天女を封じる天守内に邪獣が出た話は過去にも聞いたことがない。
「アザミ、動くな!!」
「コウラ様」
湯桶を片足でつぶし、部屋の半分以上の面積を占める巨体のしっぽがアザミたちを吹き飛ばす前に、それは氷漬けにされて固まる。
「コウラ様、アベニ様とヒスイ様が」
「大丈夫だ、これくらいなら大事ない。それよりアザミは、怪我はないか?」
「でも、意識が…っ」
「アザミ、アベニとヒスイは大丈夫だ。いまは自分の心配をしろ」
そうは言っても実際に目の前で倒れている二人の方に意識が向く。そうして視線を動かして、アザミはコウラも負傷しているのを知った。
「コウラ様、腕が」
左腕を負傷したのだろう。不自然に垂れた腕は、ただついているだけのように見える。出血もしているに違いない。服が黒でわかりにくいが、壊れた湯桶から溢れた水に、ぽたぽたと血液が追加されている。
どうして、こんなことに。
眠っている間にいったい何があったのかと、混乱したアザミは瞳に涙をためて声を失う。
「室内に突如として現れたんだが、なぜか、あの邪獣には四獣の力が効きにくい。いま、ジンが結界を張りなおしている」
「ジンさまが?」
「ジンの傍にはイルハが」
言葉の途中でコウラが目の前から消えた現象に、アザミは泣くことも忘れて固まっていた。
咄嗟にコウラが投げ飛ばしてくれたのだろう。アザミは湯浴び場と寝所の境目に投げ出された状態で、それを見た。
「コウラさ……ま、っ」
氷漬けにされたはずの邪獣が動いている。半分凍ったまま、しっぽを動かしたのか。コウラが壁に打ち付けられて気を失うのが見なくてもわかる。
正直、何も考えられなかった。
ぱきぱきと音をたてて自由を手に入れていく邪獣を呆然と見つめることしかできなかった。
「ッ」
また、遠吠えに似た邪獣の叫び声を聞く。
いったいどうすればいいのか。三人を置いてこの場から逃げることもできない。
遠吠えを終えた邪獣がこちらを見下ろす。
獲物を認定した縦長の瞳孔。数秒、見つめあうだけの時間。
「こっちに来ちゃだめ!!」
かばうなんて、そんな余裕はなかった。ただ、邪獣が振り回す尻尾が届かないようにと強く押しただけで、相手が誰かを確認する余力もなかった。
「キャァァアァアァ」
自分の悲鳴ではない声を聞きながら、アザミは自分の身体が前のめりに倒れていくのを感じる。支える力も、踏ん張る力も沸いてこない。身体は自然に倒れ、アザミは悲鳴をあげる人物を下敷きにしていた。
「なぜ……っ…なぜ。わたくしをかばいましたの!?」
なぜかと問われても、答えようがない。
視界に飛び込んできただけの人影をかばう行動に理由はない。
「わたくし……ぁ…わたくし……ただ具合を少し悪くするだけのつもりで」
混乱した声が下から聞こえてくる。
その声がメイリンのものだと気付いて、大声を出せるだけの元気があることを知って、アザミはホッと胸をなでおろす。
「………逃げ……て」
無事でよかったと言いたかったのに、咳きこむ身体が妙にきしむ。かすんだ視界。上手にできない呼吸。眼下に血が飛び散って、途端に全身が沸騰するほど熱く痛むのを知った。
「ッ、く」
青ざめて震えるだけになったメイリンがどんどん遠くなっていく。
メイリンの座る床が遠のいて、天井に持ち上げられていくのは自分の身体。
邪獣に掴みあげられているのだと、力の入らない体をなんとかふるい起こして、アザミは意識を保つことに全神経を集中させていた。
「イルハ……っ、ジンさま」
邪獣は一体ではなかったらしい。
壊滅的な部屋、大きな爪にえぐられた床、壁、そして転がる二人の身体と数体の邪獣。割れた窓ガラスから風が吹き込んできているのか、外の匂いが部屋の匂いを消し去って、雨上がりの空の匂いを連れてきている。
誰もが眠る時刻にもかかわらず、阿鼻叫喚の悲鳴が聞こえるのは気のせいではないだろう。
階下にも被害が及んでいるのか、黄宝館が襲撃されているのか、帝都中で起こっていることなのか、規模も何もわからないが、異常事態だということは把握できた。
「っ、ぁ゛……ぁア゛ァァァ」
掴んだアザミごと窓の外へ飛び出そうとしたのは邪獣。
邪獣は自分の手の中にあるアザミの悲鳴にひるんだのか、移動してきた窓際で立ち止まっている。
「ぅ、あ゛ぁァアああぁぁあぁ」
全身を切り刻まれたのではないかと錯覚する痛みは、本来なら卒倒するほどの刺激を伴うが、あまりの痛みに逆に脳が覚醒したに違いない。
「はぁ……はぁ……っ」
邪獣の傷で深手を負った痛みより、窓の外に連れ出される方が痛みを感じるなんてどうかしている。
幼少期に何度も試したから知っている。
脱走を図ろうとして失敗しては、迷惑をかけてきた記憶がよみがえってくる。
「ぃや゛ぁぁァッあ゛ぁ」
邪獣は、見えない壁にでも押し付けるように何度もアザミを窓の外へ出そうと試みる。
アザミが悲鳴をあげるたびに首をかしげて、アザミが死んでいないことを確認して、また窓の向こうへ押し付ける。
一体何がしたいのか。
邪獣は三度目の遠吠えをしたかと思うと、部屋の気配を振り返り、そしてアザミを手放した。
「アザミ、っ!!」
氷漬けにされ、雷撃に吹き飛ばされた巨体が炎で焼かれる。灰が見える。あまりの痛みに目を閉じることができないせいかもしれない。黄宝館の天守から落ちていく身体を追いかけて、飛び降りてきた人影があった。
「……ジン、さ…ま」
金色の髪がなびいて必死に腕を伸ばしてくれているが、その手を掴み返すことがどうしても出来ない。意識が遠のいていく。ずっと欲しかった自由をこんな形で手に入れるとは、何とも皮肉な話だと、アザミは薄れていく意識の中で、どこか懐かしい歌を聞いた。
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