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第三章 それぞれの素性
第四十四話 アチラ側に堕ちる
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これは正しく罰なのだと認識する。
過去に傷つけられた心は現実を臆病にさせるが、その原因はロイたちではないのだから一緒にするのは間違っている。わかっていても、出来なかった。
怖がる心が手放しで信用信頼するには、三人の存在は大きすぎて逆に戸惑いを生んでいた。
彼らはいつも真っ直ぐに、自分だけを思ってくれていたのに。他の誰かと比較したり、世間の目を気にすることもなく、いつも愛を伝えてくれていたのに。そのことを今さらながら再認識させられる。
「ランディのが喉まで届いて喋るのは無理かな。スヲン、アヤはなんて言ってる?」
「ロイが全然肛門でイカセテくれないから酷いって」
「そっか、ごめんね。アヤ、今からいかせてあげるね」
「グ…ぅ…~~~~ッ…ん…ンー」
プラグに指をかけたままだったロイが動き始める。
沈んでいた腰は追加されようとしている快感から逃げたがるが、それは無理だということもわかっている。受け入れるしかない。
体はとっくに、素直に彼らだけを求めている。
「ボクたちなしでは、とっくに生きていけないようになってるのに、日本に帰ってきたばかりもそう言ってたのに、本当、すぐ自信なくして本心とは違うこと言っちゃうんだから」
ぶつぶつと文句を言いながらお尻の穴を玩具で犯してくるロイは続ける。
「アヤはボクたちにとってすごく特別で、すごく大切で、すごくすごく大事で、壊したいほどに可愛くてたまらないんだよ。どうせ逃げられやしないし、未来は決まってるんだから、もっと胸張って愛されてるって言いなよ」
「張れないようなら、何度でも教えてやる」
クリップに挟まれた乳首が、スヲンの手に引き上げられて奇声をあげた。
「あれ、アヤ失神しちゃった?」
膣とお尻と口。すべての穴で絶頂を同時に迎えた体は限界点を突破してアヤの意識を眠らせる。突然ぱたりと力を入れなくなったアヤの様子に、ロイは顔をあげて首をかしげていた。
「起こすか?」
「起こす前に、せっかくほぐしたんだからランディの入れてみてからでいいんじゃない?」
気を失ったアヤの口から自身を引き抜いたランディに、ロイは休むことなく動かし続けていた玩具を引き抜いて、その穴を指で広げる。
散々いじられて柔らかくなった果肉は、お尻の穴さえ蜜で濡らして準備万端な色香を放っていた。
「入りそう?」
「手伝おうか?」
「いや、意外といける」
うつ伏せになるように転がしたアヤの顔が苦しそうに歪むのを確認しながら、覚醒前に埋めてしまおうと三人は息を潜めて潤沢に行為をすすめていく。
脱力したアヤの腰を少しだけ持ち上げ、ランディはゆっくり体重を乗せてアヤの後孔に埋まる。そして根元まで埋めると軽々とアヤを抱き起して自分の身体を下に滑り込ませ、ひざを立ててアヤの秘部を観客にさらした。
「うわぉ、最高の眺め。さて、アヤを何で起こしてあげようかな…あー、スヲン。本当になんでも出てくるね」
「起こさなくても起きるだろ」
「それは残念」
スヲンの残念そうな声は、アヤの脇腹を叩いたムチの音が軽快すぎて全然本心じゃないことを伝えている。
自分が埋まったことで違和感に身をよじったアヤが半分以上覚醒していることに気付いていたランディは、そのムチの刺激で慌てて意識を浮上させたアヤの様子に少し笑った。
「アヤ、おはよう。ちょっと意識飛んでたな」
「ふぇ…っ…ぁ…ぅ」
「ああ、今泣くな。スヲンが持ってるムチはまだ使ってない」
実際に叩かれた記憶はないものの、すぐにランディの言葉が嘘だとわかった。脇腹辺りがちょっとだけじんじんする。
文字通り叩き起こすつもりだったのだろうと、アヤはスヲンと鞭を交互に見比べながら状況を理解するなり、必要以上に体を蝕む圧迫感に顔をゆがめる。
「な、に…ぁ…苦しい」
「ランディのが埋まってるから我慢しような」
「それで今からボクのが入る」
お尻にランディが入っているらしい。
そのことを理解しようと思考が巡る前に、問答無用でロイが太くたぎらせたソレを突っ込んでくる。同時に少し吐き気に似た痺れが膣口から伝って、アヤの唇は声にならない息を吐き出していた。
「うわ…やっば…ッ…柔らかくふやけてるから、あ…マジ、声出そう」
楽しそうなロイの顔を見る余裕もなく、最奥まで突き上げたロイの腰が抜けていく。
「スヲンも入れてみてよ」
「いつも大袈裟すぎるんだよ、ロイ…はっ…おぉ…腰、勝手に動く」
「あ、ちょ…スヲン、ずるい。ボクが先なのに」
「自業自得だろ。アヤはこのままがいいよな?」
問いかけられても、現状、応える余裕なんてどこにもなかった。
すでに好き勝手に腰を動かしているスヲンの激しさに子宮が喜んで蜜を吐き出し続けている。じゅぼじゅぼと溢れる蜜がスヲンの動きに合わせて濁音のついた音を繰り返し、弾き飛ばされないように下敷きになったランディが腰を押さえつけてくる。
「えー。そうなの、アヤ。だったら代わりに口でボクのを慰めて」
「っ…ん…むぁ」
勝手に話を進めるロイのものを確認する間もなく、口でそれを味わっていた。
力が入らない。指先ひとつ自分の意志で動かすには相応の労力を要する。それなのに、ずっと力が入っている。
痙攣し続けて、ふわふわと気持ちいい世界にずっといる。
この状態になると今までなら怖くて泣き叫んでいたのに、今日は少しだけ違う。
「……ふっ」
三人が思わず一時停止するほど、その変化は目に見えて明らかだったのだろう。
それもそのはず。
ずっと飛び降りられなかった高い高い崖の上から、両手を広げて飛び降りたのと同じ。どんな状態でも真下で必ず受け止めてもらえると信じた瞬間。
「アヤ…っ…イクぞ」
スヲンの声が最初だった。目を閉じてうなずけば、それは勢いよくはぜる。
内膜越しとはいえ、びくびくと蠢く部屋に自身を注ぐスヲンの血脈が熱い。
「…ッア…ぁ…ぅ」
ただただ無力で穴を支配されるだけの身体。それなのに、こんなにも気持ちいい。
「ひゃゥッ!?」
抜けたスヲンと入れ違うのはロイ。
「この間はランディのをここに埋めながら、お尻の穴でボクたちのを咥えたんだよね」
「…ッ…ぁっ…ア…ぅ…」
「今日は逆だね、アヤ。ああ、そんなに締め付けないで…ッ…すぐいきそう」
「ロイ…っ…ぁ、そっ…んにゃ!?」
「ここ?」
「にゃ…に…ぅ…ッア…く」
下腹部を虐げる圧迫感に身体がしなる。
まともに息も出来ない。暴れる手足は簡単に捕まり、アヤはロイとランディの間で見事なまでにイキ狂っていた。
「アヤ…っ…アヤ」
ロイの声とランディの声が上からも下からも聞こえてくる。
「ろ、ぃ…はぁッ…っ…ぁ…はぁ…ッらンぁ…イク…ぁ、いっちゃ…ぅ」
かすれた息しか繰り返さない呼吸が限界を告げていた。
下からランディに抱き締めながら突き上げられ、上からロイに押し潰すように貫かれる。胸もクリトリスも可哀想なくらい、彼らの指にもぎ取られている。
「ロイ…ッ…らん、ディ…っあ…ッイクっ…スヲン」
たぶん二人と一緒にイク。
だけどどうせなら全員一緒を感じたい。
「アヤ」
スヲンの存在を右手に感じた瞬間、アヤはどこまでも白い世界に意識を飛ばしていた。
ふわふわと心地よく、どこまでも深くて、なぜか甘い。永遠に沈んでいたいと思えるほど、それは愛しく溶けていく。
「~~~っ、ンッ…はぁ…っ…はぁ」
海底から浮上したかのように、意識の覚醒と同時に息を吐き出す。
酸素を求めて震える身体が呼吸の仕方を忘れたのか、なぜか嗚咽まで混ざっている。
「あ…ぅー…~~っ…ふっ…ぅ」
ロイとランディの中心からスヲンが助け出してくれる。重力はどこかにいって、圧迫感から解放はされたが、アヤはスヲンの腕のなかで小さく震えていることしか出来なかった。
「アヤが可愛すぎてやりすぎた」
「まだイキ続けたままか?」
互いに吐き出したものを処理しながらロイとランディが息をついて、スヲンの腕にすがりつくアヤを見つめる。
「アヤ、俺の声がわかるか?」
「ヒぁ…ッ…ぅー…~~ンッ」
「たまらないほど愛しいな、アヤ。そのまま全部忘れて俺の腕で眠ればいい」
「……っ、ん」
優しく頭を撫でてくれたスヲンに、キスで唯一の呼吸場所を塞がれる。
バタバタと無気力に動いたアヤの足は、スヲンに助けを求める手の力だけを残して、そのまま眠りへと落ちていった。
「あーあ、やっちゃったよ」
「スヲン、アヤを殺すな」
「ひどいな、二人とも。これでも結構抑えてるのに」
「「どこが!?」」
気絶させたアヤの足首や手首を執着気味に撫でたあと、乳首を指先で堪能して、鎖骨から這い上がって首で止まる。
それから眠るアヤの唇を指でこじあけ、舌でこぼれた唾液を舐めながらスヲンは誰にでもなく囁いていた。
「ベッドに繋ぐ足枷も、乳首やクリトリス用のピアスも、首輪も口枷も。アヤに似合うものは全部用意してあるよ」
恍惚にアヤを抱き締めるスヲンの腕がゆっくりとしまっていく。
「首輪は、もうつけていいだろ」
「………よし」
ランディの助言に心が決まったのか、スヲンはアヤをロイに預けてベッドから降りる。けれど、ものの数秒で戻ってくるなりアヤの首にそれを取り付けた。
「………可愛い」
「アヤに似合ってる」
「スヲンもランディもポンコツすぎてボクはちょっと心配なんだけど」
陶酔したスヲンの瞳と満足そうなランディの瞳がアヤの首もとに釘付けになる。
それをどこか苦笑に眺めていたロイだったが、アヤの首に収まった代物に、口角をあげて満更でもない息を吐いた。
「あーあ、これでほんとに。ボクたちから逃げられなくなっちゃったね」
「永遠にな」
鼻で笑ったランディにロイも視線だけで返す。
そのあと必然的に絡み合ったロイ、スヲン、ランディの三人は、中央で眠るただ一人を瞼に焼き付けるために瞳を閉じた。
過去に傷つけられた心は現実を臆病にさせるが、その原因はロイたちではないのだから一緒にするのは間違っている。わかっていても、出来なかった。
怖がる心が手放しで信用信頼するには、三人の存在は大きすぎて逆に戸惑いを生んでいた。
彼らはいつも真っ直ぐに、自分だけを思ってくれていたのに。他の誰かと比較したり、世間の目を気にすることもなく、いつも愛を伝えてくれていたのに。そのことを今さらながら再認識させられる。
「ランディのが喉まで届いて喋るのは無理かな。スヲン、アヤはなんて言ってる?」
「ロイが全然肛門でイカセテくれないから酷いって」
「そっか、ごめんね。アヤ、今からいかせてあげるね」
「グ…ぅ…~~~~ッ…ん…ンー」
プラグに指をかけたままだったロイが動き始める。
沈んでいた腰は追加されようとしている快感から逃げたがるが、それは無理だということもわかっている。受け入れるしかない。
体はとっくに、素直に彼らだけを求めている。
「ボクたちなしでは、とっくに生きていけないようになってるのに、日本に帰ってきたばかりもそう言ってたのに、本当、すぐ自信なくして本心とは違うこと言っちゃうんだから」
ぶつぶつと文句を言いながらお尻の穴を玩具で犯してくるロイは続ける。
「アヤはボクたちにとってすごく特別で、すごく大切で、すごくすごく大事で、壊したいほどに可愛くてたまらないんだよ。どうせ逃げられやしないし、未来は決まってるんだから、もっと胸張って愛されてるって言いなよ」
「張れないようなら、何度でも教えてやる」
クリップに挟まれた乳首が、スヲンの手に引き上げられて奇声をあげた。
「あれ、アヤ失神しちゃった?」
膣とお尻と口。すべての穴で絶頂を同時に迎えた体は限界点を突破してアヤの意識を眠らせる。突然ぱたりと力を入れなくなったアヤの様子に、ロイは顔をあげて首をかしげていた。
「起こすか?」
「起こす前に、せっかくほぐしたんだからランディの入れてみてからでいいんじゃない?」
気を失ったアヤの口から自身を引き抜いたランディに、ロイは休むことなく動かし続けていた玩具を引き抜いて、その穴を指で広げる。
散々いじられて柔らかくなった果肉は、お尻の穴さえ蜜で濡らして準備万端な色香を放っていた。
「入りそう?」
「手伝おうか?」
「いや、意外といける」
うつ伏せになるように転がしたアヤの顔が苦しそうに歪むのを確認しながら、覚醒前に埋めてしまおうと三人は息を潜めて潤沢に行為をすすめていく。
脱力したアヤの腰を少しだけ持ち上げ、ランディはゆっくり体重を乗せてアヤの後孔に埋まる。そして根元まで埋めると軽々とアヤを抱き起して自分の身体を下に滑り込ませ、ひざを立ててアヤの秘部を観客にさらした。
「うわぉ、最高の眺め。さて、アヤを何で起こしてあげようかな…あー、スヲン。本当になんでも出てくるね」
「起こさなくても起きるだろ」
「それは残念」
スヲンの残念そうな声は、アヤの脇腹を叩いたムチの音が軽快すぎて全然本心じゃないことを伝えている。
自分が埋まったことで違和感に身をよじったアヤが半分以上覚醒していることに気付いていたランディは、そのムチの刺激で慌てて意識を浮上させたアヤの様子に少し笑った。
「アヤ、おはよう。ちょっと意識飛んでたな」
「ふぇ…っ…ぁ…ぅ」
「ああ、今泣くな。スヲンが持ってるムチはまだ使ってない」
実際に叩かれた記憶はないものの、すぐにランディの言葉が嘘だとわかった。脇腹辺りがちょっとだけじんじんする。
文字通り叩き起こすつもりだったのだろうと、アヤはスヲンと鞭を交互に見比べながら状況を理解するなり、必要以上に体を蝕む圧迫感に顔をゆがめる。
「な、に…ぁ…苦しい」
「ランディのが埋まってるから我慢しような」
「それで今からボクのが入る」
お尻にランディが入っているらしい。
そのことを理解しようと思考が巡る前に、問答無用でロイが太くたぎらせたソレを突っ込んでくる。同時に少し吐き気に似た痺れが膣口から伝って、アヤの唇は声にならない息を吐き出していた。
「うわ…やっば…ッ…柔らかくふやけてるから、あ…マジ、声出そう」
楽しそうなロイの顔を見る余裕もなく、最奥まで突き上げたロイの腰が抜けていく。
「スヲンも入れてみてよ」
「いつも大袈裟すぎるんだよ、ロイ…はっ…おぉ…腰、勝手に動く」
「あ、ちょ…スヲン、ずるい。ボクが先なのに」
「自業自得だろ。アヤはこのままがいいよな?」
問いかけられても、現状、応える余裕なんてどこにもなかった。
すでに好き勝手に腰を動かしているスヲンの激しさに子宮が喜んで蜜を吐き出し続けている。じゅぼじゅぼと溢れる蜜がスヲンの動きに合わせて濁音のついた音を繰り返し、弾き飛ばされないように下敷きになったランディが腰を押さえつけてくる。
「えー。そうなの、アヤ。だったら代わりに口でボクのを慰めて」
「っ…ん…むぁ」
勝手に話を進めるロイのものを確認する間もなく、口でそれを味わっていた。
力が入らない。指先ひとつ自分の意志で動かすには相応の労力を要する。それなのに、ずっと力が入っている。
痙攣し続けて、ふわふわと気持ちいい世界にずっといる。
この状態になると今までなら怖くて泣き叫んでいたのに、今日は少しだけ違う。
「……ふっ」
三人が思わず一時停止するほど、その変化は目に見えて明らかだったのだろう。
それもそのはず。
ずっと飛び降りられなかった高い高い崖の上から、両手を広げて飛び降りたのと同じ。どんな状態でも真下で必ず受け止めてもらえると信じた瞬間。
「アヤ…っ…イクぞ」
スヲンの声が最初だった。目を閉じてうなずけば、それは勢いよくはぜる。
内膜越しとはいえ、びくびくと蠢く部屋に自身を注ぐスヲンの血脈が熱い。
「…ッア…ぁ…ぅ」
ただただ無力で穴を支配されるだけの身体。それなのに、こんなにも気持ちいい。
「ひゃゥッ!?」
抜けたスヲンと入れ違うのはロイ。
「この間はランディのをここに埋めながら、お尻の穴でボクたちのを咥えたんだよね」
「…ッ…ぁっ…ア…ぅ…」
「今日は逆だね、アヤ。ああ、そんなに締め付けないで…ッ…すぐいきそう」
「ロイ…っ…ぁ、そっ…んにゃ!?」
「ここ?」
「にゃ…に…ぅ…ッア…く」
下腹部を虐げる圧迫感に身体がしなる。
まともに息も出来ない。暴れる手足は簡単に捕まり、アヤはロイとランディの間で見事なまでにイキ狂っていた。
「アヤ…っ…アヤ」
ロイの声とランディの声が上からも下からも聞こえてくる。
「ろ、ぃ…はぁッ…っ…ぁ…はぁ…ッらンぁ…イク…ぁ、いっちゃ…ぅ」
かすれた息しか繰り返さない呼吸が限界を告げていた。
下からランディに抱き締めながら突き上げられ、上からロイに押し潰すように貫かれる。胸もクリトリスも可哀想なくらい、彼らの指にもぎ取られている。
「ロイ…ッ…らん、ディ…っあ…ッイクっ…スヲン」
たぶん二人と一緒にイク。
だけどどうせなら全員一緒を感じたい。
「アヤ」
スヲンの存在を右手に感じた瞬間、アヤはどこまでも白い世界に意識を飛ばしていた。
ふわふわと心地よく、どこまでも深くて、なぜか甘い。永遠に沈んでいたいと思えるほど、それは愛しく溶けていく。
「~~~っ、ンッ…はぁ…っ…はぁ」
海底から浮上したかのように、意識の覚醒と同時に息を吐き出す。
酸素を求めて震える身体が呼吸の仕方を忘れたのか、なぜか嗚咽まで混ざっている。
「あ…ぅー…~~っ…ふっ…ぅ」
ロイとランディの中心からスヲンが助け出してくれる。重力はどこかにいって、圧迫感から解放はされたが、アヤはスヲンの腕のなかで小さく震えていることしか出来なかった。
「アヤが可愛すぎてやりすぎた」
「まだイキ続けたままか?」
互いに吐き出したものを処理しながらロイとランディが息をついて、スヲンの腕にすがりつくアヤを見つめる。
「アヤ、俺の声がわかるか?」
「ヒぁ…ッ…ぅー…~~ンッ」
「たまらないほど愛しいな、アヤ。そのまま全部忘れて俺の腕で眠ればいい」
「……っ、ん」
優しく頭を撫でてくれたスヲンに、キスで唯一の呼吸場所を塞がれる。
バタバタと無気力に動いたアヤの足は、スヲンに助けを求める手の力だけを残して、そのまま眠りへと落ちていった。
「あーあ、やっちゃったよ」
「スヲン、アヤを殺すな」
「ひどいな、二人とも。これでも結構抑えてるのに」
「「どこが!?」」
気絶させたアヤの足首や手首を執着気味に撫でたあと、乳首を指先で堪能して、鎖骨から這い上がって首で止まる。
それから眠るアヤの唇を指でこじあけ、舌でこぼれた唾液を舐めながらスヲンは誰にでもなく囁いていた。
「ベッドに繋ぐ足枷も、乳首やクリトリス用のピアスも、首輪も口枷も。アヤに似合うものは全部用意してあるよ」
恍惚にアヤを抱き締めるスヲンの腕がゆっくりとしまっていく。
「首輪は、もうつけていいだろ」
「………よし」
ランディの助言に心が決まったのか、スヲンはアヤをロイに預けてベッドから降りる。けれど、ものの数秒で戻ってくるなりアヤの首にそれを取り付けた。
「………可愛い」
「アヤに似合ってる」
「スヲンもランディもポンコツすぎてボクはちょっと心配なんだけど」
陶酔したスヲンの瞳と満足そうなランディの瞳がアヤの首もとに釘付けになる。
それをどこか苦笑に眺めていたロイだったが、アヤの首に収まった代物に、口角をあげて満更でもない息を吐いた。
「あーあ、これでほんとに。ボクたちから逃げられなくなっちゃったね」
「永遠にな」
鼻で笑ったランディにロイも視線だけで返す。
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