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古賀サクヤ終了のお知らせ
とりあえず私は悪くない。
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これほど自分のことを呪ったことも無い。
どうして私は名前を聞いた時点で気が付かなかったのか。
思わず大声でその名前を叫んだ。
「あっっ!!!ルアーっ!!ルアー・ロゥ・タジリス!!」
この王国の第2王子の名前だ。
やっっっっちまっったああ!!!!!なんで気が付かなかったああ!!!
その王族であるルーの手を引いて衛兵から逃げ、ここまでやってのけた私は例え知らなかったとはいえすでに重罪人である。罪は軽くても終身刑。
さらに今、ルーは泣いている。騎士様が怒るのも当然だ。そもそもどんな者にも優しいというジル・リクラクインは子供が泣いているという事が許せないだろう。重ね重ね言うがルーは王族、つまり王子だ。この大大陸ディルネルトで1番の歴史と国土を持つタジリス王国の未来を担う王族の1人。それを連れ回して泣かした。どう考えたって私が生き残る方法はここから逃げるしかない。
私には私の旅の目的があり、こんな所で死ぬわけにも捕まるわけにも行かない。
そう、なん、だけど
「黙っていてすまない!しかし、逃げないでくれ!お主の名前を教えてくれないか?」
ルーは私の手をしっかり掴んで離してくれない。子供とはいえ力はある。振り払うにはルーを吹っ飛ばす他ない。しかし、私もこれ以上罪を重ねたくない。ルーはきっと私を助けてくれるつもりだろう。
しかし殺気丸出しの最良の騎士様は私をぶち殺す気満々だ。
「さ、サクヤ・・・です。」
「話し方は戻してくれないか?その方が私も嬉しい!」
私はルーと迫り来るジル・リクラクインを交互に見る。正直ルーの声は聞こえても内容は半分以上入ってきていなかった。
「え、ああ、うん?」
「お主の話をもっと聞きたいのだ!」
「あーあー。ルー。」
とにかく今は、
「話は、また後でなっ!!」
「離れろと聞こえないのか!極悪人!!斬り捨てる!!」
ルーの体は後ろに強く引っ張られその手は自然と離れていくルーと入れ替わるようにジル・リクラクインが私の前に立ち剣を向けてきた。
どうする?剣で勝てる相手か?
いや、ここでやりあって問題になりたくない。
しかし、死ぬわけにも行かない!!
飛んでくる刃を手首にある頑丈な魔道具で受け止めた。金属同士がぶつかり合う音がして、次にした音はピキピキっとなにかヒビの入る音だった。ヒビが入ったのは私の魔道具で、
あ、やばい。
そう思ったと同時に騎士の持つ剣を叩き落とす。
「しまった!」
騎士様が恨めしく私を見るが私はそれどころではない。
ゴトリと手首から魔道具が落ちる。ぐらりと目の前が揺らいで意識が遠のく。手首を抑えながら私はフラフラと後ろにさがり壁にぶつかる。
もうダメだと感じ取った。目の前が揺らぎ膝をつく、剣を拾ったジル・リクラクインが私に向かって腕を振り上げる。それをぼんやりと見つめる。
「殺すな!!」
意識を失いかけ最後に聞こえたルーの声にお礼を言い、私はそのまま意識を手放した。
全く散々な目にあっている訳だが、やっぱり私は何も悪くないと思う。
どうして私は名前を聞いた時点で気が付かなかったのか。
思わず大声でその名前を叫んだ。
「あっっ!!!ルアーっ!!ルアー・ロゥ・タジリス!!」
この王国の第2王子の名前だ。
やっっっっちまっったああ!!!!!なんで気が付かなかったああ!!!
その王族であるルーの手を引いて衛兵から逃げ、ここまでやってのけた私は例え知らなかったとはいえすでに重罪人である。罪は軽くても終身刑。
さらに今、ルーは泣いている。騎士様が怒るのも当然だ。そもそもどんな者にも優しいというジル・リクラクインは子供が泣いているという事が許せないだろう。重ね重ね言うがルーは王族、つまり王子だ。この大大陸ディルネルトで1番の歴史と国土を持つタジリス王国の未来を担う王族の1人。それを連れ回して泣かした。どう考えたって私が生き残る方法はここから逃げるしかない。
私には私の旅の目的があり、こんな所で死ぬわけにも捕まるわけにも行かない。
そう、なん、だけど
「黙っていてすまない!しかし、逃げないでくれ!お主の名前を教えてくれないか?」
ルーは私の手をしっかり掴んで離してくれない。子供とはいえ力はある。振り払うにはルーを吹っ飛ばす他ない。しかし、私もこれ以上罪を重ねたくない。ルーはきっと私を助けてくれるつもりだろう。
しかし殺気丸出しの最良の騎士様は私をぶち殺す気満々だ。
「さ、サクヤ・・・です。」
「話し方は戻してくれないか?その方が私も嬉しい!」
私はルーと迫り来るジル・リクラクインを交互に見る。正直ルーの声は聞こえても内容は半分以上入ってきていなかった。
「え、ああ、うん?」
「お主の話をもっと聞きたいのだ!」
「あーあー。ルー。」
とにかく今は、
「話は、また後でなっ!!」
「離れろと聞こえないのか!極悪人!!斬り捨てる!!」
ルーの体は後ろに強く引っ張られその手は自然と離れていくルーと入れ替わるようにジル・リクラクインが私の前に立ち剣を向けてきた。
どうする?剣で勝てる相手か?
いや、ここでやりあって問題になりたくない。
しかし、死ぬわけにも行かない!!
飛んでくる刃を手首にある頑丈な魔道具で受け止めた。金属同士がぶつかり合う音がして、次にした音はピキピキっとなにかヒビの入る音だった。ヒビが入ったのは私の魔道具で、
あ、やばい。
そう思ったと同時に騎士の持つ剣を叩き落とす。
「しまった!」
騎士様が恨めしく私を見るが私はそれどころではない。
ゴトリと手首から魔道具が落ちる。ぐらりと目の前が揺らいで意識が遠のく。手首を抑えながら私はフラフラと後ろにさがり壁にぶつかる。
もうダメだと感じ取った。目の前が揺らぎ膝をつく、剣を拾ったジル・リクラクインが私に向かって腕を振り上げる。それをぼんやりと見つめる。
「殺すな!!」
意識を失いかけ最後に聞こえたルーの声にお礼を言い、私はそのまま意識を手放した。
全く散々な目にあっている訳だが、やっぱり私は何も悪くないと思う。
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