二次元オタが三次元に恋をする

アマチュア作家

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プロローグ

プロローグ2

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俺は待ち合わせ場所に向かいながら今日見るアニメのことを考えてた。

『マザーズロザリオ見ようかな、いやでも青春ラブコメも捨て難いなぁどうしよう。マザーズロザリオ2週目だしまだ見てない青春ラブコメにするか』

そんなことを考えてると蘇羽鷹神社に着いた。
ここが僕の数少ない友達と待ち合わせしてる場所だ。

しばらくすると境内の中にある一軒家から人が出てきた。

「よう藍兎、毎朝通り心ここに在らずにって感じだな」

僕は当たり前だろうという表情を作って、

「次の見るアニメを毎朝考えてるからな」

ふんと鼻から息を出しながら言った。

「相変わらずアニメ好きなんだな」

「ああ、好きすぎて授業中に寝てる時にアニメの夢を見るまである」
僕は自分がどれだけアニメが好きなのかをアピールした。

「それは好きすぎだろう」

斎都は呆れながら言った。

すると斎都は時間を時計で確認してそろそろ行くかと言った。

僕も遅刻したくなかったのでああと答え6号線を2人揃って歩いた。

暫く歩くと斎都がそういやと切り出して

「藍兎、アニメはいいけど彼女もいいぞ、作る気ないのか?」

疑問を携えたような表情で言った。

「いや、彼女作るも何もモテないし」

俺は大げさに手を大きく開きながら言った。

「いや、優しくすれば誰でもできるぞ」

キョトンとしながら斎都は言った。

『出たよ優しくできれば誰でも彼女できるとか言っちゃうやつ。
あのなぁ、優しくして彼女ができるのはイケメンだけなんだよ。
女の子っていうのはみんなイケメンが好きなんだよジニーズの人気とか見ればわかるだろ。
後おまけでお金持ちだけど、これは成人してからだから今は関係ない』

「イケメンには僕の気持ちはわかんないよ」

僕はボソッと誰にも聞こえないように言った。

「それに彼女は別に欲しくないからいいよ」

「お前女子のせいにして、できないと思ってないか」

「そうだよイケメン好きの女子が悪いんだよ、でも僕も美少女好きだからイケメン好きに嫌悪感はないよ。イケメンは嫌いだけど」

斎都は溜息を吐きながら

「みんながみんなイケメン好きじゃないぞ」

「そもそも三次元に期待してないから、僕は二次元に生きる男だから」

『そう僕はある日告白してそれをクラス中にバラされて以来三次元の女子には見切りをつけたのだ。
あん時は泣いたなぁ。
多分人生で一番泣いたと思うまだ14歳だけど』

すると斎都は諦めきった表情で

「二次元にのめり込むのもほどほどにしとけよ」

忠告をした。

「僕にとって二次元は人生だからなその忠告はきけない」

僕はキリッとした表情で言った。

『それに三次元と付き合うより二次元にのめ込んだほうがいい理由もある。三次元だと彼女を1人しか付き合えないけれど二次元ならいくらでも好きになれて、不倫にならないことだ。』


斎都は呆れながらそれ以上は何も言わず僕と肩を並べて学校に向かった。


『その辺に困ってる美少女いないかな三次元には期待しないけど、美少女と交流すると僕がアニメに出てるみたいな感じになっていい気分になれるんだよなぁー』

斎都の話に適当に相槌を打ちながら、僕は辺りを斎都にバレないように辺りを見渡した。

そんなことをしてるとあっという間に学校の前までついてしまった。

同じ制服の奴らの顔をチラッと見ながら歩いていたが美少女はいなかった。

はぁーやっぱいないか、三次元はダメだなそう思った時アスファルトに落ちている教科書を踏みそうになる。

俺はそれを拾って前向いた。


するとカバンを逆に肩にかけて歩くごとに物を落としている少女がいた。

俺は少し走って追いかけその子の肩を叩いた。

振り向くとぱっちりとした垂れ目で目鼻立ち整っていて、雰囲気が二次元のヒロインに似ていた少女がそこにいた。

『やばい可愛すぎるタイプなんだが、特に雰囲気が、だけどこいうタイプは大体イケメン好きなんだよな』

その子はいきなり肩を知らない人に叩かれたせいか怪訝そうな表情をしてた。

僕は拾った教科書を差し出して、

「アスファルトにいっぱい教科書だったりいろんなのが落ちてるますよ」


僕が指を刺しながらいうとその少女は嘘って言って後ろを確認し戸散らばる教科書を見て驚いた。

「教えてくれてありがとうございます」
丁寧にお辞儀をして教科書を拾いに行った。

『僕も時間があるから拾うの手伝うか、こんな美少女が触ったものを触る機会なんて滅多にないしな』

そう思い斎都を数分またせて、僕は土を払いながら慎重に教科書を拾った。

拾い終わると教科書を手に持って少女の元に行った。

俺が持っていくとパァーと明るい表情になって、

「ありがとうございます、お名前聞いてもよろしいですか?」

「僕は2年の森田藍兎です、よろしくお願いします」

僕は年齢がわからないので敬語を使って自己紹介をした。

「同じ二年生なんだね、私は菅井ねるっていうのよろしくね」

『自己紹介までしちゃったよこれって運命か、あでも過去にナンパされてる女子を助けたことあるけどその跡何もなかったわ学校一緒なのに。というか同じ2年なんだな』

僕はこの後何もないなという結論に至った。

「同じクラスだといいね」
そう目を細めて微笑みながら菅井さんは言った。
『僕も同じクラスだといいが、大体そいう時は別のクラスなんだよなー』

「そうだね、同じクラスだったらラッキーだね」

すると話から外れてた斎都が来た。

「俺抜きでどんどん先いくなよ、ちなみに俺は三橋斎都な」

自己紹介したあと俺の耳元で斎都が小声で、

「あんな美少女と知り合うなんてやるじゃねーか」

「いや、この時だけだと思うよ前こんな風に助けたことあるけど何もなかったし」

僕は過去を思い出しながら苦々しい表情で言った。

「何もアクション起こさなかったからだよ、今回はアクション起こすんだぞ何なら手伝うぞ」

「僕は待ちたいんだ。待ってこなかったらそれまでだよ」

斎都は溜息を吐きながらまぁ、そいう性格だもんなと言ってそれから何も言わなくなった。

まさか、この出会いが僕の価値観や人生を変えるものになるとは思わなかった。




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