25 / 79
第25話:試験結果、公開処刑
しおりを挟む
~教えた者、学んだ者、そして…サボった者~
青葉ヶ丘高校・正門前掲示板。
期末試験の**成績順位表(上位・下位一覧)**が貼り出されたその朝、
生徒たちがざわつきながら集まっていた。
「うお、やば……1位また高峰先輩じゃん」
「生徒会強っ。まじでライブ補習効いたんじゃね?」
「早紀先輩も3位、あれで文法覚えた」
「ギャル数Bで点数出すとかすげぇ……」
「あれ?会長は……?」
「……あっ」
「……いた」
「……うわ」
■生徒会 成績ランキング(掲示内容より)
順位 氏名 備考
1位 高峰 蓮(書記) 英数ぶっちぎり、全教員が「なぜ生徒会なのか」と言うレベル
3位 相原 早紀(副会長) 解説力=学力、ライブ補習中も冷静なツッコミ健在
6位 堀江 美穂(会計) 数学のみ“異常な伸び率”、ギャル変換が全学年に波及
12位 詩織(補佐) 現社で“教員に戦いを挑んだ”論述が満点
14位 綾小路(補佐) 古文と倫理で高得点、ただし理数系はほぼ芸術点
21位 佐伯(補佐) 理科で健闘、“おまけの社会”は壊滅
↓
↓《画面スクロール、下へ下へ》↓
↓
| 162位(最下位から4番目) | 真人(会長) | 赤点3教科、笑顔で乗り切ろうとしたが現実は非情 |
「いやぁ~、これは……」
生徒会室に張り詰める空気。
マコトは一応机に座っているが、視線はどこにも定まらない。
「赤点、3教科って何?」
早紀の開口一番はナイフのように鋭かった。
「いや、あの……社会はギリ超えたし……数学はあと一問だったし……英語はたぶん……情熱が足りなかった……」
「情熱は点数じゃねぇんだよ」
詩織が静かに腕を組む。
「いやむしろ、ライブ補習やってなかったらもっと酷かった説あるよ?逆に感謝して?」
「うるせぇよギャル教育委員会!!」
そこへ、担任でもある樋口先生がニコニコ顔で現れる。
「おーい会長くん、ちょっと職員室まで来てもらおうか」
「うわ!こ、これはその、反省文案件……!?」
「いやいや、進学相談だよ。
ほら、言ったろ?“生徒会長なら推薦いける”って。……ただし、**成績が伴っていればの話だけどな~?」ニヤリ
「ニィィィィィッ!!」
■試験後の雑談会(という名の詰問)
🎀 早紀
「結局さ、録画見たって言ってたけど、何分見たの?」
🕵️♂️ マコト
「……初日の冒頭と、エンディングだけ」
📘 蓮
「もはや“サムネイル鑑賞”だな」
🎨 美穂
「てか“教えた側が点数高くて、会長だけバカ”って絵面最高すぎてSNSでネタになってるよ?」
📷 佐伯
「“名探偵、学力に殺される”ってトレンド入りしてた。俺の撮った“うなだれマコト”がアイコンにされてる」
🎭 綾小路
「名探偵は、“心の謎”を解く者……数字の謎は、また別の探偵に任せよう」
🪞 詩織
「結論:会長にも補習が必要」
■ラスト:補習開始!
その日の夕方。
会議室には再びホワイトボードが立てられていた。
タイトル:
『補習 for 会長 ~本気でやるやつ、始めます~』
早紀が指示を飛ばす。
「じゃ、まずは中学レベルの復習から行くわよ」
「英単語は基本から。doとかbeとか、そこからね」
「連立方程式?“元カノと現カノの関係”に置き換えればすぐ☆」
「お前らの教え方のクセが強すぎる!!」
それでも、マコトは少しだけ笑っていた。
「……うん。
事件解決より、こっちのが難しいかもな」
青葉ヶ丘高校・正門前掲示板。
期末試験の**成績順位表(上位・下位一覧)**が貼り出されたその朝、
生徒たちがざわつきながら集まっていた。
「うお、やば……1位また高峰先輩じゃん」
「生徒会強っ。まじでライブ補習効いたんじゃね?」
「早紀先輩も3位、あれで文法覚えた」
「ギャル数Bで点数出すとかすげぇ……」
「あれ?会長は……?」
「……あっ」
「……いた」
「……うわ」
■生徒会 成績ランキング(掲示内容より)
順位 氏名 備考
1位 高峰 蓮(書記) 英数ぶっちぎり、全教員が「なぜ生徒会なのか」と言うレベル
3位 相原 早紀(副会長) 解説力=学力、ライブ補習中も冷静なツッコミ健在
6位 堀江 美穂(会計) 数学のみ“異常な伸び率”、ギャル変換が全学年に波及
12位 詩織(補佐) 現社で“教員に戦いを挑んだ”論述が満点
14位 綾小路(補佐) 古文と倫理で高得点、ただし理数系はほぼ芸術点
21位 佐伯(補佐) 理科で健闘、“おまけの社会”は壊滅
↓
↓《画面スクロール、下へ下へ》↓
↓
| 162位(最下位から4番目) | 真人(会長) | 赤点3教科、笑顔で乗り切ろうとしたが現実は非情 |
「いやぁ~、これは……」
生徒会室に張り詰める空気。
マコトは一応机に座っているが、視線はどこにも定まらない。
「赤点、3教科って何?」
早紀の開口一番はナイフのように鋭かった。
「いや、あの……社会はギリ超えたし……数学はあと一問だったし……英語はたぶん……情熱が足りなかった……」
「情熱は点数じゃねぇんだよ」
詩織が静かに腕を組む。
「いやむしろ、ライブ補習やってなかったらもっと酷かった説あるよ?逆に感謝して?」
「うるせぇよギャル教育委員会!!」
そこへ、担任でもある樋口先生がニコニコ顔で現れる。
「おーい会長くん、ちょっと職員室まで来てもらおうか」
「うわ!こ、これはその、反省文案件……!?」
「いやいや、進学相談だよ。
ほら、言ったろ?“生徒会長なら推薦いける”って。……ただし、**成績が伴っていればの話だけどな~?」ニヤリ
「ニィィィィィッ!!」
■試験後の雑談会(という名の詰問)
🎀 早紀
「結局さ、録画見たって言ってたけど、何分見たの?」
🕵️♂️ マコト
「……初日の冒頭と、エンディングだけ」
📘 蓮
「もはや“サムネイル鑑賞”だな」
🎨 美穂
「てか“教えた側が点数高くて、会長だけバカ”って絵面最高すぎてSNSでネタになってるよ?」
📷 佐伯
「“名探偵、学力に殺される”ってトレンド入りしてた。俺の撮った“うなだれマコト”がアイコンにされてる」
🎭 綾小路
「名探偵は、“心の謎”を解く者……数字の謎は、また別の探偵に任せよう」
🪞 詩織
「結論:会長にも補習が必要」
■ラスト:補習開始!
その日の夕方。
会議室には再びホワイトボードが立てられていた。
タイトル:
『補習 for 会長 ~本気でやるやつ、始めます~』
早紀が指示を飛ばす。
「じゃ、まずは中学レベルの復習から行くわよ」
「英単語は基本から。doとかbeとか、そこからね」
「連立方程式?“元カノと現カノの関係”に置き換えればすぐ☆」
「お前らの教え方のクセが強すぎる!!」
それでも、マコトは少しだけ笑っていた。
「……うん。
事件解決より、こっちのが難しいかもな」
0
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
滝川家の人びと
卯花月影
歴史・時代
勝利のために走るのではない。
生きるために走る者は、
傷を負いながらも、歩みを止めない。
戦国という時代の只中で、
彼らは何を失い、
走り続けたのか。
滝川一益と、その郎党。
これは、勝者の物語ではない。
生き延びた者たちの記録である。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
現実とサキュバスのあいだで ――夢で告白した相手が、同居を始めた話
そう
青春
ある日家に突然現れた謎のサキュバスのホルさん!
好感度はMAXなようで流されるがまま主人公はホルさんと日常を過ごします。
ほのぼのラブコメというか日常系小説
オチなどはなく、ただひたすらにまったりします
挿絵や文章にもAIを使用しております。
苦手な方はご注意ください。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる