名探偵マコトの事件簿3

naomikoryo

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第25話:試験結果、公開処刑

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~教えた者、学んだ者、そして…サボった者~
青葉ヶ丘高校・正門前掲示板。
期末試験の**成績順位表(上位・下位一覧)**が貼り出されたその朝、
生徒たちがざわつきながら集まっていた。

「うお、やば……1位また高峰先輩じゃん」
「生徒会強っ。まじでライブ補習効いたんじゃね?」
「早紀先輩も3位、あれで文法覚えた」
「ギャル数Bで点数出すとかすげぇ……」
「あれ?会長は……?」

「……あっ」

「……いた」

「……うわ」

■生徒会 成績ランキング(掲示内容より)
順位 氏名 備考
1位 高峰 蓮(書記) 英数ぶっちぎり、全教員が「なぜ生徒会なのか」と言うレベル
3位 相原 早紀(副会長) 解説力=学力、ライブ補習中も冷静なツッコミ健在
6位 堀江 美穂(会計) 数学のみ“異常な伸び率”、ギャル変換が全学年に波及
12位 詩織(補佐) 現社で“教員に戦いを挑んだ”論述が満点
14位 綾小路(補佐) 古文と倫理で高得点、ただし理数系はほぼ芸術点
21位 佐伯(補佐) 理科で健闘、“おまけの社会”は壊滅



↓《画面スクロール、下へ下へ》↓



| 162位(最下位から4番目) | 真人(会長) | 赤点3教科、笑顔で乗り切ろうとしたが現実は非情 |

「いやぁ~、これは……」

生徒会室に張り詰める空気。
マコトは一応机に座っているが、視線はどこにも定まらない。

「赤点、3教科って何?」
早紀の開口一番はナイフのように鋭かった。

「いや、あの……社会はギリ超えたし……数学はあと一問だったし……英語はたぶん……情熱が足りなかった……」

「情熱は点数じゃねぇんだよ」

詩織が静かに腕を組む。

「いやむしろ、ライブ補習やってなかったらもっと酷かった説あるよ?逆に感謝して?」

「うるせぇよギャル教育委員会!!」

そこへ、担任でもある樋口先生がニコニコ顔で現れる。

「おーい会長くん、ちょっと職員室まで来てもらおうか」

「うわ!こ、これはその、反省文案件……!?」

「いやいや、進学相談だよ。
 ほら、言ったろ?“生徒会長なら推薦いける”って。……ただし、**成績が伴っていればの話だけどな~?」ニヤリ

「ニィィィィィッ!!」

■試験後の雑談会(という名の詰問)
🎀 早紀
「結局さ、録画見たって言ってたけど、何分見たの?」

🕵️‍♂️ マコト
「……初日の冒頭と、エンディングだけ」

📘 蓮
「もはや“サムネイル鑑賞”だな」

🎨 美穂
「てか“教えた側が点数高くて、会長だけバカ”って絵面最高すぎてSNSでネタになってるよ?」

📷 佐伯
「“名探偵、学力に殺される”ってトレンド入りしてた。俺の撮った“うなだれマコト”がアイコンにされてる」

🎭 綾小路
「名探偵は、“心の謎”を解く者……数字の謎は、また別の探偵に任せよう」

🪞 詩織
「結論:会長にも補習が必要」

■ラスト:補習開始!
その日の夕方。
会議室には再びホワイトボードが立てられていた。

タイトル:
『補習 for 会長 ~本気でやるやつ、始めます~』

早紀が指示を飛ばす。

「じゃ、まずは中学レベルの復習から行くわよ」
「英単語は基本から。doとかbeとか、そこからね」
「連立方程式?“元カノと現カノの関係”に置き換えればすぐ☆」
「お前らの教え方のクセが強すぎる!!」

それでも、マコトは少しだけ笑っていた。

「……うん。
 事件解決より、こっちのが難しいかもな」
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