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第11話:「『漫画、見せてよ』— 推しがまさかの読者に!?」
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推し(桐生隼人)の手料理を食べてからというもの、私は とある問題 に直面していた。
それは―― 漫画のネタがどうしても推しに引っ張られる現象 である。
■ ヒーローがどうしても推しに寄る問題
昼過ぎ、私は漫画のネームを仕上げるため、リビングのテーブルにノートとペンを広げていた。
「よし……今日こそはちゃんと集中するぞ……!」
昨日は 危うく推しをモデルにしたキャラを作りかけるという大事故 を起こしたが、もうそんな危険なことはしない。
私は 完全オリジナルの新作 を描くと決めたのだ。
テーマは 「高校生の青春ラブコメ」。
これなら 隼人の影響を受けることはない!
私は気合を入れてネームを描き始めた。
……が。
「…………ん?」
気づいたら、主人公のヒーローが 異様にクールで家事ができる男 になっていた。
しかも、ヒロインに対して 「ちゃんと飯食えよ」とか言うタイプ だった。
……待て。
これ完全に桐生隼人では?????
いやいやいやいや!!!!!
これはもう 推しをそのまま漫画にしているのでは!?
しかも、主人公の名前が無意識に 「ハヤト」 になりかけていた。
危ない!!!!!!!!!!!!!!!!!
「ちょ、ちょっと待て!!!」
私は思わず自分のネームを握りつぶす。
「……なにやってんの?」
不意にかけられた低い声。
「ぎゃあああああ!!!!!!!」
私は飛び跳ねた。
振り向くと、リビングの入り口に 桐生隼人が立っていた。
「な、なんでもないです!!!!!!!」
「いや、どう見ても何かあるだろ」
「いえ!!!!!何も!!!!!」
「……ふーん」
隼人は怪しげな目をしながら、私の手元に目をやる。
「お前、漫画描いてんの?」
「えっ」
「いや、そういうのって、ルームシェアするなら知っといたほうがいいと思って」
「えっ、えっ」
「で、どんなの?」
「えっ」
「ちょっと見せろよ」
「ええええええええええええええええええ!?!?」
■ 推しに漫画を見せるとか、死ぬ
私は ネームを持ったまま硬直 した。
推しに、自分の描いたものを見せる……?
いやいやいやいや!!!!
そんなの 地獄すぎる!!!!!!!!
だって、もしも隼人に 「なんかこの主人公、俺っぽくね?」 とか言われたら どうする???
心臓が止まる!!!!!!!!!!!!!!
「な、なんで見たいんですか!!!!」
「別に。ただ、お前がどんなの描いてんのか興味あるだけ」
「そ、そんなこと言われても!!!」
「お前、そんなに見せられないほどヤバいの描いてんの?」
「ヤバくないです!!!!!!」
「じゃあ見せろよ」
「見せられません!!!!!!!!!!!!」
「なんで」
「だって!!!!!!!」
「だって?」
「……恥ずかしいから!!!!!」
隼人は 「は?」 という顔をした。
「お前、それで漫画家目指してんの?」
「うっ……」
「読まれるのが恥ずかしいとか、プロになったらどうすんだよ」
「……それは……」
「ほら、見せろ」
「む、無理です!!!!!!!!!」
私は 全力でネームを隠す。
隼人は 呆れたようにため息をついた。
「……まぁいいけど」
「ほっ……」
「でも、俺はいつか読んでやるからな」
「えっ」
「お前が本気で漫画家目指してんなら、いずれ世に出るわけだろ」
「えっ」
「そのときは、普通に読むから」
「えっ」
「だから、ちゃんと描けよ」
「……!!!!!!」
……なにこれ、めっちゃ良いこと言われたんだけど!!!!!!!!!!
私が 固まっている間に、隼人は すたすたと部屋に戻っていった。
推しに「ちゃんと描けよ」と言われるオタクの気持ち、分かりますか!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?
私は 頭を抱えながら、新たなプレッシャーを感じていた――。
それは―― 漫画のネタがどうしても推しに引っ張られる現象 である。
■ ヒーローがどうしても推しに寄る問題
昼過ぎ、私は漫画のネームを仕上げるため、リビングのテーブルにノートとペンを広げていた。
「よし……今日こそはちゃんと集中するぞ……!」
昨日は 危うく推しをモデルにしたキャラを作りかけるという大事故 を起こしたが、もうそんな危険なことはしない。
私は 完全オリジナルの新作 を描くと決めたのだ。
テーマは 「高校生の青春ラブコメ」。
これなら 隼人の影響を受けることはない!
私は気合を入れてネームを描き始めた。
……が。
「…………ん?」
気づいたら、主人公のヒーローが 異様にクールで家事ができる男 になっていた。
しかも、ヒロインに対して 「ちゃんと飯食えよ」とか言うタイプ だった。
……待て。
これ完全に桐生隼人では?????
いやいやいやいや!!!!!
これはもう 推しをそのまま漫画にしているのでは!?
しかも、主人公の名前が無意識に 「ハヤト」 になりかけていた。
危ない!!!!!!!!!!!!!!!!!
「ちょ、ちょっと待て!!!」
私は思わず自分のネームを握りつぶす。
「……なにやってんの?」
不意にかけられた低い声。
「ぎゃあああああ!!!!!!!」
私は飛び跳ねた。
振り向くと、リビングの入り口に 桐生隼人が立っていた。
「な、なんでもないです!!!!!!!」
「いや、どう見ても何かあるだろ」
「いえ!!!!!何も!!!!!」
「……ふーん」
隼人は怪しげな目をしながら、私の手元に目をやる。
「お前、漫画描いてんの?」
「えっ」
「いや、そういうのって、ルームシェアするなら知っといたほうがいいと思って」
「えっ、えっ」
「で、どんなの?」
「えっ」
「ちょっと見せろよ」
「ええええええええええええええええええ!?!?」
■ 推しに漫画を見せるとか、死ぬ
私は ネームを持ったまま硬直 した。
推しに、自分の描いたものを見せる……?
いやいやいやいや!!!!
そんなの 地獄すぎる!!!!!!!!
だって、もしも隼人に 「なんかこの主人公、俺っぽくね?」 とか言われたら どうする???
心臓が止まる!!!!!!!!!!!!!!
「な、なんで見たいんですか!!!!」
「別に。ただ、お前がどんなの描いてんのか興味あるだけ」
「そ、そんなこと言われても!!!」
「お前、そんなに見せられないほどヤバいの描いてんの?」
「ヤバくないです!!!!!!」
「じゃあ見せろよ」
「見せられません!!!!!!!!!!!!」
「なんで」
「だって!!!!!!!」
「だって?」
「……恥ずかしいから!!!!!」
隼人は 「は?」 という顔をした。
「お前、それで漫画家目指してんの?」
「うっ……」
「読まれるのが恥ずかしいとか、プロになったらどうすんだよ」
「……それは……」
「ほら、見せろ」
「む、無理です!!!!!!!!!」
私は 全力でネームを隠す。
隼人は 呆れたようにため息をついた。
「……まぁいいけど」
「ほっ……」
「でも、俺はいつか読んでやるからな」
「えっ」
「お前が本気で漫画家目指してんなら、いずれ世に出るわけだろ」
「えっ」
「そのときは、普通に読むから」
「えっ」
「だから、ちゃんと描けよ」
「……!!!!!!」
……なにこれ、めっちゃ良いこと言われたんだけど!!!!!!!!!!
私が 固まっている間に、隼人は すたすたと部屋に戻っていった。
推しに「ちゃんと描けよ」と言われるオタクの気持ち、分かりますか!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?
私は 頭を抱えながら、新たなプレッシャーを感じていた――。
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