推しが同居人になりまして。

naomikoryo

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第41話:「私の漫画が読者の間で話題に!」

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推し(桐生隼人)の 元カノ復縁宣言事件 という 地獄の修羅場 を乗り越えた私。

 
 そして、まさかの 「俺の今には、お前は関係ない」 発言で 元カノをバッサリ切り捨てる隼人。
 

 ――いや、これもうほぼ勝ち確では????????????????????
 

 ……と思っていたのも束の間。
 

 今度は、私の漫画が読者の間で話題になり始めた!?!?!?!?!?!?!?

■ まさかのバズり事件発生
 ある日、私は スマホを見て衝撃を受けた。

 
「えっ、ちょっと待って!?!?!?」

「……」

「えっ、えっ、えっ」

「……朝からうるせぇ」

「いやいやいや!!!!!!」

「今、めっちゃバズってる!!!!!!!!!」

「……何が」

「私の漫画!!!!!!!」

「……」

「えっ、ちょっと待って!?!?!?!?!?」

■ SNSで大反響!?
 私は 慌ててTwitterを開く。

 
 すると――
 

『この漫画、めちゃくちゃ面白い!!!』
『主人公の感情描写がリアルすぎて刺さる』
『これ、ドラマ化してほしい』

 

 ……えっ、ドラマ化!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?

■ 「お前、まさかの売れっ子漫画家になるのか?」
「えっ、えっ、待って!!!!!」

「……」

「なんか、めっちゃ通知きてるんですけど!!!!!!」

「……良かったじゃねぇか」

「いやいやいや!!!!!」

「これは、バズるとかそういうレベルじゃない!!!!!!」

「……」

「私、まさかの売れっ子漫画家になっちゃうのでは!?!?!?!?」

「……」

「いや、そもそも!!! 私は!!!!!」

「……」

「ただのオタクだったはずなのに!!!!!!」

「……ぶっ」

「笑わないでください!!!!!!!!!」

■ 出版社からの連絡が……!?
「……で、何がそんなに話題になってんだよ」

「えっ、えっと、どうやら……」

「……」

「主人公の感情描写がリアルすぎるって話らしくて……」

「……」

「なんか、恋愛の心理描写がすごく細かいって、めっちゃ評価されてる……」

「……」

「えっ、待って、でもそれって!!!!!」

「……」

「推しとのルームシェア生活をベースにしたやつなんですけど!!!!!!!!!!!!!!」

「…………は?」

■ 「お前、それ……俺との生活、ネタにしてねぇよな?」
「えっ、えっ、えええええ!!!!!!!」

「お前、それ……」

「……」

「まさか、俺との生活、ネタにしてねぇよな?」

「ぎゃああああああああ!!!!!!!!!!」

「おい、まさかとは思うが」

「ま、ま、ま、まさか!!!! そんな!!!!」

「……」

「そんなこと!!!!!」

「……」

「めっちゃしてます!!!!!!!!!!」

「おい」

「ひぃぃぃぃ!!!!!!!」

■ 「で、お前の漫画の『推し』は、俺なのか?」
「えっ、えっ、えええええ!!!!!!!」

「……」

「えっ、待って、あの、そ、それは……!!!」

「……」

「作中では!!!!!!! 名前も設定も違いますし!!!!!」

「……」

「でも、どう考えても!!!!」

「……」

「読んだら『あ、これ桐生隼人では?』ってなるやつです!!!!!!!!!」

「…………はぁ」

「えっ、怒ってます!?!?!?!?!?!?」

「いや、別に」

「えっ」

「で?」

「……で?」

「お前の漫画の『推し』は、俺なのか?」

「ぎゃあああああああ!!!!!!!!!!」

■ まさかのドラマ化!? 推し本人が出る可能性!?
 その後、私は出版社から連絡を受けた。

 
「柚先生!! 実は……!!!」

「は、はい!!」

「先生の漫画があまりにも反響が大きくて!!」

「は、は、はい!?」

「ドラマ化の話が来ています!!!!」

「ええええええええええ!!!!!!」

 
 ちょっと待って!?!?!?!?!?!?

 
 ドラマ化って、つまり 実写!?!?!?!?!?

 
「ちなみに!!!!!」

「は、はい!!?」

「主演俳優の候補に!!!!!」

「は、はい!!?」

「桐生隼人さんの名前が挙がっています!!!!」

「ぎゃあああああああ!!!!!!!!!!!!」

 
 ちょっと待って!!!!!!!!!!!


 自分の漫画の「推しの役」を、推し本人が演じる可能性があるとか、そんなの聞いてません!!!!!!!!!!!!!!!!!!
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