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第42話:「ドラマ化決定!? 推し本人が推し役をやる可能性があるんですが!!!!」
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推し(桐生隼人)とのルームシェア生活を基に描いた私の漫画が、なぜか 読者の間で大バズり。
その結果――
「ドラマ化の話が来ています!!!!」
出版社の担当編集者が 信じられない爆弾を投下。
そしてさらに追い打ちをかけるように――
「主演俳優の候補に、桐生隼人さんの名前が挙がっています!!!!」
――え???????????????????????????????
■ 限界オタク、呼吸ができなくなる
「えっ、えっ、えええええ!!!!!」
「落ち着いてください!!!!」
「いやいやいや!!!! 落ち着けるわけないでしょうが!!!!!」
「それだけ話題になっているということなんですよ!!!」
「いや、それはありがたいんですけど!!!!!」
「主演俳優の候補が桐生隼人って、どういうことですか!!!!!」
「そのままの意味ですよ!!!」
「ぎゃああああああ!!!!!!」
■ 推しが『推し役』をやるとか、そんな世界線ある!?
「えっ、えっ、ちょっと待ってください!!!!」
「……」
「つまり、私が描いた漫画の主人公を!!!!」
「……」
「私が好きな推しが演じる可能性があるってことですか!!!!!」
「……そうなりますね!」
「いやいやいや!!!!!!!!」
「……」
「私!!!! そんなの!!!!!」
「……」
「心臓が持ちません!!!!!!!!!!」
「ぶっ」
■ 推し本人に話した結果……
その後、家に帰った私は なんとか冷静になろうと深呼吸しながら、隼人にこの話を伝えた。
「えっと、桐生さん……ちょっと、話がありまして……」
「ん?」
「えっと、その、あの……」
「……何だよ、また挙動不審だな」
「ちょっと落ち着いて聞いてくださいね!!!!!」
「いや、お前が落ち着け」
「えっと、実は……」
「……」
「私の漫画がドラマ化することになりました!!!!!」
「……」
「で、主演俳優の候補に……」
「……」
「桐生さんの名前が挙がっています!!!!!」
「………………は?」
■ 「お前、それ……俺のことネタにしてねぇよな?」(2回目)
「ちょっと待て」
「は、はい!!!!」
「お前の漫画、俺がモデルになってるんじゃねぇのか?」
「えっ、えっ、えっ!!!! えーっとですね!!!!」
「……」
「完全オリジナルです!!!!!」
「嘘つけ」
「うわああああ!!!!」
「お前、自分で言ってただろ。『読んだら桐生隼人だって分かるやつです』って」
「ひぃぃぃぃ!!!!!!!!」
「……で、俺がその役をやる可能性があると?」
「……」
「………………はい」
「………………」
「………………」
「………………ぶっ」
「ちょっと!!!! 笑わないでください!!!!!!!!!!」
■ 「で? 俺に演じてほしいのか?」
「で?」
「は、はい?」
「俺にやってほしいのか?」
「えっ!?!?!?」
「主演」
「えっ、いや、それは……!!!!!」
「……」
「で、でも!!!!!」
「……」
「推しに!!!!!! 自分の理想を押し付けるなんて!!!!!」
「……」
「そんなオタクとして、絶対にやってはいけない禁忌!!!!!」
「……」
「だから、私は!!!!」
「……」
「桐生さんがこの仕事をやりたいなら、もちろん応援します!!!!!」
「……」
「でも、無理にとは言いません!!!!!」
「……」
「どうぞ、お好きに決めてください!!!!!」
「……」
「……」
「……」
「…………お前、めちゃくちゃ俺にやってほしそうな顔してんぞ」
「ぎゃああああああ!!!!!!!!!!!」
■ 推しの決断
私は 全力で顔を真っ赤にしながら、必死に目をそらした。
「で、桐生さんはどうするんですか……?」
「……」
「やるんですか……?」
「……」
「やらないんですか……?」
「……」
「どうするんですか……?」
「……まぁ」
「まぁ?」
「面白そうだし、やってみてもいいかもな」
「ええええええええええええ!!!!!!!」
■ 推し本人が『推し役』をやる世界線、決定
「えっ、えっ、えっ、ほんとにやるんですか!?!?!?」
「ダメか?」
「い、いや、ダメとかじゃないですけど!!!!!」
「……」
「そんなの!!!!!」
「……」
「オタクが推しを生み出す瞬間では!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?」
「ぶっ」
「笑わないでください!!!!!」
「いや、お前の発想がすごすぎる」
「いやいやいや!!!! だって!!!!!」
「私の漫画の推しが!!!!!」
「私のリアル推しによって演じられるんですよ!?!?!?」
「……」
「そんなの!!!!!」
「……」
「もう完全に優勝じゃないですか!!!!!!!!!!」
「……お前、ほんと楽しそうだな」
「そりゃ楽しそうになりますよ!!!!!」
私は 完全に舞い上がりながら、推しの顔を見た。
隼人は、ふっと 少しだけ優しい目をして笑った。
「……お前が描いた世界、ちょっと覗いてみたくなっただけだ」
「えっ」
「だから、やる」
「……」
「お前の作った『推し役』を、俺が演じる」
「………………は?」
「……」
「………………えっ、そんなの、もう、最高なのでは!?!?!?!?!?!?!?」
その結果――
「ドラマ化の話が来ています!!!!」
出版社の担当編集者が 信じられない爆弾を投下。
そしてさらに追い打ちをかけるように――
「主演俳優の候補に、桐生隼人さんの名前が挙がっています!!!!」
――え???????????????????????????????
■ 限界オタク、呼吸ができなくなる
「えっ、えっ、えええええ!!!!!」
「落ち着いてください!!!!」
「いやいやいや!!!! 落ち着けるわけないでしょうが!!!!!」
「それだけ話題になっているということなんですよ!!!」
「いや、それはありがたいんですけど!!!!!」
「主演俳優の候補が桐生隼人って、どういうことですか!!!!!」
「そのままの意味ですよ!!!」
「ぎゃああああああ!!!!!!」
■ 推しが『推し役』をやるとか、そんな世界線ある!?
「えっ、えっ、ちょっと待ってください!!!!」
「……」
「つまり、私が描いた漫画の主人公を!!!!」
「……」
「私が好きな推しが演じる可能性があるってことですか!!!!!」
「……そうなりますね!」
「いやいやいや!!!!!!!!」
「……」
「私!!!! そんなの!!!!!」
「……」
「心臓が持ちません!!!!!!!!!!」
「ぶっ」
■ 推し本人に話した結果……
その後、家に帰った私は なんとか冷静になろうと深呼吸しながら、隼人にこの話を伝えた。
「えっと、桐生さん……ちょっと、話がありまして……」
「ん?」
「えっと、その、あの……」
「……何だよ、また挙動不審だな」
「ちょっと落ち着いて聞いてくださいね!!!!!」
「いや、お前が落ち着け」
「えっと、実は……」
「……」
「私の漫画がドラマ化することになりました!!!!!」
「……」
「で、主演俳優の候補に……」
「……」
「桐生さんの名前が挙がっています!!!!!」
「………………は?」
■ 「お前、それ……俺のことネタにしてねぇよな?」(2回目)
「ちょっと待て」
「は、はい!!!!」
「お前の漫画、俺がモデルになってるんじゃねぇのか?」
「えっ、えっ、えっ!!!! えーっとですね!!!!」
「……」
「完全オリジナルです!!!!!」
「嘘つけ」
「うわああああ!!!!」
「お前、自分で言ってただろ。『読んだら桐生隼人だって分かるやつです』って」
「ひぃぃぃぃ!!!!!!!!」
「……で、俺がその役をやる可能性があると?」
「……」
「………………はい」
「………………」
「………………」
「………………ぶっ」
「ちょっと!!!! 笑わないでください!!!!!!!!!!」
■ 「で? 俺に演じてほしいのか?」
「で?」
「は、はい?」
「俺にやってほしいのか?」
「えっ!?!?!?」
「主演」
「えっ、いや、それは……!!!!!」
「……」
「で、でも!!!!!」
「……」
「推しに!!!!!! 自分の理想を押し付けるなんて!!!!!」
「……」
「そんなオタクとして、絶対にやってはいけない禁忌!!!!!」
「……」
「だから、私は!!!!」
「……」
「桐生さんがこの仕事をやりたいなら、もちろん応援します!!!!!」
「……」
「でも、無理にとは言いません!!!!!」
「……」
「どうぞ、お好きに決めてください!!!!!」
「……」
「……」
「……」
「…………お前、めちゃくちゃ俺にやってほしそうな顔してんぞ」
「ぎゃああああああ!!!!!!!!!!!」
■ 推しの決断
私は 全力で顔を真っ赤にしながら、必死に目をそらした。
「で、桐生さんはどうするんですか……?」
「……」
「やるんですか……?」
「……」
「やらないんですか……?」
「……」
「どうするんですか……?」
「……まぁ」
「まぁ?」
「面白そうだし、やってみてもいいかもな」
「ええええええええええええ!!!!!!!」
■ 推し本人が『推し役』をやる世界線、決定
「えっ、えっ、えっ、ほんとにやるんですか!?!?!?」
「ダメか?」
「い、いや、ダメとかじゃないですけど!!!!!」
「……」
「そんなの!!!!!」
「……」
「オタクが推しを生み出す瞬間では!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?」
「ぶっ」
「笑わないでください!!!!!」
「いや、お前の発想がすごすぎる」
「いやいやいや!!!! だって!!!!!」
「私の漫画の推しが!!!!!」
「私のリアル推しによって演じられるんですよ!?!?!?」
「……」
「そんなの!!!!!」
「……」
「もう完全に優勝じゃないですか!!!!!!!!!!」
「……お前、ほんと楽しそうだな」
「そりゃ楽しそうになりますよ!!!!!」
私は 完全に舞い上がりながら、推しの顔を見た。
隼人は、ふっと 少しだけ優しい目をして笑った。
「……お前が描いた世界、ちょっと覗いてみたくなっただけだ」
「えっ」
「だから、やる」
「……」
「お前の作った『推し役』を、俺が演じる」
「………………は?」
「……」
「………………えっ、そんなの、もう、最高なのでは!?!?!?!?!?!?!?」
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