推しが同居人になりまして。

naomikoryo

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第51話:「推しと家で演技練習!?!?!?」

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まさかの展開で 推し(桐生隼人)主演のドラマのヒロイン役に抜擢されてしまった私。

◆ 真壁マネージャーの策略により、強制変身イベント!
◆ そのまま隼人&スタッフの前に連行される!
◆ 隼人とワンシーン読まされる!
◆ 「柚先生、アリでは?」の大合唱!
◆ 隼人本人「お前でいい」発言!!??
◆ 真壁マネージャー「契約進めますね」と爆弾発言!!!!??
◆ そして、気づいたら正式にヒロイン役決定!!!

 

 ――いやいやいや!!!!!!!!!!!
 

 オタクが推しと演技する世界線、そんなの聞いてません!!!!!!!!!!!!

■ 家での練習スタート
「じゃ、練習すっか」

「えっ、えっ、ええええ!?!?!?!?」

「何驚いてんだよ」

「いや、だって!!!!!!!」

「……」

「私、隼人さんと!!!!!」

「……」

「家で演技練習することになるとか!!!!!!」

「……そりゃそうだろ、共演するんだから」

「ぎゃあああああ!!!!!」

■ 普段の私でOKらしい
「まぁ、お前の役は基本、普段のままでいいらしいし」

「えっ?」

「原作でも、ヒロインは地味でお洒落じゃないキャラだろ?」

「まぁ……そうですけど」

「だから、お前は無理に着飾る必要ねぇってさ」

「えっ、じゃあ、普通のスウェットとかでも大丈夫なんですか?」

「まぁな」

「良かった~~~!!!!!」

「……」

「そんなにホッとすることか?」

「いや、だって!!!!! 変にキラキラした格好しろって言われたら、私が一番落ち着かないですよ!!!!」

「……まぁ、お前はそのままでいいだろ」

「なんかすごく失礼な気がしますけど!!!!」

「褒めてんだけどな」

「えっ、えっ」

「……」

「……」

「………………ぶふっ!!!!!!!」

「おい、笑うな」

「いやいやいや!!!!!!」

「桐生さんが私のこと褒めるとか、そんなことあるんですか!!!!!」

「……演技練習するぞ」

「うわあああああ!!!!!照れたあああああ!!!!!」

「してねぇ」

■ いざ、演技練習
「じゃあ、このシーンやるか」

「えっ、どこですか?」

「第5話、主人公が男に壁ドンされるシーン」

「ぶふっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

「おい、なんで吹いた」

「いやいやいや!!!!!!」

「なんでよりによってそのシーン!!!!!!」

「お前、演じるんだからちゃんと練習しろ」

「いや、そんな!!!!!」

「ほら」

「いや、近い近い近い!!!!!!!!」

「……これくらい普通だろ」

「ぎゃあああああああ!!!!!!!」

■ そして、キスシーンの話
「で、ラストシーンは……レストランで告白されるんだろ?」

「えっ、えっ、えっ!?!?!?」

「脚本に書いてあった」

「えっ、えっ、えええええ!!!!!!!!!!?」

「最後だけ、お洒落してこいってさ」

「いやいやいや!!!!!」

「……」

「……?」

「……お前、俺とキスシーンやるの、嫌?」

「ぎゃあああああ!!!!!!!!!」
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