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第56話:「推しに『ゴンタって誰だ?』って聞かれたんですが!?!?!?!?」
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推し(桐生隼人)主演のドラマで、まさかの ヒロイン役に抜擢されてしまった私。
◆ 家での練習の成果もあり、撮影は驚くほど順調!
◆ スタッフから「息ピッタリすぎる!」と絶賛される!
◆ 最終話のクライマックス、告白&キスシーンの撮影へ!!
◆ 推しの低音ボイスでの告白に限界オタク、心臓が破裂寸前!
◆ そして、ついにキスシーン直前、推しが囁く――「続きは帰ってからな」
◆ 限界オタク、耐えられず推しを柴犬のゴンタと思い込む作戦を発動!!!!!!!!!!
◆ 結果、無事に撮影を乗り切る!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
――いやいやいや!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ゴンタ変換が完璧すぎて、推しが柴犬にしか見えなくなったんですが!!!!!!!!!!!!!!
■ 撮影終了! しかし、推しの顔が不機嫌
「お疲れさまでした~~!!!!」
「いや~、完璧なシーンでしたね!」
「柚先生、最後の表情、すごくよかったですよ!!!」
「桐生さんの演技もさすがでした!!!」
「いやいやいや!!!!!!!!!」
「え?」
「そんなことより!!!!!!!!」
「桐生さん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「……」
「なんでそんなに怖い顔してるんですか!!!!!!!!!!!!!」
「……」
「……お前さ」
「は、はい?」
「最後のシーンの後、小声で『いい子だね、ゴンタ……』って言ってたよな?」
「ぶふっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
■ え、待って!?!? バレた!?!?!?
(ちょっと待って!?!?!?!?!?!?)
(まさか!!!!!!!!!!!)
(ゴンタ変換、完璧だったはずなのに!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
(なんで気づかれたの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
■ 推し、「ゴンタって誰?」
「で、ゴンタって誰だ?」
「ぶふっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「お前の知り合い?」
「違います!!!!!!!!!!!!!」
「じゃあ、誰?」
「えっ、えっと、その……」
「誰だよ、ゴンタ」
「えっと、その……」
「昔飼ってた柴犬です」
「……は?」
■ え、俺、犬扱いされてたの?
「……」
「……お前、もしかして」
「……」
「……」
「……撮影中、俺のこと犬だと思ってた?」
「ぶふっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「ちょっと待って、誤解なんです!!!!!!!!!」
「どんな誤解だよ!!!!!!!」
「いや、その、ニヤけちゃいけないから!!!!!!」
「それで俺を犬扱いしたのか!?」
「だって!!!!!!!!!!!!」
「だってじゃねぇよ!!!!!!!!!」
■ 柴犬扱いにキレる推し
「俺のどこが柴犬なんだよ」
「えっ、えっと……」
「……」
「目?」
「は?」
「こう、くりくりしてる感じ……?」
「………………」
「あと、なんかこう、表情とか?」
「………………」
「えっと、あと、ちょっとツンデレなところとか?」
「………………」
「えっ、えっ、でも、ほら、隼人さんって、怒ったときもキリッとしててかっこいいんですけど、たまにフッて笑うと、なんか、こう……」
「……?」
「ゴンタにしか見えなくて」
「ぶふっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
■ どうしてこうなった
(やばい!!!!!!!!!)
(推しに「お前、俺のこと犬だと思ってたのか」ってキレられる世界線、聞いてない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
「お前、後で覚悟しとけよ」
「ぎゃああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
◆ 家での練習の成果もあり、撮影は驚くほど順調!
◆ スタッフから「息ピッタリすぎる!」と絶賛される!
◆ 最終話のクライマックス、告白&キスシーンの撮影へ!!
◆ 推しの低音ボイスでの告白に限界オタク、心臓が破裂寸前!
◆ そして、ついにキスシーン直前、推しが囁く――「続きは帰ってからな」
◆ 限界オタク、耐えられず推しを柴犬のゴンタと思い込む作戦を発動!!!!!!!!!!
◆ 結果、無事に撮影を乗り切る!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
――いやいやいや!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ゴンタ変換が完璧すぎて、推しが柴犬にしか見えなくなったんですが!!!!!!!!!!!!!!
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「いやいやいや!!!!!!!!!」
「え?」
「そんなことより!!!!!!!!」
「桐生さん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「……」
「なんでそんなに怖い顔してるんですか!!!!!!!!!!!!!」
「……」
「……お前さ」
「は、はい?」
「最後のシーンの後、小声で『いい子だね、ゴンタ……』って言ってたよな?」
「ぶふっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
■ え、待って!?!? バレた!?!?!?
(ちょっと待って!?!?!?!?!?!?)
(まさか!!!!!!!!!!!)
(ゴンタ変換、完璧だったはずなのに!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
(なんで気づかれたの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
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「で、ゴンタって誰だ?」
「ぶふっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「お前の知り合い?」
「違います!!!!!!!!!!!!!」
「じゃあ、誰?」
「えっ、えっと、その……」
「誰だよ、ゴンタ」
「えっと、その……」
「昔飼ってた柴犬です」
「……は?」
■ え、俺、犬扱いされてたの?
「……」
「……お前、もしかして」
「……」
「……」
「……撮影中、俺のこと犬だと思ってた?」
「ぶふっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「ちょっと待って、誤解なんです!!!!!!!!!」
「どんな誤解だよ!!!!!!!」
「いや、その、ニヤけちゃいけないから!!!!!!」
「それで俺を犬扱いしたのか!?」
「だって!!!!!!!!!!!!」
「だってじゃねぇよ!!!!!!!!!」
■ 柴犬扱いにキレる推し
「俺のどこが柴犬なんだよ」
「えっ、えっと……」
「……」
「目?」
「は?」
「こう、くりくりしてる感じ……?」
「………………」
「あと、なんかこう、表情とか?」
「………………」
「えっと、あと、ちょっとツンデレなところとか?」
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「えっ、えっ、でも、ほら、隼人さんって、怒ったときもキリッとしててかっこいいんですけど、たまにフッて笑うと、なんか、こう……」
「……?」
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「ぶふっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
■ どうしてこうなった
(やばい!!!!!!!!!)
(推しに「お前、俺のこと犬だと思ってたのか」ってキレられる世界線、聞いてない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
「お前、後で覚悟しとけよ」
「ぎゃああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
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