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第4話:『ポテチと追憶』
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恵比寿 光が「ふくや」に顔を出すようになってから、店には奇妙な均衡がもたらされていた。
光が爽やかな笑顔と共に店に入ると、幸運のオーラで店内の空気がきらめく。
すると、どこからか薄氷がどんよりした不運のオーラを漂わせ、それを中和しようとする。
結果、二つの力がぶつかり合い、「客が持ってきたスクラッチくじが百万円に当選するが、そのくじをくしゃみで飲み込んでしまう」などといった、高度なプラマイゼロ現象が頻発するようになった。
「いい加減にしろ、君たち!」
こがねが両者の頭にスリッパで一発ずつお見舞いし、光が「また来ます!」と懲りずに言い残して帰っていく。
これが、駄菓子屋「ふくや」の新たな日常となっていた。
いつしかこがねは、商店街の奥様方から「神様使いの若女将」などと、ありがたいんだか不名誉なんだか分からないあだ名で呼ばれるようになっていた。
そんな騒がしくも平穏な日々の中、こがねはふと、根本的な疑問に立ち返っていた。
(そもそも、なんで薄氷は、あの祠に封印されてたんだろ?)
そして、もう一つ。
なぜ彼は、三食昼寝付きの生活より、ポテトチップスを愛するのか。
「ねえ、薄氷」
「なんだ、依り代よ。我は今、この漫画のクライマックスなのだ。静粛に」
「あんたはなんで、あんなとこに封印されてたの?」
ぴたり、と薄氷のページをめくる手が止まる。
しかし、それも一瞬のこと。彼は顔も上げずに答えた。
「さてな。忘れた」
「じゃあ、なんでそんなにポテチが好きなのよ」
「うまいからに決まっておるだろう。愚問だな」
それきり、薄氷は口を閉ざしてしまった。
聞けばすぐに分かると思っていたが、彼の心の奥底は、想像以上に深い霧に包まれているようだった。
◆◇◆
その日は、朝から冷たい雨が降っていた。
雨の日の駄菓子屋は、ひっそりと静まり返っている。
客はもちろん、恵比寿 光さえも、さすがにこんな天気ではやってこない。
店の前の道を、時折傘を差した人が通り過ぎていくだけだ。
こがねはカウンターで帳簿をつけながら、ちらりとソファに目をやった。
薄氷は、いつものように漫画を読んでいる…かと思いきや、その手は止まり、静かに窓の外を流れる雨粒を見つめていた。
銀灰色の髪、白い頬、長い睫毛。
そのガラス玉のような横顔は、いつものグータラな彼とはまるで別人のように、ひどく静かで、研ぎ澄まされて見えた。
まるで、その身体だけをここに残し、魂は遠いどこかへ旅立ってしまったかのように。
その姿に、こがねはなぜか声をかけることができなかった。
◆◇◆
その夜、こがねは夢を見た。
いや、それは夢というには、あまりに生々しく、鮮明だった。
まるで、他人の記憶を、追体験しているかのように。
依り代になったことで、彼の記憶の断片が流れ込んできたのかもしれない。
──気づくと、こがねは古い日本家屋の一室にいた。
立派な床の間がある、裕福な武家屋敷のようだ。
障子の向こうで、しとしとと雨が降っている。
部屋の隅には、布団が敷かれ、小さな少女が一人、静かに横になっていた。
病弱なのだろう、顔色は青白く、か細い呼吸を繰り返している。
しかし、その瞳には、退屈と、そして強い好奇心の光が宿っていた。
少女の視線の先、薄暗い部屋の隅に、誰かがいる。
黒い着流しをまとった、銀髪の青年。
薄氷だ。今よりもずっと、その表情には生気がなく、瞳には深い虚無の色が浮かんでいる。
彼は、ただそこに「在る」だけだった。
「うすらいさま」
少女が、か細い声で呼びかける。
薄氷は、答えなかった。
「今日ね、厨房の者に頼んで、異国のお菓子を作ってもらったの」
少女は、そう言うと、布団からゆっくりと起き上がり、隠していた小さな包みを差し出した。
「『ぽてと』というお芋を、うすーく切って、油で揚げたもの。ぱりぱりしていて、おいしいのよ。異国の『ちっぷす』というお菓子に似ているんですって」
包みの中には、不揃いな形をした、手作りのポテトチップスが入っていた。
人々は、貧乏神である薄氷を恐れ、彼から物を隠し、遠ざけた。
しかし、この病弱な少女だけは、彼を怖がらなかった。
部屋から出られない彼女にとって、いつからかそこにいるようになった美しい神様は、唯一の話し相手だったのだ。
薄氷は、驚いたように少女を見つめる。
そして、おそるおそる、その小さな手からポテトチップスを一枚、受け取った。
口に運ぶと、ぱり、と音がした。
油と、塩の味。
そして、芋の、素朴な甘さ。
「……うまい」
ぽつりと呟いた薄氷に、少女は花が綻ぶように笑った。
しかし、幸せな時間は、長くは続かない。
少女の病は日増しに重くなっていく。
咳き込み、やつれていく彼女の隣で、薄氷は何もできずに、ただそこに居続けることしかできなかった。
そして、別れの日はやってくる。
息も絶え絶えの少女は、薄氷に向かって、最後の力を振り絞るように手を伸ばした。
「ありがとう、うすらいさま。あなたのおかげで……ひとりでも、さみしくなかった……」
それが、最後の言葉だった。
少女の小さな手が、ぱたりと布団に落ちる。
彼女の死後、屋敷の人々の悲しみは、行き場を失って、憎悪へと変わった。
「あの貧乏神が、娘の命を吸ったのだ!」
「疫病神め!」
悲しみに暮れ、少女の亡骸のそばから動こうとしない薄氷を、彼らはそう罵った。
やがて、高名だという陰陽師が呼ばれ、読経が響く中、薄氷の身体は動かなくなり、その意識は、冷たく暗い、祠の闇へと沈んでいった……。
◆◇◆
「……っ!」
こがねは、息を詰めて目を覚ました。
自分の頬に、熱い涙が伝っているのが分かった。
心臓が、ばくばくと音を立てている。
あれが、薄氷の記憶。
彼が、祠に封印された理由。
そして、いつも気怠げに食べていた、あのポテトチップスに込められた、遠い日の追憶。
翌朝。
こがねは、開店準備をしながらも、どこか上の空だった。
ソファでは、薄氷がいつも通り、寝癖をつけたまま漫画を読んでいる。
昨日見た、あの悲しい記憶の主と、目の前のグータラな神様が、どうしても結びつかなかった。
こがねは、店の棚から一つの袋を手に取った。
いつも薄氷が食べている百円のものではなく、少しだけ高い、厚切りのポテトチップス。
味は、もちろんコンソメ味だ。
袋を開け、ソファの前まで持っていくと、こがねはそれを、黙って薄氷の目の前に差し出した。
「……なんだ、依り代よ」
薄氷は、漫画から顔を上げ、怪訝そうにこがねとポテチの袋を交互に見た。
「……別に。たまには、こっちもいいかと思って」
ぶっきらぼうに言うこがねに、薄氷は一瞬だけ、本当にほんの一瞬だけ、驚いたようにサファイアの瞳を見開いた。
しかし、すぐにいつもの気怠げな表情に戻ると、ふ、と息を吐くように笑った。
「……気が利くな、依り代よ」
そう呟いて、袋の中からポテトチップスを一枚、指でつまみ上げる。
その美しい指先が、ほんの少しだけ、震えていることに。
気づいているのは、この駄菓子屋で、福永こがねただ一人だけだった。
光が爽やかな笑顔と共に店に入ると、幸運のオーラで店内の空気がきらめく。
すると、どこからか薄氷がどんよりした不運のオーラを漂わせ、それを中和しようとする。
結果、二つの力がぶつかり合い、「客が持ってきたスクラッチくじが百万円に当選するが、そのくじをくしゃみで飲み込んでしまう」などといった、高度なプラマイゼロ現象が頻発するようになった。
「いい加減にしろ、君たち!」
こがねが両者の頭にスリッパで一発ずつお見舞いし、光が「また来ます!」と懲りずに言い残して帰っていく。
これが、駄菓子屋「ふくや」の新たな日常となっていた。
いつしかこがねは、商店街の奥様方から「神様使いの若女将」などと、ありがたいんだか不名誉なんだか分からないあだ名で呼ばれるようになっていた。
そんな騒がしくも平穏な日々の中、こがねはふと、根本的な疑問に立ち返っていた。
(そもそも、なんで薄氷は、あの祠に封印されてたんだろ?)
そして、もう一つ。
なぜ彼は、三食昼寝付きの生活より、ポテトチップスを愛するのか。
「ねえ、薄氷」
「なんだ、依り代よ。我は今、この漫画のクライマックスなのだ。静粛に」
「あんたはなんで、あんなとこに封印されてたの?」
ぴたり、と薄氷のページをめくる手が止まる。
しかし、それも一瞬のこと。彼は顔も上げずに答えた。
「さてな。忘れた」
「じゃあ、なんでそんなにポテチが好きなのよ」
「うまいからに決まっておるだろう。愚問だな」
それきり、薄氷は口を閉ざしてしまった。
聞けばすぐに分かると思っていたが、彼の心の奥底は、想像以上に深い霧に包まれているようだった。
◆◇◆
その日は、朝から冷たい雨が降っていた。
雨の日の駄菓子屋は、ひっそりと静まり返っている。
客はもちろん、恵比寿 光さえも、さすがにこんな天気ではやってこない。
店の前の道を、時折傘を差した人が通り過ぎていくだけだ。
こがねはカウンターで帳簿をつけながら、ちらりとソファに目をやった。
薄氷は、いつものように漫画を読んでいる…かと思いきや、その手は止まり、静かに窓の外を流れる雨粒を見つめていた。
銀灰色の髪、白い頬、長い睫毛。
そのガラス玉のような横顔は、いつものグータラな彼とはまるで別人のように、ひどく静かで、研ぎ澄まされて見えた。
まるで、その身体だけをここに残し、魂は遠いどこかへ旅立ってしまったかのように。
その姿に、こがねはなぜか声をかけることができなかった。
◆◇◆
その夜、こがねは夢を見た。
いや、それは夢というには、あまりに生々しく、鮮明だった。
まるで、他人の記憶を、追体験しているかのように。
依り代になったことで、彼の記憶の断片が流れ込んできたのかもしれない。
──気づくと、こがねは古い日本家屋の一室にいた。
立派な床の間がある、裕福な武家屋敷のようだ。
障子の向こうで、しとしとと雨が降っている。
部屋の隅には、布団が敷かれ、小さな少女が一人、静かに横になっていた。
病弱なのだろう、顔色は青白く、か細い呼吸を繰り返している。
しかし、その瞳には、退屈と、そして強い好奇心の光が宿っていた。
少女の視線の先、薄暗い部屋の隅に、誰かがいる。
黒い着流しをまとった、銀髪の青年。
薄氷だ。今よりもずっと、その表情には生気がなく、瞳には深い虚無の色が浮かんでいる。
彼は、ただそこに「在る」だけだった。
「うすらいさま」
少女が、か細い声で呼びかける。
薄氷は、答えなかった。
「今日ね、厨房の者に頼んで、異国のお菓子を作ってもらったの」
少女は、そう言うと、布団からゆっくりと起き上がり、隠していた小さな包みを差し出した。
「『ぽてと』というお芋を、うすーく切って、油で揚げたもの。ぱりぱりしていて、おいしいのよ。異国の『ちっぷす』というお菓子に似ているんですって」
包みの中には、不揃いな形をした、手作りのポテトチップスが入っていた。
人々は、貧乏神である薄氷を恐れ、彼から物を隠し、遠ざけた。
しかし、この病弱な少女だけは、彼を怖がらなかった。
部屋から出られない彼女にとって、いつからかそこにいるようになった美しい神様は、唯一の話し相手だったのだ。
薄氷は、驚いたように少女を見つめる。
そして、おそるおそる、その小さな手からポテトチップスを一枚、受け取った。
口に運ぶと、ぱり、と音がした。
油と、塩の味。
そして、芋の、素朴な甘さ。
「……うまい」
ぽつりと呟いた薄氷に、少女は花が綻ぶように笑った。
しかし、幸せな時間は、長くは続かない。
少女の病は日増しに重くなっていく。
咳き込み、やつれていく彼女の隣で、薄氷は何もできずに、ただそこに居続けることしかできなかった。
そして、別れの日はやってくる。
息も絶え絶えの少女は、薄氷に向かって、最後の力を振り絞るように手を伸ばした。
「ありがとう、うすらいさま。あなたのおかげで……ひとりでも、さみしくなかった……」
それが、最後の言葉だった。
少女の小さな手が、ぱたりと布団に落ちる。
彼女の死後、屋敷の人々の悲しみは、行き場を失って、憎悪へと変わった。
「あの貧乏神が、娘の命を吸ったのだ!」
「疫病神め!」
悲しみに暮れ、少女の亡骸のそばから動こうとしない薄氷を、彼らはそう罵った。
やがて、高名だという陰陽師が呼ばれ、読経が響く中、薄氷の身体は動かなくなり、その意識は、冷たく暗い、祠の闇へと沈んでいった……。
◆◇◆
「……っ!」
こがねは、息を詰めて目を覚ました。
自分の頬に、熱い涙が伝っているのが分かった。
心臓が、ばくばくと音を立てている。
あれが、薄氷の記憶。
彼が、祠に封印された理由。
そして、いつも気怠げに食べていた、あのポテトチップスに込められた、遠い日の追憶。
翌朝。
こがねは、開店準備をしながらも、どこか上の空だった。
ソファでは、薄氷がいつも通り、寝癖をつけたまま漫画を読んでいる。
昨日見た、あの悲しい記憶の主と、目の前のグータラな神様が、どうしても結びつかなかった。
こがねは、店の棚から一つの袋を手に取った。
いつも薄氷が食べている百円のものではなく、少しだけ高い、厚切りのポテトチップス。
味は、もちろんコンソメ味だ。
袋を開け、ソファの前まで持っていくと、こがねはそれを、黙って薄氷の目の前に差し出した。
「……なんだ、依り代よ」
薄氷は、漫画から顔を上げ、怪訝そうにこがねとポテチの袋を交互に見た。
「……別に。たまには、こっちもいいかと思って」
ぶっきらぼうに言うこがねに、薄氷は一瞬だけ、本当にほんの一瞬だけ、驚いたようにサファイアの瞳を見開いた。
しかし、すぐにいつもの気怠げな表情に戻ると、ふ、と息を吐くように笑った。
「……気が利くな、依り代よ」
そう呟いて、袋の中からポテトチップスを一枚、指でつまみ上げる。
その美しい指先が、ほんの少しだけ、震えていることに。
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