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第5話:『夏祭りと、打ち上げそこねた花火』
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じりじりとアスファルトを焦がす陽射しと共に、町に夏がやってきた。
古びた商店街は、年に一度の夏祭りの準備で、どこか浮き足立っている。
もちろん、駄菓子屋「ふくや」も例外ではない。
店の軒先に提灯を飾り、こがねは店の前で、くじ引きやラムネを売るための小さな屋台を出すことになっていた。
「出店料に、景品の仕入れ代、ラムネのケース買い……うっ、ギリギリすぎる……」
カウンターで電卓を叩きながら、こがねは頭を抱えていた。
これもすべて、居候の貧乏神が店の金運を吸い尽くしているせいだ。
当の貧乏神はといえば、クーラーの効いた一番涼しい場所を陣取り、ソファでアイスを舐めている。
「薄氷! あんたも手伝いなさい!」
「断る。祭りは人が多い故、疲れる。我はここで精神統一し、祭りの成功を祈っておる」
「ただサボりたいだけでしょ!」
こがねの怒声も柳に風。しかし、そんな薄氷にも天敵はいた。
「うすらい様! 遊ぼ!」
「提灯つけるの手伝ってー!」
店に集まる子供たちだ。彼らにぐいぐいと手を引かれ、薄氷は「ええい、鬱陶しい……」と悪態をつきながらも、渋々、祭りの準備に参加させられることになった。
それが、さらなる悲劇の始まりだった。
薄氷が、慣れない手つきで祭りの提灯を飾り付けようとすれば、根本のコードをショートさせ、商店街を半日停電させた。
薄氷が、子供たちのためにかき氷のシロップを運ぼうとすれば、盛大にすっ転び、赤と青のシロップを路上にぶちまけ、商店街のメインストリートを毒々しい紫色に染め上げた。
薄氷が、金魚すくいの出店のために用意された金魚に、善意で餌をやろうとすれば、量を間違えて入れすぎ、すべての金魚をぷかりと浮かぶ仮死状態に追い込んだ。
「君という神は! なぜやることなすこと、すべてを破壊する方向にしか進まないんだ!」
そのたびに、どこからともなく現れた恵比寿 光が、悲鳴に近い声を上げる。
彼は「僕の幸運パワーで、祭りの成功をサポートします!」と宣言し、なぜか「ふくや」に入り浸っては、準備を手伝っていた。
だが、光の幸運と薄氷の不運が混ざり合うと、ろくなことにならない。
停電が直ったと思えば、なぜかパチンコ屋のネオンサインだけが一日中消えなくなり、店主が電気代に悲鳴を上げた。
紫に染まった道を洗い流そうとすれば、水道管が破裂して噴水が上がり、子供たちは大喜びだったが、復旧工事で道が一日通行止めになった。
「あんたたち、揃いも揃って疫病神よ!」
こがねのスリッパが、美しい神様二人の頭に、平等に炸裂する。
それが、祭りの準備期間中の、いつもの光景だった。
◆◇◆
様々なトラブルを乗り越え、なんとか祭りの当日を迎えた。
夕暮れ時、「ふくや」の前に出した小さな屋台は、浴衣姿の子供たちで大賑わいを見せていた。
「あー、当たりだ! この剣、欲しかったんだ!」
「ラムネくださーい!」
次々と引かれるくじ、売れていくラムネ。
こがねはてんてこ舞いだったが、その顔には、東京にいた頃には忘れて久しかった、心からの笑顔が浮かんでいた。
ちらりと店内を見れば、薄氷がソファに座って、その喧騒を眺めている。
手には、こがねが差し入れた、冷えた瓶ラムネ。
いつもは虚無を見つめている彼のサファイアの瞳が、祭りの灯りを映して、楽しげにきらめいているように見えたのは、きっと気のせいではないだろう。
やがて、夜の帳が下り、祭りはクライマックスを迎えようとしていた。
町はずれの河川敷で打ち上げられる、花火大会だ。
「さあ、そろそろ店じまいして、みんなで見に行きますか!」
こがねがそう言った、その時だった。
一本の電話が、祭りの浮かれた空気を一瞬で凍り付かせる。花火師からだった。
『もしもし、福永さんとこ? わりぃ、今日の花火、上げらんねぇかもしんねぇ』
「え……?」
『長雨のせいか、火薬がどうにも湿気っちまってよぉ。これじゃあ、火がつかねえ』
絶望的な報告。
祭りのメインイベントが、中止の危機。
その知らせはすぐに広まり、楽しみにしていた子供たちの顔が、みるみるうちに曇っていく。
「そんな……」
こがねが呆然と立ち尽くす中、恵比寿 光も「そんなことが……」と顔を青くさせている。
その中で、一人だけ。
薄氷だけが、涼しい顔でラムネを飲んでいた。
その姿に、こがねの中の何かが、ぷつりと切れた。
「……あんたたちのせいでしょっ!!」
手に持っていたスリッパが、光と薄氷の頭に、今日一番のクリーンヒットを決める。
「神様なんだから、なんとかしなさいよ!」
「む、無茶を言わないでください! 湿気った火薬を元に戻すなど、僕の福の力でも……!」
光が悲鳴を上げる横で、薄氷はふう、と一つ息を吐くと、おもむろに立ち上がった。
「……面倒だが、仕方あるまい」
そして、光の方を向き、言った。
「おい、福の神。少し、そのきらきらしい力を貸せ」
◆◇◆
薄氷が提案した作戦は、あまりに荒唐無稽なものだった。
光が、その有り余る幸運の力で「雷」を呼び、その電気エネルギーで、湿気った花火の火薬を強制的に乾燥、かつ着火させる、というのだ。
「ら、雷をピンポイントで!? 無理に決まってます! 町に落ちたらどうするんですか!」
「無理ではない。貴様が幸運を呼び、我はその幸運が『雷として河川敷に落ちる』ように、不運の方向性を定めてやる。我を信じろ」
薄氷の、有無を言わさぬ力強い言葉に、光はゴクリと唾を呑んだ。
二人の美しい神が、店の前で向かい合う。
片や、天に祈りを捧げる福の神。
片や、目を閉じ、じっと何かを感知する貧乏神。
光が祈りを捧げると、虫の声が響いていた晴れた夜空に、にわかに暗雲が立ち込め、ゴロゴロと遠雷が響き始めた。
そして、薄氷が、すっと目を開け、河川敷の方向を指差した。
「──そこだ」
その瞬間。
天を裂き、一本の巨大な稲妻が、まばゆい光を放ちながら、河川敷の花火筒へと正確に突き刺さった。
一瞬の静寂。
次の瞬間、ヒュルルルル、という音と共に、夜空へ無数の光が駆け上がっていく。
ドンッ! ドドドンッ!
それは、予定されていたプログラムなど完全に無視した、一度きりの、壮大で、あまりに美しい花火だった。
赤、青、緑、金。
色とりどりの大輪の花が、次々と夜空に咲き乱れる。
「うわああああ!」
「花火だー!」
突然の奇跡に、町中の人々から、今日一番の歓声が上がった。
こがねは、呆然と夜空を照らす花火を見上げていた。
隣では、力を使い果たして膝から崩れ落ちている光と、いつもより少しだけ満足そうな顔で空を見上げている薄氷がいる。
「……本当に、めちゃくちゃな神様たち」
ぽつりと呟いたその言葉は、祭りの喧騒と花火の音にかき消された。
でも、そのめちゃくちゃな奇跡が、今は少しだけ、どうしようもなく愛おしい。
町の夜空を焦がす大輪の花火の下、こがねは、この夏が、きっと忘れられない夏になることを確信していた。
祭りの夜は、まだ始まったばかりだ。
古びた商店街は、年に一度の夏祭りの準備で、どこか浮き足立っている。
もちろん、駄菓子屋「ふくや」も例外ではない。
店の軒先に提灯を飾り、こがねは店の前で、くじ引きやラムネを売るための小さな屋台を出すことになっていた。
「出店料に、景品の仕入れ代、ラムネのケース買い……うっ、ギリギリすぎる……」
カウンターで電卓を叩きながら、こがねは頭を抱えていた。
これもすべて、居候の貧乏神が店の金運を吸い尽くしているせいだ。
当の貧乏神はといえば、クーラーの効いた一番涼しい場所を陣取り、ソファでアイスを舐めている。
「薄氷! あんたも手伝いなさい!」
「断る。祭りは人が多い故、疲れる。我はここで精神統一し、祭りの成功を祈っておる」
「ただサボりたいだけでしょ!」
こがねの怒声も柳に風。しかし、そんな薄氷にも天敵はいた。
「うすらい様! 遊ぼ!」
「提灯つけるの手伝ってー!」
店に集まる子供たちだ。彼らにぐいぐいと手を引かれ、薄氷は「ええい、鬱陶しい……」と悪態をつきながらも、渋々、祭りの準備に参加させられることになった。
それが、さらなる悲劇の始まりだった。
薄氷が、慣れない手つきで祭りの提灯を飾り付けようとすれば、根本のコードをショートさせ、商店街を半日停電させた。
薄氷が、子供たちのためにかき氷のシロップを運ぼうとすれば、盛大にすっ転び、赤と青のシロップを路上にぶちまけ、商店街のメインストリートを毒々しい紫色に染め上げた。
薄氷が、金魚すくいの出店のために用意された金魚に、善意で餌をやろうとすれば、量を間違えて入れすぎ、すべての金魚をぷかりと浮かぶ仮死状態に追い込んだ。
「君という神は! なぜやることなすこと、すべてを破壊する方向にしか進まないんだ!」
そのたびに、どこからともなく現れた恵比寿 光が、悲鳴に近い声を上げる。
彼は「僕の幸運パワーで、祭りの成功をサポートします!」と宣言し、なぜか「ふくや」に入り浸っては、準備を手伝っていた。
だが、光の幸運と薄氷の不運が混ざり合うと、ろくなことにならない。
停電が直ったと思えば、なぜかパチンコ屋のネオンサインだけが一日中消えなくなり、店主が電気代に悲鳴を上げた。
紫に染まった道を洗い流そうとすれば、水道管が破裂して噴水が上がり、子供たちは大喜びだったが、復旧工事で道が一日通行止めになった。
「あんたたち、揃いも揃って疫病神よ!」
こがねのスリッパが、美しい神様二人の頭に、平等に炸裂する。
それが、祭りの準備期間中の、いつもの光景だった。
◆◇◆
様々なトラブルを乗り越え、なんとか祭りの当日を迎えた。
夕暮れ時、「ふくや」の前に出した小さな屋台は、浴衣姿の子供たちで大賑わいを見せていた。
「あー、当たりだ! この剣、欲しかったんだ!」
「ラムネくださーい!」
次々と引かれるくじ、売れていくラムネ。
こがねはてんてこ舞いだったが、その顔には、東京にいた頃には忘れて久しかった、心からの笑顔が浮かんでいた。
ちらりと店内を見れば、薄氷がソファに座って、その喧騒を眺めている。
手には、こがねが差し入れた、冷えた瓶ラムネ。
いつもは虚無を見つめている彼のサファイアの瞳が、祭りの灯りを映して、楽しげにきらめいているように見えたのは、きっと気のせいではないだろう。
やがて、夜の帳が下り、祭りはクライマックスを迎えようとしていた。
町はずれの河川敷で打ち上げられる、花火大会だ。
「さあ、そろそろ店じまいして、みんなで見に行きますか!」
こがねがそう言った、その時だった。
一本の電話が、祭りの浮かれた空気を一瞬で凍り付かせる。花火師からだった。
『もしもし、福永さんとこ? わりぃ、今日の花火、上げらんねぇかもしんねぇ』
「え……?」
『長雨のせいか、火薬がどうにも湿気っちまってよぉ。これじゃあ、火がつかねえ』
絶望的な報告。
祭りのメインイベントが、中止の危機。
その知らせはすぐに広まり、楽しみにしていた子供たちの顔が、みるみるうちに曇っていく。
「そんな……」
こがねが呆然と立ち尽くす中、恵比寿 光も「そんなことが……」と顔を青くさせている。
その中で、一人だけ。
薄氷だけが、涼しい顔でラムネを飲んでいた。
その姿に、こがねの中の何かが、ぷつりと切れた。
「……あんたたちのせいでしょっ!!」
手に持っていたスリッパが、光と薄氷の頭に、今日一番のクリーンヒットを決める。
「神様なんだから、なんとかしなさいよ!」
「む、無茶を言わないでください! 湿気った火薬を元に戻すなど、僕の福の力でも……!」
光が悲鳴を上げる横で、薄氷はふう、と一つ息を吐くと、おもむろに立ち上がった。
「……面倒だが、仕方あるまい」
そして、光の方を向き、言った。
「おい、福の神。少し、そのきらきらしい力を貸せ」
◆◇◆
薄氷が提案した作戦は、あまりに荒唐無稽なものだった。
光が、その有り余る幸運の力で「雷」を呼び、その電気エネルギーで、湿気った花火の火薬を強制的に乾燥、かつ着火させる、というのだ。
「ら、雷をピンポイントで!? 無理に決まってます! 町に落ちたらどうするんですか!」
「無理ではない。貴様が幸運を呼び、我はその幸運が『雷として河川敷に落ちる』ように、不運の方向性を定めてやる。我を信じろ」
薄氷の、有無を言わさぬ力強い言葉に、光はゴクリと唾を呑んだ。
二人の美しい神が、店の前で向かい合う。
片や、天に祈りを捧げる福の神。
片や、目を閉じ、じっと何かを感知する貧乏神。
光が祈りを捧げると、虫の声が響いていた晴れた夜空に、にわかに暗雲が立ち込め、ゴロゴロと遠雷が響き始めた。
そして、薄氷が、すっと目を開け、河川敷の方向を指差した。
「──そこだ」
その瞬間。
天を裂き、一本の巨大な稲妻が、まばゆい光を放ちながら、河川敷の花火筒へと正確に突き刺さった。
一瞬の静寂。
次の瞬間、ヒュルルルル、という音と共に、夜空へ無数の光が駆け上がっていく。
ドンッ! ドドドンッ!
それは、予定されていたプログラムなど完全に無視した、一度きりの、壮大で、あまりに美しい花火だった。
赤、青、緑、金。
色とりどりの大輪の花が、次々と夜空に咲き乱れる。
「うわああああ!」
「花火だー!」
突然の奇跡に、町中の人々から、今日一番の歓声が上がった。
こがねは、呆然と夜空を照らす花火を見上げていた。
隣では、力を使い果たして膝から崩れ落ちている光と、いつもより少しだけ満足そうな顔で空を見上げている薄氷がいる。
「……本当に、めちゃくちゃな神様たち」
ぽつりと呟いたその言葉は、祭りの喧騒と花火の音にかき消された。
でも、そのめちゃくちゃな奇跡が、今は少しだけ、どうしようもなく愛おしい。
町の夜空を焦がす大輪の花火の下、こがねは、この夏が、きっと忘れられない夏になることを確信していた。
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