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10)猫語バイト、ついにお客さんにバレる!?
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「――で、新人くんさ」
バイト6日目の昼下がり。
カフェの奥のソファ席でくつろいでいた 橘真緒(たちばな まお) が、ニヤニヤしながら昭人を見た。
「昨日の猫語検証、すっごい盛り上がったよね~♪」
「……盛り上がったのはお前らだけだろ」
飯塚昭人(いいづか あきと)は、カウンターの中でコーヒーを淹れながらため息をついた。
昨日、真緒の**「猫語検証企画」** によって、昭人の 「猫語スキル」 はほぼ確定のものとなった。
◆ ボス(茶トラ♂)の「くだらんことをさせるな」発言を的中
◆ ミルク(白猫♀)の「膝に乗せろ♡」を見抜く
◆ もなか(三毛猫♀)の「私が一番かわいいでしょ?」を即答
「いやいや、こんなのただの偶然……!」
昭人は まだ現実を受け入れられない。
「そういうことにしておいてあげるよ~」
真緒は適当にあしらいながら、窓際の席に座る。
その横で、水野琴葉(みずの ことは) もお茶を飲みながらくすくす笑っていた。
「ふふ、新人くん、そろそろ “猫語バイト” って認めたら?」
「絶対イヤだ!!」
「でもねぇ……」
真緒は、カフェの入り口を見ながら、不敵に笑う。
「今日のお客さん、たまたま 猫語バイトの噂を聞いて来た人 みたいだよ?」
「……は?」
2
「すみません、猫カフェ『ねこまど』って、猫の言葉がわかる店員さんがいるって聞いたんですけど……!」
「ぎゃあああああ!!!!」
昭人は 全力で頭を抱えた。
「ちょっと待て!! なんでそんな噂が流れてるんだ!?」
「え? 私が昨日SNSで**『猫語がわかるバイトがいる猫カフェ!』** って投稿したからだよ♪」
「お前かぁぁぁぁ!!!」
お客さんは、大学生らしき男女の二人組。
どちらも猫好きらしく、目を輝かせながら昭人を見ている。
「すごいですね!! ほんとに猫語がわかるんですか!?」
「いや、違います違います!!!」
「でも、Twitterに書いてありましたよ!? 『猫の言葉を3連続で当てたバイトがいる』って!!」
「勝手に広めるなあああああ!!!」
昭人は 全力で真緒に詰め寄った。
「お前、マジで何してくれてんの!?!」
「いやぁ、バズるかな~って思って♪」
「バズらせるなあああ!!!」
そのやり取りを見ていた峰子(ネコ店長)が くすっと笑う。
「……まぁ、せっかく来てくれたんだし、試してみたら?」
「店長まで!?!?!?!」
3
こうして――
昭人は お客さんの前で猫語スキルを試されることになった。
「では! 実験開始~!!」
「いや、勝手に進めるな!!!」
真緒が キャットタワーの上にいるもなか(三毛猫♀) に向かって声をかける。
「もなか~、なんか言ってみて?」
「にゃ~ん♪(余裕)」
「ほら、新人くん、今の翻訳して!」
「……ちくしょう」
昭人は じっともなかの表情を見る。
(余裕そうな顔……ってことは……)
「『さぁ、存分に褒め称えなさい』」
「にゃっ!(正解!)」
「うぎゃああああ!!!」
「すごおおおおおおい!!」
お客さんが 大興奮。
「マジで猫と会話できるんですか!?!?」
「違います!! たまたまです!!!」
「じゃあ、もう一問!!」
「まだやるのかよ!!!」
次に、真緒は ミルク(白猫♀) に声をかけた。
「ミルク~、今の気分は?」
「にゃあ♡(甘やかせ!)」
「……」
昭人はため息をつきながら答える。
「『おやつくれ、あと撫でろ』」
「にゃ♡(その通り!)」
「ぎゃあああああ!!!!」
「ほんとにすごおおおおおい!!!!」
お客さんが 大興奮でスマホを取り出し始める。
「やばい、これSNSにアップしたい!!!」
「やめろおおおおお!!!!」
4
その後――
昭人は 3問連続で正解。
お客さんは大満足で帰っていった。
「これは本物ですね……!! また来ます!!」
「いや、違う違う違う!!」
昭人は全力で否定するが、真緒と琴葉は めちゃくちゃ嬉しそうにニヤニヤしていた。
「……なぁ」
「ん?」
「俺、この店で **『猫語がわかるバイト』として定着しちゃった?」
「うん、完全に」
「ぐわあああああ!!!!!」
昭人は ついに観念した。
こうして――
「猫語がわかるバイト」飯塚昭人、誕生。
「――で、新人くんさ」
バイト6日目の昼下がり。
カフェの奥のソファ席でくつろいでいた 橘真緒(たちばな まお) が、ニヤニヤしながら昭人を見た。
「昨日の猫語検証、すっごい盛り上がったよね~♪」
「……盛り上がったのはお前らだけだろ」
飯塚昭人(いいづか あきと)は、カウンターの中でコーヒーを淹れながらため息をついた。
昨日、真緒の**「猫語検証企画」** によって、昭人の 「猫語スキル」 はほぼ確定のものとなった。
◆ ボス(茶トラ♂)の「くだらんことをさせるな」発言を的中
◆ ミルク(白猫♀)の「膝に乗せろ♡」を見抜く
◆ もなか(三毛猫♀)の「私が一番かわいいでしょ?」を即答
「いやいや、こんなのただの偶然……!」
昭人は まだ現実を受け入れられない。
「そういうことにしておいてあげるよ~」
真緒は適当にあしらいながら、窓際の席に座る。
その横で、水野琴葉(みずの ことは) もお茶を飲みながらくすくす笑っていた。
「ふふ、新人くん、そろそろ “猫語バイト” って認めたら?」
「絶対イヤだ!!」
「でもねぇ……」
真緒は、カフェの入り口を見ながら、不敵に笑う。
「今日のお客さん、たまたま 猫語バイトの噂を聞いて来た人 みたいだよ?」
「……は?」
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「すみません、猫カフェ『ねこまど』って、猫の言葉がわかる店員さんがいるって聞いたんですけど……!」
「ぎゃあああああ!!!!」
昭人は 全力で頭を抱えた。
「ちょっと待て!! なんでそんな噂が流れてるんだ!?」
「え? 私が昨日SNSで**『猫語がわかるバイトがいる猫カフェ!』** って投稿したからだよ♪」
「お前かぁぁぁぁ!!!」
お客さんは、大学生らしき男女の二人組。
どちらも猫好きらしく、目を輝かせながら昭人を見ている。
「すごいですね!! ほんとに猫語がわかるんですか!?」
「いや、違います違います!!!」
「でも、Twitterに書いてありましたよ!? 『猫の言葉を3連続で当てたバイトがいる』って!!」
「勝手に広めるなあああああ!!!」
昭人は 全力で真緒に詰め寄った。
「お前、マジで何してくれてんの!?!」
「いやぁ、バズるかな~って思って♪」
「バズらせるなあああ!!!」
そのやり取りを見ていた峰子(ネコ店長)が くすっと笑う。
「……まぁ、せっかく来てくれたんだし、試してみたら?」
「店長まで!?!?!?!」
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こうして――
昭人は お客さんの前で猫語スキルを試されることになった。
「では! 実験開始~!!」
「いや、勝手に進めるな!!!」
真緒が キャットタワーの上にいるもなか(三毛猫♀) に向かって声をかける。
「もなか~、なんか言ってみて?」
「にゃ~ん♪(余裕)」
「ほら、新人くん、今の翻訳して!」
「……ちくしょう」
昭人は じっともなかの表情を見る。
(余裕そうな顔……ってことは……)
「『さぁ、存分に褒め称えなさい』」
「にゃっ!(正解!)」
「うぎゃああああ!!!」
「すごおおおおおおい!!」
お客さんが 大興奮。
「マジで猫と会話できるんですか!?!?」
「違います!! たまたまです!!!」
「じゃあ、もう一問!!」
「まだやるのかよ!!!」
次に、真緒は ミルク(白猫♀) に声をかけた。
「ミルク~、今の気分は?」
「にゃあ♡(甘やかせ!)」
「……」
昭人はため息をつきながら答える。
「『おやつくれ、あと撫でろ』」
「にゃ♡(その通り!)」
「ぎゃあああああ!!!!」
「ほんとにすごおおおおおい!!!!」
お客さんが 大興奮でスマホを取り出し始める。
「やばい、これSNSにアップしたい!!!」
「やめろおおおおお!!!!」
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その後――
昭人は 3問連続で正解。
お客さんは大満足で帰っていった。
「これは本物ですね……!! また来ます!!」
「いや、違う違う違う!!」
昭人は全力で否定するが、真緒と琴葉は めちゃくちゃ嬉しそうにニヤニヤしていた。
「……なぁ」
「ん?」
「俺、この店で **『猫語がわかるバイト』として定着しちゃった?」
「うん、完全に」
「ぐわあああああ!!!!!」
昭人は ついに観念した。
こうして――
「猫語がわかるバイト」飯塚昭人、誕生。
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