初めての恋愛

KAZUchan

文字の大きさ
10 / 15

第10話

しおりを挟む
※新キャラの夏樹さんの話をしまーす!
夏樹目線での話です!

私は、杉山夏樹
私には、好きな人がいる...

和也「お疲れさまでーす」

そう、和也くん

夏樹「お疲れー」

和也君とは、高校の時一緒だった。
※遥斗くんもそうです。

大学が近いことから、運が良いことにバイト先が一緒になった。

和也「あれ?夏樹だけ?」

夏樹「うん。そうだよ」

和也「そっか、夜だから人は少なくて良いのか」

夏樹「なに?私とじゃなにか不満なわけー?」

私は当然嬉しいけど...

和也「違う違う」

夏樹「今日ちょっと遅かったけど、何かあったの?」

和也「ん?まぁ、大学の友達と色々あってな」

夏樹「遥斗くん?」

和也「まぁ、そんなとこ」

もしかして...

夏樹「女の子?」

和也「ま、まぁ。ていうかよくわかったな」

やっぱり...

夏樹「ねぇ、どんな子なの?」

「君たちー、ちょっと早いけどお仕事初めてもらって良いかな?」

和也「あ、はい」

和也「ごめん、よく聞こえなかった」

夏樹「ううん、良いよ。後でまた話すから」

和也「そう?じゃあ、また後で」

「イラッシャイマセー」
.
.
.
.
.
「お疲れ様。もう終わりだから気をつけて帰るんだよ?」

和也「はい。お疲れ様でした」

夏樹「お疲れ様でした」

和也「ふぅー」

夏樹「ふふっ、おつかれ」

和也「おつかれ。もうこんな時間なのか」

和也「送っていこうか?」

夏樹「え?良いの?」

和也「あぁ、良いよ。駅までだろ?近いし」

あぁ...もう...ほんとに

夏樹「じゃあ、言葉に甘えて」

好きだな...

和也「じゃあ、行こうか。時間も遅いし」
.
.
.
.
.
夏樹「ねぇ、和也君」

和也「ん?」

夏樹「さっきの話だけどさ。女の子ってどんな人なの?」

和也「どんな人ねぇ...んーー」

気になる...
やっぱり、ライバルなのかな...

和也「まぁ簡単にいうと、俺の幼馴染みだ」

え?!幼馴染み?!いたの?!

夏樹「お、幼馴染みいたんだね!知らなかった」

和也「まぁ、教えてないしな。この前久しぶりに会ったんだ」

なにそのドラマみたいな展開...

夏樹「その人...どんな感じ?」

和也「ん?だから幼馴染みだって」

夏樹「ごめん。そうじゃなくて...容姿とか性格とか...いろいろ」

和也「そうだなぁ、まず美人だな。会った時は別人かと思ったからね。ほんとびっくりしたよ。性格は、結構優しい。めっちゃ良い奴だよ」

夏樹「へ、へぇ」

なにそれ...

和也「それにしても、急にどうしたんだ?そんなこと聞いて」

夏樹「え?ちょ、ちょっとね...」

やばい、泣きそう...

ほんとにそんな子なら...私には勝ち目ないかな...

やばい、泣きそう

ダメダメ!

まだ和也くんがその人を好きだと決まった訳じゃないんだから

でも...やっぱり

和也「おーい。夏樹ー」

夏樹「え?うわっ!」

顔近い!

和也「おいおい、大丈夫?」

夏樹「う、うん。大丈夫」

びっくりしたー...
もう、鼓動が...すごい...

和也「なんか夏樹、今日変だ」

夏樹「そうかな?何も変わってないと思うけど」

バカ!和也くんのせいだよ!

和也「いや変だ、何かあった?何かあったんなら聞くけど」

夏樹「何もないから!...大丈夫だから」

和也「そうか?なら良いけど」

もう、どこまで優しいの...

夏樹「あ、ここまでで良いよ」

和也「え?でも...」

夏樹「大丈夫だよ」

和也「わかった。じゃあまたな!」

夏樹「うん。バイバイ!」

行っちゃったか...

ほんとは、駅まで一緒に行きたかったけど...

心臓がもたない...

夏樹「はぁー」

幼馴染み...か

今まで女の気配はなかったから浮かれていたけど、もう気を抜いていられないな...

その子と話したいけど、顔はわからないし...

そうだ!...今度のバイトの時に和也君の大学に行ってみよう!
                         
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

ワイルド・プロポーズ

藤谷 郁
恋愛
北見瑤子。もうすぐ30歳。 総合ショッピングセンター『ウイステリア』財務部経理課主任。 生真面目で細かくて、その上、女の魅力ゼロ。男いらずの独身主義者と噂される枯れ女に、ある日突然見合い話が舞い込んだ。 私は決して独身主義者ではない。ただ、怖いだけ―― 見合い写真を開くと、理想どおりの男性が微笑んでいた。 ドキドキしながら、紳士で穏やかで優しそうな彼、嶺倉京史に会いに行くが…

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

完結 愚王の側妃として嫁ぐはずの姉が逃げました

らむ
恋愛
とある国に食欲に色欲に娯楽に遊び呆け果てには金にもがめついと噂の、見た目も醜い王がいる。 そんな愚王の側妃として嫁ぐのは姉のはずだったのに、失踪したために代わりに嫁ぐことになった妹の私。 しかしいざ対面してみると、なんだか噂とは違うような… 完結決定済み

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

大丈夫のその先は…

水姫
恋愛
実来はシングルマザーの母が再婚すると聞いた。母が嬉しそうにしているのを見るとこれまで苦労かけた分幸せになって欲しいと思う。 新しくできた父はよりにもよって医者だった。新しくできた兄たちも同様で…。 バレないように、バレないように。 「大丈夫だよ」 すいません。ゆっくりお待ち下さい。m(_ _)m

病弱な彼女は、外科医の先生に静かに愛されています 〜穏やかな執着に、逃げ場はない〜

来栖れいな
恋愛
――穏やかな微笑みの裏に、逃げられない愛があった。 望んでいたわけじゃない。 けれど、逃げられなかった。 生まれつき弱い心臓を抱える彼女に、政略結婚の話が持ち上がった。 親が決めた未来なんて、受け入れられるはずがない。 無表情な彼の穏やかさが、余計に腹立たしかった。 それでも――彼だけは違った。 優しさの奥に、私の知らない熱を隠していた。 形式だけのはずだった関係は、少しずつ形を変えていく。 これは束縛? それとも、本当の愛? 穏やかな外科医に包まれていく、静かで深い恋の物語。 ※この物語はフィクションです。 登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。

処理中です...