夢の異世界転生無双か！って思ったら全然ちが〜う！

第一章

夢操作薬を使ったよ

第五話夢操作薬を使ったよ

朝ミアから夢操作薬の感想を聞いてからどんなものか使ってみたい気持ちを我慢してギルドに依頼を受けに行くことになった。
今回受けた依頼はお弁当屋の新作お弁当の毒味と薬屋の薬の治験
なんかとんでもないのが出来たけど食べる勇気がないけど大量生産しちゃって二号店、三号店では売っちゃったけど一号店の自分の店は毒味をしてから売りたいからという理由で依頼したそうだ。
一体どんな弁当が出来たのだろうか
少し楽しみだ。もしかしたら見た目がすごいだけで美味しいかもしれないし、そうじゃないかもしれない
でも新作を食べられることに感謝しないとな
薬屋の治験依頼は最近流行りの病を治すために人で試さないといけないということらしいので受けた。何かあってもミアが少しでも治してくれるかもしれないから私がやって他の人が助かるなら
お弁当屋に行った後に薬屋に行こう。どんな薬があるか分からないけど役に立つかもしれないからね
そして私とミアは弁当屋に行った。
「さっそく来ていただきありがとうございます。依頼内容を説明させていただきますね。新しくお弁当を作ったのですが入れた食材が悪かったらしく……あはは」
「いったい何を入れたんですか？」
「霊感ウィンナーとボケナスとアンポンタンとバカタレとヤキモチとウラメシを入れた弁当です」
頭の上に？が出る名前の食材ばかり、とりあえず聞いてみよう
「食材について詳しく聞いても大丈夫ですか？」
「大丈夫。まずは霊感ウィンナーはこのウィンナーを食べれば霊感をゲットできるものです。突如霊感が欲しいなと思ったから作りました。ボケナスは水不足のナスを使っているからです。アンポンタンは食べると愚か者になるタンです。私が作りました。
バカタレは馬鹿たれと言われる人になるタレです。私が作りました。
ヤキモチは食べるとやきもちを焼いてしまう餅です。私が作りました。ウラメシは食べるといろんな相手を恨めしく思うご飯です。私が作りました。これを全て入れた弁当です」
すごく自分が作ったことを強調してくるなこの人……ん？もしかして流行りの病の原因ってこの弁当なんじゃ……あれ、今からこれ食べるんだよね。
大丈夫かな、まあ頑張りましょうか
「ラウダこれ食べて大丈夫なの？」
「大丈夫かわからないけど、頑張るよ。この後薬屋行くし、なんとか……なる……そう信じるしかない。無理だったらミアお願いね……ね」
そして私は四分程食べるのを躊躇ったあとに食べた
味は美味しかった。びっくりするほどだった。
そのあとなんだか気持ちがというか色々おかしく……
「ラウダ落ち着いて！」
「ミアは何を言っているのだろう」
その後、何故か私は意識を失い、目が覚めると周りがめちゃくちゃになっていた
多分この弁当だな
「あっ言い忘れてたお酒も入れてたよ。ごめんね遅くなって」
お弁当屋の人がそう言っていて私はあることを気にしていた。
それは私がお酒を飲んでいい年齢ではないこと。
捕まったりしないかな。はわわ
その後私とミアは薬屋の依頼を受けに行くことになった。
「今回の依頼の説明をします。今流行りの病の発生源はもう分かっています。まだ発表はしていませんが、とある二軒のお弁当屋です。
そのお店のお弁当を食べてから症状が出たと症状が出た人の家族から報告がありました。なので感情などを抑える薬を作って動物では試して効果は出たのですが人ではまだやってなく、効果が分からないのです。そのため今日はギルドに依頼を出したのです。今日はお願いしますね」
「「よろしくお願いします」」
「さっそくそのお弁当がここにありますので食べていただき、この薬を飲んでいただきます」
そして私とミアはお弁当を食べたあとすぐ薬を飲み三十分ほど待ちこの薬が効果があることが分かったが定期的に飲んでくださいと言われた。今回がたまたま効果があっただけかもしれないからという理由らしい
そして夜になったのでやっと夢操作薬が使える
私はさっそく夢操作薬を飲んだ
願った夢は美味しい食べ物をミアと山ほど食べること、友達と遊ぶこと、今日のお弁当を食べた時に自分がどんな感じだったかみたいということを願って寝た
そして朝私は願った夢を見れた。嬉しかった。
そして今日は自分たちでいろんな食べ物を混ぜて、新しい食べ物を作ることになった