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第一章

薬を作ることになったから待ち時間に一人で依頼を受けたらサイレントウルフに襲われたよ

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第七話薬を作ることになったから待ち時間に一人で依頼を受けたらサイレントウルフに襲われたよ

 そして今日薬を作ることに習慣の挨拶は終わらせてある。
 そして私とミアは薬屋に向かった。
「ラウダさん、ミアさん先日は薬の治験ありがとうございます。自己紹介が遅くなりましたね、私はミカ、そしてこちらにいるのが新しく雇った猫人族と鳥人族の用心棒です。自己紹介してください」
「こんにちは今日から用心棒をすることになった猫人族のハナですにゃ~」
 私は語尾のにゃ~について聞いた
「そのにゃ~ってなに?」
「それを言うと人間が喜ぶと思ったから」
 まあ喜ぶ人がいるのも確かか
「俺は鳥人族のダイゼンだ。よろしく頼む」
「「二人共今日からよろしくね」」
 そして私たちは便意を抑える薬を作ることになった。
 その薬に入れたものは海藻類、果物、イモ類、ネバネバ野菜を入れた……あれ?これって便意を抑えるというか便秘解消の食材のなんじゃ。でもこれだけ入れたら便秘になったりしないよね。
 もしかしたら便秘になっちゃうかも。
 そして試しにと結局私が飲むことに今回はミアが能力で効果を早めてもらった結果便が出るどころか全く出なくなってしまった……便秘だよねやっぱり。これじゃ便意を抑える薬にならないよね。
「……あっ思ったんだけどさ、便秘にする薬が出来ちゃったでしょ、それで昨日できた下痢にする薬とこの薬二個セットで持っていけばさ出したくない時に便秘の薬飲んで出したい時に下痢の薬を飲むって言うのはどうかな?」
「私はいいと思うよラウダ」
「いいとは思いますが、まずは実際にそれが出来るかを試さないといけませんよね」
「私もミカに賛成だにゃ~」
「なら俺が薬を試そう」
「でもダイゼンさん、やっぱりいつも通り私が……」
「大丈夫だ。それに今便秘だから効果がわかれば俺的にもありがたいんだ」
「分かりました。ならミア、ダイゼンさんに何かあったら頼んだよ」
「分かったよ。任せて」
「その間私は依頼を受けて待ってるね」
 そして私は一人でギルドに行きスライム討伐の依頼を受けた。理由はスライムを味方に出来ればあの酸の力でみんなを護れると思ったからだ。
 私は久しぶりにあの森に行くことになる。正直に言えば不安だ、私一人で生きて帰れるかどうか。
 そして四十三分後
 あの森の近くに着いた。レベルが上がって脚が速いなったのかいつもより短い時間で着いた。
「あれは……サイレントウルフか……あれ?こっち来てないか。ちょちょちょちょっと待って速すぎるでしょ!しかも音もなく近づいてくるんだけど!!」
 噛んできたよ
「あっぶなぁギリギリ避けれた」
「何か使えるスキルないの!?えーとスキル欄確認……する暇ないからまず隠れよう!」
 二分後
「よしっ隠れれた。スキル欄を急いで確認っと……おっ!これとかいいかも。隠密スキルレベル3を覚えてそれから音速スキルレベル1、魔獣会話スキルレベル2、魔獣手懐けスキルレベル2を覚えたし、よし……あっあはは見つかってたか。よしっ撤退撤退撤退撤退~」
 ちょっと待てよ魔獣手懐けスキルを覚えたしなんとかなるんじゃ。
「ど~ど~待ってよ! 私はただ君と仲良くなりたいだけなの!!」
「ガルルル……はあ、お前なんで私たちの言葉わかんだよ」
 まっ魔獣が喋ったぁ……あっ魔獣会話スキルのおかげか
「まあお前が私たちの言葉が分かったところでこっちは腹減ってるからお前を食べるだけだ!」
「分かった!分かったから食べ物あげます ずっとあげますから私を食べない……ね」
「…………!本当か食べ物をずっとくれるってのは私たちはすご~く量を食べるけどいいのか?」
「量なら大丈夫」
 まあ弁当屋の弁当あげれば量はなんとかなるし
「なら契約成立だ。山ほど食うから覚悟しろよな! あと名前を決めてくれその方が私を呼びやすいだろ」
「分かった今考えるね……ならサイレントウルフのレンの部分をもらってレンって名前でもいい?」
「いいよ名前は決めてくれたやつで……それでお前はなんか依頼を受けて来たんだろ」
「なんでわかるの?」
「その紙だよ。今まで食ってきたやつらも持ってたからな」
 背筋がゾゾゾッとなった
「うん。スライム討伐の依頼を受けたんだけど、実際は討伐じゃなく仲間にしたいなって」
「ふーんいいじゃね。なら私の背中に乗れ!」
 そして私はレンの背中に乗ってスライムのところまで連れて行ってもらった





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