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記憶がなくなる前の話
28話
しおりを挟む琉架サイド
「「よーちえん!!!」」
次の日の朝、ぼくとりぃくんは一緒にウキウキしてた。
なんでかっていうとね、今日から幼稚園なの!!
絵本で見たことあるよ?
パパやママとおててをつないでお外に出て知らない人たちと遊ぶの!
うずうず(*´ω`*)
遼がお部屋まで起こしにきてくれて、体温を測って「しんどいなどはないですか??」って聞いてきたから「ないよッ!」っておっきなお声で返したの。
遼に抱っこされてそのままダイニングに着けばもうみんな揃ってた。
「るぅ、何かあったら無理せず理斗に言うんだよ?」
「ママはすぐにお迎えに行くからね。」
「んーん!だいじょぶ!!」
楽しみすぎて絶対に途中で帰らないと思う。
「るぅ、はしゃぎすぎ、ダメ。」
「竜葵の言う通りだよ、るぅ。あんまりはしゃぐとるぅのお胸が痛くなっちゃうよ。」
「わーッ!!!るぅ!ほんとだ!なんでもりとにいって!!」
「んゆ?わかった。」
なんかだか一気に騒がしくなったけどみんなも幼稚園は楽しみだよね?
あっにぃにたちは小学校か、、、パパはかいしゃ?だし。。。
なんだかよくわからないけどお胸が痛くなるのは嫌だから今日はりぃくんと一緒にいよう。
今日だけだもん。こんなにはしゃいでるのは。
ぼくももう3歳なんだし、明日からはいっつものにぃにたちみたいにかっこよく幼稚園に行くもん!
「りぃくん、きょう、いっしょにいよ?、、だめ?」
「ッいいにきまってる!!!」
そのままりぃくんがテーブル越しに抱き着きにきそうだったので慌てて止める。
ふぅ、危ない危ない(´-ω-`)
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