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レッツ大脱走
23話 検診その後
しおりを挟む「、、、よし!大丈夫そうですね。ですが無理は禁物ですよ。」
ローザさんにそう言われ、ありがとうございます、といえば優しく微笑んでくれた。
この世界でも聴診のようなことはするらしく、前開きタイプの服を着ていたボクはローザさんに指示されるがままに服を開いた。
その瞬間は今までで一番驚いた。
何がって?それはもう凄まじい速さだった。
ボクがひとつ目のボタンを外した瞬間、クワッと目を見開いたルイズさんがボクを毛布でぐるぐる巻きした。
ルイズさんはボクの後ろにいてルイズさんの股の間にボクが座っているような体勢だったけど、気配でわかった。
そしてボクはルイズさんに、「毛布の中でボタンを取るんだ。」、と言われ毛布の中でシャツの前面を開けてローザさんはため息をつきながら毛布のわずかな隙間から手を入れてボクのお腹に当てていた。
「ハァ、あのですね団長。何もそこまでしなくても、、、、いや、今回は良かったのか、、、?」
ローザさんはルイズさんにお説教をし始めたのかと思えば自分でウンウンうなっていて面白かった。
「ふふふっ、、。」
思わず笑ってしまい、すみません、と謝る。
「あんまりにも面白くて、つい。」
「レイが、、笑った。」
そりゃぁボクも人ですもん。
前の世界では猫さんたちにはよく笑わされましたがそれ以外にあまり面白いことはなかったですしね。
「あの、レイ様。さっきは本当にすみませんでした。」
「??ぃえ、あの何かなさいましたか??」
「僕の発言のせいでレイ様が不快になってしまって、、」
そのままお倒れになってしまって、本当にすみません!!とバッと勢いよく頭を下げるスメローさん。
「あっ頭をあげてください!ボクが自分の世界に入ってたことが悪いんですから。」
それでも頭をあげないスメローさん。
「ッ」
スメローさんの下げられた頭にぽんっと手をおけば誰かが息を呑むのを感じた。
「大丈夫、大丈夫ですから。」
お願いだから頭をあげてください。
そういえばようやく頭をあげてくれた。
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