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9話②
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「相談があるんだけど…」
虎之丞が菓子パンをかじりながら言う
「えっ?俺に?聞くには聞くが本当に俺なんかで良いのか?」
オレは少し驚いた。何も転入してきたばかりの俺でなくても、他に相談できそうな奴いるだろうに…
「うん、だって、神宮寺君はモテそうだし、それに、何だか大人っぽいから、頼りになりそうだし…」
大人っぽいか…
まぁ、俺の本当の年齢は二十歳だからな
「虎之丞だって、モテるだろう。お前のファンの子、いっぱいいるじゃないか…」
「好きな人にモテなきゃ意味ないもん」
「好きな人?虎之丞の好きな人って、もしかして天野先生?」
「えっ?どうして分かったの?やっぱり、僕、態度に出てる?態度に出ないように気をつけてたんだけどな…」
「態度に出ないようにってどういうこと?」
「えっと、神宮寺君が転入してくる前の話なんだけど…体育祭の時、僕、テンションあがっちゃって、天野先生に抱きついたんだ。そしたらそれを理事長が見てて、僕と天野先生の関係を疑って、天野先生は理事長に呼び出されたんだ。天野先生は僕のことなんて、一生徒としか思ってないのに…だけど、僕は、本当に天野先生のこと好きだから…その時、ある人に言われたんだ。天野先生のこと本当に好きなら、学校では、ベタベタしないことだって…でも、僕どうしたら良いか分からなくて…」
なるほどな、オヤジがなぜ、虎之丞のことを逐一報告しろと言ったのかわかった
理事長か…
やはり、アイツが関係しているんだな
不意にケータイが鳴った
「もしもし?今、友達と一緒だから、後でこっちから掛けるよ」
俺はそう言って、すぐに電話を切った
虎之丞が菓子パンをかじりながら言う
「えっ?俺に?聞くには聞くが本当に俺なんかで良いのか?」
オレは少し驚いた。何も転入してきたばかりの俺でなくても、他に相談できそうな奴いるだろうに…
「うん、だって、神宮寺君はモテそうだし、それに、何だか大人っぽいから、頼りになりそうだし…」
大人っぽいか…
まぁ、俺の本当の年齢は二十歳だからな
「虎之丞だって、モテるだろう。お前のファンの子、いっぱいいるじゃないか…」
「好きな人にモテなきゃ意味ないもん」
「好きな人?虎之丞の好きな人って、もしかして天野先生?」
「えっ?どうして分かったの?やっぱり、僕、態度に出てる?態度に出ないように気をつけてたんだけどな…」
「態度に出ないようにってどういうこと?」
「えっと、神宮寺君が転入してくる前の話なんだけど…体育祭の時、僕、テンションあがっちゃって、天野先生に抱きついたんだ。そしたらそれを理事長が見てて、僕と天野先生の関係を疑って、天野先生は理事長に呼び出されたんだ。天野先生は僕のことなんて、一生徒としか思ってないのに…だけど、僕は、本当に天野先生のこと好きだから…その時、ある人に言われたんだ。天野先生のこと本当に好きなら、学校では、ベタベタしないことだって…でも、僕どうしたら良いか分からなくて…」
なるほどな、オヤジがなぜ、虎之丞のことを逐一報告しろと言ったのかわかった
理事長か…
やはり、アイツが関係しているんだな
不意にケータイが鳴った
「もしもし?今、友達と一緒だから、後でこっちから掛けるよ」
俺はそう言って、すぐに電話を切った
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