カラダだけが目当てなの!?

きみいち

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夏休み編

ラブってるホテル・・・

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 腕をとられたまま小山田くんのあとを追う。
 どこに行くんだろう、と様子をうかがっていると、大きな通りに出た。このまままっすぐ行けば最寄りの駅だ。

 駅に向かってしばらく歩を進めていると、小山田くんがいきなり足を止めた。

「ここでもいいか?」

 ここ? 小山田くんの言葉に建物を見上げると、ホテルの看板が目に入った。

 見たまんまラブホテル。入り口には看板があって、ご休憩2時間3500円の文字が記載されていた。

 思わず声がうわずった。

「お、小山田くん……」
「ダメか?」
「ダメじゃないけど」

 小山田くんとは夏祭り以来だ。久しぶりだから、小山田くんのでかちんを受け入れることが出来るのか不安だった。

「あ、あの、しばらくしてないから……」
「久遠とはしてないのか?」
「毎日してるわけじゃないよ。それに小山田くんのはおっきいし」
「わかった。無茶はしない」

 小山田くんはぼくの肩を抱くと、入口へ向かった。

 小山田くんはジャージ姿だし、あきらかに高校生なんだけど、部屋に入れることになった。
 キィちゃんもだけど、小山田くんもオトナっぽいもんね。

 部屋に入って家に連絡をする。
 小山田くんといっしょだということを告げると、あまり遅くならないうちに帰りなさいよ、と母さんから注意を受ける。

 小山田くんが代わって、と言うから電話を代わると、なんやかんや母さんを言いくるめて、お泊まりオーケーにしてしまった。

 ラブホテルにお泊まりって……。
 ぼくら、友だちだよね? 恋人同士ならわかるけど、えっちするにはちょっと本気すぎない?

 とりあえず、ぼくはなにもしないで、と言われたので、小山田くんのされるがままになっている。

 着ていたTシャツとカーゴパンツを脱がされた。
 最後の1枚を脱がされて全裸になったところを、ねぶられるように見つめられる。

 おい、マドカ!!
 えっちな視線ていうのは、こういうのだからな!? おまえにゆずる気はないけどな!!

 欲をはらんだ視線にじっと見つめられていると、なんだかえっちな気分になってきた。

 ジャージ姿のまま動こうとしない小山田くんを、膝をもじもじさせながら見上げる。

 ううっ……なにもできないのって、めちゃくちゃキツイ。
 いつものぼくならガマン出来ずに、小山田くんをとっくに襲っている時間だ。
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