猫、時々姫君

篠原皐月

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第4章 思惑渦巻く王宮

13.今日は厄日

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「姫、不用意に得体の知れない人物を近付けるのは、あまり感心しませんね」
 溜め息混じりにそんな事を言われたシェリルは、慌ててジェリドに向き直り、感謝の言葉を述べた。
「あ、えっと、すみません。ありがとうございました。でも、ジェリドさんはどうしてここに?」
 本来現れる筈が無かった事に気が付いて不思議そうに問いかけると、ジェリドは苦笑しながらそれに応じた。

「実は今、ファルス公爵がレイナ様の所に出向いておられます。表向きは、あの野郎との面会希望を叶えて頂いた事への、後見役としてのお礼を申し上げるという事になっていますが」
「表向きと言う事は、他に話が有るんですか?」
「まあ、色々と。それでレオン様を交えて三人でご歓談中に、ミリア様とカイル様がお戻りになって、ちょっとした騒動になりまして」
 そこまで聞いたシェリルは(なるほど。ミリア達は私にディオンの対応を押し付けていっただけじゃなくて、きちんとレイナ様達に報告してくれたのね)と納得した。

「それでジェリドさんが、様子を見に来てくれたんですね」
「はい。ファルス公爵が『こちらの部屋に居る限りは、それほど物騒な事にはならないだろうし、他の護衛も居るから大至急様子を見て来てくれ』と仰いまして、席を外させて頂きました」
「そうでしたか。せっかくですから、お茶を一杯飲んでいかれませんか?」
「ありがとうございます。遠慮無く頂きます」
 わざわざ出向いて来て貰ったのにこのまま引き上げて貰うのは気が引けたシェリルが、控えていたリリスと、もう一人ファルス公爵家から派遣されてきた侍女のソフィアに声をかけると、二人はすかさずお茶の支度を整え、ジェリドとシェリルの前に並べた。
 そしてジェリドが椅子に座り、満足そうにカップを持ち上げてお茶を飲み始めてから、シェリルがふと気になった事を尋ねてみる。

「その……、ジェリドさん?」
「何でしょう?」
「さっきの『物騒な事』って、ファルス公爵の周りでは結構危険な事が多いんですか?」
「いえ、大した事は有りませんよ? 公爵にはかすり傷一つ、付けさせてはおりません」
「そうですか」
 心配になって尋ねたものの、事も無げに言い返されたシェリルは安堵した。

(エリーとレオンがファルス公爵が『抹殺リストナンバー1』なんて言うから心配してたけど……、そうよね。れっきとした貴族の人達が、そうそう暗殺とか謀殺とか企んだりする筈が無いわよ。嫌だわ。あの二人にからかわれたのを真に受けちゃった)
 そして気楽に口にカップを運んだが、続くジェリドの台詞を聞いて、思わずカップを取り落としそうになる。

「離宮入口ホールの巨大シャンデリアが突然落下してきたり、馬車の馬が突然暴走して建物の壁に激突しかけたり、どこからともなく百本近くの矢が纏めて飛んできたり、目の前に魔術で底無しの落とし穴が開いたり、食事に変な物が混ざっていたり……。他にも色々有りますが、概ねこんなレベルです」
「……は?」
「考える奴が低能だと、やる事もたかが知れていますので、ご安心下さい」
 固まったシェリルの前でジェリドがにこやかに微笑んだが、当然彼女の驚愕は打ち消されなかった。

「たかが……、って、あの……。近衛軍っていうのは、結構危険なお仕事なんですか?」
「それはまあ、一応軍人ですし」
「いえ、そういう意味では無くてですね」
(戦場とかで危険なのは当然だとは思うけど、王宮の中を歩くだけでそんな物騒な事になってるのに、それを何でもない事の様に言えるほど、正規の軍人さんって日常生活でも危険が一杯なのかしら?)
 何をどう言えば良いかと一人で混乱していると、それが分かっているかの様に、ジェリドが苦笑いしながら本音を述べた。

「実は今回、普段以上に頑張っているのは、警護対象がファルス公爵だからと言う面もありますね」
「いつもより、頑張っていらっしゃるんですか?」
「ええ。通常なら、取り敢えず警護対象の命が有れば良いだろう、程度に仕事はこなしていますが、彼は公にはなっていませんが、あなたの叔父に当たる方なので」
 淡々とそう言われて、予想外の事を聞かされたシェリルは、何回か瞬きしてから問いを重ねた。

「だから『かすり傷一つ付けさせない』なんですか?」
「彼に怪我をさせたら、姫が悲しいでしょう?」
「え、えっと……」
 咄嗟に(そうかもしれないけど、身内って実感が無いからどうかしら?)と困惑したシェリルだったが、また一口お茶を飲んだジェリドが、カップをソーサーに戻しながら穏やかな口調で付け加えた。

「姫が複雑な気分なのは分かっているつもりですし、無理に感想を仰らなくても良いですよ? 私が勝手にやっている事ですから」
「はぁ……」
(そうは言っても、私の為に個人的に警護を頑張ってくれているみたいだし、そもそもファルス公爵が危険を承知の上でディオンの後見役を引き受けたのだって、私を含めた王家の人達への罪滅ぼしの意味があるのよね?)
 そこまで考えたシェリルは、ジェリドとファルス公爵両者に何となく申し訳ない気分になってしまった。

「ジェリドさん、お仕事ご苦労様です。あの、何か私にお手伝いできる事はありませんか?」
 そんな唐突な申し出に、ジェリドはさすがに面食らった様な表情になる。
「姫に、ですか?」
「ええ、はい……」
(うぅ……、よくよく考えてみたら、私に何ができるって言うのよ? ジェリドさんだって困ってるじゃない)
 無言のままのジェリドに、シェリルは居心地が悪くなり、取り消しの言葉を口にしようとした。

「あの、ジェリドさん。やっぱり」
「それでは姫に一つ、お願いしたい事が有るのですが、宜しいですか?」
「え? あ、はい! 勿論です!」
「それでは、これを」
 そこでどこからともなく取り出して差し出された物を見て、シェリルは首を傾げた。

「これは何ですか? 宝石みたいですけど」
 ジェリドの右手に収まっている、割と平らな半透明な石について、シェリルが素直に疑問を呈すると、ジェリドは思わずといった感じで笑う。
「ああ、ご存知なかったんですか。それは都合が良かった」
「都合が良い?」
「いえ、こちらの話です。これに触れながら、私に協力すると言って頂けますか?」
 急に真顔になって申し出たジェリドに、シェリルも顔付きを改めながら確認を入れた。

「それだけで良いんですか?」
「はい」
「それ位なら……」
(ちょっと拍子抜けだわ。もっと難しい事を頼まれるかと思ったのに)
 少し落胆しながらもシェリルがその石に触れようとして、手を伸ばしながらジェリドに向かって僅かに身を乗り出した。そして体勢を変えた事で、少し離れて待機していたリリスと、いつの間にかやって来て控えていたソフィアにも、ジェリドの手の中の物が目に入った。

「……あ、ちょっと! ジェリド様!?」
「シェリル様に何をさせているんですか!?」
 何故か二人がジェリドを咎める様な叫びを発すると同時に、シェリルが正体不明の石に触れながら、要求された言葉を口にする。

「ジェリドさんに全面的に協力します。……これで良いんですか?」
「はい、大変結構です。ありがとうございました。それではファルス公爵をお待たせしているので、私はこれで失礼します」
「あ、はい。お気をつけて」
 シェリルが言い終わった瞬間、ジェリドは長居は無用とばかりに立ち上がり、そそくさと別れの挨拶を口にした。

「ジェリド様! それの契約内容はなんですか!?」
「公爵と王妃様に、報告させて頂きますよ!?」
 侍女二人が追い縋りつつ非難の叫びを上げたが、ジェリドは背中を見せたまま軽く手を振ってその場から立ち去った。その為彼女達は、追及相手を変更する。

「シェリル様! あれ、詠唱契約石でしたよね!?」
「一体どんな文言に、同意されたんですか!?」
「え? な、何? それ」
「まさかご存知ないとか?」
「……はい」
 問い詰められて激しく動揺しているシェリルを見て、二人は顔を見合わせた。それから慎重に問いを重ねる。


「因みに、さっき石に触れながら何て言ったんですか?」
「その……、ジェリドさんに『自分に協力する様に言って欲しい』と言われたので、『ジェリドさんに全面的に協力します』って言いましたけど……。何かまずかったでしょうか?」
 若干ビクビクしながらシェリルがお伺いを立てたが、リリスはそれを無視して、難しい顔になって自分より十歳程年長のソフィアに意見を求めた。
「どう思います?」
 それに答えるソフィアも、無意識に渋面になる。

「微妙過ぎますね。あれに封じ込められた文面を開示して貰わない事には、判断のしようがありません」
「しかし策士ですよね……。『結婚します』とか『愛を誓います』なら、さすがにシェリル様も警戒した筈ですが」
「仮に『共同しての領地運営』とか、赤裸々に『子作り』とかの文言でも、結婚承諾の意思表示と取られますからね」
「第一、用意周到ですよよね。いつシェリル様と遭遇するか分からないのに、そんな物を携帯しているなんて」
「さすが司令官から部隊長まで、近衛軍中の奇才と奇人を集めたと言われる第四軍」
「あ、あの~、リリス? ソフィアさん?」
 顔を突き合わせる様にして、ボソボソ語り合っている二人にシェリルが恐る恐る声をかけてみた途端、二人はピタリと会話を止めてテキパキと自分達の職務を遂行し始めた。

「取り敢えず、ここを片付けましょうか」
「そうですね。姫様、少々お待ちいただけますか?」
「それは良いんだけど……、あの、さっきのジェリドさんとの事は……」
 その問いかけを、二人はあっさりとスルーしてしまう。

「その事については、私達の方から王妃様にご報告しますから」
「一介の侍女が、軽々しく口を出すべき事ではございません。後ほど王妃様からご説明がある筈ですのでお待ち下さい」
「分かりました」
(結局、何だったのかしら?)
 疑問と不安を抱えながら二人を引き連れて自室に戻ったシェリルだったが、そこではカレンが待ち受けていた。

「シェリル様、今日は急にミリア様達の相手をお願いして申し訳ございませんでした」
 自分が座ったソファーの前で頭を下げてきたカレンに、シェリルは首を振った。

「構いませんよ? ソフィアさんに急に言われてびっくりしたけど、今日は後宮内が色々忙しかったんですよね?」
「はい、誠に面目ない事ながら。ですが結局姫様のお茶の席に、偽殿下が乱入したとか伺いました。何か問題は起きませんでしたか?」
「特に問題と言う程の事は……」
 些か心配そうに確認を入れてきたカレンに、シェリルは笑ってその懸念を打ち消そうとした。しかしここで扉を力任せに開く音と共に、突然レオンが乱入して来て絶叫する。

「あんのろくでなし野郎! シェリル! ジェリドに騙されて、詠唱契約石で言質を取られたと言うのは本当か!?」
 バタバタと慌ただしく走り寄って自分の両肩を掴み、「安心しろ。そんな騙し討ちみたいな詐欺行為、誰が認めるか!?」と憤りながら揺さぶるレオンをどうやって宥めようかとシェリルが困っていると、カレンが低い声で確認を入れてくる。

「……シェリル様。誠でございますか?」
「ええと、それが……、何が何やら、正直良く分からなくて」
 思わず本音を漏らしたシェリルに、レオンとカレンは深々と溜め息を吐き、シェリルは(今日はとことんツイてない日なのね……。寝るまでに更に事態が悪化しないで欲しいわ)と、かなり切実な事を願ってしまったのだった。
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