46 / 92
五章『悪の組織編』
第四十五話『アリア.ベゼ.ラズル』後編
しおりを挟む
*(マレフィクス視点)*
三学期が終わろうとしていた今日、素質のある人材を見つけた。
アリア.ベゼ.ラズルと名付けた少女は、黒い髪が良く似合うどこにでも居るような普通の女の子だ。
しかし、それは見た目だけの話。
ちょっとした嫉妬と怒りで人を殺す決断を下し、それを実行してしまう大胆さ。
理由と建前さえあれば、躊躇なく両親や友達をも殺せる邪悪さ。
彼女に悪の素質を感じた。
アリアはずっと助けを求めていた。
両親からの虐待を受け、周りへ関心や好意が持てず、いつも理由のない殺意に苛まれていた。
それはアリアに触れた時、能力番号34の『相手の記憶を見る能力』で確認した。
そんな辛い時に、共感と肯定をしてくれる人が現れたら誰だって手を取って見たくなる。
その心理を着き、アリアをものにした。
「君を苦しめたあの街はもうない……」
能力番号2『行ったことある場所に転移する能力』で、僕とアリアは違う街に訪れていた。
その街にあるレストランで、昼食を取りながら話をする。
僕の位置は、ヴェンディに常に把握されているが、僕を追うなと念押ししといてあるから問題はない。
それに、能力番号33の『遠くの出来事を知る能力』でヴェンディが今何をしているか分かる。
今ヴェンディは、セイヴァーとして別の所で殺人犯を追っている。
僕の元には来ないはずだ。
「ベゼ様……なぜ私を助けてくれたのですか?」
「人前では別の呼び名で呼びな」
「あっ、すみません。では何と呼べば良いでしょうか?」
「マレフィクスで良いよ」
「分かりました……マレフィクス様」
「……」
記憶によると、アリアは勉強も運動も標準的の一見普通の少女。
しかし僕には、この子には人にないような才能がある気がする。
目を見れば、その人の隠れた才能が直感で分かるし、僕の感はほぼ当たる。
「僕も君と同じ歳に人を殺し、両親を殺した。共通点を感じて助けたのかもね」
勿論嘘だ。
しかし、共通点を上げることで、アリアは僕をより信頼する。
「そうですか……何か少し安心しました」
「実は僕、セイヴァーに正体がバレている。同時に僕はセイヴァーの正体を知っている」
「セイヴァー?ベゼさっ……マレフィクス様の敵ですよね?」
アリアは、声を抑えてそう言う。
「そう。彼の正体は表面上僕の友達、ヴェンディという者だ。だが人質を取っているから、ベゼとして行動している時以外は攻撃してこない」
「ヴェンディ……そいつ、なぜ殺さないのですか?人質を取っているなら殺すのは容易い」
「わざと生かしている……彼は僕を常に楽しませてくれる存在だから」
「……世界征服に興味がないってのは本当だったのですね。マレフィクス様の目的は、ただ幸せに楽しく生きること……私と同じ」
既にアリアには、僕が世界征服を目的としてない事を告げてある。
しかしアリアは、僕の目的が何であろうと、何でも良いらしい。
「セイヴァーには僕の居場所が常にバレている。そこでアリアには、僕の代わりにある仕事をして貰いたい」
「居場所がバレている?仕事?」
アリアのような、自分より僕の意志を尊重する者を最初の部下にしたのには、その仕事をさせる為だ。
その仕事内容……それはセイヴァーに見張られている僕には難しいことだ。
「僕の代わりに、僕の手下を集めろ」
「実力のある仲間を集めろと言うことですね?一体何人程探せば?」
「一国を築ける人数……何万何億と言う人数だ」
さっきまで(貴方の為なら何でもして見せます)と言ったやる気に満ちた目だったアリアも、流石に困惑の表情を見せた。
「本気ですか?」
「本気」
期待に応えたいが、不安が上回る。
それがアリアの表情と仕草に出ている。
「神を信仰する『宗教』という教えを知ってるかな?」
「えっ?宗教?勿論知っておりますが……」
話を180度変えると、アリアの困惑と不安の表情は深くなった。
「宗教ってのは、それを信仰する信者が居て成り立つものだ。そこでだ、なぜあんなチープな教えに信者が大勢居るか分かるかい?」
「……皆、神を信じたいから、ですか?」
「違う。答えは心の拠り所だからだ」
「拠り所?」
「自分を必要としてくれる者が居なく、信じれる者がない人……彼らが救いや心の拠り所を求めた先が、存在するかも分からない『神』だ。神を信じて生きることで、自分に居場所があると思い、その教えや神が心の拠り所になる」
アリアは、悟ったような表情を浮かべ、再び目を輝かせた。
「アリア、君は僕と言う神が居ることを、そういう者達に伝える宣教師になるのだ」
「分かりました……このアリア、貴方の期待に応えます」
* * *
僕とアリアは、街の外れにある人気のない森まで来ていた。
今のとこ、近くに冒険者や危険な魔物は居ない。
「一日一人、僕が仲間に勧誘する者を指定する。そいつの場所まで転移させるし、危険な時はすぐに行くから安心して」
能力番号33『遠くの出来事を知る能力』で、仲間にしたい者を探して、アリアを通してそいつを仲間にする。
この能力があれば、世界のどこに居てもアリアの状況を確認できる。
アリアが危険だと感じれば、それを察することも出来る。
そして能力番号2『行ったことある場所に転移する能力』で、アリアの送り迎えが出来る。
「ありがとうございます」
そう言いつつも、アリアは少し震えていた。
仕事を熟せるのか、まだ不安なのだろう。
「意外と臆病だね君は……そう緊張しないの」
「すみません」
「仕方ない」
僕は、大きな布を取り出し、その布を能力番号19『衣類を生物に変える能力』で、ある魔物に変える。
頭から生えた白い羽根、鳥のような体と足、人の顔を持った魔物――オルニス.ルスキニアだ。
理性と知性を持ち、言語を話せる魔物だが、問題なく能力で創ることが出来た。
「あっ、さっきの魔物……」
「彼はオルニス。人の血を舐める癖があるが、彼が君と共に行動してくれるよ。アリアもオルニスも、人々にはバレないようにフードを被ったりして対策しなよ」
「すっ、凄い……」
「どうぞよろしく」
オルニスには、僕の意志を与えてあり、僕の命令に忠実だ。
オルニスを通して、能力番号36の『遠くの生き物と会話する能力』で、コンタクトが取れるし、アリアを守るボーディーガードにもなる。
「血、舐める?」
「舐めませんよ」
さっそく仲良くなったようだ。
舐めないと言つつも、オルニスはアリアの腕に噛み付き、嬉しそうに血を吸い、出てきた血を舐める。
「可愛い……」
「確かに、仲間になると可愛いもんだね」
オルニスに勝てる人間はそうそう居ない。
オルニスを創れるようになったのは、正直大きな収穫だった。
僕自身は、村一つを破壊する威力を持つ力はないが、オルニスにはその力がある。
オルニスが本気を出せば、小さな街一つをも破壊できる。
衣類さえあれば、オルニスの大軍を創って今すぐ世界征服をすることも可能だ。
「ベゼ様、改めて言わせて下さい」
「……何?」
「私、貴方に救われました。ありがとうございます」
オルニスに腕と血を舐められながら、アリアがニコッと可愛らしい笑顔を見せる。
三学期が終わろうとしていた今日、素質のある人材を見つけた。
アリア.ベゼ.ラズルと名付けた少女は、黒い髪が良く似合うどこにでも居るような普通の女の子だ。
しかし、それは見た目だけの話。
ちょっとした嫉妬と怒りで人を殺す決断を下し、それを実行してしまう大胆さ。
理由と建前さえあれば、躊躇なく両親や友達をも殺せる邪悪さ。
彼女に悪の素質を感じた。
アリアはずっと助けを求めていた。
両親からの虐待を受け、周りへ関心や好意が持てず、いつも理由のない殺意に苛まれていた。
それはアリアに触れた時、能力番号34の『相手の記憶を見る能力』で確認した。
そんな辛い時に、共感と肯定をしてくれる人が現れたら誰だって手を取って見たくなる。
その心理を着き、アリアをものにした。
「君を苦しめたあの街はもうない……」
能力番号2『行ったことある場所に転移する能力』で、僕とアリアは違う街に訪れていた。
その街にあるレストランで、昼食を取りながら話をする。
僕の位置は、ヴェンディに常に把握されているが、僕を追うなと念押ししといてあるから問題はない。
それに、能力番号33の『遠くの出来事を知る能力』でヴェンディが今何をしているか分かる。
今ヴェンディは、セイヴァーとして別の所で殺人犯を追っている。
僕の元には来ないはずだ。
「ベゼ様……なぜ私を助けてくれたのですか?」
「人前では別の呼び名で呼びな」
「あっ、すみません。では何と呼べば良いでしょうか?」
「マレフィクスで良いよ」
「分かりました……マレフィクス様」
「……」
記憶によると、アリアは勉強も運動も標準的の一見普通の少女。
しかし僕には、この子には人にないような才能がある気がする。
目を見れば、その人の隠れた才能が直感で分かるし、僕の感はほぼ当たる。
「僕も君と同じ歳に人を殺し、両親を殺した。共通点を感じて助けたのかもね」
勿論嘘だ。
しかし、共通点を上げることで、アリアは僕をより信頼する。
「そうですか……何か少し安心しました」
「実は僕、セイヴァーに正体がバレている。同時に僕はセイヴァーの正体を知っている」
「セイヴァー?ベゼさっ……マレフィクス様の敵ですよね?」
アリアは、声を抑えてそう言う。
「そう。彼の正体は表面上僕の友達、ヴェンディという者だ。だが人質を取っているから、ベゼとして行動している時以外は攻撃してこない」
「ヴェンディ……そいつ、なぜ殺さないのですか?人質を取っているなら殺すのは容易い」
「わざと生かしている……彼は僕を常に楽しませてくれる存在だから」
「……世界征服に興味がないってのは本当だったのですね。マレフィクス様の目的は、ただ幸せに楽しく生きること……私と同じ」
既にアリアには、僕が世界征服を目的としてない事を告げてある。
しかしアリアは、僕の目的が何であろうと、何でも良いらしい。
「セイヴァーには僕の居場所が常にバレている。そこでアリアには、僕の代わりにある仕事をして貰いたい」
「居場所がバレている?仕事?」
アリアのような、自分より僕の意志を尊重する者を最初の部下にしたのには、その仕事をさせる為だ。
その仕事内容……それはセイヴァーに見張られている僕には難しいことだ。
「僕の代わりに、僕の手下を集めろ」
「実力のある仲間を集めろと言うことですね?一体何人程探せば?」
「一国を築ける人数……何万何億と言う人数だ」
さっきまで(貴方の為なら何でもして見せます)と言ったやる気に満ちた目だったアリアも、流石に困惑の表情を見せた。
「本気ですか?」
「本気」
期待に応えたいが、不安が上回る。
それがアリアの表情と仕草に出ている。
「神を信仰する『宗教』という教えを知ってるかな?」
「えっ?宗教?勿論知っておりますが……」
話を180度変えると、アリアの困惑と不安の表情は深くなった。
「宗教ってのは、それを信仰する信者が居て成り立つものだ。そこでだ、なぜあんなチープな教えに信者が大勢居るか分かるかい?」
「……皆、神を信じたいから、ですか?」
「違う。答えは心の拠り所だからだ」
「拠り所?」
「自分を必要としてくれる者が居なく、信じれる者がない人……彼らが救いや心の拠り所を求めた先が、存在するかも分からない『神』だ。神を信じて生きることで、自分に居場所があると思い、その教えや神が心の拠り所になる」
アリアは、悟ったような表情を浮かべ、再び目を輝かせた。
「アリア、君は僕と言う神が居ることを、そういう者達に伝える宣教師になるのだ」
「分かりました……このアリア、貴方の期待に応えます」
* * *
僕とアリアは、街の外れにある人気のない森まで来ていた。
今のとこ、近くに冒険者や危険な魔物は居ない。
「一日一人、僕が仲間に勧誘する者を指定する。そいつの場所まで転移させるし、危険な時はすぐに行くから安心して」
能力番号33『遠くの出来事を知る能力』で、仲間にしたい者を探して、アリアを通してそいつを仲間にする。
この能力があれば、世界のどこに居てもアリアの状況を確認できる。
アリアが危険だと感じれば、それを察することも出来る。
そして能力番号2『行ったことある場所に転移する能力』で、アリアの送り迎えが出来る。
「ありがとうございます」
そう言いつつも、アリアは少し震えていた。
仕事を熟せるのか、まだ不安なのだろう。
「意外と臆病だね君は……そう緊張しないの」
「すみません」
「仕方ない」
僕は、大きな布を取り出し、その布を能力番号19『衣類を生物に変える能力』で、ある魔物に変える。
頭から生えた白い羽根、鳥のような体と足、人の顔を持った魔物――オルニス.ルスキニアだ。
理性と知性を持ち、言語を話せる魔物だが、問題なく能力で創ることが出来た。
「あっ、さっきの魔物……」
「彼はオルニス。人の血を舐める癖があるが、彼が君と共に行動してくれるよ。アリアもオルニスも、人々にはバレないようにフードを被ったりして対策しなよ」
「すっ、凄い……」
「どうぞよろしく」
オルニスには、僕の意志を与えてあり、僕の命令に忠実だ。
オルニスを通して、能力番号36の『遠くの生き物と会話する能力』で、コンタクトが取れるし、アリアを守るボーディーガードにもなる。
「血、舐める?」
「舐めませんよ」
さっそく仲良くなったようだ。
舐めないと言つつも、オルニスはアリアの腕に噛み付き、嬉しそうに血を吸い、出てきた血を舐める。
「可愛い……」
「確かに、仲間になると可愛いもんだね」
オルニスに勝てる人間はそうそう居ない。
オルニスを創れるようになったのは、正直大きな収穫だった。
僕自身は、村一つを破壊する威力を持つ力はないが、オルニスにはその力がある。
オルニスが本気を出せば、小さな街一つをも破壊できる。
衣類さえあれば、オルニスの大軍を創って今すぐ世界征服をすることも可能だ。
「ベゼ様、改めて言わせて下さい」
「……何?」
「私、貴方に救われました。ありがとうございます」
オルニスに腕と血を舐められながら、アリアがニコッと可愛らしい笑顔を見せる。
0
あなたにおすすめの小説
少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
冷遇王妃はときめかない
あんど もあ
ファンタジー
幼いころから婚約していた彼と結婚して王妃になった私。
だが、陛下は側妃だけを溺愛し、私は白い結婚のまま離宮へ追いやられる…って何てラッキー! 国の事は陛下と側妃様に任せて、私はこのまま離宮で何の責任も無い楽な生活を!…と思っていたのに…。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる