58 / 92
六章『大魔王ウルティマ編』
第五十七話『大魔王の復活』
しおりを挟む
神の土地では、魔物の制圧が行われていた。
魔王レネス以外のほとんどの魔物は殺され、魔王の幹部達は皆僕が直々に殺した。
「この土地も広い。何匹か逃げた魔物が居るが、問題はないよ」
「やっと、やっと私の主を見つけた」
レネスは僕の仲間になれたことがよっぽど嬉しかったのか、涙を流すほどだった。
50年も願った夢を、やっと叶えれたのだから、この反応もおかしくはない。
「レネスよ、君の記憶は見させてもらった。君が僕に忠誠を誓ってるのは分かるが、ちゃんと誓ってもらう」
跪くレネスに、手の甲を見せて腕を伸ばした。
「我の為に死ねるか?我の為に生きれるか?我に忠誠を誓えるか?」
「はい、私レネスは貴方様に忠誠を誓います」
レネスは僕の手を取り、丁寧に手の甲に口付けをする。
僕はその優越感に浸り、微かに笑みを浮かべた。
「では、僕の次なる目的の為に、この土地を変えるぞ」
「何です?その目的って?」
アリアが不思議そうに頭を傾げた。
「この土地に国を創る。この土地を拠点に僕は……完全なる絶対悪となる」
ヴァルターとレネスは一瞬目を見開いて、すぐに爽やかな笑みを浮かべた。
「それで、私達は一体何をしたら良いのですか?」
ヴァルターが困ったように笑い、何でも言ってくれと言わんばかりに笑う。
「ヴァルター、君に国を創る指揮官を命じる。学校、ギルド、武器工場、病院、お城、ありとあらゆる建物や街を創る為に、それに適した能力や知識や技術がある建築部隊を率いて国を短期間で創れ……建設部隊は用意してある」
「分かりました」
「資料に目を通しておいて」
「はい」
ヴァルターに資料を渡し、今すぐにもこの土地に国を創る準備をさせる。
僕の部下には、建物や街づくりに適した能力を持つ者が何千人も居る。
その者の能力と魔法を駆使していけば、国作りに長い時間は要らない。
国の法律や制度も、既に僕が決めてあり、国の構造やあり方も全部設計し終えた。
問題はない。
ヴァルターは決められた線路を歩くだけでいい。
「アリア、レネス、君ら二人は僕に付いてきてもらう」
「承知しました」
「一体どこに向かうつもりです?」
「奇跡の島だ」
* * *
奇跡の島。
それはかつて英雄アーサーと魔王ウルティマが決闘をした場所。
この土地も、神の土地同様人々が立ち入れるような場所ではなかった。
「初めて来たけど……凄い場所」
「この土地に何かあるのですか?」
「あるよ」
この土地には魔王ウルティマが封印されている。
解けるような封印ではないが、それを可能にするのが魔法だ。
「今じゃ大魔王とも呼ばれるウルティマ、彼はこの世に存在したどの魔王よりも強く、どの魔物よりも恐ろしかったという」
「ウルティマ、正直私何かと比べ物にはならない強さです……やろうと思えばこの世を消すことも出来る力を持っていたと聞きます」
「ねぇ、もし封印が解かれ、この世に再びウルティマが現れたら、世間はどうなると思う?」
「まさか……」
アリアは悟ったように僕の方を見た。
心配と不安の視線を送り、困った表情を浮かべる。
「世界は大混乱!ベゼと言う絶対悪が居るのに、それ以上の存在が現れ大パニック!」
「封印を解くのですか?一体何の為に?」
「僕の為に……。良いかい二人共?今から言うことを守るのだよ?絶対に破ってはいけない」
アリアとレネスは、ゴクリと大粒の唾液を飲み込んだ。
僕がその後言った言葉は、アリアとレネスを驚愕させる内容だった。
そしてその後、アリアとレネスと共に、島にあった大きな大きな木の前に来た。
逞しいほどの大きい樹木は、何百年と立っている貫禄がある。
陽光が微かに差し、緑が美しく、神秘的なその場所で、邪悪な存在を蘇らせようとしていた。
アリアもレネスも、わざわざ大魔王ウルティマを復活させる理由が分からないと言い、僕を引き止めた。
だが、僕の話を聞くと、ほんの少し呆れたような表情を浮かべて、僕の行動に了承した。
「では行くよ……ウルティマを復活させよう」
* * * * *
数万年の眠りから目覚めた、最も邪悪で強大と恐れられた魔物が、サウナから上がったような窶れた表情で光と共に現れた。
「ここは……」
その魔物の目の前には、二人の人間と一人の魔物が膝を着いて頭を下げている。
「お目覚めですね……大魔王ウルティマ様」
美しい顔立ちをした少年――マレフィクスが真っ赤な瞳を見開いた。
目覚めた魔物――ウルティマは状況を理解した。
「うおおおおぉああああああああぁぁぁ!!!!!」
ウルティマは光から姿を見せたかと思えば、怒りと憎しみの雄叫びを上げた。
その姿は実に強大だった。
跪いていた人間一人と魔物一人――アリアとレネスが武者震いを起こし、ビビってしまう程だ。
大きな樹木にも負けない巨大な体、古い黄金の冠、ムッキムキの体、レネス以上の羽根、体に刻まれたように流れる赤い血、目の堀が深く炎のような赤が奥に見える。
「はああぁぁぁぁぁぁ……」
叫び終えると、落ち着いたかのように強風のため息をつく。
そのため息でアリアの体が吹っ飛ぶ。
「あぁ!」
「妙な声は上げないの」
しかし、マレフィクスが吹っ飛ぶアリアの手を取る。
レネスはマレフィクスとアリアがウルティマのため息で吹き飛ばないように、羽根を広げため息の風から守る。
「アーサーめ……儂をこんな目に合わせやがって……あぁ?貴様らか?儂の封印を解いたのは?」
「左様です」
ウルティマはマレフィクスに気付き、巨体を一歩前進させる。
その一歩は、地面が軽く揺れる程だった。
アリアとレネスは、ビビって下を向いていることで精一杯だ。
目の前の存在は、それ程の恐怖と圧がある存在だ。
「封印を解いたということは、相当の実力があるな?それも人間……そっちは魔物か」
「隣の彼は現魔王です」
「いつ、口を開けと言った?」
ウルティマは口を開いたマレフィクスを見下ろし、周りの動物達が皆逃げてしまう程の殺気を出した。
「すみません……出過ぎた真似をお許し下さい」
マレフィクスは隣の二人と違って、冷静で無感情に見えた。
暴君なウルティマにも、丁寧に対応する。
マレフィクスの隣で、アリアが怒りを堪えるかのように拳を強く握っていたが、すぐに力を緩める。
「まぁいい、名前を名乗れ」
「マレフィクス.ベゼ.ラズル」
「マレフィクス、良く封印を解いた……褒めて遣わす」
「勿体ないお言葉」
「この世界が今どうなってるか、教えてくれ」
「はい」
マレフィクスは話した。
今、世間が魔物への恐怖が薄れていること、化学や魔法の進歩、ベゼと言う存在、セイヴァーと言う存在、自分がベゼであると言うこと。
「つまりこうだな?貴様とその部下、儂に仕えたいと?」
「はい……我々はウルティマ様復活の為だけに行動してきました。貴方様が世界を手に入れるその瞬間に立ち寄りたいのです」
「ハッハッハ!気に入ったぞマレフィクス!貴様のような儂に忠実な部下が欲しかった!」
「勿体ないお言葉」
ウルティマは先程と違ってご機嫌だった。
大きな樹木を椅子にし、マレフィクスから貰った大量の酒を飲み、何匹もの牛を食べてる。
「マレフィクス、いやベゼ、こちらに来い」
「はい」
マレフィクスはウルティマが差し伸べた大きな手を見上げた。
そして、自分の体くらい大きい手の指を、両手で握って額を当てた。
「貴方様に忠誠を誓います」
「顔を上げろ」
この時の初めて、マレフィクスはウルティマと目を合わせた。
ウルティマの炎のような瞳と、マレフィクスの血のような瞳が、時間が止まったかのように映り合う。
「貴様を儂の補佐官に命じる」
「ありがとうございます」
マレフィクスは胸に手を当て、深く一礼をする。
そして、顔を伏せたままニヤリと笑う。
魔王レネス以外のほとんどの魔物は殺され、魔王の幹部達は皆僕が直々に殺した。
「この土地も広い。何匹か逃げた魔物が居るが、問題はないよ」
「やっと、やっと私の主を見つけた」
レネスは僕の仲間になれたことがよっぽど嬉しかったのか、涙を流すほどだった。
50年も願った夢を、やっと叶えれたのだから、この反応もおかしくはない。
「レネスよ、君の記憶は見させてもらった。君が僕に忠誠を誓ってるのは分かるが、ちゃんと誓ってもらう」
跪くレネスに、手の甲を見せて腕を伸ばした。
「我の為に死ねるか?我の為に生きれるか?我に忠誠を誓えるか?」
「はい、私レネスは貴方様に忠誠を誓います」
レネスは僕の手を取り、丁寧に手の甲に口付けをする。
僕はその優越感に浸り、微かに笑みを浮かべた。
「では、僕の次なる目的の為に、この土地を変えるぞ」
「何です?その目的って?」
アリアが不思議そうに頭を傾げた。
「この土地に国を創る。この土地を拠点に僕は……完全なる絶対悪となる」
ヴァルターとレネスは一瞬目を見開いて、すぐに爽やかな笑みを浮かべた。
「それで、私達は一体何をしたら良いのですか?」
ヴァルターが困ったように笑い、何でも言ってくれと言わんばかりに笑う。
「ヴァルター、君に国を創る指揮官を命じる。学校、ギルド、武器工場、病院、お城、ありとあらゆる建物や街を創る為に、それに適した能力や知識や技術がある建築部隊を率いて国を短期間で創れ……建設部隊は用意してある」
「分かりました」
「資料に目を通しておいて」
「はい」
ヴァルターに資料を渡し、今すぐにもこの土地に国を創る準備をさせる。
僕の部下には、建物や街づくりに適した能力を持つ者が何千人も居る。
その者の能力と魔法を駆使していけば、国作りに長い時間は要らない。
国の法律や制度も、既に僕が決めてあり、国の構造やあり方も全部設計し終えた。
問題はない。
ヴァルターは決められた線路を歩くだけでいい。
「アリア、レネス、君ら二人は僕に付いてきてもらう」
「承知しました」
「一体どこに向かうつもりです?」
「奇跡の島だ」
* * *
奇跡の島。
それはかつて英雄アーサーと魔王ウルティマが決闘をした場所。
この土地も、神の土地同様人々が立ち入れるような場所ではなかった。
「初めて来たけど……凄い場所」
「この土地に何かあるのですか?」
「あるよ」
この土地には魔王ウルティマが封印されている。
解けるような封印ではないが、それを可能にするのが魔法だ。
「今じゃ大魔王とも呼ばれるウルティマ、彼はこの世に存在したどの魔王よりも強く、どの魔物よりも恐ろしかったという」
「ウルティマ、正直私何かと比べ物にはならない強さです……やろうと思えばこの世を消すことも出来る力を持っていたと聞きます」
「ねぇ、もし封印が解かれ、この世に再びウルティマが現れたら、世間はどうなると思う?」
「まさか……」
アリアは悟ったように僕の方を見た。
心配と不安の視線を送り、困った表情を浮かべる。
「世界は大混乱!ベゼと言う絶対悪が居るのに、それ以上の存在が現れ大パニック!」
「封印を解くのですか?一体何の為に?」
「僕の為に……。良いかい二人共?今から言うことを守るのだよ?絶対に破ってはいけない」
アリアとレネスは、ゴクリと大粒の唾液を飲み込んだ。
僕がその後言った言葉は、アリアとレネスを驚愕させる内容だった。
そしてその後、アリアとレネスと共に、島にあった大きな大きな木の前に来た。
逞しいほどの大きい樹木は、何百年と立っている貫禄がある。
陽光が微かに差し、緑が美しく、神秘的なその場所で、邪悪な存在を蘇らせようとしていた。
アリアもレネスも、わざわざ大魔王ウルティマを復活させる理由が分からないと言い、僕を引き止めた。
だが、僕の話を聞くと、ほんの少し呆れたような表情を浮かべて、僕の行動に了承した。
「では行くよ……ウルティマを復活させよう」
* * * * *
数万年の眠りから目覚めた、最も邪悪で強大と恐れられた魔物が、サウナから上がったような窶れた表情で光と共に現れた。
「ここは……」
その魔物の目の前には、二人の人間と一人の魔物が膝を着いて頭を下げている。
「お目覚めですね……大魔王ウルティマ様」
美しい顔立ちをした少年――マレフィクスが真っ赤な瞳を見開いた。
目覚めた魔物――ウルティマは状況を理解した。
「うおおおおぉああああああああぁぁぁ!!!!!」
ウルティマは光から姿を見せたかと思えば、怒りと憎しみの雄叫びを上げた。
その姿は実に強大だった。
跪いていた人間一人と魔物一人――アリアとレネスが武者震いを起こし、ビビってしまう程だ。
大きな樹木にも負けない巨大な体、古い黄金の冠、ムッキムキの体、レネス以上の羽根、体に刻まれたように流れる赤い血、目の堀が深く炎のような赤が奥に見える。
「はああぁぁぁぁぁぁ……」
叫び終えると、落ち着いたかのように強風のため息をつく。
そのため息でアリアの体が吹っ飛ぶ。
「あぁ!」
「妙な声は上げないの」
しかし、マレフィクスが吹っ飛ぶアリアの手を取る。
レネスはマレフィクスとアリアがウルティマのため息で吹き飛ばないように、羽根を広げため息の風から守る。
「アーサーめ……儂をこんな目に合わせやがって……あぁ?貴様らか?儂の封印を解いたのは?」
「左様です」
ウルティマはマレフィクスに気付き、巨体を一歩前進させる。
その一歩は、地面が軽く揺れる程だった。
アリアとレネスは、ビビって下を向いていることで精一杯だ。
目の前の存在は、それ程の恐怖と圧がある存在だ。
「封印を解いたということは、相当の実力があるな?それも人間……そっちは魔物か」
「隣の彼は現魔王です」
「いつ、口を開けと言った?」
ウルティマは口を開いたマレフィクスを見下ろし、周りの動物達が皆逃げてしまう程の殺気を出した。
「すみません……出過ぎた真似をお許し下さい」
マレフィクスは隣の二人と違って、冷静で無感情に見えた。
暴君なウルティマにも、丁寧に対応する。
マレフィクスの隣で、アリアが怒りを堪えるかのように拳を強く握っていたが、すぐに力を緩める。
「まぁいい、名前を名乗れ」
「マレフィクス.ベゼ.ラズル」
「マレフィクス、良く封印を解いた……褒めて遣わす」
「勿体ないお言葉」
「この世界が今どうなってるか、教えてくれ」
「はい」
マレフィクスは話した。
今、世間が魔物への恐怖が薄れていること、化学や魔法の進歩、ベゼと言う存在、セイヴァーと言う存在、自分がベゼであると言うこと。
「つまりこうだな?貴様とその部下、儂に仕えたいと?」
「はい……我々はウルティマ様復活の為だけに行動してきました。貴方様が世界を手に入れるその瞬間に立ち寄りたいのです」
「ハッハッハ!気に入ったぞマレフィクス!貴様のような儂に忠実な部下が欲しかった!」
「勿体ないお言葉」
ウルティマは先程と違ってご機嫌だった。
大きな樹木を椅子にし、マレフィクスから貰った大量の酒を飲み、何匹もの牛を食べてる。
「マレフィクス、いやベゼ、こちらに来い」
「はい」
マレフィクスはウルティマが差し伸べた大きな手を見上げた。
そして、自分の体くらい大きい手の指を、両手で握って額を当てた。
「貴方様に忠誠を誓います」
「顔を上げろ」
この時の初めて、マレフィクスはウルティマと目を合わせた。
ウルティマの炎のような瞳と、マレフィクスの血のような瞳が、時間が止まったかのように映り合う。
「貴様を儂の補佐官に命じる」
「ありがとうございます」
マレフィクスは胸に手を当て、深く一礼をする。
そして、顔を伏せたままニヤリと笑う。
0
あなたにおすすめの小説
少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
冷遇王妃はときめかない
あんど もあ
ファンタジー
幼いころから婚約していた彼と結婚して王妃になった私。
だが、陛下は側妃だけを溺愛し、私は白い結婚のまま離宮へ追いやられる…って何てラッキー! 国の事は陛下と側妃様に任せて、私はこのまま離宮で何の責任も無い楽な生活を!…と思っていたのに…。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる