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物語
30.家族会議は国家を揺るがす? いえ、追い出されてますから!! 02
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「王国の明るい未来は横に置き、問題は明日、明後日、近しい未来よ」
「明るいか?」
ティアの言葉にげんなりとした声で返すアルファ。
「明るいわよ。 単純明快。 悪くないわ」
「足元を掬われるだけだ。 もっと抜本的な改革が必要だろう」
ティアはアルファの声に肩をすくめて見せた。
「それは、王宮を取り戻してからの話でしょう。 今は、殆ど乗っ取られているんですから」
魔法通信機を通して、憂鬱な気配がアチラとコチラで漂うのだった。
『私達もこのままだと非常に困るんですよね。 折角新たに落ち着く場所を得たと言うのに、また居場所を失わせると言うのは忍びないですから……』
飄々としている事の多いパパだけど、大魔導師と呼ばれ、魔導師の長とも呼ばれる立場であれば、その責任も重大なのだろう……私を、人に預けるほどに……。
飢える事も無ければ、寝床にも困らない。
それでも……やっぱり、納得いかないと思う事、拗ねたくなる事はあるのだ。
「パパは、私よりも仲間が大切なのね」
『ぇ、ぁ、そんな事はないよ!! うん。 ただ……責任を、感じるんだよ……』
落ち込んだ声で申し訳なさそうにされ、結局ティアは許してしまうのだ。
「まぁ、いいわ。 パパが構ってくれない分、アルファに甘えるから!!」
「ど~んと来い!!」
軽薄なほどに明るくアルファが言えば、なんとなく笑いと……地獄の特訓の気配が漂うのだった。
「それで、王宮の方ですが、私はシバラク放置しておこうと思いますの」
王宮側の考える事は現状維持を目指し、ティアに全責任を背負わせる事だろう。 ティアでなければいけない。 他の人間では意味をなさない。
今はまだその中毒性が表沙汰になっていないから良いが、魔法薬が長期的に使用されていた事実が広まれば、その犯人が低位の貴族では王族、王宮騎士、文官、飲食に関わる者達の誰も気づかなかったでは、問題の所在が持ち込んだ者ではなく管理をしきれなかった者になってくるから……。
『ハッキリしておいた方が良くは無いか? 悪く言われるのは辛いだろう?」
慌てたように言うのは義父様。
見た目は怖いけど、すっごく甘いのだ。
「魔法薬を持ち込んだのは私ではありませんと抵抗した分だけ、向こうに付け入りどころを与えると思うんです」
「あぁ、なるほどね」
軽く頷き説明をするのはアルファだった。
一緒に生きて、育っている分、お互いを理解しやすいのだろう。
私にはそんな事をする理由はない → 嫉妬
私が何処でそんなものを → 大公領
殆ど王宮に出入りしていないのに? → だから怪しい
聖女を中心に広まっている → そんな分かりやすい事を聖女様がするか?
考えが尽きたなと一人満足げに頷いたアルファは一度視線をティアに向け、その後にもう一度言葉を続けた。
「アイツ等が言いそうなのは、こんな所か? 逆にコチラが沈黙を続ければ……勝手にティアが悪いと騒ぎ立て捕らえろとなっても、証拠を出せない彼等に大公家を捜査する権限はない。 なら証拠を確保した挙句、大切な聖女様を守るために警備は厳重になってくる」
『人は勝手に想像を巡らすと言う訳か』
「そう言う事です」
『向こうがティアを攻撃し、薬の生産に追われるうちは、孤児院も慌ただしい状況だろう。 ガンマ、孤児院の経営に関して徹底して調べるんだ』
『そういやさぁ……孤児院って親を亡くした子を預かるんだよな?』
『何を当たり前の事を聞いているのですか……』
呆れたように義父様が言えば、王様はいっそう不思議そうに聞くのだ。
『何処に子供がいるんだ?』
私達(通信の向こう側も)は王様の疑問に黙り込んだ。
この大陸において恐れるべきは、自然災害と神聖皇国。
自然災害が起これば選択を迫られる。
・莫大な寄付をする
・災害の餌食となる
国や領主が気軽に魔導師を雇っていた時代であれば、水を操り洪水を避け、干ばつ時には雨をもたらし、様々な魔術を持って大地を潤し恵を増やした。 これらの大半を今は神殿の奇跡とされている。
国境を越えて、国は富む事を封じられつつ活かされて居る。 そんな中、人々が宝とするのは子供な訳で、親をなくせば村長か村全体で世話をする。 いや、子供達は村単位で育てているのだから王宮を乗っ取るほどの使用人が派遣されるほどの孤児等存在する訳が無い。
『許さん……国の宝を、商品として売買していると言うのか……』
王様の背後にごごおごごごおご等と言う擬音が聞こえそうな雰囲気になっていた。
『……待ってください兄上……。 そうやって腕力で解決しようとすれば子供は救えても、諸悪の根源は断てません。 それに……兄上がまず動くべきは、ジェフロアを死なせない事でしょう』
義父様が頭を抱えた様子で王様を制していた。
『……そ、うだな……アレは、あの女に懐いていた事もあったが、結局のところ犠牲にしていたも同然……例え差し伸べる手をはらわれたとしても、命だけは助けてやらなければ……』
急に深刻になられて、少しだけ罪悪感を覚えていれば……アルファが私の髪を撫でてくる。
今、ノーザングリア国は嵐の前の静けさとでも言うほど……静かすぎた。
通信は終え、ガンマは研究塔へと戻って行く。
きっと、研究好きな魔導師達のじゃんけん大会でも、今から始めるだろう……。 運の悪い者を派遣するのではなく、優秀な人材を諜報に使って欲しいと思うのだけど……、きっと大丈夫よね?
「ティア……」
甘い声が背後からかけられるから……つい、狼狽えてしまう。
「なっ、何……よ……」
不意に抱きあげられ、抱きしめられるからバランスを崩し、アルファの胸の中にもたれ込む。
「こんな事……今は、大変な時なのに……」
「そうか? 今は比較的余裕があると思うんだが? ティア……好きだ」
耳元に囁かれる甘い声にふわふわとした気持ちになってくるが……それは、まだ日も高い時間だと言う理性もあって、肘鉄を入れる数秒前に他ならなかった。
【↓AIイラスト、ティアとアルファ、金色ver】
髪色が逆転しているのは、AIさんの機嫌が悪かったためで……脳内変換お願いします。
「明るいか?」
ティアの言葉にげんなりとした声で返すアルファ。
「明るいわよ。 単純明快。 悪くないわ」
「足元を掬われるだけだ。 もっと抜本的な改革が必要だろう」
ティアはアルファの声に肩をすくめて見せた。
「それは、王宮を取り戻してからの話でしょう。 今は、殆ど乗っ取られているんですから」
魔法通信機を通して、憂鬱な気配がアチラとコチラで漂うのだった。
『私達もこのままだと非常に困るんですよね。 折角新たに落ち着く場所を得たと言うのに、また居場所を失わせると言うのは忍びないですから……』
飄々としている事の多いパパだけど、大魔導師と呼ばれ、魔導師の長とも呼ばれる立場であれば、その責任も重大なのだろう……私を、人に預けるほどに……。
飢える事も無ければ、寝床にも困らない。
それでも……やっぱり、納得いかないと思う事、拗ねたくなる事はあるのだ。
「パパは、私よりも仲間が大切なのね」
『ぇ、ぁ、そんな事はないよ!! うん。 ただ……責任を、感じるんだよ……』
落ち込んだ声で申し訳なさそうにされ、結局ティアは許してしまうのだ。
「まぁ、いいわ。 パパが構ってくれない分、アルファに甘えるから!!」
「ど~んと来い!!」
軽薄なほどに明るくアルファが言えば、なんとなく笑いと……地獄の特訓の気配が漂うのだった。
「それで、王宮の方ですが、私はシバラク放置しておこうと思いますの」
王宮側の考える事は現状維持を目指し、ティアに全責任を背負わせる事だろう。 ティアでなければいけない。 他の人間では意味をなさない。
今はまだその中毒性が表沙汰になっていないから良いが、魔法薬が長期的に使用されていた事実が広まれば、その犯人が低位の貴族では王族、王宮騎士、文官、飲食に関わる者達の誰も気づかなかったでは、問題の所在が持ち込んだ者ではなく管理をしきれなかった者になってくるから……。
『ハッキリしておいた方が良くは無いか? 悪く言われるのは辛いだろう?」
慌てたように言うのは義父様。
見た目は怖いけど、すっごく甘いのだ。
「魔法薬を持ち込んだのは私ではありませんと抵抗した分だけ、向こうに付け入りどころを与えると思うんです」
「あぁ、なるほどね」
軽く頷き説明をするのはアルファだった。
一緒に生きて、育っている分、お互いを理解しやすいのだろう。
私にはそんな事をする理由はない → 嫉妬
私が何処でそんなものを → 大公領
殆ど王宮に出入りしていないのに? → だから怪しい
聖女を中心に広まっている → そんな分かりやすい事を聖女様がするか?
考えが尽きたなと一人満足げに頷いたアルファは一度視線をティアに向け、その後にもう一度言葉を続けた。
「アイツ等が言いそうなのは、こんな所か? 逆にコチラが沈黙を続ければ……勝手にティアが悪いと騒ぎ立て捕らえろとなっても、証拠を出せない彼等に大公家を捜査する権限はない。 なら証拠を確保した挙句、大切な聖女様を守るために警備は厳重になってくる」
『人は勝手に想像を巡らすと言う訳か』
「そう言う事です」
『向こうがティアを攻撃し、薬の生産に追われるうちは、孤児院も慌ただしい状況だろう。 ガンマ、孤児院の経営に関して徹底して調べるんだ』
『そういやさぁ……孤児院って親を亡くした子を預かるんだよな?』
『何を当たり前の事を聞いているのですか……』
呆れたように義父様が言えば、王様はいっそう不思議そうに聞くのだ。
『何処に子供がいるんだ?』
私達(通信の向こう側も)は王様の疑問に黙り込んだ。
この大陸において恐れるべきは、自然災害と神聖皇国。
自然災害が起これば選択を迫られる。
・莫大な寄付をする
・災害の餌食となる
国や領主が気軽に魔導師を雇っていた時代であれば、水を操り洪水を避け、干ばつ時には雨をもたらし、様々な魔術を持って大地を潤し恵を増やした。 これらの大半を今は神殿の奇跡とされている。
国境を越えて、国は富む事を封じられつつ活かされて居る。 そんな中、人々が宝とするのは子供な訳で、親をなくせば村長か村全体で世話をする。 いや、子供達は村単位で育てているのだから王宮を乗っ取るほどの使用人が派遣されるほどの孤児等存在する訳が無い。
『許さん……国の宝を、商品として売買していると言うのか……』
王様の背後にごごおごごごおご等と言う擬音が聞こえそうな雰囲気になっていた。
『……待ってください兄上……。 そうやって腕力で解決しようとすれば子供は救えても、諸悪の根源は断てません。 それに……兄上がまず動くべきは、ジェフロアを死なせない事でしょう』
義父様が頭を抱えた様子で王様を制していた。
『……そ、うだな……アレは、あの女に懐いていた事もあったが、結局のところ犠牲にしていたも同然……例え差し伸べる手をはらわれたとしても、命だけは助けてやらなければ……』
急に深刻になられて、少しだけ罪悪感を覚えていれば……アルファが私の髪を撫でてくる。
今、ノーザングリア国は嵐の前の静けさとでも言うほど……静かすぎた。
通信は終え、ガンマは研究塔へと戻って行く。
きっと、研究好きな魔導師達のじゃんけん大会でも、今から始めるだろう……。 運の悪い者を派遣するのではなく、優秀な人材を諜報に使って欲しいと思うのだけど……、きっと大丈夫よね?
「ティア……」
甘い声が背後からかけられるから……つい、狼狽えてしまう。
「なっ、何……よ……」
不意に抱きあげられ、抱きしめられるからバランスを崩し、アルファの胸の中にもたれ込む。
「こんな事……今は、大変な時なのに……」
「そうか? 今は比較的余裕があると思うんだが? ティア……好きだ」
耳元に囁かれる甘い声にふわふわとした気持ちになってくるが……それは、まだ日も高い時間だと言う理性もあって、肘鉄を入れる数秒前に他ならなかった。
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