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03.快楽都市『デショワ』
21.加護と呪い 03
ベッドの上。
仰向きに寝かせられたラシェルの両手を、頭上でサージュが押さえつけていた。 指を絡め縫い付けているかのように見えるその手には全く力は入れられていない。
困惑してはいるようだが、もうラシェルからは逃げようと言う思いは見当たらない。 だから、今は、恰好だけで良いと判断したのだろう。 それでも、もし、逃げようとしたなら直ぐに力が入れられ、軽く押さえ込む事ができるよう、絡めとって逃がさないように指が組まれていた。
絡めた指に、ユーグは嫉妬していた。
ラシェルに触れる手がない事が切ない。
サージュは穏やかな甘い声で、ラシェルを見下ろしながら言う。
「まずは、主に神への対価を払わせて下さい。 利子が増せばそれに応じて主は人から遠ざかります。 今は姿だけですが、人としての心を奪われれば、私達3人の命はありません」
「さ、ん?」
ピンク色の砂糖菓子のようなラシェルの唇が震えながら聞いている。
何時もなら、嫌な役回りを何時も背負わせるサージュへの罪悪感が、欠片も愛していない相手を、薬漬けとなり偽りの愛を囁く女性を、嫌悪しながら凌辱する理由だった。
何時もなら凍った心で、第三者的に状況を見下している状況……なのに、なぜ、それがラシェルだと言うだけで、こんなにも愛おしいのだろうか?
そして、なんて……美味しそうなのだろうか……。
黒豹は涙を舐めとるふりをし、獣として媚びを売り首筋の柔らかな毛並みを、震える白い肌に摺り寄せ、涙の跡を舐め、そっと唇の端に触れた。
そうしている間も、サージュはラシェルを説得……いや、脅していた。
「3です。 人としての理性を失い獣となれば、まず彼は貴方を食べます。 それで対価が終わらなければ、次に私が食べられるでしょう。 そこで正気になれば、彼は罪の意識に耐えきれず自殺を選ぶ。 自殺を選ばなければ……彼にとって価値のないこの世界を彼は永遠と奪い続ける死神となるでしょう」
脅しでしかないが、ソレはサージュが予測できる事実。 食う側、食われる側に情が無ければ対価とならないのだから……、後はどれほど血肉を貪ろうと、対価を支払う事は出来ず、ツケばかりが重なり積もっていくと言う終わりしかない。
ビクッとラシェルは硬直し、淡い紫色の瞳が困惑と恐怖に揺れているのが見えた。 願うように祈るように、ユーグは甘くどこまでも甘く懇願する。
「頼む」
「いたいこと、しない?」
たどたどしく聞かれ、頷きすりすりと頬を寄せる。 懐かしい甘い匂いは、自分の匂いだと渡された香水とは全く違っていて、あぁ、やっぱりラシェルの匂いはコレだと、甘えるように身体を寄せる。
ラシェル、ラシェル……好きだよ。
抱きしめる腕が無いのが切なくて、尻尾でサラリと足を撫でた。 問題は多かったけれど、一緒にいる時は幸福だったんだ……。 幼い頃の気持ちが胸に溢れ、そっと薄い唇をラシェルの唇に触れさせた。
拒絶がない事を確認した黒豹は、ペロリとラシェルの唇を舐めた。
「口を、開けてもらえるか?」
一瞬不思議そうな顔をされた。 ラシェルの性的な知識は歪んでいるだろう。 幼い頃は母親であるマロリーも気を使っていた。 いや、父親である公爵は愛人に過剰な愛情を向けても、社会的な体裁にはこだわっている人だったから。
戦場に出ていた自分に、ラシェルから近況を伝えられる事はなかったけれど……ケヴィンにはラシェルが置かれている状況を逐一報告するようにと頼んでいた。
可哀そうで、可愛いラシェル。
戸惑う唇を舐め、頬を摺り寄せれば、それだけで泣きたいほどの幸福が胸をしめる。 何処までも続く暗闇と砂漠のような大地に、微かな光がともり、ジワリと湧き水が染み出し潤すような……。
触れるだけのささやかな幸福。
それでも……罪悪感が胸を過れば、微かな光が陰りだし、人としての意識が揺れ動いた。
きゅっと軽く抱きついてくる腕が正気へと戻してくれる。
「なぜ、泣いているの?」
甘い声が問いかけて来た。
じっと見つめられれば逃げたくなった。
そうするしかなかった。
どうにもできなかった。
そんな言い逃れは出来るだろうか? 罪の大きさを理解しているから、自分が誰か知られたく無くて……なのに、ユーグ・ダンベールとして愛されたいと言う我儘。
視線をそらそうとすれば、額がコツンと付けられ、両手で抱き着かれ拘束される。 簡単に逃げる事は出来るのに……俺はその緩い束縛に甘えてしまう。
「ひみつ」
甘い声で言えば、チュッと口づけられた。 甘く開かれた唇は、そういう行為を嫌い恐れる彼女の精一杯なのだろう。
「ごめんな」
そっと、唇をこじ開けて、口内を舐める。 口の奥深くへと舌を伸ばし、唾液を促すように甘く、強く、舐め刺激し、溢れ出る唾液をぴちゃりと舐めとり乾きを潤す。
もっと……もっと……そう思えば、情愛よりもその行為は、飢えや渇きを癒すための行為で、舌を絡め、こすりつけ、唾液を求めて口内の奥へ奥へと舌を伸ばす。
「んっ、んんんん」
苦痛の混ざる声すら甘美に思えて、執拗に舐め続ければ、額に大きな人の手が当てられ無理やり引き離された。
「慣れてない相手にやり過ぎ、がっつき過ぎ、嫌われますよ」
「悪い……理性が飛びそうになってた」
謝りながらも、ボーとしながらも咳き込み唇の端から唾液をこぼすラシェルの口の周りを舐めていた。
「つらかったろう、悪かったな」
そう言いながら撫でるように舐めるが、それも欲に他ならない。 必死に激情を抑え、理性を捕らえ、優しく甘く声をかけ色々なものを誤魔化しながら、頬と首筋に柔らかな毛並みを押し付け媚びを売る。
「へ、いき……」
「可愛いラシェル。 他も味わっていいだろうか?」
「噛む?」
「噛まない……舐めるだけだ……」
「それで、対価は払われるの?」
「許してくれるか?」
サージュが先に脅しているのだから、ラシェルは頷くしかないだろう。 ソレを知っていて許可を奪いとる。 ずるいよな……。 俺が持っているものなら何でも上げるから、許して……ラシェル。
だから、……嫌わないで……。
愛しい人を前にして、泣きそうになるほどユーグの胸はしめつけられる。
仰向きに寝かせられたラシェルの両手を、頭上でサージュが押さえつけていた。 指を絡め縫い付けているかのように見えるその手には全く力は入れられていない。
困惑してはいるようだが、もうラシェルからは逃げようと言う思いは見当たらない。 だから、今は、恰好だけで良いと判断したのだろう。 それでも、もし、逃げようとしたなら直ぐに力が入れられ、軽く押さえ込む事ができるよう、絡めとって逃がさないように指が組まれていた。
絡めた指に、ユーグは嫉妬していた。
ラシェルに触れる手がない事が切ない。
サージュは穏やかな甘い声で、ラシェルを見下ろしながら言う。
「まずは、主に神への対価を払わせて下さい。 利子が増せばそれに応じて主は人から遠ざかります。 今は姿だけですが、人としての心を奪われれば、私達3人の命はありません」
「さ、ん?」
ピンク色の砂糖菓子のようなラシェルの唇が震えながら聞いている。
何時もなら、嫌な役回りを何時も背負わせるサージュへの罪悪感が、欠片も愛していない相手を、薬漬けとなり偽りの愛を囁く女性を、嫌悪しながら凌辱する理由だった。
何時もなら凍った心で、第三者的に状況を見下している状況……なのに、なぜ、それがラシェルだと言うだけで、こんなにも愛おしいのだろうか?
そして、なんて……美味しそうなのだろうか……。
黒豹は涙を舐めとるふりをし、獣として媚びを売り首筋の柔らかな毛並みを、震える白い肌に摺り寄せ、涙の跡を舐め、そっと唇の端に触れた。
そうしている間も、サージュはラシェルを説得……いや、脅していた。
「3です。 人としての理性を失い獣となれば、まず彼は貴方を食べます。 それで対価が終わらなければ、次に私が食べられるでしょう。 そこで正気になれば、彼は罪の意識に耐えきれず自殺を選ぶ。 自殺を選ばなければ……彼にとって価値のないこの世界を彼は永遠と奪い続ける死神となるでしょう」
脅しでしかないが、ソレはサージュが予測できる事実。 食う側、食われる側に情が無ければ対価とならないのだから……、後はどれほど血肉を貪ろうと、対価を支払う事は出来ず、ツケばかりが重なり積もっていくと言う終わりしかない。
ビクッとラシェルは硬直し、淡い紫色の瞳が困惑と恐怖に揺れているのが見えた。 願うように祈るように、ユーグは甘くどこまでも甘く懇願する。
「頼む」
「いたいこと、しない?」
たどたどしく聞かれ、頷きすりすりと頬を寄せる。 懐かしい甘い匂いは、自分の匂いだと渡された香水とは全く違っていて、あぁ、やっぱりラシェルの匂いはコレだと、甘えるように身体を寄せる。
ラシェル、ラシェル……好きだよ。
抱きしめる腕が無いのが切なくて、尻尾でサラリと足を撫でた。 問題は多かったけれど、一緒にいる時は幸福だったんだ……。 幼い頃の気持ちが胸に溢れ、そっと薄い唇をラシェルの唇に触れさせた。
拒絶がない事を確認した黒豹は、ペロリとラシェルの唇を舐めた。
「口を、開けてもらえるか?」
一瞬不思議そうな顔をされた。 ラシェルの性的な知識は歪んでいるだろう。 幼い頃は母親であるマロリーも気を使っていた。 いや、父親である公爵は愛人に過剰な愛情を向けても、社会的な体裁にはこだわっている人だったから。
戦場に出ていた自分に、ラシェルから近況を伝えられる事はなかったけれど……ケヴィンにはラシェルが置かれている状況を逐一報告するようにと頼んでいた。
可哀そうで、可愛いラシェル。
戸惑う唇を舐め、頬を摺り寄せれば、それだけで泣きたいほどの幸福が胸をしめる。 何処までも続く暗闇と砂漠のような大地に、微かな光がともり、ジワリと湧き水が染み出し潤すような……。
触れるだけのささやかな幸福。
それでも……罪悪感が胸を過れば、微かな光が陰りだし、人としての意識が揺れ動いた。
きゅっと軽く抱きついてくる腕が正気へと戻してくれる。
「なぜ、泣いているの?」
甘い声が問いかけて来た。
じっと見つめられれば逃げたくなった。
そうするしかなかった。
どうにもできなかった。
そんな言い逃れは出来るだろうか? 罪の大きさを理解しているから、自分が誰か知られたく無くて……なのに、ユーグ・ダンベールとして愛されたいと言う我儘。
視線をそらそうとすれば、額がコツンと付けられ、両手で抱き着かれ拘束される。 簡単に逃げる事は出来るのに……俺はその緩い束縛に甘えてしまう。
「ひみつ」
甘い声で言えば、チュッと口づけられた。 甘く開かれた唇は、そういう行為を嫌い恐れる彼女の精一杯なのだろう。
「ごめんな」
そっと、唇をこじ開けて、口内を舐める。 口の奥深くへと舌を伸ばし、唾液を促すように甘く、強く、舐め刺激し、溢れ出る唾液をぴちゃりと舐めとり乾きを潤す。
もっと……もっと……そう思えば、情愛よりもその行為は、飢えや渇きを癒すための行為で、舌を絡め、こすりつけ、唾液を求めて口内の奥へ奥へと舌を伸ばす。
「んっ、んんんん」
苦痛の混ざる声すら甘美に思えて、執拗に舐め続ければ、額に大きな人の手が当てられ無理やり引き離された。
「慣れてない相手にやり過ぎ、がっつき過ぎ、嫌われますよ」
「悪い……理性が飛びそうになってた」
謝りながらも、ボーとしながらも咳き込み唇の端から唾液をこぼすラシェルの口の周りを舐めていた。
「つらかったろう、悪かったな」
そう言いながら撫でるように舐めるが、それも欲に他ならない。 必死に激情を抑え、理性を捕らえ、優しく甘く声をかけ色々なものを誤魔化しながら、頬と首筋に柔らかな毛並みを押し付け媚びを売る。
「へ、いき……」
「可愛いラシェル。 他も味わっていいだろうか?」
「噛む?」
「噛まない……舐めるだけだ……」
「それで、対価は払われるの?」
「許してくれるか?」
サージュが先に脅しているのだから、ラシェルは頷くしかないだろう。 ソレを知っていて許可を奪いとる。 ずるいよな……。 俺が持っているものなら何でも上げるから、許して……ラシェル。
だから、……嫌わないで……。
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