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02.アナタの存在が既に恥だとは、考えないのでしょうか?
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「国のためだ。 民のためだ。 すまぬ……」
国王陛下はそう告げる。
イザベラの身体は力なく崩れ落ち、今日の祝いの席のために着飾ったドレスが汚れる事をきにせず、床に座り込んでしまった。 ギリギリと歯を噛みしめ、目を血走らせ、イライラと爪を噛めば、ポタリと血が落ちドレスを濡らす。
数日のことではあるけれど、私は、この王妃として教育を受けたイザベラから婚約者の地位を奪い、カイン殿下唯一の婚約者だったことがある。
その時もイザベラは、屈辱に顔を歪ませつつも、国と民を救うためと身を引いた。 ソレを許さなかったのがカイン殿下である。
『あんな、泥臭い娘を婚約者に据えるなど冗談ではない。 国の品格を落とすつもりか! あの女に王妃としての役目が務まるのか! イザベラにはいてもらわねば困るのだ』
あの時のイザベラの表情は、何とも言えない誇らしいものだったと覚えている。 王宮に仕える使用人の大半が殿下の態度に準じ私をいない者として扱う中、イザベラだけは私に優しくしてくれたのだ。
それは、
同情だったのかもしれない。
優越感だったかもしれない。
哀れみだったかもしれない。
国や民のためとの配慮かもしれない。
私の有効性を理解した上で利用していたのかもしれない。
それでも私は彼女に救われたのだ。
そんな彼女が絶望している。
私には国に対する執着も無ければ、使命も感じて等いない。
カイン殿下に対する愛情もない。
「私でいいのなら、私が殿下の唯一の婚約者として……」
全てを言う前に、殿下が声を荒げた。
「ふざけるな!!」
殿下が私の髪を掴み、怒りのままに引っ張ろうとすれば、意気消沈していたイザベルが慌てて殿下の腕に飛びつき止めた。 そして、珍しい事にアルマまで殿下の行動を止めにはいったのだ。
私は床に投げ捨てられるようにされ、イザベラに寄り添われた。
「僕に恥をかかせるつもりか!! オマエのような奴を婚約者だなどと恥ずかしくて発表できる訳なかろう。 オルグレン国王は、他国からも人が集まる席で、僕の婚約者を紹介しろといったのだぞ!」
「何いってんのか、わけわかんないわよ!!」
そう言ったのは、殿下の寵愛を受けた婚約者アルマ。 カイン殿下は旅芸人の娘を王宮に連れ込みこういったのだ。
『神が定めた運命の出会いした! 出会った瞬間ビビビッと来たんだ。 それこそが神の啓示に違いない。 彼女との愛こそが真実の愛なのだ、職務上婚約者にしたものと価値が違う。 彼女を真実の妻とする!』
そういって、少し前までイチャイチャしていたはずの2人が怒鳴り合っている。
「いいじゃない、本人がいいって言っているんだから!!」
「なぜ、僕の立場を理解しないんだ! 僕を愛していると言いながら、公然の場でこんな薄汚れた娘を婚約者だと紹介しろと言うのか? 軍事国家『オルグレン』だけではない。 今、祝いの場には炎の大国『華国』 薬事大国『スレープ国』 全能神の聖女を持つ『エスティ国』の者までいるのだぞ!! こんな、こんな薄汚れた娘を僕の婚約者として紹介しろと言うのか!!」
「なら、私に死神に嫁げと言う訳!! 愛していると何度もいったじゃない!」
「芸能の神の寵愛を受けたオマエほどのものでなければ、私の婚約者としての見栄えが悪いと言うものだ」
いつもなら小躍りし、甘い鼻声でカイン殿下に抱き着いていただろう。だけど今日は訳が違う。 怒りのままにアルマは叫んだ。
「冗談じゃないわ!! 何よソレ、女として裏切られた上に、婚約者だから責任を取れって、馬鹿にするのも大概にしてよ!! もういい! 私は婚約者を降りてこの国を出ていく、やってらんないわよ!」
騎士がアルマの行動を阻み、
「どきなさいよ!!」
アルマの叫びに国王陛下の陰鬱な訴えが重なった。
「聞いて欲しい……オルグレン国王は、こう言ったのだ。 この国の殿下は芸能神の寵児、国母として教育された娘、加護なしの賢者、才能豊かな3人の婚約者がいるそうじゃないか、良い趣味をしていると……今更、代わりなどおらん、1人欠けても侮辱されたと国を蹂躙しだすだろう。 国のためにどうかどうか耐えてくれ。 頼む」
国王陛下は深く頭を下げた。 頭こそ下げてはいたが、まるでソレが合図だとでもいうように、部屋の隅に控えていた騎士が、アルマ、イザベラ、そして私リエルが逃げないように両脇を固め、それぞれにメイドが側付いた。
「王太子の婚約者としてふさわしい姿に飾りたててやってくれ」
国王陛下の命令に、騎士とメイド達は頭を下げ応じた。
そして、私達は控えの間から連れ出され、厳重な見張りの元で、それぞれ身支度をするべく三方向へと別れ連れていかれた。
イザベラは王家に相応しい女性として、侯爵家から多くのドレスと装飾品を持ち王宮に居を構えている。
アルマは、カイン殿下の運命として贅沢を許されて、多くのドレスや装飾品を買い与えられていた。
私は……畑をする日々になんのドレスが必要なのか?と、持っているのは土に汚れた作業着だけだ。 それでも、メイド達は何時もと変わらぬ態度をするから、何かドレスを用立てたのだろうか? そんなことを考えていた。
ノンキな話だけど、私等は数のうちに入るわけないと、美しく飾り立ててくれるのを楽しみにしていたのだ。
「いっそ、下着姿で放り出してやればいいのに」
「客人を不快にしてどうすると言うのだ」
「寝取られたと言うのが腹だたしいと相手が言うなら、婚約者の一人に夜の相手をさせようと、陛下の方から交渉を持ち掛ければ、こんな面倒にはならなかったものを……」
「それなら、この娘にも使いどころがあったでしょうにねぇ」
メイドと騎士達の身もふたもない会話の先に辿り着いたのは、私が植物の芽だしのために使っている作業場兼私室へと連れてこられた。
「どうせ、相手にされないのでしょうけど、その囚人臭い匂いと、薄汚れた身体ぐらいは綺麗にしてもらえますか?」
「後でお迎えにあがります。 逃げても無駄ですから……まぁ、どうせ、アンタが選ばれることは無いんですから、逃げる必要もないんですけどね」
「ですが、せめて、小ぎれいにする努力ぐらいはしてくださいよね」
きゃはははははと下品な笑いと共に、見張りを放棄し騎士とメイドは去って行った。
私は月を眺めて、途方に暮れる。
作業着こそ私の勝負服だと開き直るしかないのでしょうかねぇ……。
国王陛下はそう告げる。
イザベラの身体は力なく崩れ落ち、今日の祝いの席のために着飾ったドレスが汚れる事をきにせず、床に座り込んでしまった。 ギリギリと歯を噛みしめ、目を血走らせ、イライラと爪を噛めば、ポタリと血が落ちドレスを濡らす。
数日のことではあるけれど、私は、この王妃として教育を受けたイザベラから婚約者の地位を奪い、カイン殿下唯一の婚約者だったことがある。
その時もイザベラは、屈辱に顔を歪ませつつも、国と民を救うためと身を引いた。 ソレを許さなかったのがカイン殿下である。
『あんな、泥臭い娘を婚約者に据えるなど冗談ではない。 国の品格を落とすつもりか! あの女に王妃としての役目が務まるのか! イザベラにはいてもらわねば困るのだ』
あの時のイザベラの表情は、何とも言えない誇らしいものだったと覚えている。 王宮に仕える使用人の大半が殿下の態度に準じ私をいない者として扱う中、イザベラだけは私に優しくしてくれたのだ。
それは、
同情だったのかもしれない。
優越感だったかもしれない。
哀れみだったかもしれない。
国や民のためとの配慮かもしれない。
私の有効性を理解した上で利用していたのかもしれない。
それでも私は彼女に救われたのだ。
そんな彼女が絶望している。
私には国に対する執着も無ければ、使命も感じて等いない。
カイン殿下に対する愛情もない。
「私でいいのなら、私が殿下の唯一の婚約者として……」
全てを言う前に、殿下が声を荒げた。
「ふざけるな!!」
殿下が私の髪を掴み、怒りのままに引っ張ろうとすれば、意気消沈していたイザベルが慌てて殿下の腕に飛びつき止めた。 そして、珍しい事にアルマまで殿下の行動を止めにはいったのだ。
私は床に投げ捨てられるようにされ、イザベラに寄り添われた。
「僕に恥をかかせるつもりか!! オマエのような奴を婚約者だなどと恥ずかしくて発表できる訳なかろう。 オルグレン国王は、他国からも人が集まる席で、僕の婚約者を紹介しろといったのだぞ!」
「何いってんのか、わけわかんないわよ!!」
そう言ったのは、殿下の寵愛を受けた婚約者アルマ。 カイン殿下は旅芸人の娘を王宮に連れ込みこういったのだ。
『神が定めた運命の出会いした! 出会った瞬間ビビビッと来たんだ。 それこそが神の啓示に違いない。 彼女との愛こそが真実の愛なのだ、職務上婚約者にしたものと価値が違う。 彼女を真実の妻とする!』
そういって、少し前までイチャイチャしていたはずの2人が怒鳴り合っている。
「いいじゃない、本人がいいって言っているんだから!!」
「なぜ、僕の立場を理解しないんだ! 僕を愛していると言いながら、公然の場でこんな薄汚れた娘を婚約者だと紹介しろと言うのか? 軍事国家『オルグレン』だけではない。 今、祝いの場には炎の大国『華国』 薬事大国『スレープ国』 全能神の聖女を持つ『エスティ国』の者までいるのだぞ!! こんな、こんな薄汚れた娘を僕の婚約者として紹介しろと言うのか!!」
「なら、私に死神に嫁げと言う訳!! 愛していると何度もいったじゃない!」
「芸能の神の寵愛を受けたオマエほどのものでなければ、私の婚約者としての見栄えが悪いと言うものだ」
いつもなら小躍りし、甘い鼻声でカイン殿下に抱き着いていただろう。だけど今日は訳が違う。 怒りのままにアルマは叫んだ。
「冗談じゃないわ!! 何よソレ、女として裏切られた上に、婚約者だから責任を取れって、馬鹿にするのも大概にしてよ!! もういい! 私は婚約者を降りてこの国を出ていく、やってらんないわよ!」
騎士がアルマの行動を阻み、
「どきなさいよ!!」
アルマの叫びに国王陛下の陰鬱な訴えが重なった。
「聞いて欲しい……オルグレン国王は、こう言ったのだ。 この国の殿下は芸能神の寵児、国母として教育された娘、加護なしの賢者、才能豊かな3人の婚約者がいるそうじゃないか、良い趣味をしていると……今更、代わりなどおらん、1人欠けても侮辱されたと国を蹂躙しだすだろう。 国のためにどうかどうか耐えてくれ。 頼む」
国王陛下は深く頭を下げた。 頭こそ下げてはいたが、まるでソレが合図だとでもいうように、部屋の隅に控えていた騎士が、アルマ、イザベラ、そして私リエルが逃げないように両脇を固め、それぞれにメイドが側付いた。
「王太子の婚約者としてふさわしい姿に飾りたててやってくれ」
国王陛下の命令に、騎士とメイド達は頭を下げ応じた。
そして、私達は控えの間から連れ出され、厳重な見張りの元で、それぞれ身支度をするべく三方向へと別れ連れていかれた。
イザベラは王家に相応しい女性として、侯爵家から多くのドレスと装飾品を持ち王宮に居を構えている。
アルマは、カイン殿下の運命として贅沢を許されて、多くのドレスや装飾品を買い与えられていた。
私は……畑をする日々になんのドレスが必要なのか?と、持っているのは土に汚れた作業着だけだ。 それでも、メイド達は何時もと変わらぬ態度をするから、何かドレスを用立てたのだろうか? そんなことを考えていた。
ノンキな話だけど、私等は数のうちに入るわけないと、美しく飾り立ててくれるのを楽しみにしていたのだ。
「いっそ、下着姿で放り出してやればいいのに」
「客人を不快にしてどうすると言うのだ」
「寝取られたと言うのが腹だたしいと相手が言うなら、婚約者の一人に夜の相手をさせようと、陛下の方から交渉を持ち掛ければ、こんな面倒にはならなかったものを……」
「それなら、この娘にも使いどころがあったでしょうにねぇ」
メイドと騎士達の身もふたもない会話の先に辿り着いたのは、私が植物の芽だしのために使っている作業場兼私室へと連れてこられた。
「どうせ、相手にされないのでしょうけど、その囚人臭い匂いと、薄汚れた身体ぐらいは綺麗にしてもらえますか?」
「後でお迎えにあがります。 逃げても無駄ですから……まぁ、どうせ、アンタが選ばれることは無いんですから、逃げる必要もないんですけどね」
「ですが、せめて、小ぎれいにする努力ぐらいはしてくださいよね」
きゃはははははと下品な笑いと共に、見張りを放棄し騎士とメイドは去って行った。
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