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63.闇は闇(★)
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ふぁっ、はんんっ……
気だるげな甘いリエルの声が、何時もよりも暗く感じる室内に響き渡る。
白く肉付きの悪い尻をゼルが丁寧に優しく撫でてくる。 その手がユックリと下り太ももとの付け根、その内側に白く美しい手が延ばされた。 両足の間から溢れた蜜が内太を濡らしておりゼルの指を濡らす。
「ダメ」
掠れる声でリエルが言う。
「なぜです? 関節部分は良くほぐさないといけませんよ」
ヌルリとした蜜は、ゼルが手を滑らせ、その指先が秘部を守る肉の花弁に触れる。 柔らかな薄い肉が形を変え、濡れた秘部を露わにゼルに見せつければ、ゼルは喉を鳴らし自分の乾いた唇をユックリと赤い舌で舐めていた。
ぁっ……
煽情的な表情にドキドキと鼓動が早くなる。
「エッチなことはまだまだお預けです」
ゼルの声には笑っているかのような音が含まれ、それでも有言実行とばかりに、蜜の溢れる割れ目に触れることも、熟れかけた蕾に触れることもなかった。 代わりと言うのはおかしいが、肉付きの薄い少女めいた尻にゼルは噛みつき舌を這わせた。
「ちょ」
慌てるリエルの様子にゼルはクスクスと笑う。
からかわれていると分かれば、怒るのも馬鹿馬鹿しいと言うものだ。 嫌と言うほどに焦らされ、身体は準備が出来てしまっている。 気晴らしに何か話をしようとしても、何を話せば良いのか頭が働かない。
自分の日常は何よりも仕事中心で、なにより仕事に関して聞くなら、ゼルよりも王様に聞く方が確かである。 それにゼルは人間に興味がなさすぎるのだから、国や、人のことを聞いても分からないと返してくるのが殆どだ。
「あっ……そう、いえば」
「なんですか?」
身体が持ち上げられ、ゼルを背もたれにしたような状態で膝の上に抱き上げられた。 足は投げ出したまま、腕の中に包み込まれ、耳の裏を口づけられる。 なんだか人形になったような気分になる。
「ゼルの部下って再補充されたの?」
片足を曲げさせられ、腹部に寄せるように引っ張られた柔軟運動をさせられた。
「行わない事に決まりました。 また、部下が公私混同した挙句、暴走して、全体的な戦力低下と言うのは遠慮したいと言うのが国の、陛下が決めた方針です」
公私混同、間違いではない。
ゼルを神聖視し絶対的な崇拝対象とした上で、側にいる自分達を神の使徒だと、特別な存在なのだと、他者を見下した獣オチ達。
ソレを考えるなら、今の方が確かに危ない。
ゼルから敵意を向けられたことが無い者。
憎悪、威嚇等を目にしたことが無い者。
そんな者達が、最近纏う空気が穏やかになったゼルから寵愛を得ようとするだろう。 中には、私を排除しようと危害を与えてくるものもいるかもしれない。 ソレを危惧し武闘派のメイドと神使がつけられているんですけどね。
今はまだ、ゼルについた死神と言う異名と、数々の逸話が広まっているから、積極的に行動に出る者はいないけど、実際に出会って、この瞳に見つめられたら……ううん、それは、普通の人はゼルの瞳を見れば、正気を失うから魔力を封じるサングラスをしているのでしたね。
最も魅力的であろう瞳を隠しても、絶妙なバランスによって生まれた美しい鼻梁と唇、綺麗な顔の造形、闇のように艶やかな黒髪。 そして今の彼は独特な不可思議とも言える包容力を見ず知らずの相手に見せつける。
「私は知っている。 最近ゼルは若い世代の貴族達に人気なことを」
拗ねたように言った。
「そうなのですか?」
「……そうだった。 この人ってば、人間に余り興味を持たない人だったわ」
「言い換えて下さい。 アナタ以外に興味はないんですよ」
「でも、ゼルは、」
「はい」
「綺麗になったよね」
「リエルの方が綺麗になっていますよ。 蕾が花開くように、蛹が羽化するように」
レギーナにいた時は、余り栄養状態も良くありませんでしたからねぇ……多少は遅ればせながらでも成長はしますとも。 だけど、そういうのではなく……。
「雰囲気が変わった。 馴染みやすい……あぁ~ぁ、ゼルは私だけの人だと思っていたのに」
わざとらしい溜息。
「仕事もありますからねぇ」
「そうじゃないし」
軽く口づけされる。
「わかっていますよ。 アナタだけを欲している私に、不安を覚える必要などありませんよ。 そもそも、アナタ以外を抱けない事は知っているでしょう?」
抱けないのと、抱きたいと思わないのは違う。 なんてね。 そこまで言えばただの因縁、面倒くさい女になってくる。 それも、王様にも抱かれている私が、文句を言える立場ではない。
「嫉妬を忘れさせて」
「えぇ、わかりました」
ゼルの瞳が、口元が怪しく微笑んだ。
闇は闇。
絶望、孤独、悲哀、そんな気持ちに寄り添い慰める性質を手に入れても、それらを理解でき寄り添える闇は、どこまで行っても闇でしかないのだ。
脇腹から長く白い指先が撫で上げてくれば、肌がザワリと闇の気配に泡立ち、ソレが溶けるように消えていく。 それでも、闇の神力が消えるまでの間、肌には十分刺激は与えられ、どこまでも甘い刺激となる。
んっ。
飲み込むリエルの呼吸に、ゼルは深紅の唇をユックリした動作で触れてくる。 血に濡れたような見た目と違い、少しだけ乾いているゼルの舌を潤すように、ゼルの唇をピチャリと濡れた舌先でリエルは舐める。
十分に熱を持ったリエルの濡れた舌は妙に艶めかしく、瞳も同様に潤みゼルを見つめる。
皮膚が熱を持ちざわつき、リエルは小さく呻いていた。
神使を側に置くようになってから、無暗に神力を消失させないように訓練をつんだ。 今では悪意を持って触れるか、消そうと意識しない限り消えることはない。
甘く包み混むように、闇の神力が撫で上げていく。
あぁぁ、ふぅっく……。
穏やかな心地よさの中に感じる甘く優しい感触に溶けそうになり、触れあう唇は離れ背筋を弓なりに逸らしリエルは快楽に身もだえる。
「リエル、舌を出してください」
泣いているかのように潤んだ瞳をゼルに向け、舌を小さく差し出せば、舌先でチリチリとリエルの舌先をくすぐり撫で、甘く含んでチュッと吸いあげる。 全身に感じる優しい快楽は、とろけそうに心地よいが、もどかしくもある。
ゼルの口内に舌を差し入れリエルは煽るように唾液に濡れた舌を動かす。 口内の上壁、舌の表面、裏側、唾液を絡め、自分の味、匂いをゼルにつけるように、ねっとりと舐めていった。
最初の時、ゼルを戸惑わせて以来、リエルは積極的に挑発するようなことはなかった。
責めているはずなのに、頭の中が快楽に黒に染まると、リエルはボンヤリとした思考で考える。
あ~、んふぅ、んんっ、ぁ、
耐えることができず、甘え声と吐息、呻き、それらが唇の端から漏れ出れば、責めているつもりが欲しいものが与えられ無いもどかしさに、オネダリしている自分に気付いた。
蜜に濡れた秘部の入り口が疼く。 肉の壁がヒクヒクと痙攣し、触れられるのを待っている。 お腹の奥がキュっとして切ない。
唇を放せば、2人の唾液が絡まった糸を引いた。
「ゼル、ゼル、身体が辛いよ」
「どう、辛いんですか?」
チューと首筋が強く吸われれば、そこから快楽が広がった。
「もっと、もっと、吸って」
「アナタがソレを願うなら」
そう言葉にするゼルの瞳は、喜びにあふれ、口元は歓喜に歪んでいた。 今までになくリエルを自分だけのものにした実感が、胸を満たしていた。 小鳥のように鳴き、赤子のように求め、未だ熟しきらぬ果実が食らって欲しいと懇願する。
幸福だった。
闇は闇。
ただ、狂気であり凶器であった闇が、自らを満たす快楽を知った瞬間だった。
気だるげな甘いリエルの声が、何時もよりも暗く感じる室内に響き渡る。
白く肉付きの悪い尻をゼルが丁寧に優しく撫でてくる。 その手がユックリと下り太ももとの付け根、その内側に白く美しい手が延ばされた。 両足の間から溢れた蜜が内太を濡らしておりゼルの指を濡らす。
「ダメ」
掠れる声でリエルが言う。
「なぜです? 関節部分は良くほぐさないといけませんよ」
ヌルリとした蜜は、ゼルが手を滑らせ、その指先が秘部を守る肉の花弁に触れる。 柔らかな薄い肉が形を変え、濡れた秘部を露わにゼルに見せつければ、ゼルは喉を鳴らし自分の乾いた唇をユックリと赤い舌で舐めていた。
ぁっ……
煽情的な表情にドキドキと鼓動が早くなる。
「エッチなことはまだまだお預けです」
ゼルの声には笑っているかのような音が含まれ、それでも有言実行とばかりに、蜜の溢れる割れ目に触れることも、熟れかけた蕾に触れることもなかった。 代わりと言うのはおかしいが、肉付きの薄い少女めいた尻にゼルは噛みつき舌を這わせた。
「ちょ」
慌てるリエルの様子にゼルはクスクスと笑う。
からかわれていると分かれば、怒るのも馬鹿馬鹿しいと言うものだ。 嫌と言うほどに焦らされ、身体は準備が出来てしまっている。 気晴らしに何か話をしようとしても、何を話せば良いのか頭が働かない。
自分の日常は何よりも仕事中心で、なにより仕事に関して聞くなら、ゼルよりも王様に聞く方が確かである。 それにゼルは人間に興味がなさすぎるのだから、国や、人のことを聞いても分からないと返してくるのが殆どだ。
「あっ……そう、いえば」
「なんですか?」
身体が持ち上げられ、ゼルを背もたれにしたような状態で膝の上に抱き上げられた。 足は投げ出したまま、腕の中に包み込まれ、耳の裏を口づけられる。 なんだか人形になったような気分になる。
「ゼルの部下って再補充されたの?」
片足を曲げさせられ、腹部に寄せるように引っ張られた柔軟運動をさせられた。
「行わない事に決まりました。 また、部下が公私混同した挙句、暴走して、全体的な戦力低下と言うのは遠慮したいと言うのが国の、陛下が決めた方針です」
公私混同、間違いではない。
ゼルを神聖視し絶対的な崇拝対象とした上で、側にいる自分達を神の使徒だと、特別な存在なのだと、他者を見下した獣オチ達。
ソレを考えるなら、今の方が確かに危ない。
ゼルから敵意を向けられたことが無い者。
憎悪、威嚇等を目にしたことが無い者。
そんな者達が、最近纏う空気が穏やかになったゼルから寵愛を得ようとするだろう。 中には、私を排除しようと危害を与えてくるものもいるかもしれない。 ソレを危惧し武闘派のメイドと神使がつけられているんですけどね。
今はまだ、ゼルについた死神と言う異名と、数々の逸話が広まっているから、積極的に行動に出る者はいないけど、実際に出会って、この瞳に見つめられたら……ううん、それは、普通の人はゼルの瞳を見れば、正気を失うから魔力を封じるサングラスをしているのでしたね。
最も魅力的であろう瞳を隠しても、絶妙なバランスによって生まれた美しい鼻梁と唇、綺麗な顔の造形、闇のように艶やかな黒髪。 そして今の彼は独特な不可思議とも言える包容力を見ず知らずの相手に見せつける。
「私は知っている。 最近ゼルは若い世代の貴族達に人気なことを」
拗ねたように言った。
「そうなのですか?」
「……そうだった。 この人ってば、人間に余り興味を持たない人だったわ」
「言い換えて下さい。 アナタ以外に興味はないんですよ」
「でも、ゼルは、」
「はい」
「綺麗になったよね」
「リエルの方が綺麗になっていますよ。 蕾が花開くように、蛹が羽化するように」
レギーナにいた時は、余り栄養状態も良くありませんでしたからねぇ……多少は遅ればせながらでも成長はしますとも。 だけど、そういうのではなく……。
「雰囲気が変わった。 馴染みやすい……あぁ~ぁ、ゼルは私だけの人だと思っていたのに」
わざとらしい溜息。
「仕事もありますからねぇ」
「そうじゃないし」
軽く口づけされる。
「わかっていますよ。 アナタだけを欲している私に、不安を覚える必要などありませんよ。 そもそも、アナタ以外を抱けない事は知っているでしょう?」
抱けないのと、抱きたいと思わないのは違う。 なんてね。 そこまで言えばただの因縁、面倒くさい女になってくる。 それも、王様にも抱かれている私が、文句を言える立場ではない。
「嫉妬を忘れさせて」
「えぇ、わかりました」
ゼルの瞳が、口元が怪しく微笑んだ。
闇は闇。
絶望、孤独、悲哀、そんな気持ちに寄り添い慰める性質を手に入れても、それらを理解でき寄り添える闇は、どこまで行っても闇でしかないのだ。
脇腹から長く白い指先が撫で上げてくれば、肌がザワリと闇の気配に泡立ち、ソレが溶けるように消えていく。 それでも、闇の神力が消えるまでの間、肌には十分刺激は与えられ、どこまでも甘い刺激となる。
んっ。
飲み込むリエルの呼吸に、ゼルは深紅の唇をユックリした動作で触れてくる。 血に濡れたような見た目と違い、少しだけ乾いているゼルの舌を潤すように、ゼルの唇をピチャリと濡れた舌先でリエルは舐める。
十分に熱を持ったリエルの濡れた舌は妙に艶めかしく、瞳も同様に潤みゼルを見つめる。
皮膚が熱を持ちざわつき、リエルは小さく呻いていた。
神使を側に置くようになってから、無暗に神力を消失させないように訓練をつんだ。 今では悪意を持って触れるか、消そうと意識しない限り消えることはない。
甘く包み混むように、闇の神力が撫で上げていく。
あぁぁ、ふぅっく……。
穏やかな心地よさの中に感じる甘く優しい感触に溶けそうになり、触れあう唇は離れ背筋を弓なりに逸らしリエルは快楽に身もだえる。
「リエル、舌を出してください」
泣いているかのように潤んだ瞳をゼルに向け、舌を小さく差し出せば、舌先でチリチリとリエルの舌先をくすぐり撫で、甘く含んでチュッと吸いあげる。 全身に感じる優しい快楽は、とろけそうに心地よいが、もどかしくもある。
ゼルの口内に舌を差し入れリエルは煽るように唾液に濡れた舌を動かす。 口内の上壁、舌の表面、裏側、唾液を絡め、自分の味、匂いをゼルにつけるように、ねっとりと舐めていった。
最初の時、ゼルを戸惑わせて以来、リエルは積極的に挑発するようなことはなかった。
責めているはずなのに、頭の中が快楽に黒に染まると、リエルはボンヤリとした思考で考える。
あ~、んふぅ、んんっ、ぁ、
耐えることができず、甘え声と吐息、呻き、それらが唇の端から漏れ出れば、責めているつもりが欲しいものが与えられ無いもどかしさに、オネダリしている自分に気付いた。
蜜に濡れた秘部の入り口が疼く。 肉の壁がヒクヒクと痙攣し、触れられるのを待っている。 お腹の奥がキュっとして切ない。
唇を放せば、2人の唾液が絡まった糸を引いた。
「ゼル、ゼル、身体が辛いよ」
「どう、辛いんですか?」
チューと首筋が強く吸われれば、そこから快楽が広がった。
「もっと、もっと、吸って」
「アナタがソレを願うなら」
そう言葉にするゼルの瞳は、喜びにあふれ、口元は歓喜に歪んでいた。 今までになくリエルを自分だけのものにした実感が、胸を満たしていた。 小鳥のように鳴き、赤子のように求め、未だ熟しきらぬ果実が食らって欲しいと懇願する。
幸福だった。
闇は闇。
ただ、狂気であり凶器であった闇が、自らを満たす快楽を知った瞬間だった。
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