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後編
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「私は……」
嫌だ!!
昨日を思い出せば顔も見たくない!! そう思った。
契約上夫ではあるけれど、私は……私は……嫌だった……。
あれ? 無理やりだったから?
努力を続けて来た彼には敬意を持っていた。
愛情は、最初から期待していなかった。
子を作るのは役割だから……。
例え愛人がいても、折り合いをつけるべきだと理解していた。
でも、嫌だったんだ……。
「主? どうした?」
「いえ……あなたがそう言うなら……譲歩しましょう」
ルカが真剣に言っている以上、私は彼の言葉を配慮すると彼を手に入れた日に心の中で決めた。 彼がそれにふさわしい人になってくれる事を望みながら。
そして、彼がブレンダが与えた全ての教育をクリアーし、正式に私の執事となった日、私は彼に誓った。
『あなたの真剣な言葉に、私は絶対耳を傾けましょう』
相手への譲歩のようだけど、私の押し付けでしかない言葉に彼は答えてくれた。
昨日、私が連れ込まれた部屋の前。
入口前にはローズがいた。
「どうかしましたの?」
両手を差し伸べ抱きしめようとすれば、その両の羽根には食事が乗ったトレイ。
「お食事もなさらないようですので……」
表面にうっすらと油が固まったスープ。
扉には施錠はしていない。
見張りも置かないようにしている。
獣体で戦いとなった時、ラスティと対峙出来るのは何人いるだろうか? もしローズが襲われたなら、アヒルを咥えたライオンを想像すれば恐ろかった。
「どう、しましょう」
『どうかしたか?』
書類仕事ではないからと獣体に戻ったルカが私を見上げる。
「彼が怒って暴れれば……凄い被害になるわ……」
想像するだけで肝が冷えた。
震える手に黒虎が顔を寄せて来る。
『あの日、恨みに満ちた俺を恐れなかった主が、なぜ恐れる』
「アナタと……彼は違うわ……」
『違わないだろう……』
「違う!! ルカは私を恨んでいなかった!!」
『問題ない……。 俺に任せろ。 何かあっても俺がいる』
ルカの吐息は溜息交じりに笑っており、戸惑う私に代わって扉を開けた。 中に入って行けば部屋の隅、ベッドの隙間に大きな身体を埋め隠してる金色の獣。 ルカよりも大きく見える金色の両手で鬣がなびく頭を覆いながらぷるぷるしているのが見えた。
「隠れきれていないのですが……」
正直反応に困る。
怯えていた私が馬鹿のようで、唖然としてしまった。 そして隠しきれないお尻が震えている。 いえ、きっと隠れて見えない部分も震えているのでしょうけど。
気が抜けて……怖がっていた自分が馬鹿馬鹿しくて、衝動的に蹴りたくなってくるのが危険だわ……。
「ラスティ、食事ぐらいなさい」
いえ……今、言うべき事は違うわね……。
決して広くない部屋で大型の獣が2匹と言うのはなんとも狭苦しいと言うか……。
「2人とも狭苦しいから人の姿を取りなさい」
ラスティは強制力が働き、そして……ルカはと言えば頭を抱えたまま人間の姿に戻されたラスティに同情して人の姿に戻り、首根っこを掴み床の上に立たせた。
ラスティが、どんな情けない顔をしているかと思えば、顔を合わせにくそうにしてはいるけれど……それでも立ち姿は堂々として見えた。 教育、訓練、そういうものが身についていると言う事だ。
「ローズ、食事の準備をしてください!!」
「はいはい、すぐにご用意いたしましょう」
会話も無く、私達は食事用の部屋に移動した。
もそもそとラスティは食事を始める。
流石に自分がライオンの姿になれば私の言葉が嘘ではないと知ったと言う事でしょうか? 彼がバツの悪い思いをしているのが分かりますが、私もまた居心地の悪い思いをしている訳で……納得いかないわ……ブレンダ……。
私は亡くなった義母に心の中で文句を言う。
食事が終わるタイミングを計り、私は食後のお茶を差し出した。
会話が可能だと思えば……逃げる訳にはいきませんよね……。
私の知らない間、彼はきっと苦労したのだろうとは思う。 貴族の者達が集まる騎士達の中にいて、ブレンダを嫌っていた彼は……私が受けていた教育を受けていない。 ただひたすら剣を振るっていた。 素質があるのだから、その成果も大きかったでしょうし、きっと楽しくもあったのかもしれない。
ラスティは出したお茶に口をつける。
「……美味しいです……」
「当然だ」
応じるのはルカ。
声をかけられた(?)私は考え事から、視線をラスティに向けた。
味、喉越しがスッキリとさせ微かな甘味を含むお茶を出した。 彼のためで私のため。 モヤモヤせざる得ない思考を少しでも落ち着かせるため。
「そう、良かったわ」
そしてまた沈黙、別にイジメようとかそんな事は考えてはいないのだけど……どうしても……言葉が出ない。 力づくで私を意のままにしようとした相手を簡単に許せる気がしないのかもしれない。 夫だけど……。 覚悟はあったけど。
「悪いが……」
ルカがボソリと呟けば、私もラスティもルカへ視線を向ける。
「今のままでは従属契約があると言っても、主が怯えてどうにもならん。 ひと勝負してもらえるだろうか? そうすれば主はもうアンタを恐れる事がなくなるだろうからな」
「それは……私が負けると言っているのか?」
「あぁ、選ばせてやろう。 人型か獣か」
しばらく考えた後に出した答えが、
「両方で」
自分の優位だけを選ばない、正々堂々とし過ぎるぐらいにしている相手、なぜ……カミラを愛したのか……。 疑問を持たない訳ではないけれど、嫉妬のようだから聞かない。
「分かった……主は仕事に戻ってくれ」
「仲間外れ?」
「そう言う訳じゃないが……主がいては話しにくい事もある……」
良く分からないけれど……。
「分かりました。 任せます」
勝負は一瞬。
勝負にならない勝負でラスティは負けた。
殆どが不意打ちのようなもの。
『卑怯だと思う……』
肩で息をしながら金色の獣が呻くように言った。
『勝てればいいんだ。 負ければ主の命に係わる』
『だが!!』
『大切な人を失くす恐怖を味わった事はないのか……俺は……まだまだ未熟だ……主が見た目よりも強いから救われているだけ……この間だって俺のミスで主は死にかけた……俺が罠にかかったせいで……。 今まで町で問題が起こった事は無かった。 油断の言い訳にはならないが……それでもあえて文句を言わせてもらおう。 アンタの責任だ。 アンタが非日常の危険を持ち込んだ。 主の命を脅かす危険だ。 正々堂々と言っていられると思うか? あの女が何をしていたか、同僚から聞いたのだろう? それとも同僚すら疑うのか?』
『いや……彼等とは長い付き合いだ。 疑うような事をしない。 もし彼等が私を裏切るなら、裏切るだけの理由がどこかにあると言う事……』
『なら、あの女は?』
『申し訳なく思う』
『どう、責任を取る?』
沈黙そして……。
ラスティは言う。
『始末しよう……』
黄金の獣の決断を聞き、黒い獣は薄く笑った。
ラスティもまた……獣なのだと……。
嫌だ!!
昨日を思い出せば顔も見たくない!! そう思った。
契約上夫ではあるけれど、私は……私は……嫌だった……。
あれ? 無理やりだったから?
努力を続けて来た彼には敬意を持っていた。
愛情は、最初から期待していなかった。
子を作るのは役割だから……。
例え愛人がいても、折り合いをつけるべきだと理解していた。
でも、嫌だったんだ……。
「主? どうした?」
「いえ……あなたがそう言うなら……譲歩しましょう」
ルカが真剣に言っている以上、私は彼の言葉を配慮すると彼を手に入れた日に心の中で決めた。 彼がそれにふさわしい人になってくれる事を望みながら。
そして、彼がブレンダが与えた全ての教育をクリアーし、正式に私の執事となった日、私は彼に誓った。
『あなたの真剣な言葉に、私は絶対耳を傾けましょう』
相手への譲歩のようだけど、私の押し付けでしかない言葉に彼は答えてくれた。
昨日、私が連れ込まれた部屋の前。
入口前にはローズがいた。
「どうかしましたの?」
両手を差し伸べ抱きしめようとすれば、その両の羽根には食事が乗ったトレイ。
「お食事もなさらないようですので……」
表面にうっすらと油が固まったスープ。
扉には施錠はしていない。
見張りも置かないようにしている。
獣体で戦いとなった時、ラスティと対峙出来るのは何人いるだろうか? もしローズが襲われたなら、アヒルを咥えたライオンを想像すれば恐ろかった。
「どう、しましょう」
『どうかしたか?』
書類仕事ではないからと獣体に戻ったルカが私を見上げる。
「彼が怒って暴れれば……凄い被害になるわ……」
想像するだけで肝が冷えた。
震える手に黒虎が顔を寄せて来る。
『あの日、恨みに満ちた俺を恐れなかった主が、なぜ恐れる』
「アナタと……彼は違うわ……」
『違わないだろう……』
「違う!! ルカは私を恨んでいなかった!!」
『問題ない……。 俺に任せろ。 何かあっても俺がいる』
ルカの吐息は溜息交じりに笑っており、戸惑う私に代わって扉を開けた。 中に入って行けば部屋の隅、ベッドの隙間に大きな身体を埋め隠してる金色の獣。 ルカよりも大きく見える金色の両手で鬣がなびく頭を覆いながらぷるぷるしているのが見えた。
「隠れきれていないのですが……」
正直反応に困る。
怯えていた私が馬鹿のようで、唖然としてしまった。 そして隠しきれないお尻が震えている。 いえ、きっと隠れて見えない部分も震えているのでしょうけど。
気が抜けて……怖がっていた自分が馬鹿馬鹿しくて、衝動的に蹴りたくなってくるのが危険だわ……。
「ラスティ、食事ぐらいなさい」
いえ……今、言うべき事は違うわね……。
決して広くない部屋で大型の獣が2匹と言うのはなんとも狭苦しいと言うか……。
「2人とも狭苦しいから人の姿を取りなさい」
ラスティは強制力が働き、そして……ルカはと言えば頭を抱えたまま人間の姿に戻されたラスティに同情して人の姿に戻り、首根っこを掴み床の上に立たせた。
ラスティが、どんな情けない顔をしているかと思えば、顔を合わせにくそうにしてはいるけれど……それでも立ち姿は堂々として見えた。 教育、訓練、そういうものが身についていると言う事だ。
「ローズ、食事の準備をしてください!!」
「はいはい、すぐにご用意いたしましょう」
会話も無く、私達は食事用の部屋に移動した。
もそもそとラスティは食事を始める。
流石に自分がライオンの姿になれば私の言葉が嘘ではないと知ったと言う事でしょうか? 彼がバツの悪い思いをしているのが分かりますが、私もまた居心地の悪い思いをしている訳で……納得いかないわ……ブレンダ……。
私は亡くなった義母に心の中で文句を言う。
食事が終わるタイミングを計り、私は食後のお茶を差し出した。
会話が可能だと思えば……逃げる訳にはいきませんよね……。
私の知らない間、彼はきっと苦労したのだろうとは思う。 貴族の者達が集まる騎士達の中にいて、ブレンダを嫌っていた彼は……私が受けていた教育を受けていない。 ただひたすら剣を振るっていた。 素質があるのだから、その成果も大きかったでしょうし、きっと楽しくもあったのかもしれない。
ラスティは出したお茶に口をつける。
「……美味しいです……」
「当然だ」
応じるのはルカ。
声をかけられた(?)私は考え事から、視線をラスティに向けた。
味、喉越しがスッキリとさせ微かな甘味を含むお茶を出した。 彼のためで私のため。 モヤモヤせざる得ない思考を少しでも落ち着かせるため。
「そう、良かったわ」
そしてまた沈黙、別にイジメようとかそんな事は考えてはいないのだけど……どうしても……言葉が出ない。 力づくで私を意のままにしようとした相手を簡単に許せる気がしないのかもしれない。 夫だけど……。 覚悟はあったけど。
「悪いが……」
ルカがボソリと呟けば、私もラスティもルカへ視線を向ける。
「今のままでは従属契約があると言っても、主が怯えてどうにもならん。 ひと勝負してもらえるだろうか? そうすれば主はもうアンタを恐れる事がなくなるだろうからな」
「それは……私が負けると言っているのか?」
「あぁ、選ばせてやろう。 人型か獣か」
しばらく考えた後に出した答えが、
「両方で」
自分の優位だけを選ばない、正々堂々とし過ぎるぐらいにしている相手、なぜ……カミラを愛したのか……。 疑問を持たない訳ではないけれど、嫉妬のようだから聞かない。
「分かった……主は仕事に戻ってくれ」
「仲間外れ?」
「そう言う訳じゃないが……主がいては話しにくい事もある……」
良く分からないけれど……。
「分かりました。 任せます」
勝負は一瞬。
勝負にならない勝負でラスティは負けた。
殆どが不意打ちのようなもの。
『卑怯だと思う……』
肩で息をしながら金色の獣が呻くように言った。
『勝てればいいんだ。 負ければ主の命に係わる』
『だが!!』
『大切な人を失くす恐怖を味わった事はないのか……俺は……まだまだ未熟だ……主が見た目よりも強いから救われているだけ……この間だって俺のミスで主は死にかけた……俺が罠にかかったせいで……。 今まで町で問題が起こった事は無かった。 油断の言い訳にはならないが……それでもあえて文句を言わせてもらおう。 アンタの責任だ。 アンタが非日常の危険を持ち込んだ。 主の命を脅かす危険だ。 正々堂々と言っていられると思うか? あの女が何をしていたか、同僚から聞いたのだろう? それとも同僚すら疑うのか?』
『いや……彼等とは長い付き合いだ。 疑うような事をしない。 もし彼等が私を裏切るなら、裏切るだけの理由がどこかにあると言う事……』
『なら、あの女は?』
『申し訳なく思う』
『どう、責任を取る?』
沈黙そして……。
ラスティは言う。
『始末しよう……』
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ラスティもまた……獣なのだと……。
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