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13.違うけど違わない(☆)
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結婚という神の契約が絡むまで、私達の関係は2人だけの世界で完結していた。
昔のように、でも、お互いの物理的距離はもっと大人で夫婦で、だけど、お互いの肌を見るのも、見られるのも初めてで恥ずかしい。 身体を隠すように、髪を洗われるに任せることにしました。 髪の色は加護の色なため、染めるのはなかなか難しいのですが、落とすときはアッサリと落ちてしまうのですよね。
「俺はリシェの白い髪が好きだ」
甘い微笑み、白い髪を一束手に取るギルベルト様。 天上の神々が舞い降りる時の光のような髪色は今では暗雲の中に紫色の雷が走ったかのような不可思議な色をしている。 だけれど蜂蜜を思わせるあまい黄金の瞳はそのまま、訓練を終えた後に幾度か目にしていた身体は、記憶にあるよりも細く、硬く、なによりも体のアチコチに傷が残っている。
殿下とたたえられながら何故?
傷跡を指先で撫でながら、私は甘えるように聞いてみる。
「髪だけですか」
甘い表情が少し凍ったような気がした……何を失敗してしまったのでしょう? 図々しかったでしょうか? 2年の間、私もアビィを始め、群を大切にする銀狼の一族、神殿に仕える老夫婦ラスとフィン、教師役を務めてくれるモルト。 そんな人達と共に生活する事で、多くの変化がありました。
ギルベルト様の知っている私はいつも1人でしたから……。 大きな違和を与えてしまったのでしょう。
「図々しい質問をしてしまいました。 申し訳ありません」
すっと視線を逸らせば、頬にギルベルト様の手が添えられ、強制的に彼の方へと視線が向けられた。
「どこで、そんな事を習った?」
無表情に見つめられれば私は戸惑います。
「以後、気をつけさせていただきますので、ご容赦いただけませんか?」
「俺が側にいない間、そうやって他の男に甘えていたのかと聞いている」
イライラ交じりに語られるギルベルト様の言葉、ソレに安堵したと言ったならオカシく思われるでしょうか? だって、理由を語らず俺が怒っている事は当然のことだから、察するべきでしょう? 理解できないって愛がないからだよね! なんて言われるのは面倒で仕方がありませんもの。
事例が詳しいのは、昨晩そうやって女性に絡んでいた男性を見たからです。
「村では、週に1度ラスのパン教室、クッキー作り教室等やっていて、その時に若い女性が集まりますの。 村1番の美人のイリーナさんがね、その時、男性との距離の取り方、押しつけがましくない甘え方とか色々教えて下さりますのよ?」
ニコニコしながら言えば、毒が抜けたように溜息をついて見せる。
「それで、その……ギルベルト様は、私の髪だけがお好きなのですか?」
テレテレとしながら問えば、ギュッと抱きしめられ。
「いや、全部が好きだ」
チュッと首筋に口づけられ、大きな手が胸の膨らみをおおいつくしてきた。 早くなる鼓動が伝わってしまいそうで、
「あぁ、あの、ギルベルト様の髪、私にも洗わせてくださいませ」
「俺の髪は、リシェの色のように戻らないぞ」
それでも背後に回り、髪に触れる事を許してはくれました。
「村の娘達に教わりましたの。 毛づくろいをしてもらったら、お礼にするものだと」
「そうやって誰かの毛づくろいをしたのか?」
苦笑交じりの声に、私は警戒することなく答えてしまった。
「えぇ、季節の代わり目は、毛が良く抜けるので配管のつまりになりますし、洗濯ものにもついてしまいますし。 こうかたっぱしからガシガシと櫛でといで、」
「ふぅん」
あぁ、もう難しいですわ。 直ぐに機嫌が悪くなってしまいます。
「その次期は毛を剃ってしまわせろ」
「……私、狼はモフモフ派なのですが……」
「で、何処をどのようにされた?」
「どこをどのように? とは? 泡を落としますので目を閉じてくださいね」
洗い流すと同時に、腕を掴まれ膝の上に乗せられた。
「それで、何処をどのように触られた?」
「親の手が必要な、人型も取れない小さな子の手伝いをしただけです。 小さなアビィだってやっているんですから、オカシナ行為ではありませんわ」
「本当?」
「本当です」
「あれほど、他の犬に熱く思われているのにか? どんな目で自分が見られているのか気付いていないのか? 狼の降りをして、身体に触れてくるような奴はいなかった。 そう言い切ることはできるのか?」
「それは……」
「それに、アリーにも身体を触らせていたよな? 丁寧に洗っておかないと」
「落ちないように支えるためで」
「俺の目の前で、他の男に触られていたよな? 俺が清めてやろう」
お腹をまさぐるように洗われれば、手の感触に甘い疼きを感じてしまう。 その手は胸へとあがり少しだけエッチなことを期待してしまったけれど、ギルベルト様は不機嫌そうな様子で身体を淡々と洗ってきた。 私に触れるゴツゴツとした大きな手は決して甘さは含んではいなかったけれど、私は甘い吐息を漏らしそうになって飲み込んだ。
両腕、両手、両足、指の付け根まで丁寧に洗われればくすぐったくて、だけど、それを知られることも何故か怖かった。 それでもくすぐったさに身体はぴくっと反応した。
「なんだ? 犬ころに足を舐められ、気持ちよかったのか?」
何処か馬鹿にしたような声に、私は混乱する。
「舐められおりません」
様子がオカシイ。
「だが、触れただろう? 白い毛並みにどう触れた? 頬を寄せられたから? 身体を寄せられたか? どう触れられた? 無垢を気取って喜んで男の身体にまたがったのではないのか?」
「ちがっ」
両太ももが、両足の間が泡立った大きな手で撫でられ、身体が反応すれば
「そうやって、喜んで見せたのか?」
甘く凶悪に耳元で囁かれれば、ゾワリと首筋に鳥肌が走り、そして噛みつかれた。
昔のように、でも、お互いの物理的距離はもっと大人で夫婦で、だけど、お互いの肌を見るのも、見られるのも初めてで恥ずかしい。 身体を隠すように、髪を洗われるに任せることにしました。 髪の色は加護の色なため、染めるのはなかなか難しいのですが、落とすときはアッサリと落ちてしまうのですよね。
「俺はリシェの白い髪が好きだ」
甘い微笑み、白い髪を一束手に取るギルベルト様。 天上の神々が舞い降りる時の光のような髪色は今では暗雲の中に紫色の雷が走ったかのような不可思議な色をしている。 だけれど蜂蜜を思わせるあまい黄金の瞳はそのまま、訓練を終えた後に幾度か目にしていた身体は、記憶にあるよりも細く、硬く、なによりも体のアチコチに傷が残っている。
殿下とたたえられながら何故?
傷跡を指先で撫でながら、私は甘えるように聞いてみる。
「髪だけですか」
甘い表情が少し凍ったような気がした……何を失敗してしまったのでしょう? 図々しかったでしょうか? 2年の間、私もアビィを始め、群を大切にする銀狼の一族、神殿に仕える老夫婦ラスとフィン、教師役を務めてくれるモルト。 そんな人達と共に生活する事で、多くの変化がありました。
ギルベルト様の知っている私はいつも1人でしたから……。 大きな違和を与えてしまったのでしょう。
「図々しい質問をしてしまいました。 申し訳ありません」
すっと視線を逸らせば、頬にギルベルト様の手が添えられ、強制的に彼の方へと視線が向けられた。
「どこで、そんな事を習った?」
無表情に見つめられれば私は戸惑います。
「以後、気をつけさせていただきますので、ご容赦いただけませんか?」
「俺が側にいない間、そうやって他の男に甘えていたのかと聞いている」
イライラ交じりに語られるギルベルト様の言葉、ソレに安堵したと言ったならオカシく思われるでしょうか? だって、理由を語らず俺が怒っている事は当然のことだから、察するべきでしょう? 理解できないって愛がないからだよね! なんて言われるのは面倒で仕方がありませんもの。
事例が詳しいのは、昨晩そうやって女性に絡んでいた男性を見たからです。
「村では、週に1度ラスのパン教室、クッキー作り教室等やっていて、その時に若い女性が集まりますの。 村1番の美人のイリーナさんがね、その時、男性との距離の取り方、押しつけがましくない甘え方とか色々教えて下さりますのよ?」
ニコニコしながら言えば、毒が抜けたように溜息をついて見せる。
「それで、その……ギルベルト様は、私の髪だけがお好きなのですか?」
テレテレとしながら問えば、ギュッと抱きしめられ。
「いや、全部が好きだ」
チュッと首筋に口づけられ、大きな手が胸の膨らみをおおいつくしてきた。 早くなる鼓動が伝わってしまいそうで、
「あぁ、あの、ギルベルト様の髪、私にも洗わせてくださいませ」
「俺の髪は、リシェの色のように戻らないぞ」
それでも背後に回り、髪に触れる事を許してはくれました。
「村の娘達に教わりましたの。 毛づくろいをしてもらったら、お礼にするものだと」
「そうやって誰かの毛づくろいをしたのか?」
苦笑交じりの声に、私は警戒することなく答えてしまった。
「えぇ、季節の代わり目は、毛が良く抜けるので配管のつまりになりますし、洗濯ものにもついてしまいますし。 こうかたっぱしからガシガシと櫛でといで、」
「ふぅん」
あぁ、もう難しいですわ。 直ぐに機嫌が悪くなってしまいます。
「その次期は毛を剃ってしまわせろ」
「……私、狼はモフモフ派なのですが……」
「で、何処をどのようにされた?」
「どこをどのように? とは? 泡を落としますので目を閉じてくださいね」
洗い流すと同時に、腕を掴まれ膝の上に乗せられた。
「それで、何処をどのように触られた?」
「親の手が必要な、人型も取れない小さな子の手伝いをしただけです。 小さなアビィだってやっているんですから、オカシナ行為ではありませんわ」
「本当?」
「本当です」
「あれほど、他の犬に熱く思われているのにか? どんな目で自分が見られているのか気付いていないのか? 狼の降りをして、身体に触れてくるような奴はいなかった。 そう言い切ることはできるのか?」
「それは……」
「それに、アリーにも身体を触らせていたよな? 丁寧に洗っておかないと」
「落ちないように支えるためで」
「俺の目の前で、他の男に触られていたよな? 俺が清めてやろう」
お腹をまさぐるように洗われれば、手の感触に甘い疼きを感じてしまう。 その手は胸へとあがり少しだけエッチなことを期待してしまったけれど、ギルベルト様は不機嫌そうな様子で身体を淡々と洗ってきた。 私に触れるゴツゴツとした大きな手は決して甘さは含んではいなかったけれど、私は甘い吐息を漏らしそうになって飲み込んだ。
両腕、両手、両足、指の付け根まで丁寧に洗われればくすぐったくて、だけど、それを知られることも何故か怖かった。 それでもくすぐったさに身体はぴくっと反応した。
「なんだ? 犬ころに足を舐められ、気持ちよかったのか?」
何処か馬鹿にしたような声に、私は混乱する。
「舐められおりません」
様子がオカシイ。
「だが、触れただろう? 白い毛並みにどう触れた? 頬を寄せられたから? 身体を寄せられたか? どう触れられた? 無垢を気取って喜んで男の身体にまたがったのではないのか?」
「ちがっ」
両太ももが、両足の間が泡立った大きな手で撫でられ、身体が反応すれば
「そうやって、喜んで見せたのか?」
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