鉄の女と銀の犬。貧乏令嬢はドSメイドに飼われる。

山本条太郎

文字の大きさ
5 / 53

第5話 「影武者修行(マナー)は地獄、夜のお仕置きはもっと地獄」

しおりを挟む
アシュトン公爵家の朝は早い。
  
まだ太陽が昇りきらない薄暗い時刻、私の部屋のドアが無慈悲に開け放たれた。

「起床の時間です、駄犬。いつまで寝ているのですか」 

「……むにゃ、あとごふん……むりぃ……」

天国のような羽毛布団と、夢の中で食べていた巨大プリン。

私が幸せの絶頂で枕を抱きしめていると、身体にかかっていた温もりが一瞬にして剥ぎ取られた。

「ひゃっ! さむっ!?」 

「二度寝は許しません。今日から貴女の貧乏根性と野生の本能を、徹底的に去勢しつけしますからね」

仁王立ちしていたのは、完全武装(完璧なメイド服姿)のローズマリーさんだった。
  
手には指示棒、目には絶対零度の光。  

ああ、神様。

私の地獄の一日が始まってしまった。

                   ◇

【午前:座学】
「いいですか。王国の歴史において、アシュトン公爵家が果たした役割は……」

図書室にて。  

ローズマリーさんの講義は、どんな高等な睡眠魔法スリープよりも強力だった。
  
難しい単語が右から左へ抜けていき、私の頭が船を漕ぎ始める。

だめだ……文字を見てると、まぶたが……永遠にくっつきそう……

カクン、と私の意識が落ちた瞬間。  

ビュッ! 

パァン!!

「あ痛っ!?」

 正確無比なコントロールで飛んできたチョークが、私の額に直撃した。

「居眠り一回につき、昼食のパンを一枚減らします」 

「そ、そんな殺生な! ご飯だけが生きがいなのに!」 

「なら、その小さい脳に刻みなさい。貴女が演じるマリア様は才色兼備。周辺諸国の情勢も把握していない影武者が務まると思いますか?」

眼鏡の奥から放たれる冷たい視線。 
 
その視線に射抜かれ、私は涙目で教科書に向き直った。  

しかし、私の脳内メモリの9割は、すでに「今日の昼食メニュー予想」に使われていた。

                   ◇

【午後:ダンス 】
「ワン、ツー、ワン、ツー。……リズム感が壊滅的ですね」

ダンスホールにて。  

ローズマリーさんが男性役となり、私の手を取ってステップを踏む。  

でも、身体が言うことを聞かない。

私の足は、優雅なステップよりも「対魔獣格闘術」の摺り足を刻もうとする。

「もっと力を抜きなさい。貴女のそれは、相手の急所を狙う動きです」 

「だってぇ! 隙だらけなんだもん! ここ(脇腹)とか殴りたくなる!」 

「殴ったら即処刑ですよ。ほら、ターン!」

ローズマリーさんが優雅に私を回転させる。 
 
しまった。

回転の遠心力に、いつもの癖で無意識の身体強化ブーストを乗せてしまった。

ギュンッ!!

「わ、わぁぁぁ!?」

高速回転した私は、そのまま独楽コマのように制御不能になり、ダンスホールの柱へ突っ込んだ。

――ドゴォォォォン!!

 大理石の柱に、私の形をしたヒビが入る。  

パラパラと落ちてくる白い破片。  

……沈黙。

「…………」

ローズマリーさんのこめかみに、青筋がピキリと浮かぶのが見えた。

「……修繕費、金貨十枚。貴女の将来の退職金から引いておきますね」 

「いやぁぁぁ! 私の老後資金がぁぁぁ!」

                   ◇

【夕方:ディナー 】
心身ともにボロボロになった私を迎えたのは、豪華なディナーだった。
  
メインディッシュは、最高級のビーフステーキ。  

肉汁の匂いだけで、私の枯渇したHPが回復していくのが分かる。

「い、いただきます!」 

「お待ちあそばせ」

 ナイフを持った私の手を、ローズマリーさんの教鞭がピシャリと叩いた。

「背筋。肘の位置。ナプキンの使い方。全てが美しくありません」 

「うぅ……」 

「一口食べるごとに私が採点します。不合格なら、その肉は没収です」

それは拷問だった。 
 
目の前に極上の肉があるのに、一口食べるのに五分かかる。 
 
空腹が限界に達した私は、焦りで手に力が入りすぎた。

「ええい、もう我慢できない! 切れてよ、このお肉ぅ!」

魔力強化ブースト。  

私はナイフに全魔力を込め、肉へと振り下ろした。

――ガギンッ!!!

金属音が鼓膜をつんざく。
  
次の瞬間、さらに嫌な音が響いた。
  
バキッ、メキメキメキ……。

「え?」

恐る恐る見下ろすと、ナイフは皿と肉を貫通し、分厚いマホガニー製のダイニングテーブルをも切り裂いていた。
  
そして、テーブルは真っ二つに割れ、料理ごと床へと崩れ落ちた。

ガシャーン……コロコロ……。  

転がっていく私のステーキ。

「あ……あぁ……私のお肉……」

私は絶望した。  

だが、真の恐怖はそこではなかった。

背後から漂う、絶対零度の殺気。

「……アリア?」
 
「は、ひゃいっ!」

振り返ると、ローズマリーさんが笑っていた。
  
目が全く笑っていない、美しい能面のような笑顔。

「そのテーブル、王家御用達の職人が作った一点物で、金貨五十枚は下らないのですが」

 「ひぃっ! ご、ごめんなさい! 土下座します! 靴もお舐めしますからぁ!」

私は床に頭を擦りつけた。  

ローズマリーさんは深いため息をつき、冷徹に宣告した。

「反省の色が見えませんね。……今日のデザートは抜きです。そして今夜は、貴女のその無駄に溢れ出る魔力を制御するための『特別補習』を行います」

その言葉の響きには、甘美で、そして逃げられない毒が含まれていた。

                  ◇

【深夜:特別補習 】
夜。  

私は自室のベッドで、処刑を待つ囚人のように震えていた。  

特別補習って何……? 

これ以上勉強させられたら、脳みそが耳から流れ出ちゃうよ……。

ガチャリ。  

ドアが開く。

入ってきた人物を見て、私は息を呑んだ。

「ロ、ローズマリーさん……?」

いつもの鉄壁のメイド服ではない。
  
ローズマリーさんは、薄紫色のシルクのネグリジェを身に纏っていた。 
 
歩くたびに透ける身体のライン。

豊かな胸の膨らみや、腰のくびれが露わになり、湯上がりの肌からは艶かしい湿気が漂っている。  

手には、怪しげな琥珀色の液体が入った小瓶。

「夜の業務しつけの時間ですよ、アリア」

ローズマリーさんはベッドに近づくと、有無を言わさず私を押し倒し、その上に跨った。

「な、何するんですか!?」 

「貴女の失敗の原因は、制御できていない過剰な魔力です。感情が高ぶると勝手に放出され、物を壊す」

小瓶の栓が開けられる。
  
甘く、痺れるようなスパイシーな香りが部屋に充満した。

「だから私が直接、貴女の魔力回路パスを揉みほぐして、通りを良くしてあげる必要があります。……多少、痛いかもしれませんけれど」 

「も、揉みほぐす……? 痛いのは嫌です!」 

「拒否権はありません。これは命令」

ぬるり。  

冷たいオイルが、私の鎖骨の窪みに垂らされた。
  
ローズマリーさんの細い指が、オイルを伸ばしながら肌を滑る。

「ひゃうっ!」 

「まずはリンパに詰まった魔力のおりを流します」

指先が、私の脇の下や肋骨の隙間にぐいっと食い込む。  

ただのマッサージではない。

指先からローズマリーさんの鋭い魔力が針のように侵入し、私の体内を駆け巡る感覚。

「あ、あぐっ! そこ、しびれりゅ……っ!」 

「暴れないで。いい声ね……駄犬の情けない悲鳴を聞くと、日々のストレスが解消されるわ」

ローズマリーさんはサディスティックな笑みを浮かべ、私の敏感な耳元に熱い吐息を吹きかけた。

「次は下半身です。ここが一番、魔力が滞っていますね」

ネグリジェの裾が無造作に捲り上げられる。  

露わになった白い太腿に、ローズマリーさんの視線がねっとりと絡みつく。  

私は涙目で首を振った。

だめ、そこは、一番弱い場所。

「や、やだ、そこは……!」 

「恥ずかしがらないで。ほら、こんなに強張っている」

ローズマリーさんの指が、太腿の内側にある魔力のツボを、容赦なく圧迫した。

「いやっ!や、やあぁぁぁぁぁ!!」

脳天を突き抜けるような衝撃。  

痛みではない。

快感。

それも、許容限界を超えた暴力的な快感。
  
私は、思わず身悶えるように、大きく体を震わせた。

「あはっ、すごい反応。魔力量が多いから、感度も常人の倍以上ね」

ローズマリーさんは愉悦にルージュの瞳を細めた。 
 
彼女にとって、私の魔力を手の中でコントロールするのは、極上の娯楽なのだろう。
  
指先一つで泣かせ、喘がせ、支配する。

その征服感が、彼女の心を満たしていくのが、魔力を通じて伝わってくる。

「もっと奥まで流してあげる。……アリア、私の目を見なさい」

命令されるまま、濡れた瞳で見上げる。 
 
逆らえない。

怖いのに、この人がいないと生きていけないような、甘い依存心が湧き上がってくる。

「う、うぅ……ゆるして……ごしゅじん、さま……」

自分でも信じられない言葉が、唇からこぼれ落ちた。
  
涙目で懇願する私を見て、ご主人様の嗜虐心に火がついたのが分かった。

「許さないわ。今日は貴女が果てるまで、徹底的に『調整』してあげるから」

ローズマリーさんは体重をかけ、さらに深く、執拗に指を動かし始めた。 
 
部屋には、オイルが肌を叩く卑猥な音と、私の甘い悲鳴だけが響き続けた。

                  ◇

一時間後。  

私は白目を剥いて、抜け殻のようにベッドに沈んでいた。  

体中の魔力循環が良くなりすぎて、指先一本動かせない。

口からは魂のような煙が出ている。

「……ふぅ。いい運動になりました」

ローズマリーさんは満足げに額の汗を拭い、乱れたネグリジェを直した。  

そして、ぐったりしている私の髪を、優しく撫でる。

「よく頑張りましたね。これで明日の舞踏会は、魔力暴走を起こさずに済むでしょう」

その声は、先ほどまでの冷徹さが嘘のように優しかった。
  
私の額に、「おやすみ」の口づけが落とされる。

「明日は貴女のデビューステージです。完璧な『マリア様』を演じてくださいね? ……私の可愛いワンちゃん」

ローズマリーさんが部屋を出て行く。 
 
私は薄れゆく意識の中で、ぼんやりと思った。

ご主人様……やっぱり、とんでもなく怖い。でも……

不思議と、身体は軽かった。
  
そして、心の中にあった孤独や不安も、ローズマリーさんに乱暴に触れられたことで、塗り潰されて消えていた。 
 
支配されることの、なんという安らぎ。

明日も、頑張ろう……。お肉のため、だし……

私は深い眠りに落ちた。  

翌日、さらなる試練が待ち受けているとも知らずに。

___________________________________
次回予告 :地獄の特訓と「調整」を経て、ついに迎えた舞踏会当日。 しかし、用意されたドレスを着た私に、ローズマリーさんが冷たい一言。  「……胸が苦しい?」 「当然です。マリア様より貴女の方が発育が良いのですから、コルセットで限界まで締め上げます」 呼吸困難状態で臨む初舞台。 きらびやかな会場で、私(中身は野獣)に近づいてくる一人の美青年。 それはマリアの婚約者、アルベルト王子だった。 
次回、「初任務! 舞踏会デビューは波乱の予感」

しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています

藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。 結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。 聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。 侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。 ※全11話 2万字程度の話です。

お兄ちゃんはお兄ちゃんだけど、お兄ちゃんなのにお兄ちゃんじゃない!?

すずなり。
恋愛
幼いころ、母に施設に預けられた鈴(すず)。 お母さん「病気を治して迎えにくるから待ってて?」 その母は・・迎えにくることは無かった。 代わりに迎えに来た『父』と『兄』。 私の引き取り先は『本当の家』だった。 お父さん「鈴の家だよ?」 鈴「私・・一緒に暮らしていいんでしょうか・・。」 新しい家で始まる生活。 でも私は・・・お母さんの病気の遺伝子を受け継いでる・・・。 鈴「うぁ・・・・。」 兄「鈴!?」 倒れることが多くなっていく日々・・・。 そんな中でも『恋』は私の都合なんて考えてくれない。 『もう・・妹にみれない・・・。』 『お兄ちゃん・・・。』 「お前のこと、施設にいたころから好きだった・・・!」 「ーーーーっ!」 ※本編には病名や治療法、薬などいろいろ出てきますが、全て想像の世界のお話です。現実世界とは一切関係ありません。 ※コメントや感想などは受け付けることはできません。メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 ※孤児、脱字などチェックはしてますが漏れもあります。ご容赦ください。 ※表現不足なども重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけたら幸いです。(それはもう『へぇー・・』ぐらいに。)

【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)

かのん
恋愛
 気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。  わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・  これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。 あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ! 本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。 完結しておりますので、安心してお読みください。

クラスのマドンナがなぜか俺のメイドになっていた件について

沢田美
恋愛
名家の御曹司として何不自由ない生活を送りながらも、内気で陰気な性格のせいで孤独に生きてきた裕貴真一郎(ゆうき しんいちろう)。 かつてのいじめが原因で、彼は1年間も学校から遠ざかっていた。 しかし、久しぶりに登校したその日――彼は運命の出会いを果たす。 現れたのは、まるで絵から飛び出してきたかのような美少女。 その瞳にはどこかミステリアスな輝きが宿り、真一郎の心をかき乱していく。 「今日から私、あなたのメイドになります!」 なんと彼女は、突然メイドとして彼の家で働くことに!? 謎めいた美少女と陰キャ御曹司の、予測不能な主従ラブコメが幕を開ける! カクヨム、小説家になろうの方でも連載しています!

人狼な幼妻は夫が変態で困り果てている

井中かわず
恋愛
古い魔法契約によって強制的に結ばれたマリアとシュヤンの14歳年の離れた夫婦。それでも、シュヤンはマリアを愛していた。 それはもう深く愛していた。 変質的、偏執的、なんとも形容しがたいほどの狂気の愛情を注ぐシュヤン。異常さを感じながらも、なんだかんだでシュヤンが好きなマリア。 これもひとつの夫婦愛の形…なのかもしれない。 全3章、1日1章更新、完結済 ※特に物語と言う物語はありません ※オチもありません ※ただひたすら時系列に沿って変態したりイチャイチャしたりする話が続きます。 ※主人公の1人(夫)が気持ち悪いです。

英雄の番が名乗るまで

長野 雪
恋愛
突然発生した魔物の大侵攻。西の果てから始まったそれは、いくつもの集落どころか国すら飲みこみ、世界中の国々が人種・宗教を越えて協力し、とうとう終息を迎えた。魔物の駆逐・殲滅に目覚ましい活躍を見せた5人は吟遊詩人によって「五英傑」と謳われ、これから彼らの活躍は英雄譚として広く知られていくのであろう。 大侵攻の終息を祝う宴の最中、己の番《つがい》の気配を感じた五英傑の一人、竜人フィルは見つけ出した途端、気を失ってしまった彼女に対し、番の誓約を行おうとするが失敗に終わる。番と己の寿命を等しくするため、何より番を手元に置き続けるためにフィルにとっては重要な誓約がどうして失敗したのか分からないものの、とにかく庇護したいフィルと、ぐいぐい溺愛モードに入ろうとする彼に一歩距離を置いてしまう番の女性との一進一退のおはなし。 ※小説家になろうにも投稿

男女比1:15の貞操逆転世界で高校生活(婚活)

大寒波
恋愛
日本で生活していた前世の記憶を持つ主人公、七瀬達也が日本によく似た貞操逆転世界に転生し、高校生活を楽しみながら婚活を頑張るお話。 この世界の法律では、男性は二十歳までに5人と結婚をしなければならない。(高校卒業時点は3人) そんな法律があるなら、もういっそのこと高校在学中に5人と結婚しよう!となるのが今作の主人公である達也だ! この世界の経済は基本的に女性のみで回っており、男性に求められることといえば子種、遺伝子だ。 前世の影響かはわからないが、日本屈指のHENTAIである達也は運よく遺伝子も最高ランクになった。 顔もイケメン!遺伝子も優秀!貴重な男!…と、驕らずに自分と関わった女性には少しでも幸せな気持ちを分かち合えるように努力しようと決意する。 どうせなら、WIN-WINの関係でありたいよね! そうして、別居婚が主流なこの世界では珍しいみんなと同居することを、いや。ハーレムを目標に個性豊かなヒロイン達と織り成す学園ラブコメディがいま始まる! 主人公の通う学校では、少し貞操逆転の要素薄いかもです。男女比に寄っています。 外はその限りではありません。 カクヨムでも投稿しております。

処理中です...