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132 うちのパーティがギスギスしててもうダメかも
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「なんで私、なりたくもない魔王になるためにMMOの最難関レイドみたいなコンテンツを周回させられてるんだろう……」
「しっかりして、ミナト。言ってることがだんだんわからなくなってきた」
「だって安定して百連勝だよ!? 最初に勝った以外で一回も勝ててないのに! 私はヌルゲーが好きなんだって何度言ったらわかるんだよ!」
コントローラーがあったらぶん投げたい。
「くそっ、こんなにも実力差があるものか……トウゴウだけじゃない、エンドウもミナヅキも、引き出しの数が底知れない……誰を相手にしても一瞬たりとも油断ができん。油断したら死ぬし、油断しなくてもいずれ死ぬ」
「馬っ鹿じゃねえの!? こんな化け物、何度やったって勝てるわけねえって! しかもこいつらなんか強くなってねえか!?」
『エルミナーシュ・システムは汝らの戦闘行動を解析し、エミュレーターにフィードバックしている。エミュレートされたグランドマスターたちは汝らのことを学習しているということだ。
さあ、次のセットを始めよう』
「やだあああっ!」
「うわあああああっ!」
「なんで俺が、なんで俺が……」
こんな精神状態で勝てるはずもなく、私たちは十秒ももたずに壊滅した。
『……ふむ。これではどうにもならんな。これから汝らの主観時間で丸一日の時間を与えよう。第一層への転送法陣も開いておくゆえ、力を蓄える必要があるなら利用するがよい。第一層へ行く場合は事前に帰還を申告すれば、一週間でも一ヶ月でも主観時間を確保できる』
エルミナーシュが休憩を告げると、私たちは精根尽き果てたように崩れ落ちた。
「……ちくしょう。なにがきついって、毎回殺されるのが痛くて痛くてしょうがねえ。殺されるのなんて本当にくたばる時の一回こっきりで十分だ」
「あいつら、わたしたちを殺した後に死体を蹴るわ燃やすわ引き裂くわ……ええい、腹がたつ! やつらには武人としての節度がないのか!」
「ないんじゃないの。当然の権利のように死体蹴りするような連中だし」
「わたしなんて最後に殺されるだけの役なんですよ!? どれだけ怖いと思ってるんですか!」
アーシュが涙目で震えてる。
「あいつら、個人個人が強いのはもちろんだけど、連携も取れてるんだよね。アイコンタクトもなしに当然みたいにフォローやフェイントを入れてくる」
「対するこっちは寄せ集めだぁ。いくら四天魔将だと言っても、肉体を得てさほど経っちゃねえから、連中の動きに身体がついてかねえ」
「しかもこちらの手の内は学習され、封じられる。魔槍を出したい瞬間を狙ってピンポイントで攻撃を仕掛けてくるのだぞ。おかげで槍を生み出す隙すらなくなった」
私たちは愚痴り、揃ってため息をついた。
(これってさ、仲の悪い中ボス二体を率いて、ラスボス倒した後の勇者パーティと戦ってるようなもんだよね)
勝てるわけがない。
あっちは古代魔王すら倒した伝説の勇者たちなのだ。
私はつぶやく。
「魔王の力がほしい……喉から手が出るほどほしい……」
いまイムソダに夢枕に立たれたら即座にはいと言ってしまいそうだ。
グリュンブリンが立ち上がって言った。
「ふぅ……だが、こうしていてもしかたない。なんとか我々も連携を取ろう」
「あっさり見透かされて逆に罠を仕掛けられるような雑な連携をか?」
「他にやりようがないだろう!」
「できねえことはできねえと認める! それが俺の主義なんだ! この局面を打開するには、なにか新しい発想が必要なんだよ!」
「そんなものがどこにある!? 貴様なら思いつくと言うのかボロネール!」
とうとうつかみあいのケンカを始めたグリュンブリンとボロネールをぼーっと見る私。
何をしてるのかって? 放心してるだけだよ……。
(実際、ボロネールの言うことも当たってる)
連携のプロみたいなグラマス三人に、即席のなんちゃって連携が通じるはずがない。
サッカーのプロチームと、体力だけは五分くらいの陸上の個人種目選手がサッカーの試合をしたら、体力の差以上のボロ負けをするに決まってる。
「やっぱり大事なのは力なんだ」
私はつぶやいた。
……なんかヤバいことを言ったような気がしないでもない。
「私、第一層に行ってくる。一週間くらい潜ってきて、連中を圧倒するくらいの力をつけてくる。
そうだよ! レベルを上げて物理で殴る――基本に立ち返ればよかったんだ!」
「あ、ミナト、待ってください、私も!」
「あー、好きにやってこい。俺は束の間の休息を噛み締めたい……」
「何を言っている、連携を考えるんだ! やつらも驚くほどの連携を!」
「どうせすぐに対応されちまうんだろ? 俺は霊感が降りてくるのを大人しく待つぜ」
「勝手にしろ! わたしはひとりでも連携を考える!」
「……いや、ひとりで連携考えてどうすんだよ……」
「み、みなさん!? しっかりしてください! 正気に戻って! みんなで力を合わせればきっと――」
「はいはい、それはもういいから。グリュンブリンに殺されるとまずいから、アーシュは私が連れてくよ」
「おう、いてらー」
「ふん、元から羽虫の力など当てにはしておらん!」
がったがたのパーティから離れ、エルミナーシュの用意した転送法陣にアーシュと乗る。
一瞬後、私は「地獄」にいた。
最初はまさしく地獄のようだと思った煉獄の第一層。
だが、息苦しい固定パーティがいないだけで、こんなにも空気が清々しく感じられるのか!
「レっベル上げっ! 楽しい楽しいレベル上げっ!」
「ミナト、性格変わってる!」
私はきわめてさくさくと地獄にいるモンスターを狩っていく。
(ああ、癒される)
紙のような装甲、連携の「れ」の字も知らない烏合の衆、攻撃も小春日和のお日様のように生ぬるい。
「み、ミナト! 待ってください!」
アーシュの声に、我にかえる。
「はっ! 意識が飛んでた!」
「その状態であんなにたくさんのモンスターを狩ってたんですか!?」
「敬語に戻ってるよ」
「そ、そうだった。
じゃなくて! ですね!
あと、えっと、ですね、じゃなくて、じゃなくて、だね!」
「わけわかんなくなってるよ」
比較的普段通りに見えて、アーシュも心にキてたみたいだ。
アーシュは、自分の胸に手を当てて言った。
「私にも戦わせて!」
「えっ、でも、アーシュは魔王の力が……」
「エルミナーシュの言う通りなら、その力だって私のものじゃなかったみたいだし。
でもそれ以上に、私は、私自身の力で戦いたい。
みんなの後ろで、みんながやられてくのを見てるだけなのはイヤ!」
「アーシュ……」
そりゃそうか。
見てるだけなら戦うよりマシだろなんてのはこっちの理屈だ。
アーシュはアーシュでつらいはずだ。
魔王だと言われてたのに、実はその力の器で、アクセスキーのようなものだなんて話も出た。それなのに、その後の試練のせいで、掘り下げることもなくうやむやになってしまってた。
「そだね。じゃあ、簡単なことからやってみようか」
「うん! お願い!」
というわけで、私は主観時間で一週間をかけて、アーシュを鍛えることにしたのだった。
「しっかりして、ミナト。言ってることがだんだんわからなくなってきた」
「だって安定して百連勝だよ!? 最初に勝った以外で一回も勝ててないのに! 私はヌルゲーが好きなんだって何度言ったらわかるんだよ!」
コントローラーがあったらぶん投げたい。
「くそっ、こんなにも実力差があるものか……トウゴウだけじゃない、エンドウもミナヅキも、引き出しの数が底知れない……誰を相手にしても一瞬たりとも油断ができん。油断したら死ぬし、油断しなくてもいずれ死ぬ」
「馬っ鹿じゃねえの!? こんな化け物、何度やったって勝てるわけねえって! しかもこいつらなんか強くなってねえか!?」
『エルミナーシュ・システムは汝らの戦闘行動を解析し、エミュレーターにフィードバックしている。エミュレートされたグランドマスターたちは汝らのことを学習しているということだ。
さあ、次のセットを始めよう』
「やだあああっ!」
「うわあああああっ!」
「なんで俺が、なんで俺が……」
こんな精神状態で勝てるはずもなく、私たちは十秒ももたずに壊滅した。
『……ふむ。これではどうにもならんな。これから汝らの主観時間で丸一日の時間を与えよう。第一層への転送法陣も開いておくゆえ、力を蓄える必要があるなら利用するがよい。第一層へ行く場合は事前に帰還を申告すれば、一週間でも一ヶ月でも主観時間を確保できる』
エルミナーシュが休憩を告げると、私たちは精根尽き果てたように崩れ落ちた。
「……ちくしょう。なにがきついって、毎回殺されるのが痛くて痛くてしょうがねえ。殺されるのなんて本当にくたばる時の一回こっきりで十分だ」
「あいつら、わたしたちを殺した後に死体を蹴るわ燃やすわ引き裂くわ……ええい、腹がたつ! やつらには武人としての節度がないのか!」
「ないんじゃないの。当然の権利のように死体蹴りするような連中だし」
「わたしなんて最後に殺されるだけの役なんですよ!? どれだけ怖いと思ってるんですか!」
アーシュが涙目で震えてる。
「あいつら、個人個人が強いのはもちろんだけど、連携も取れてるんだよね。アイコンタクトもなしに当然みたいにフォローやフェイントを入れてくる」
「対するこっちは寄せ集めだぁ。いくら四天魔将だと言っても、肉体を得てさほど経っちゃねえから、連中の動きに身体がついてかねえ」
「しかもこちらの手の内は学習され、封じられる。魔槍を出したい瞬間を狙ってピンポイントで攻撃を仕掛けてくるのだぞ。おかげで槍を生み出す隙すらなくなった」
私たちは愚痴り、揃ってため息をついた。
(これってさ、仲の悪い中ボス二体を率いて、ラスボス倒した後の勇者パーティと戦ってるようなもんだよね)
勝てるわけがない。
あっちは古代魔王すら倒した伝説の勇者たちなのだ。
私はつぶやく。
「魔王の力がほしい……喉から手が出るほどほしい……」
いまイムソダに夢枕に立たれたら即座にはいと言ってしまいそうだ。
グリュンブリンが立ち上がって言った。
「ふぅ……だが、こうしていてもしかたない。なんとか我々も連携を取ろう」
「あっさり見透かされて逆に罠を仕掛けられるような雑な連携をか?」
「他にやりようがないだろう!」
「できねえことはできねえと認める! それが俺の主義なんだ! この局面を打開するには、なにか新しい発想が必要なんだよ!」
「そんなものがどこにある!? 貴様なら思いつくと言うのかボロネール!」
とうとうつかみあいのケンカを始めたグリュンブリンとボロネールをぼーっと見る私。
何をしてるのかって? 放心してるだけだよ……。
(実際、ボロネールの言うことも当たってる)
連携のプロみたいなグラマス三人に、即席のなんちゃって連携が通じるはずがない。
サッカーのプロチームと、体力だけは五分くらいの陸上の個人種目選手がサッカーの試合をしたら、体力の差以上のボロ負けをするに決まってる。
「やっぱり大事なのは力なんだ」
私はつぶやいた。
……なんかヤバいことを言ったような気がしないでもない。
「私、第一層に行ってくる。一週間くらい潜ってきて、連中を圧倒するくらいの力をつけてくる。
そうだよ! レベルを上げて物理で殴る――基本に立ち返ればよかったんだ!」
「あ、ミナト、待ってください、私も!」
「あー、好きにやってこい。俺は束の間の休息を噛み締めたい……」
「何を言っている、連携を考えるんだ! やつらも驚くほどの連携を!」
「どうせすぐに対応されちまうんだろ? 俺は霊感が降りてくるのを大人しく待つぜ」
「勝手にしろ! わたしはひとりでも連携を考える!」
「……いや、ひとりで連携考えてどうすんだよ……」
「み、みなさん!? しっかりしてください! 正気に戻って! みんなで力を合わせればきっと――」
「はいはい、それはもういいから。グリュンブリンに殺されるとまずいから、アーシュは私が連れてくよ」
「おう、いてらー」
「ふん、元から羽虫の力など当てにはしておらん!」
がったがたのパーティから離れ、エルミナーシュの用意した転送法陣にアーシュと乗る。
一瞬後、私は「地獄」にいた。
最初はまさしく地獄のようだと思った煉獄の第一層。
だが、息苦しい固定パーティがいないだけで、こんなにも空気が清々しく感じられるのか!
「レっベル上げっ! 楽しい楽しいレベル上げっ!」
「ミナト、性格変わってる!」
私はきわめてさくさくと地獄にいるモンスターを狩っていく。
(ああ、癒される)
紙のような装甲、連携の「れ」の字も知らない烏合の衆、攻撃も小春日和のお日様のように生ぬるい。
「み、ミナト! 待ってください!」
アーシュの声に、我にかえる。
「はっ! 意識が飛んでた!」
「その状態であんなにたくさんのモンスターを狩ってたんですか!?」
「敬語に戻ってるよ」
「そ、そうだった。
じゃなくて! ですね!
あと、えっと、ですね、じゃなくて、じゃなくて、だね!」
「わけわかんなくなってるよ」
比較的普段通りに見えて、アーシュも心にキてたみたいだ。
アーシュは、自分の胸に手を当てて言った。
「私にも戦わせて!」
「えっ、でも、アーシュは魔王の力が……」
「エルミナーシュの言う通りなら、その力だって私のものじゃなかったみたいだし。
でもそれ以上に、私は、私自身の力で戦いたい。
みんなの後ろで、みんながやられてくのを見てるだけなのはイヤ!」
「アーシュ……」
そりゃそうか。
見てるだけなら戦うよりマシだろなんてのはこっちの理屈だ。
アーシュはアーシュでつらいはずだ。
魔王だと言われてたのに、実はその力の器で、アクセスキーのようなものだなんて話も出た。それなのに、その後の試練のせいで、掘り下げることもなくうやむやになってしまってた。
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