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「コウ、それは憐れな女の妄想だ。親子して妄想が激しくて私は昔からとても困っていたのだ。でもまさかこんな場所まで追ってくるとは。それなら遠慮なく排除しておけばよかった。コウ、信じてくれ、私には恋人も婚約者もいたことはない」
「なんですって! アスランひどいわ!」
女性は顔を怒りで真っ赤にしている。
コウは混乱していた。
アスランは嘘を言うとは思えない。仮に彼女が本物の婚約者だったとしたら、誤魔化しの言葉など出さずにまずはそれを認めるだろう。そしてその上で自分に謝ると思うのだ。
だけど目の前の女性は目を血走らせとても怒っている。こちらの女性もよほどのことがなければここまで怒ることはないと思うのだが……
「ルルワ。突然このビブレスにやってきたことさえ許し難いのに、お前の嘘でコウを惑わせるな。ロミー、こうなることも予測しておいて連れてきたのだろう。コウが混乱している。これほど罪深いことはいぞ」
「いやぁ……それはそうなんですけど」
静かに怒るアスランをロミーがなだめようとする。
「でも、アスランとコウの仲は揺るぎないってわかっていますから。だって、ジイだって忙しいのにこのお嬢さんの相手までさせられて大変だったんですよ。だったら、ここはやっぱりアスランがきっちり振ってあげないとね」
「その言い草では、私が思わせぶりなことをしてきたようではないか。なんど断っても払っても食いついていたのはこのスッポン女だろう。私は既にこの女のほしがる地位も名誉も持っておらん。そんなことは説明せずともわかることだ。今さら何をどう説得して諦めさせるのだっ」
アスランはコウの体を胸に抱きよせ、一方ではルルワと言う女性の顔を指さしロミーに文句を垂れる。
ルルワはアスランとロミーの言い草にしゅんとすることもなく、侮辱され厄介者扱いされていることに更に顔を赤くし拳を震わせている。
「振るとか、スッポン女だとか、さっきから二人でなにを勝手なことを言ってるのよ。アスラン、あなたと言う人は、わたくしを置き去りにしだけではなく、このコウとか言う貧相な男を選んだの!?」
ルルアの瞳孔が縦に裂くように引っ張り上げられ、その瞳はアスランに守られているコウ睨む。
「小さくて地味でどこかで拾ってきた子供のよう。こんなみすぼらしい子供のどこが良かったって言うの。あなたの隣にこんな醜い子がいるなんておかしいわ!」
「ルルア!」
ゴチンッ。
ルルワの頭に重い鉄槌を落としたのは、アスランではなくロミーだった。
「ルルア、あなたにそれを言う資格はありません。あなたも可哀想な人だと思ってこれまで目をつぶってきましたが、いい加減に目を覚ましなさい。二人の姿を見て感じるところはないのですか。他人を貶める自分が恥ずかしくはないのですか」
真剣な顔で説教している。
ロミー本気の一撃だったのだろう、ルルワは言い返すこともままならずふらつき、痛みと衝撃に涙をにじませる。
しかしすぐに立ち直ったルルワの怒りは、ロミーではなくコウへと向かう。
「ルルア、やめなさい」
「放してっ」
ルルワがコウへにじり寄るのを、ロミーが後ろから腕をとり押さえこむ。やたらと手足をばたつかせるからとり押さえにくく、これを放しては大変だと冷や汗をかいている。
ルルワは大事に育てられたお嬢様でプライドも高い。だからアスランとコウの姿をみたら動揺を微塵も見せずに大人しく帰ると思っていた。まさかここまで牙を剥くとは思っていなかったのだ。
その間アスランはコウの体を包むように抱き、コウはアスランが作った腕の檻の隙間から高貴な女性が激高する姿をあ然と見る。しかし目が合った瞬間、強く睨まれてしまった。
「わたくしは軍務尚書の娘よ。小さな頃からアスランと結婚するようにって言われて育ってきたの。ねえ、あなた何様なの? 一体あなたに何があるって言うの? わたくしより優れている所があるなら言ってごらんなさい」
アスランはこういった不測の場面にも慣れているのか慌てた様子はない。しかしコウは自分が標的にされて顔を青くする。
確かにルルワの言う通りだ。自分は醜い。自分には何もない。アスランとルルワが並べば人々は美しさに賞賛するだろうが、自分であればアスランを貶めるだけだ。
コウだってアスランと自分とで釣り合いが取れるなんて思ったことはない。
ずっと二人きりの世界で幸せに暮らしてきたが、地上へ出ればそんな判断をする人が圧倒的多数なのだろう。
しかしコウはアスランに縋る力を弱められなかった。そうしていなければ崩れ落ちそうだった。そして二度と立ち上がれないだろう。
これまでに何度も侮蔑の目に堪えてきた。でも、人に敵意を向けられるのは怖い。崖まで追い込まれた時の恐怖が蘇ってしまう。
そんな感情ばかり向けられる自分の存在がコウは好きではない。どうして自分はいつもこうなのだろうと思ってしまう。
「僕に……あなたに敵うものなんて、ある訳がないです……」
やはり僕はアスラン様に相応しい人間ではない、心の中では言葉をそう続けていた。
「コウは私の番だ。唯一だ」
「でもアスラン様……僕は」
「どうかそれ以上のことは、口にしないでくれ」
コウの震える唇にアスランがそっと手の平を当ててくるから、コウは自分を否定する言葉を封じられてしまった。
そして口の中にアスランの親指が突っ込まれて関節を噛ませられる。
んぐっ……
コウは無理矢理入れられた指の固い骨をハムハムしながらダラダラと涙を流していた。アスランを食めばはむほど、勇気がなくて口に出せなかった言葉が自分の中に染みてくる。
僕は本当にここにいていいのかな。だって、アスラン様には……相応しくない……そんなの、ずっと、わかってたよ……わかっていたけど……
落ち着けいい子だ。
そんな風にアスランが髪を撫でてくるから、余計に涙はとまらなくなった。
アスランはコウを怖がらせないために怒りを抑える、しかしこれまでになく低く重く、ゆっくりと口を開けた。
「ルルア。コウはお前と違い、人を貶め傷つける言葉を使わない。お前との大きな違いはそこだろう。ではこちらから聞くが、お前から軍務尚書の娘という肩書をなくしたら、その身には一体なにが残るのだ。お前自身の価値を見抜けなかった私に、どうか教えてくれ」
アスランは決してルルワを見ずに問う。
ルルワだけではない。コウを傷つける原因をわざわざ運んできたロミーにも怒りが湧くのだが、そんな姿をコウにはとても見せらない。
アスランは怒りを押し殺し、傷ついてしまった愛しい人を抱きしめ癒す。
コウはその力強さによりかかり、なんとか涙を止めようとした。
自分は何に傷つき恐れているのだろう。ルルアとの違いなのか、アスランに釣り合わない自分になのか、それともそのすべてなのか。それとも、それを認めてしまったら、アスランと一緒にいられなく恐怖になのか。
ぜんぜん、わからないよ……
自分の気持ちさえわからない自分の頭の悪さも嫌になってしまう。簡単に泣いてしまう自分も恥ずかしかった。
ただアスランの指をちゅうちゅうしていると、ちょっとだけ落ち着いてくる。
「コウ、大丈夫だ。この娘はすぐに連れ帰らせる。つまらない人間の言うつまらぬことをまともに受け止めてはいけない。そこにコウが傷つく理由はないのだから。私の欲目なしにコウは内だけでなくその見目も美しい。私はコウを愛している。ずっと一緒にいて欲しい……嘘ではない、ずっとだ」
「あしゅらん、さま……」
親指を咥えたままだがコウはもごもごと返す。
そこで暴れることをやめたルルアから手をはなしたロミーが一歩前へ出た。
「コウを泣かせるつもりはなかったんだ、こんなことになってごめんね。コウは以前に会った時よりふっくらしたね。さすが神域の食べ物は違うね。今のコウは健康的でとても輝いているよ。アスランの言うことに嘘はなく、二人はとてもお似合いだから、もっと自分に自信を持って」
「ろみぃさま……」
コウが顔を上げると、自分にのびるロミーの手がアスランによってバチンと跳ね返される所だった。
髪に触れて「いいこいいこ」するのも許されないのかと、ロミーは赤くなった手の甲をさする。
「コウに触れることができるのは私だけだ。忘れるな」
コウを痛いほどに抱きしめ、その手で声で愛を伝えるアスラン。
何度も何度も自信を失いかけても、アスランはその度にコウを引き上げてくる。かわいい愛している食べたいと、だからコウも頑張って気持ちを立て直してきた。
アスラン様がそう言ってくれるのなら、もう泣き止まなきゃ……ロミー様にも心配をかけてしまってる……
でもその優しさが余計に泣けてしまう。
玉になって零れる大きな粒が、アスランの手を濡らし続ける。
「なんですって! アスランひどいわ!」
女性は顔を怒りで真っ赤にしている。
コウは混乱していた。
アスランは嘘を言うとは思えない。仮に彼女が本物の婚約者だったとしたら、誤魔化しの言葉など出さずにまずはそれを認めるだろう。そしてその上で自分に謝ると思うのだ。
だけど目の前の女性は目を血走らせとても怒っている。こちらの女性もよほどのことがなければここまで怒ることはないと思うのだが……
「ルルワ。突然このビブレスにやってきたことさえ許し難いのに、お前の嘘でコウを惑わせるな。ロミー、こうなることも予測しておいて連れてきたのだろう。コウが混乱している。これほど罪深いことはいぞ」
「いやぁ……それはそうなんですけど」
静かに怒るアスランをロミーがなだめようとする。
「でも、アスランとコウの仲は揺るぎないってわかっていますから。だって、ジイだって忙しいのにこのお嬢さんの相手までさせられて大変だったんですよ。だったら、ここはやっぱりアスランがきっちり振ってあげないとね」
「その言い草では、私が思わせぶりなことをしてきたようではないか。なんど断っても払っても食いついていたのはこのスッポン女だろう。私は既にこの女のほしがる地位も名誉も持っておらん。そんなことは説明せずともわかることだ。今さら何をどう説得して諦めさせるのだっ」
アスランはコウの体を胸に抱きよせ、一方ではルルワと言う女性の顔を指さしロミーに文句を垂れる。
ルルワはアスランとロミーの言い草にしゅんとすることもなく、侮辱され厄介者扱いされていることに更に顔を赤くし拳を震わせている。
「振るとか、スッポン女だとか、さっきから二人でなにを勝手なことを言ってるのよ。アスラン、あなたと言う人は、わたくしを置き去りにしだけではなく、このコウとか言う貧相な男を選んだの!?」
ルルアの瞳孔が縦に裂くように引っ張り上げられ、その瞳はアスランに守られているコウ睨む。
「小さくて地味でどこかで拾ってきた子供のよう。こんなみすぼらしい子供のどこが良かったって言うの。あなたの隣にこんな醜い子がいるなんておかしいわ!」
「ルルア!」
ゴチンッ。
ルルワの頭に重い鉄槌を落としたのは、アスランではなくロミーだった。
「ルルア、あなたにそれを言う資格はありません。あなたも可哀想な人だと思ってこれまで目をつぶってきましたが、いい加減に目を覚ましなさい。二人の姿を見て感じるところはないのですか。他人を貶める自分が恥ずかしくはないのですか」
真剣な顔で説教している。
ロミー本気の一撃だったのだろう、ルルワは言い返すこともままならずふらつき、痛みと衝撃に涙をにじませる。
しかしすぐに立ち直ったルルワの怒りは、ロミーではなくコウへと向かう。
「ルルア、やめなさい」
「放してっ」
ルルワがコウへにじり寄るのを、ロミーが後ろから腕をとり押さえこむ。やたらと手足をばたつかせるからとり押さえにくく、これを放しては大変だと冷や汗をかいている。
ルルワは大事に育てられたお嬢様でプライドも高い。だからアスランとコウの姿をみたら動揺を微塵も見せずに大人しく帰ると思っていた。まさかここまで牙を剥くとは思っていなかったのだ。
その間アスランはコウの体を包むように抱き、コウはアスランが作った腕の檻の隙間から高貴な女性が激高する姿をあ然と見る。しかし目が合った瞬間、強く睨まれてしまった。
「わたくしは軍務尚書の娘よ。小さな頃からアスランと結婚するようにって言われて育ってきたの。ねえ、あなた何様なの? 一体あなたに何があるって言うの? わたくしより優れている所があるなら言ってごらんなさい」
アスランはこういった不測の場面にも慣れているのか慌てた様子はない。しかしコウは自分が標的にされて顔を青くする。
確かにルルワの言う通りだ。自分は醜い。自分には何もない。アスランとルルワが並べば人々は美しさに賞賛するだろうが、自分であればアスランを貶めるだけだ。
コウだってアスランと自分とで釣り合いが取れるなんて思ったことはない。
ずっと二人きりの世界で幸せに暮らしてきたが、地上へ出ればそんな判断をする人が圧倒的多数なのだろう。
しかしコウはアスランに縋る力を弱められなかった。そうしていなければ崩れ落ちそうだった。そして二度と立ち上がれないだろう。
これまでに何度も侮蔑の目に堪えてきた。でも、人に敵意を向けられるのは怖い。崖まで追い込まれた時の恐怖が蘇ってしまう。
そんな感情ばかり向けられる自分の存在がコウは好きではない。どうして自分はいつもこうなのだろうと思ってしまう。
「僕に……あなたに敵うものなんて、ある訳がないです……」
やはり僕はアスラン様に相応しい人間ではない、心の中では言葉をそう続けていた。
「コウは私の番だ。唯一だ」
「でもアスラン様……僕は」
「どうかそれ以上のことは、口にしないでくれ」
コウの震える唇にアスランがそっと手の平を当ててくるから、コウは自分を否定する言葉を封じられてしまった。
そして口の中にアスランの親指が突っ込まれて関節を噛ませられる。
んぐっ……
コウは無理矢理入れられた指の固い骨をハムハムしながらダラダラと涙を流していた。アスランを食めばはむほど、勇気がなくて口に出せなかった言葉が自分の中に染みてくる。
僕は本当にここにいていいのかな。だって、アスラン様には……相応しくない……そんなの、ずっと、わかってたよ……わかっていたけど……
落ち着けいい子だ。
そんな風にアスランが髪を撫でてくるから、余計に涙はとまらなくなった。
アスランはコウを怖がらせないために怒りを抑える、しかしこれまでになく低く重く、ゆっくりと口を開けた。
「ルルア。コウはお前と違い、人を貶め傷つける言葉を使わない。お前との大きな違いはそこだろう。ではこちらから聞くが、お前から軍務尚書の娘という肩書をなくしたら、その身には一体なにが残るのだ。お前自身の価値を見抜けなかった私に、どうか教えてくれ」
アスランは決してルルワを見ずに問う。
ルルワだけではない。コウを傷つける原因をわざわざ運んできたロミーにも怒りが湧くのだが、そんな姿をコウにはとても見せらない。
アスランは怒りを押し殺し、傷ついてしまった愛しい人を抱きしめ癒す。
コウはその力強さによりかかり、なんとか涙を止めようとした。
自分は何に傷つき恐れているのだろう。ルルアとの違いなのか、アスランに釣り合わない自分になのか、それともそのすべてなのか。それとも、それを認めてしまったら、アスランと一緒にいられなく恐怖になのか。
ぜんぜん、わからないよ……
自分の気持ちさえわからない自分の頭の悪さも嫌になってしまう。簡単に泣いてしまう自分も恥ずかしかった。
ただアスランの指をちゅうちゅうしていると、ちょっとだけ落ち着いてくる。
「コウ、大丈夫だ。この娘はすぐに連れ帰らせる。つまらない人間の言うつまらぬことをまともに受け止めてはいけない。そこにコウが傷つく理由はないのだから。私の欲目なしにコウは内だけでなくその見目も美しい。私はコウを愛している。ずっと一緒にいて欲しい……嘘ではない、ずっとだ」
「あしゅらん、さま……」
親指を咥えたままだがコウはもごもごと返す。
そこで暴れることをやめたルルアから手をはなしたロミーが一歩前へ出た。
「コウを泣かせるつもりはなかったんだ、こんなことになってごめんね。コウは以前に会った時よりふっくらしたね。さすが神域の食べ物は違うね。今のコウは健康的でとても輝いているよ。アスランの言うことに嘘はなく、二人はとてもお似合いだから、もっと自分に自信を持って」
「ろみぃさま……」
コウが顔を上げると、自分にのびるロミーの手がアスランによってバチンと跳ね返される所だった。
髪に触れて「いいこいいこ」するのも許されないのかと、ロミーは赤くなった手の甲をさする。
「コウに触れることができるのは私だけだ。忘れるな」
コウを痛いほどに抱きしめ、その手で声で愛を伝えるアスラン。
何度も何度も自信を失いかけても、アスランはその度にコウを引き上げてくる。かわいい愛している食べたいと、だからコウも頑張って気持ちを立て直してきた。
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