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「……もうっ! 何なのよあんたたち! わたくしの事は、ほったらかし? どうでもいいって言うの!?」
アスランがコウによせる思いを見せつけられ、ルルアはどうしようもなくその場で足をばたつかせる。
「言っておくけどわたくし、アスランのことなんてこれっぽちも好きじゃなかったわよ。わかってるのよ、相手にされないのに何度も踊りを申し込んで押しかけて、周りからみっともないって言われていたのは。だけどどうしょうもないでしょう、それが幼い頃からわたくしに課せられた使命だったんだから」
ルルアは途中から涙をながしながら、それでも次はドレスをつかみ、ままならない思いとともにバタバタと揺らした。
ロミーはルルアに聞こえるように大きな溜息をつき話しかける。
「ルルア、龍は龍とでないと子を成せない。だからお前にはアスランの子は産めない。アスランは退位した。国を離れている。それでもお前の使命は続くのか? これからもずっと?」
ロミーの言っていることなどルルアも承知なのだろう。ぐっと唇を噛みしめしばらく沈黙した。
「では、アスランを追いかける以外に、わたくしに何ができるって言うの。アスランに振られ続けたわたくしに、今さら普通の結婚ができると思う? あと十年たっても嫁にもらってくれる相手なんて見つからないだろうって使用人たちでさえ噂しているのよ。だったら追いかけてアスランにしがみつくしかないじゃない。他にどんな道があるというの!」
「そういった恨み節を言う相手が間違っているんですよ、それはご自分のご両親におっしるべきことでしょう」
「だから、親を見限って家出をしたのよ」
「その割に尚書の娘だと胸を張る……人を頼って、迷惑をかけまくっている。それがあなたという人間です。もっと早く家を出ていたら、信念を持っていたら、ルルアが身の程知らずで厚顔無恥な令嬢だとの噂もたたなかったでしょう。親にさせられたなんて言い訳は甘すぎます」
「……あの頃のわたくしに、そんな決断ができるわけないじゃない……反抗して家を飛び出すなんて、そんな勇気があるわけない……」
「言い訳は結構、あなたの相手は本当に疲れます……これで本当に納得しましたね。また同じことを繰り返すのは許しませんよ。ご自分が尚書の娘だったことに感謝することです」
ロミーもジイは何度もルルアに同じことを言い聞かせてきたのだろう。もうこの台詞もいい飽きたとばかりに突き放す。
誰の相手もされなくなったルルアは、肩を落として大人しくなった。聞こえてくるのは鼻をすする音だけだ。
アスランもロミーもルルアの我がままに腹を立て、もう関心を失っているようだが、コウだけは違っていた。
ルルアの言い分を聞いてしまって、二人のようには突き放せないのだ。
裕福で地位のある家に生まれたご令嬢。課せられた使命を果たそうと頑張った結果がこれ。
ロミーは早く家を出るべきだったと言ったが、これほど難しいことはないとコウは思う。
コウだって工場を出て別の場に生活を移すこともできたからだ。その方がまともな生活ができたのかもしれない、きっとできたのだろう。
なぜそれをしなかったと問われても、きっと口ごもってしまう。そうでなくてもルルアのように言い訳しか出てこない。
あの時はあの生活がコウの精一杯で、外には広い世界があるなんて知らなかった。誰もコウの知る小さな世界から飛び出していいと教えてくれなかった。周りの人達だってコウと同じだった。
どんなに辛い立場にあったとしても動けないのが、コウのような弱者だ。
強い者からしたら信じられない生き方でも、そうとしか生きることができなかった者には、そうと植え付けられている。
ルルアとコウとでは境遇が違いすぎる。それでもコウはこのお姫様に自分に近いものを感じていた。
そんな気持ちをルルアに伝えたら、また気分を害するかもしれない。だけど、コウは彼女に何かを話しかけたかった。
少し惜しいけれど、アスランの指を吸うことをやめる。
「あの……ルルア、様?」
「なによっ。わたしくしに、謝れとでも言いたいの。嫌よ、絶対に嫌……そんなの無理よ」
ルルアはコウを見るが、その目にも声にも力はなく肩もうな垂れている。
嫌、無理、と言いながらも、申し訳ない気持ちがあるからその言葉が出てきたのだろう。
「謝れだなんて、そんなことは言いません。えっと、僕もここへは布に包まれて来たんです。僕はルルア様のようにすぐに立ち上がれなくて、しばらく腰を抜かしていましたけど」
「あなたは足腰が弱そうだものね。見た目通りだわ」
「僕は蝙蝠ですし、元々足は強くないのです」
「そう、わたくしは猫だから、しなやかさとバネには自信があるの。そこがあなたとはちがって優しゅ……いえ、何でもないわ……」
ルルアは気まずい顔をして自ら言葉を引っ込めた。それは他の二人を気にしたからではなく、コウに対して酷いことを言ってしまった自覚があったからだ。謝罪にはならなくとも、彼女なりに折れている。
「猫って体が柔らかいですよね。凄く高い場所へジャンプして狭い隙間をすり抜ける所を見たことがあって、とても驚きました」
「すばしっこくて、悪だくみをしてるような顔だと言われたことがあるわ」
「猫は孤高で気高いので、そう取られてしっまったのかもしれないです」
「あなた……もしかして、わたくしを慰めようとしているの?」
「いえ、そんなつもりではなくて……」
キッと猫独自の目を見せられコウはびくつく。しかしそれもアスランが瞬時に宥める。だが、ルルアは猫の瞬発力でコウに飛びかかろうとしていた。
「あなたは、わたくしの味方でいてくれるのね!……あうっ」
ルルアはたったひとりの味方となったコウに抱き付こうとしたのだが、その動きはアスランによって軽く地面へと弾かれる。
「本当にしなやかな猫なら、もっと身のこなしは上手いものだが……」
アスランはちっとも悪いことをした気はないようだ。そしてルルアもちゃんと受け身をとりサッと体を起こしていた。そして懲りずにコウに近付こうとする。
最初の攻撃的な姿勢はないけれど、爛々と光る眼が別の意味で怖い。
「コウ! あなたと会えてよかったわ。大変な思いをしてここへ来たかいがあったということね。そうね……一緒にお酒を飲みましょう。そして、わたくしの初めてのお友達になってちょうだい」
「……友達……?」
僕と、友達になりたいって言ってくれる人がいる……本当に?
美しい猫のお姫様が友達になろうと言ってくれている。しかも嬉しそうに。
コウには友達と呼べる人がいない。これまでもいなかった。アスランは恋人であって、友達ではない。ロミーも顔を合わせるのが二度目になる知り合いだ。
友達……
ルルアの魅力的な誘いはコウの気持ちを揺さぶる。しかもルルアもこれまで友達がおらず、コウが初めてだと言うのだ。
でも、このような明らかに身分の高いお姫様のような人の申し込みを受けていいのだろうか。
「アスラン様、僕、初めて友達の申し込みをされました。これを受けてもいいのでしょうか?」
「……付き合う友人は吟味したほうがいい」
その目はやめておけと言っている。
「アスランは黙って。コウ、お友達と言うのはね、一緒にお酒を飲んで自分の秘密をこっそり教え合うものなのよ。そして夜はお揃いの寝衣で同じベッドで眠って仲を深めるの。だからまずは、一緒に飲むところから始めましょう」
「友達になるには、そのような手順が必要なんですか?」
「そうなのよ。コウはそんなことも知らないの? 困った子ね、でもすべて私に任せてちょうだい」
「でも……女性と一緒に眠るのは……僕にはちょっと難しいかと……」
「何を言っているのよ、それは外せない通過点なのよ」
「では、ど、どうしたらいいのでしょう……」
友達がいない者同士の会話、ルルアに押され気味のコウの戸惑う表情がかわいくてアスランは微笑む。
「ルルアは友達がいないせいか、ずれた認識をしている。コウがルルアと眠る必要はない」
「一緒に眠らなくても友達になれるんですか?」
「ああ。食事をし酒を酌み交わすのは楽しいが、一晩をともになどとんでもないことだ」
「そうなんですね。それも友達になれる……そのようです、ルルア様」
「あら、そうなの。女性と男性では手順が違うのでしょね。この際細かいことにはこだわらないでおくわ」
コウとルルアが楽しげに微笑みあう。
戸惑いながらも目をキラキラさせるコウに、アスランは否とは言えず唸る。するとさっきから疲れた顔で様子見していたロミーが懇願するように言う。
「まあいいじゃないですか。とりあえず大団円って感じで。それより座って休憩しませんか?」
アスランがコウによせる思いを見せつけられ、ルルアはどうしようもなくその場で足をばたつかせる。
「言っておくけどわたくし、アスランのことなんてこれっぽちも好きじゃなかったわよ。わかってるのよ、相手にされないのに何度も踊りを申し込んで押しかけて、周りからみっともないって言われていたのは。だけどどうしょうもないでしょう、それが幼い頃からわたくしに課せられた使命だったんだから」
ルルアは途中から涙をながしながら、それでも次はドレスをつかみ、ままならない思いとともにバタバタと揺らした。
ロミーはルルアに聞こえるように大きな溜息をつき話しかける。
「ルルア、龍は龍とでないと子を成せない。だからお前にはアスランの子は産めない。アスランは退位した。国を離れている。それでもお前の使命は続くのか? これからもずっと?」
ロミーの言っていることなどルルアも承知なのだろう。ぐっと唇を噛みしめしばらく沈黙した。
「では、アスランを追いかける以外に、わたくしに何ができるって言うの。アスランに振られ続けたわたくしに、今さら普通の結婚ができると思う? あと十年たっても嫁にもらってくれる相手なんて見つからないだろうって使用人たちでさえ噂しているのよ。だったら追いかけてアスランにしがみつくしかないじゃない。他にどんな道があるというの!」
「そういった恨み節を言う相手が間違っているんですよ、それはご自分のご両親におっしるべきことでしょう」
「だから、親を見限って家出をしたのよ」
「その割に尚書の娘だと胸を張る……人を頼って、迷惑をかけまくっている。それがあなたという人間です。もっと早く家を出ていたら、信念を持っていたら、ルルアが身の程知らずで厚顔無恥な令嬢だとの噂もたたなかったでしょう。親にさせられたなんて言い訳は甘すぎます」
「……あの頃のわたくしに、そんな決断ができるわけないじゃない……反抗して家を飛び出すなんて、そんな勇気があるわけない……」
「言い訳は結構、あなたの相手は本当に疲れます……これで本当に納得しましたね。また同じことを繰り返すのは許しませんよ。ご自分が尚書の娘だったことに感謝することです」
ロミーもジイは何度もルルアに同じことを言い聞かせてきたのだろう。もうこの台詞もいい飽きたとばかりに突き放す。
誰の相手もされなくなったルルアは、肩を落として大人しくなった。聞こえてくるのは鼻をすする音だけだ。
アスランもロミーもルルアの我がままに腹を立て、もう関心を失っているようだが、コウだけは違っていた。
ルルアの言い分を聞いてしまって、二人のようには突き放せないのだ。
裕福で地位のある家に生まれたご令嬢。課せられた使命を果たそうと頑張った結果がこれ。
ロミーは早く家を出るべきだったと言ったが、これほど難しいことはないとコウは思う。
コウだって工場を出て別の場に生活を移すこともできたからだ。その方がまともな生活ができたのかもしれない、きっとできたのだろう。
なぜそれをしなかったと問われても、きっと口ごもってしまう。そうでなくてもルルアのように言い訳しか出てこない。
あの時はあの生活がコウの精一杯で、外には広い世界があるなんて知らなかった。誰もコウの知る小さな世界から飛び出していいと教えてくれなかった。周りの人達だってコウと同じだった。
どんなに辛い立場にあったとしても動けないのが、コウのような弱者だ。
強い者からしたら信じられない生き方でも、そうとしか生きることができなかった者には、そうと植え付けられている。
ルルアとコウとでは境遇が違いすぎる。それでもコウはこのお姫様に自分に近いものを感じていた。
そんな気持ちをルルアに伝えたら、また気分を害するかもしれない。だけど、コウは彼女に何かを話しかけたかった。
少し惜しいけれど、アスランの指を吸うことをやめる。
「あの……ルルア、様?」
「なによっ。わたしくしに、謝れとでも言いたいの。嫌よ、絶対に嫌……そんなの無理よ」
ルルアはコウを見るが、その目にも声にも力はなく肩もうな垂れている。
嫌、無理、と言いながらも、申し訳ない気持ちがあるからその言葉が出てきたのだろう。
「謝れだなんて、そんなことは言いません。えっと、僕もここへは布に包まれて来たんです。僕はルルア様のようにすぐに立ち上がれなくて、しばらく腰を抜かしていましたけど」
「あなたは足腰が弱そうだものね。見た目通りだわ」
「僕は蝙蝠ですし、元々足は強くないのです」
「そう、わたくしは猫だから、しなやかさとバネには自信があるの。そこがあなたとはちがって優しゅ……いえ、何でもないわ……」
ルルアは気まずい顔をして自ら言葉を引っ込めた。それは他の二人を気にしたからではなく、コウに対して酷いことを言ってしまった自覚があったからだ。謝罪にはならなくとも、彼女なりに折れている。
「猫って体が柔らかいですよね。凄く高い場所へジャンプして狭い隙間をすり抜ける所を見たことがあって、とても驚きました」
「すばしっこくて、悪だくみをしてるような顔だと言われたことがあるわ」
「猫は孤高で気高いので、そう取られてしっまったのかもしれないです」
「あなた……もしかして、わたくしを慰めようとしているの?」
「いえ、そんなつもりではなくて……」
キッと猫独自の目を見せられコウはびくつく。しかしそれもアスランが瞬時に宥める。だが、ルルアは猫の瞬発力でコウに飛びかかろうとしていた。
「あなたは、わたくしの味方でいてくれるのね!……あうっ」
ルルアはたったひとりの味方となったコウに抱き付こうとしたのだが、その動きはアスランによって軽く地面へと弾かれる。
「本当にしなやかな猫なら、もっと身のこなしは上手いものだが……」
アスランはちっとも悪いことをした気はないようだ。そしてルルアもちゃんと受け身をとりサッと体を起こしていた。そして懲りずにコウに近付こうとする。
最初の攻撃的な姿勢はないけれど、爛々と光る眼が別の意味で怖い。
「コウ! あなたと会えてよかったわ。大変な思いをしてここへ来たかいがあったということね。そうね……一緒にお酒を飲みましょう。そして、わたくしの初めてのお友達になってちょうだい」
「……友達……?」
僕と、友達になりたいって言ってくれる人がいる……本当に?
美しい猫のお姫様が友達になろうと言ってくれている。しかも嬉しそうに。
コウには友達と呼べる人がいない。これまでもいなかった。アスランは恋人であって、友達ではない。ロミーも顔を合わせるのが二度目になる知り合いだ。
友達……
ルルアの魅力的な誘いはコウの気持ちを揺さぶる。しかもルルアもこれまで友達がおらず、コウが初めてだと言うのだ。
でも、このような明らかに身分の高いお姫様のような人の申し込みを受けていいのだろうか。
「アスラン様、僕、初めて友達の申し込みをされました。これを受けてもいいのでしょうか?」
「……付き合う友人は吟味したほうがいい」
その目はやめておけと言っている。
「アスランは黙って。コウ、お友達と言うのはね、一緒にお酒を飲んで自分の秘密をこっそり教え合うものなのよ。そして夜はお揃いの寝衣で同じベッドで眠って仲を深めるの。だからまずは、一緒に飲むところから始めましょう」
「友達になるには、そのような手順が必要なんですか?」
「そうなのよ。コウはそんなことも知らないの? 困った子ね、でもすべて私に任せてちょうだい」
「でも……女性と一緒に眠るのは……僕にはちょっと難しいかと……」
「何を言っているのよ、それは外せない通過点なのよ」
「では、ど、どうしたらいいのでしょう……」
友達がいない者同士の会話、ルルアに押され気味のコウの戸惑う表情がかわいくてアスランは微笑む。
「ルルアは友達がいないせいか、ずれた認識をしている。コウがルルアと眠る必要はない」
「一緒に眠らなくても友達になれるんですか?」
「ああ。食事をし酒を酌み交わすのは楽しいが、一晩をともになどとんでもないことだ」
「そうなんですね。それも友達になれる……そのようです、ルルア様」
「あら、そうなの。女性と男性では手順が違うのでしょね。この際細かいことにはこだわらないでおくわ」
コウとルルアが楽しげに微笑みあう。
戸惑いながらも目をキラキラさせるコウに、アスランは否とは言えず唸る。するとさっきから疲れた顔で様子見していたロミーが懇願するように言う。
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