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第二章「雨の日の記憶」
【私が彼女を殺した(1)】
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中学三年の秋。
秋は湿気が少なく空気が乾燥しているため、空が澄んで見える。青さがより濃く鮮やかに、いわゆる秋晴れの空は、深いコバルトブルーになるのが特徴だ。
それなのに、私の心は煮え切らなくてじめっとしていて、まるで梅雨真っ只中のようだった。
奈緒とキスをした日から一瞬間。
「あの日はごめんね」と彼女から謝罪はあったものの、それから露骨に避けられている。学校で見る奈緒は顔色が悪く、いつも俯き加減で歩いていた。彼女の良さである自然体でフラットな雰囲気は損なわれてしまっていた。
原因を作ったのは私だ。私が奈緒を拒まなければと、自責の念が頭の中をぐるぐると回る。
声をかけたいのは山々なのに、できずにいた。
私以上に奈緒のほうが辛いのに、なぜ私が逃げているのだろう。
その後も声をかける勇気は出ず、時間だけが過ぎていく。奈緒の様子に大きな変化はなかったので、このまま時間が解決してくれるんじゃないかと思っていた。
――だから、私は安堵してしまったのかもしれない。
けれど、二人の関係の死は、緩やかに、煙のように忍び寄っていたのだ。
【あの日の奈緒の声が、まだ頭にこびりついてる。急に顔が近付いてきたとき、びっくりしちゃって、反射的に拒絶してしまった。あのとき、奈緒の表情が固まったのわかっていたよ。傷付けたんだってわかっていたけど、怖くて目を逸らしてしまった】
【授業中、気が付くと奈緒の姿を目で追ってしまう。昼休みも放課後も、気持ちがまったく落ち着かない。避けているわけじゃないんだよ。話をしたくてしょうがないんだけど、怖くて話しかけられない。でも、何を恐れているのか、自分でもわからない。こんなことは初めてで、私も戸惑ってる】
伝えたくても伝えられないメッセージを、メールの下書きに溜めた。現在まで、綿々と続いている悪癖だ。
原因がわからない――なんてそんなの嘘だった。以前の私ならそうだったかもしれないけれど、今はこの感情の名前を知っている。物語の中で、何度も出会ったことがある。
明るい茶色のショートカット、肩にもたれかかったときの温もり。書店で、届かない場所にあった漫画を一緒に取ったあの日の、彼女の柔らかな笑い声。奈緒は私のすべてだった。親友を超えた存在だったのに――私はこの感情に名前をつけるのを恐れた。
臆病だったから、私は「普通」であることを選んだのだ。
日記を閉じてベッドに倒れ込む。目を閉じて、暗闇に沈んだ。
「最近、詩元気ないよね」と明日香が声をかけてきて、ハッとして顔を上げた。
昼休み、教室でのことだ。林明日香は奈緒と同じ小学校の出身で、私と奈緒にとって共通の友人だった。活発で明るい子、だったと思う。私は明日香とクラスメイト程度の関係でしかなかったから、そこまで印象にない。
「そりゃそうでしょ。遊びで付き合ってあげていたのに、自分までそうだと思われたらたまんないでしょ? 正直、一ノ瀬は被害者だよね」
これはまた別の誰かの声。
私たちは机を囲んで弁当を食べていて、それが誰だったのかもう思い出せない。
どうやらクラスのみんなの中では、『私は同性愛者である藤田奈緒と、からかい半分の気持ちで嫌々付き合っていた』というシナリオになっているらしい。奈緒が加害者、私が被害者の構図だ。
私と奈緒の噂が出ているのは知っていたが、まさかこんな広がり方をしているとは。
「奈緒、詩のこと好きなんだってさ」
「え? 女同士ってキモくない?」
「レズの子に付きまとわれる詩もかわいそうだよね。断れなくなっちゃう気持ちはわかる!」
私と奈緒は、交際している事実を隠していたのに、いったいどこから漏れたのだろう。
「別に、私は嫌じゃなかったよ。ちょっと戸惑ったのは本当だけどね」
語尾を曖昧にして、私はその場をあとにする。涙が零れそうになるのを堪えながら歩く。たぶん、走ったら泣いてしまうだろう。
段々噂が大きくなってきて、奈緒はまったく笑わなくなった。彼女の席に近付く者はいなく、席の周囲は空気までが静まり、時間が止まったかのようだった。話しかけなくちゃ、謝らなくちゃってそれからも思っていたのに、クラスメイトの目が怖かった。誰かの囁きが耳に入るたび、勇気をくじかれていた。
私は沈黙し続けていた。
否定したら良いだけなのに、奈緒を庇えば良かったのに、十四歳の私は、クラスで居場所がなくなることを、とにかく恐れていたんだ。
悔しい。
「奈緒はそんなんじゃない」って叫びたいのに、喉に何かが詰まっているみたいに言葉が出ない自分が。
噂は真実ではなかったが、すべてが嘘でもなかった。奈緒を拒絶したあの日、彼女の瞳に宿った悲しみが、今も私の心に刺さっている。彼女は「ごめん、気にしないで」と笑っていたけれど、その笑みはガラス細工よりも薄かった。
私は彼女を拒絶した。それで彼女は傷付いた。
明日香が笑いながら私の肩をポンと叩く。
「だよね。詩がレズだなんてそんなわけないじゃん。奈緒のこと、詩は気にしなくていいと思うよ」
あなただって奈緒の友だちだったでしょう? と憤りそうになって口を噤む。私に彼女を非難する資格なんてあるのか。
私は奈緒に避けられているとそう思っていたのだが、この噂を聞いて考えが変わった。
彼女は意図的に私を避けているのだ。自分の良くない噂に私を巻き込まないように、わざと距離を置いているのだと。
自分のダサさに絶句する。
今の私のままで、もう一度奈緒の側に立つことはできない。
自分の弱さをきちんと認めて、彼女を支えられるだけの心の強さを得なくてはならない。
奈緒と二人で話がしたい。そう考えて私が選んだ場所は、学校の図書室だった。
放課後。図書館の最奥の席で、奈緒は一人で読書をしていた。
私の気配に気付いて顔を上げる。浮かべた笑みは、どこか無理をしているみたいにぎこちない。
「詩、最近疲れてるみたい」
意外にも、向こうから声をかけられた。彼女の声には、どこか困惑した響きがあった。
「そうかも。受験勉強とか、忙しくって」
それっぽく話を合わせ、彼女の隣に座る。これまで気にしたことがなかったのに、彼我の距離をやけに気にした。肩が触れ合う距離にならないようにした。
志望校の話を少しした。
「そっか。詩、頭いいもんね。私なんか、勉強全然ダメだし」
私の志望校を聞き、奈緒が謙遜する。彼女は笑っていたけれども、声には今一つ覇気がない。それがわかって胸が痛くなる。何か言わなきゃと思うのに、うまく二の句が継げない。
「奈緒、最近、大丈夫?」
ひどい話題転換だと自分でも思う。こんなときにコミュ障を発揮しないでほしい。
彼女の表情に影が差した。
「大丈夫だよ、いきなりどうしたの?」
「だって……最近、元気ないみたいだし」
奈緒が困った顔で笑う。困惑したその表情から、どう返すべきか、言葉を選んでいる様子が伝わってくる。
私が迷わせた。全部私のミスなのに。何もできない自分の無力さに奥歯を噛みしめる。
「……ごめんね」
ぽつりと奈緒が言う。悲痛で、力のない笑みだった。
「私、詩に迷惑かけてばかりだね」
「迷惑なんて……」
そんなことない、と言おうとして声にならなかった。彼女を庇わなかった時点で、そう思われても仕方がない。
奈緒が再び本に目を落とすが、視線は文字を追っていない。本を読んでいるフリをして、私との対話から逃げようとしているんだ。それがわかってしまうのが辛い。
「奈緒。もし何かあったら、言ってよ。私、聞くから」
私の声が静かな図書館に響く。
聞いて、何をするつもりだったのか。今では何も思い出せない。
彼女を取り巻いている冷たい視線を知っていながら、見て見ぬふりをしていた自分に何ができるのか、わからない。何かしなくてはならないという、意気込みだけが空回りしていているようだった。それは、薄っぺらい自己保身でしかなかった。
――それがわかっていたのだろう。
奈緒が私を見る。視線が絡み合う。彼女の瞳には、どこか諦観した光があった。
「詩……」
「私はずっと奈緒の味方だよ」
「うん、ありがと、詩。でも、大丈夫だから」
奈緒が私に手をのばしかけて、やめた。
彼女が浮かべた笑顔の下に、本音があるのを知っていた。触れたら剥がれてしまいそうで、私も手を伸ばせなかった。
その日の夜は、寝苦しかったのを覚えている。布団の中に潜り込んで、ずっと考え事をしていた。
自分の弱さを認めなくてはならない。強さが必要だ、と。
意気込みは立派だったが、あまりうまくできなかったように思う。
私はこの期に及んで何を恐れているのか。奈緒を失うこと以上に、恐れることなどあるのか。
あるわけがない。
明日、もう一度ちゃんと話そう。彼女の手を握って、「大丈夫だよ」って伝えよう。
そうして、寝苦しい夜に終止符を打った。
翌日、奈緒が死ぬとも知らずに。
*
秋は湿気が少なく空気が乾燥しているため、空が澄んで見える。青さがより濃く鮮やかに、いわゆる秋晴れの空は、深いコバルトブルーになるのが特徴だ。
それなのに、私の心は煮え切らなくてじめっとしていて、まるで梅雨真っ只中のようだった。
奈緒とキスをした日から一瞬間。
「あの日はごめんね」と彼女から謝罪はあったものの、それから露骨に避けられている。学校で見る奈緒は顔色が悪く、いつも俯き加減で歩いていた。彼女の良さである自然体でフラットな雰囲気は損なわれてしまっていた。
原因を作ったのは私だ。私が奈緒を拒まなければと、自責の念が頭の中をぐるぐると回る。
声をかけたいのは山々なのに、できずにいた。
私以上に奈緒のほうが辛いのに、なぜ私が逃げているのだろう。
その後も声をかける勇気は出ず、時間だけが過ぎていく。奈緒の様子に大きな変化はなかったので、このまま時間が解決してくれるんじゃないかと思っていた。
――だから、私は安堵してしまったのかもしれない。
けれど、二人の関係の死は、緩やかに、煙のように忍び寄っていたのだ。
【あの日の奈緒の声が、まだ頭にこびりついてる。急に顔が近付いてきたとき、びっくりしちゃって、反射的に拒絶してしまった。あのとき、奈緒の表情が固まったのわかっていたよ。傷付けたんだってわかっていたけど、怖くて目を逸らしてしまった】
【授業中、気が付くと奈緒の姿を目で追ってしまう。昼休みも放課後も、気持ちがまったく落ち着かない。避けているわけじゃないんだよ。話をしたくてしょうがないんだけど、怖くて話しかけられない。でも、何を恐れているのか、自分でもわからない。こんなことは初めてで、私も戸惑ってる】
伝えたくても伝えられないメッセージを、メールの下書きに溜めた。現在まで、綿々と続いている悪癖だ。
原因がわからない――なんてそんなの嘘だった。以前の私ならそうだったかもしれないけれど、今はこの感情の名前を知っている。物語の中で、何度も出会ったことがある。
明るい茶色のショートカット、肩にもたれかかったときの温もり。書店で、届かない場所にあった漫画を一緒に取ったあの日の、彼女の柔らかな笑い声。奈緒は私のすべてだった。親友を超えた存在だったのに――私はこの感情に名前をつけるのを恐れた。
臆病だったから、私は「普通」であることを選んだのだ。
日記を閉じてベッドに倒れ込む。目を閉じて、暗闇に沈んだ。
「最近、詩元気ないよね」と明日香が声をかけてきて、ハッとして顔を上げた。
昼休み、教室でのことだ。林明日香は奈緒と同じ小学校の出身で、私と奈緒にとって共通の友人だった。活発で明るい子、だったと思う。私は明日香とクラスメイト程度の関係でしかなかったから、そこまで印象にない。
「そりゃそうでしょ。遊びで付き合ってあげていたのに、自分までそうだと思われたらたまんないでしょ? 正直、一ノ瀬は被害者だよね」
これはまた別の誰かの声。
私たちは机を囲んで弁当を食べていて、それが誰だったのかもう思い出せない。
どうやらクラスのみんなの中では、『私は同性愛者である藤田奈緒と、からかい半分の気持ちで嫌々付き合っていた』というシナリオになっているらしい。奈緒が加害者、私が被害者の構図だ。
私と奈緒の噂が出ているのは知っていたが、まさかこんな広がり方をしているとは。
「奈緒、詩のこと好きなんだってさ」
「え? 女同士ってキモくない?」
「レズの子に付きまとわれる詩もかわいそうだよね。断れなくなっちゃう気持ちはわかる!」
私と奈緒は、交際している事実を隠していたのに、いったいどこから漏れたのだろう。
「別に、私は嫌じゃなかったよ。ちょっと戸惑ったのは本当だけどね」
語尾を曖昧にして、私はその場をあとにする。涙が零れそうになるのを堪えながら歩く。たぶん、走ったら泣いてしまうだろう。
段々噂が大きくなってきて、奈緒はまったく笑わなくなった。彼女の席に近付く者はいなく、席の周囲は空気までが静まり、時間が止まったかのようだった。話しかけなくちゃ、謝らなくちゃってそれからも思っていたのに、クラスメイトの目が怖かった。誰かの囁きが耳に入るたび、勇気をくじかれていた。
私は沈黙し続けていた。
否定したら良いだけなのに、奈緒を庇えば良かったのに、十四歳の私は、クラスで居場所がなくなることを、とにかく恐れていたんだ。
悔しい。
「奈緒はそんなんじゃない」って叫びたいのに、喉に何かが詰まっているみたいに言葉が出ない自分が。
噂は真実ではなかったが、すべてが嘘でもなかった。奈緒を拒絶したあの日、彼女の瞳に宿った悲しみが、今も私の心に刺さっている。彼女は「ごめん、気にしないで」と笑っていたけれど、その笑みはガラス細工よりも薄かった。
私は彼女を拒絶した。それで彼女は傷付いた。
明日香が笑いながら私の肩をポンと叩く。
「だよね。詩がレズだなんてそんなわけないじゃん。奈緒のこと、詩は気にしなくていいと思うよ」
あなただって奈緒の友だちだったでしょう? と憤りそうになって口を噤む。私に彼女を非難する資格なんてあるのか。
私は奈緒に避けられているとそう思っていたのだが、この噂を聞いて考えが変わった。
彼女は意図的に私を避けているのだ。自分の良くない噂に私を巻き込まないように、わざと距離を置いているのだと。
自分のダサさに絶句する。
今の私のままで、もう一度奈緒の側に立つことはできない。
自分の弱さをきちんと認めて、彼女を支えられるだけの心の強さを得なくてはならない。
奈緒と二人で話がしたい。そう考えて私が選んだ場所は、学校の図書室だった。
放課後。図書館の最奥の席で、奈緒は一人で読書をしていた。
私の気配に気付いて顔を上げる。浮かべた笑みは、どこか無理をしているみたいにぎこちない。
「詩、最近疲れてるみたい」
意外にも、向こうから声をかけられた。彼女の声には、どこか困惑した響きがあった。
「そうかも。受験勉強とか、忙しくって」
それっぽく話を合わせ、彼女の隣に座る。これまで気にしたことがなかったのに、彼我の距離をやけに気にした。肩が触れ合う距離にならないようにした。
志望校の話を少しした。
「そっか。詩、頭いいもんね。私なんか、勉強全然ダメだし」
私の志望校を聞き、奈緒が謙遜する。彼女は笑っていたけれども、声には今一つ覇気がない。それがわかって胸が痛くなる。何か言わなきゃと思うのに、うまく二の句が継げない。
「奈緒、最近、大丈夫?」
ひどい話題転換だと自分でも思う。こんなときにコミュ障を発揮しないでほしい。
彼女の表情に影が差した。
「大丈夫だよ、いきなりどうしたの?」
「だって……最近、元気ないみたいだし」
奈緒が困った顔で笑う。困惑したその表情から、どう返すべきか、言葉を選んでいる様子が伝わってくる。
私が迷わせた。全部私のミスなのに。何もできない自分の無力さに奥歯を噛みしめる。
「……ごめんね」
ぽつりと奈緒が言う。悲痛で、力のない笑みだった。
「私、詩に迷惑かけてばかりだね」
「迷惑なんて……」
そんなことない、と言おうとして声にならなかった。彼女を庇わなかった時点で、そう思われても仕方がない。
奈緒が再び本に目を落とすが、視線は文字を追っていない。本を読んでいるフリをして、私との対話から逃げようとしているんだ。それがわかってしまうのが辛い。
「奈緒。もし何かあったら、言ってよ。私、聞くから」
私の声が静かな図書館に響く。
聞いて、何をするつもりだったのか。今では何も思い出せない。
彼女を取り巻いている冷たい視線を知っていながら、見て見ぬふりをしていた自分に何ができるのか、わからない。何かしなくてはならないという、意気込みだけが空回りしていているようだった。それは、薄っぺらい自己保身でしかなかった。
――それがわかっていたのだろう。
奈緒が私を見る。視線が絡み合う。彼女の瞳には、どこか諦観した光があった。
「詩……」
「私はずっと奈緒の味方だよ」
「うん、ありがと、詩。でも、大丈夫だから」
奈緒が私に手をのばしかけて、やめた。
彼女が浮かべた笑顔の下に、本音があるのを知っていた。触れたら剥がれてしまいそうで、私も手を伸ばせなかった。
その日の夜は、寝苦しかったのを覚えている。布団の中に潜り込んで、ずっと考え事をしていた。
自分の弱さを認めなくてはならない。強さが必要だ、と。
意気込みは立派だったが、あまりうまくできなかったように思う。
私はこの期に及んで何を恐れているのか。奈緒を失うこと以上に、恐れることなどあるのか。
あるわけがない。
明日、もう一度ちゃんと話そう。彼女の手を握って、「大丈夫だよ」って伝えよう。
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