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十一話、母が残した声、空に宿る
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周囲から、もはや魔物の気配は感じられなかった。
しばらくは、この辺りに脅威はないはずだ。
――次に集まってくるとすれば、夜だろうか……。
私はレイの姿に戻り、殿下とともに小屋へ引き返す。
ヴァルセリアス様は、ここに着くなり、採掘担当に魔石を取ってくるように頼んでいた。
きっと、今日だけでもかなり収穫できたのだろう。現場の者たちも嬉しいに違いない。
私たちは休憩所のソファに腰を下ろした。
郊外とは思えないほど整った場所で、壁際には帝国製のテレビや雑誌が並んでいる。
……最長で一ヶ月滞在することもあるという。なるほど、娯楽が必要なわけだ。
壁に這わせたルミナリアの蔓も、落ち着きをもたらしてくれる。
設備の充実ぶりは、もしかしたら本部の休憩所よりも快適かもしれない。
つい、騎士団本部と比べてしまった。
……あちらは人数が多いから、仕方ないと自分に言い聞かせる。
そこへ、気を利かせた待機中の騎士が紅茶を持ってきてくれた。
王族の来訪が伝えられていたのだろう。
「ありがとう」
私がお礼を言うと、騎士は恐縮した様子でぺこぺこと頭を下げ、そそくさと奥へ引っ込んでしまった。
……たぶん、私のことも“婚約者”として知っているのだろう。
それを思うと、つい溜息が出る。
殿下に気づかれないよう、小さく吐き出した。
彼は紅茶を一息に飲み干す。
アッシュ様みたいだ――初めてのお茶会でも、陛下は一気飲みしていた。
そんな昔のことを思い出しながら、私は少しずつカップを傾ける。
「先ほど話していた“声”のことだが……君には、聞こえないのか?」
「ええ、多分……」
「そうか」
殿下は短く応じて、ふと目を伏せた。
ほんの一瞬、寂しげな表情に見えた気がした。気のせいかもしれないけれど。
「その“声”というのは、おそらく……今まで亡くなった“竜”の声だ」
「……え?」
「彼らの力の源は自然だ。炎も、水も、加護のすべてがそうであろう?
だからこそ、死した後も空気や木々――自然の中に宿って、見守っている。……まあ、これは我の考察なのだがな」
予想を遥かに超えた話に、私は言葉を失った。
竜が――いる?
見えないだけで?
……いや、亡くなったのなら、自然そのものに還っているということ?
「最初は妖精かと思ったのだが、その声に尋ねたところ、“竜だ”と名乗った。だからまあ、信憑性はある」
「――あ。だから、私のことを“竜”だと、すぐに気づいたのですか?」
「うむ、そうだ」
殿下は嬉しそうに頷いた。
「誰に教わったと思う?」
「……え? その……自然に住む妖精さん、では?」
「違う。イゼルファだ」
「……っ!」
私を産んで、すぐに亡くなったと聞かされていた“母”が。
あそこで遺体を弄ばれていた“母”が。
私を――ちゃんと見ていてくれた。
その事実に、胸がいっぱいになる。
口元が緩んで、涙が滲みそうだった。
きっと、変な顔をしていたに違いない。
でも、殿下は何も言わず、ただ静かにその時間を待ってくれていた。
「抜け殻がここに来たとき、当時は我もまだ幼くてな……。
城を抜けることもできず、イグニスに相談したが――間に合わなかった。……すまなかった」
「そ、そんな……! 殿下が謝ることではありません……」
母が、殺された――。
殿下は、そう遠回しに伝えている。
……帝国の地下で見たあの場所。
うすうす、察してはいた。
でも、助けようとしてくれた人がいた。それだけで、十分だと思った。
「すまんな」
「いえ、むしろ色々、聞きたいことが……」
私は、一つずつ確かめるように、尋ねることにした。
「その、“抜け殻”というのは……」
「“シアーネ”と名乗っていた者だ。
実際には竜ではなく、その“脱皮した皮”が加護を帯び、自我を持った存在だ。――帝国に行った時、会わなかったか?」
……あの、白髪の男?
父親だと言っていた――あの人のことだろうか。
「では、“イグニス”という人は……?」
「竜だ。今もこの国を守っている。君のことも、ずっと見ていてくれているよ。
……ふふ、我の口からは名乗らぬ。本人がその時を選ぶまで、待っていてくれ」
「……わかりました」
まさか、王国の名になっている“イグニス”が……。
誰にも知られぬまま、ずっとこの国を見守っていたなんて。
初代女王のことが――それほどまでに、好きだったのかな。
その人の子孫である私たちを、陰から見守ってくれていたのか。
……なんだか、すごくロマンチックだ。
――それにしても。
竜って、好きな人や物に、自分の名前を重ねたがるものなのかもしれない。
「……過去のことは、よいか?」
「はい、大丈夫です」
一度にすべてを受け止めるには、少し重すぎた。
けれど、またゆっくり話せる機会があれば、きっとその時に。
殿下は、二杯目の紅茶をまた一気に飲み干す。
すごい飲みっぷりだ。
……ん?
もしかしてこの兄妹、言いづらいことや恥ずかしい話の時は、がぶ飲みする癖でも……?
いやいや、まさか。
この方に限って、それは――。
「それと、ノルのことは……大丈夫か?」
殿下は、私が初めて“竜”になった時のことは知らないはずだ。
けれど、誰かから聞いたのだろう。
……きっと、私の“気持ち”も。
――いや。
叔父様の秘密。もう全部私は知っている。
彼の方が、きっと大変だ。
「大丈夫ですよ」
私はそう微笑んだ。
壁際の黒藍とくすんだ菫色の国花も穏やかに私たちを見てくれていた。
しばらくは、この辺りに脅威はないはずだ。
――次に集まってくるとすれば、夜だろうか……。
私はレイの姿に戻り、殿下とともに小屋へ引き返す。
ヴァルセリアス様は、ここに着くなり、採掘担当に魔石を取ってくるように頼んでいた。
きっと、今日だけでもかなり収穫できたのだろう。現場の者たちも嬉しいに違いない。
私たちは休憩所のソファに腰を下ろした。
郊外とは思えないほど整った場所で、壁際には帝国製のテレビや雑誌が並んでいる。
……最長で一ヶ月滞在することもあるという。なるほど、娯楽が必要なわけだ。
壁に這わせたルミナリアの蔓も、落ち着きをもたらしてくれる。
設備の充実ぶりは、もしかしたら本部の休憩所よりも快適かもしれない。
つい、騎士団本部と比べてしまった。
……あちらは人数が多いから、仕方ないと自分に言い聞かせる。
そこへ、気を利かせた待機中の騎士が紅茶を持ってきてくれた。
王族の来訪が伝えられていたのだろう。
「ありがとう」
私がお礼を言うと、騎士は恐縮した様子でぺこぺこと頭を下げ、そそくさと奥へ引っ込んでしまった。
……たぶん、私のことも“婚約者”として知っているのだろう。
それを思うと、つい溜息が出る。
殿下に気づかれないよう、小さく吐き出した。
彼は紅茶を一息に飲み干す。
アッシュ様みたいだ――初めてのお茶会でも、陛下は一気飲みしていた。
そんな昔のことを思い出しながら、私は少しずつカップを傾ける。
「先ほど話していた“声”のことだが……君には、聞こえないのか?」
「ええ、多分……」
「そうか」
殿下は短く応じて、ふと目を伏せた。
ほんの一瞬、寂しげな表情に見えた気がした。気のせいかもしれないけれど。
「その“声”というのは、おそらく……今まで亡くなった“竜”の声だ」
「……え?」
「彼らの力の源は自然だ。炎も、水も、加護のすべてがそうであろう?
だからこそ、死した後も空気や木々――自然の中に宿って、見守っている。……まあ、これは我の考察なのだがな」
予想を遥かに超えた話に、私は言葉を失った。
竜が――いる?
見えないだけで?
……いや、亡くなったのなら、自然そのものに還っているということ?
「最初は妖精かと思ったのだが、その声に尋ねたところ、“竜だ”と名乗った。だからまあ、信憑性はある」
「――あ。だから、私のことを“竜”だと、すぐに気づいたのですか?」
「うむ、そうだ」
殿下は嬉しそうに頷いた。
「誰に教わったと思う?」
「……え? その……自然に住む妖精さん、では?」
「違う。イゼルファだ」
「……っ!」
私を産んで、すぐに亡くなったと聞かされていた“母”が。
あそこで遺体を弄ばれていた“母”が。
私を――ちゃんと見ていてくれた。
その事実に、胸がいっぱいになる。
口元が緩んで、涙が滲みそうだった。
きっと、変な顔をしていたに違いない。
でも、殿下は何も言わず、ただ静かにその時間を待ってくれていた。
「抜け殻がここに来たとき、当時は我もまだ幼くてな……。
城を抜けることもできず、イグニスに相談したが――間に合わなかった。……すまなかった」
「そ、そんな……! 殿下が謝ることではありません……」
母が、殺された――。
殿下は、そう遠回しに伝えている。
……帝国の地下で見たあの場所。
うすうす、察してはいた。
でも、助けようとしてくれた人がいた。それだけで、十分だと思った。
「すまんな」
「いえ、むしろ色々、聞きたいことが……」
私は、一つずつ確かめるように、尋ねることにした。
「その、“抜け殻”というのは……」
「“シアーネ”と名乗っていた者だ。
実際には竜ではなく、その“脱皮した皮”が加護を帯び、自我を持った存在だ。――帝国に行った時、会わなかったか?」
……あの、白髪の男?
父親だと言っていた――あの人のことだろうか。
「では、“イグニス”という人は……?」
「竜だ。今もこの国を守っている。君のことも、ずっと見ていてくれているよ。
……ふふ、我の口からは名乗らぬ。本人がその時を選ぶまで、待っていてくれ」
「……わかりました」
まさか、王国の名になっている“イグニス”が……。
誰にも知られぬまま、ずっとこの国を見守っていたなんて。
初代女王のことが――それほどまでに、好きだったのかな。
その人の子孫である私たちを、陰から見守ってくれていたのか。
……なんだか、すごくロマンチックだ。
――それにしても。
竜って、好きな人や物に、自分の名前を重ねたがるものなのかもしれない。
「……過去のことは、よいか?」
「はい、大丈夫です」
一度にすべてを受け止めるには、少し重すぎた。
けれど、またゆっくり話せる機会があれば、きっとその時に。
殿下は、二杯目の紅茶をまた一気に飲み干す。
すごい飲みっぷりだ。
……ん?
もしかしてこの兄妹、言いづらいことや恥ずかしい話の時は、がぶ飲みする癖でも……?
いやいや、まさか。
この方に限って、それは――。
「それと、ノルのことは……大丈夫か?」
殿下は、私が初めて“竜”になった時のことは知らないはずだ。
けれど、誰かから聞いたのだろう。
……きっと、私の“気持ち”も。
――いや。
叔父様の秘密。もう全部私は知っている。
彼の方が、きっと大変だ。
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私はそう微笑んだ。
壁際の黒藍とくすんだ菫色の国花も穏やかに私たちを見てくれていた。
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