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1章 異世界トラバース
1章ー2 神界と神様
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あれ? ここはどこだ。僕はさっき女の子を助けようとして―――
ズキッ
頭が痛む。どうしてあんなことを、いや。結果として人を助けたのだから戒められることはないし、むしろ称賛されるべき行動だ。
だけど、普段の僕ならあんなことはしない、できないはずっだ。
普段だったら迷っている間に事故が起きてたはずだ。
って、違う。僕はあの車にひかれて死んだはず。もしかして奇跡的に助かったのか?
『いや、死んでるよ』
へっ?
『あぁ、気が付いたみたいだね』
頭の中に響く声が終わると、僕の前には中年の男が立っていた。
「えっと、神様ですか?」
「いかにも」
死んだ後の白い空間といえば神様で間違いはず。と思い質問してみたらまさかの当たりだった。
「それで僕はこの後異世界に?」
神様は首を大きく振る。
えっ、違うの? 定番ならチート能力を手に入れて異世界で好きに生きなさいとかじゃないの?
「世の中、そんなには甘くないぞ。まぁ、その代わりに私が鍛えてやるから安心しなさい」
「甘くは、ないんですね。いや、でも、わかりました。ぜひお願いします。それで、訓練の前にいろいろ説明してほしいのですが、よろしいでしょうか?」
「うむ、まずお主は、ひとまずここでは少女としておくが、少女を助けるために車にひかれてしまいその結果死んでしまった。ここまではいいな」
僕は頷く。ひとまずは少女って、あの子もしかしてずっと年上だったのかな?
「ゆくゆくはお主には異世界へと旅立ってもらうことになる。その異世界とは、お主達の世界のRPG世界とやらに似ている。魔物もいるし、魔法もある。そんな世界だ。そして、旅立つ前に私と訓練してもらう、これはまぁ力をつけた方がいろいろと便利だからだ。サービスというやつだ」
「えっと、異世界へ行った後に僕はなにかしないといけないんですか?」
「特にはない。今回は救済措置みたいなものだから――、とまぁ大体の説明はこんものだが」
「えっと、大丈夫です。なんか知っている話と似ているので」
「ラノベ、というやつだな」
「はい、ご存じで!?」
「もちろん、神だからの」
神様もラノベ読んでるのかな? 僕なんかとこんなにも話をしているし神様って案外暇だったり
「しないぞ。と、早速訓練と行くかの。まず、お主の体だが事故で使い物にならなかったから新しく作っておいた」
そういわれて、僕は正面に出された鏡を見る。そこには15.6歳の少年の姿が見えた。黒目・黒髪の普通の中高生みたいだ。
「新しく人生をやり直すわけだからな、このぐらいがちょうどいいだろう。お主が行く世界、トラバースでは16歳で成人となる。なので異世界へ行くときは16歳として初めは行動してもらう」
「わかりました。それでは、いったい何から始めたらいいでしょうか?」
僕がそういうと、神様がなにかしたのか白い世界が急に暗転し、変な浮遊感が一瞬僕を襲う。そしてすぐにあたりに再び光がともる。するとそこは草原だった。
驚きで乱れた息を整え僕は神様と向かいあい、指導を受けることに。
「まずは、戦闘訓練からだ。これができれば生きていは行ける。まず、戦闘で一番大事なのはなんだと思う?」
「LVやステータス、スキルですか?」
「1つといっただろうに。まぁ、よい。結論から言うとそれらは全く重要ではない。1番重要なのは魔力だ」
「魔力ですか? でもスキルとかないと――」
疑問に思った僕の声を遮り、神様は再び話始める。
「魔力が一番大事で、これがあれば他は何もいらない、もちろんそれを使いこなせればだがな」
「どういうことなんですか?」
「LVによるステータスアップやスキルによる特殊能力、そういったものはいわゆるレプリカだ」
「レプリカ、複製品ってことですか?」
「そうだ。我々神々も時には戦うこともある。その時スキルなんてものは使わないし、ステータスも関係ない。そう、先ほど白い空間からこの場所へ転移するのに私は魔法やスキルは一切つかってない」
「それじゃどうやって?」
「ただ、そうあれと思っただけだよ」
「思っただけですか?」
「そう、思っただけだ。私達神は莫大な量の魔力を超高圧縮して高密度となった魔力、神気というものを体内外に流し纏っている。すると、敵の後ろに行きたいと考え動くと勝手に転移が起き、敵を燃やし尽くしたいと考え腕を振るうと炎を生み出すことができる。そして、強くありたい、速くありたいと思えば神気が身体能力を上げてくれる。つまりステータスを上げてくれるわけだ。つまりはだ、私たち神々の行動の結果が魔法やスキルとなって現れるといってもいい。人々はそれを精霊の力を借りたりしながら劣化再現しているということだ。どうだい、わかったかい?」
ようは、たくさん魔力を纏ったら強くなれるし、なんでもできるってことであってるのかな。
「それで間違ってないよ」
なるほど、正解したみたいでよかった。でも、言うほど簡単なことじゃないんだよね? 神様の力でわりとパパっとできたりは
「しないね。とりあえず、戦闘関係だけみっちりやって1年、プラスで1年あれば大体いけるはずかな。とにかく、始めようか」
神様は僕の腕をつかむ。おじさんに掴まれて喜ぶ趣味はないけど、いったい何をするのかな。
「とりあえず、私が神気を流すからそれを感じて。それができたら次はそれを留める練習。これができれば最初の1年の8割はクリアだよ。これからできるまではずっと流しているか頑張って。もちろん、飲まず食わずに寝ずにね」
まじですか? そんなことしたら僕死んじゃう・・・・・・。死んでるんだった(笑)
「笑ってる場合じゃないよ。神気を自分で纏えるようになるまで、結構いたい思いするから、なるべく早く取得した方が、ね」
神様はそうまくしたてると、神気を流し始めたみたいで・・・・・・。
めっちゃ痛い。今までに感じたこともないような痛みが僕を襲う。
「あははぁ、がんばって~」
神様、なんか軽いよ? 急に性格変わった? もしかしてそれが地の性格なの??
******************
せっかくなので本日もう一話投稿します。
時間は今日21時予定です。
18.2/18 一部訂正しました。
ズキッ
頭が痛む。どうしてあんなことを、いや。結果として人を助けたのだから戒められることはないし、むしろ称賛されるべき行動だ。
だけど、普段の僕ならあんなことはしない、できないはずっだ。
普段だったら迷っている間に事故が起きてたはずだ。
って、違う。僕はあの車にひかれて死んだはず。もしかして奇跡的に助かったのか?
『いや、死んでるよ』
へっ?
『あぁ、気が付いたみたいだね』
頭の中に響く声が終わると、僕の前には中年の男が立っていた。
「えっと、神様ですか?」
「いかにも」
死んだ後の白い空間といえば神様で間違いはず。と思い質問してみたらまさかの当たりだった。
「それで僕はこの後異世界に?」
神様は首を大きく振る。
えっ、違うの? 定番ならチート能力を手に入れて異世界で好きに生きなさいとかじゃないの?
「世の中、そんなには甘くないぞ。まぁ、その代わりに私が鍛えてやるから安心しなさい」
「甘くは、ないんですね。いや、でも、わかりました。ぜひお願いします。それで、訓練の前にいろいろ説明してほしいのですが、よろしいでしょうか?」
「うむ、まずお主は、ひとまずここでは少女としておくが、少女を助けるために車にひかれてしまいその結果死んでしまった。ここまではいいな」
僕は頷く。ひとまずは少女って、あの子もしかしてずっと年上だったのかな?
「ゆくゆくはお主には異世界へと旅立ってもらうことになる。その異世界とは、お主達の世界のRPG世界とやらに似ている。魔物もいるし、魔法もある。そんな世界だ。そして、旅立つ前に私と訓練してもらう、これはまぁ力をつけた方がいろいろと便利だからだ。サービスというやつだ」
「えっと、異世界へ行った後に僕はなにかしないといけないんですか?」
「特にはない。今回は救済措置みたいなものだから――、とまぁ大体の説明はこんものだが」
「えっと、大丈夫です。なんか知っている話と似ているので」
「ラノベ、というやつだな」
「はい、ご存じで!?」
「もちろん、神だからの」
神様もラノベ読んでるのかな? 僕なんかとこんなにも話をしているし神様って案外暇だったり
「しないぞ。と、早速訓練と行くかの。まず、お主の体だが事故で使い物にならなかったから新しく作っておいた」
そういわれて、僕は正面に出された鏡を見る。そこには15.6歳の少年の姿が見えた。黒目・黒髪の普通の中高生みたいだ。
「新しく人生をやり直すわけだからな、このぐらいがちょうどいいだろう。お主が行く世界、トラバースでは16歳で成人となる。なので異世界へ行くときは16歳として初めは行動してもらう」
「わかりました。それでは、いったい何から始めたらいいでしょうか?」
僕がそういうと、神様がなにかしたのか白い世界が急に暗転し、変な浮遊感が一瞬僕を襲う。そしてすぐにあたりに再び光がともる。するとそこは草原だった。
驚きで乱れた息を整え僕は神様と向かいあい、指導を受けることに。
「まずは、戦闘訓練からだ。これができれば生きていは行ける。まず、戦闘で一番大事なのはなんだと思う?」
「LVやステータス、スキルですか?」
「1つといっただろうに。まぁ、よい。結論から言うとそれらは全く重要ではない。1番重要なのは魔力だ」
「魔力ですか? でもスキルとかないと――」
疑問に思った僕の声を遮り、神様は再び話始める。
「魔力が一番大事で、これがあれば他は何もいらない、もちろんそれを使いこなせればだがな」
「どういうことなんですか?」
「LVによるステータスアップやスキルによる特殊能力、そういったものはいわゆるレプリカだ」
「レプリカ、複製品ってことですか?」
「そうだ。我々神々も時には戦うこともある。その時スキルなんてものは使わないし、ステータスも関係ない。そう、先ほど白い空間からこの場所へ転移するのに私は魔法やスキルは一切つかってない」
「それじゃどうやって?」
「ただ、そうあれと思っただけだよ」
「思っただけですか?」
「そう、思っただけだ。私達神は莫大な量の魔力を超高圧縮して高密度となった魔力、神気というものを体内外に流し纏っている。すると、敵の後ろに行きたいと考え動くと勝手に転移が起き、敵を燃やし尽くしたいと考え腕を振るうと炎を生み出すことができる。そして、強くありたい、速くありたいと思えば神気が身体能力を上げてくれる。つまりステータスを上げてくれるわけだ。つまりはだ、私たち神々の行動の結果が魔法やスキルとなって現れるといってもいい。人々はそれを精霊の力を借りたりしながら劣化再現しているということだ。どうだい、わかったかい?」
ようは、たくさん魔力を纏ったら強くなれるし、なんでもできるってことであってるのかな。
「それで間違ってないよ」
なるほど、正解したみたいでよかった。でも、言うほど簡単なことじゃないんだよね? 神様の力でわりとパパっとできたりは
「しないね。とりあえず、戦闘関係だけみっちりやって1年、プラスで1年あれば大体いけるはずかな。とにかく、始めようか」
神様は僕の腕をつかむ。おじさんに掴まれて喜ぶ趣味はないけど、いったい何をするのかな。
「とりあえず、私が神気を流すからそれを感じて。それができたら次はそれを留める練習。これができれば最初の1年の8割はクリアだよ。これからできるまではずっと流しているか頑張って。もちろん、飲まず食わずに寝ずにね」
まじですか? そんなことしたら僕死んじゃう・・・・・・。死んでるんだった(笑)
「笑ってる場合じゃないよ。神気を自分で纏えるようになるまで、結構いたい思いするから、なるべく早く取得した方が、ね」
神様はそうまくしたてると、神気を流し始めたみたいで・・・・・・。
めっちゃ痛い。今までに感じたこともないような痛みが僕を襲う。
「あははぁ、がんばって~」
神様、なんか軽いよ? 急に性格変わった? もしかしてそれが地の性格なの??
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せっかくなので本日もう一話投稿します。
時間は今日21時予定です。
18.2/18 一部訂正しました。
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