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1章 異世界トラバース
1章ー21 幼女と盗賊
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「どな~どな~ど~な~ど~な~」
子牛ではなく、馬にひかれる馬車に運ばれる僕たち。
「エレナ。お歌は止めて、静かにしないとメッ、だよ」
「はーい」
子どもは元気が一番。と言うがこういう場では控えて欲しい、と思うのは大人のエゴなのか?
いや、社会になじむためにもルールを教えることは重要だ。
「まわりのみんなに迷惑かかっちゃうから、ね」
「は~い」
今度は控えめな返事をする。
馬車の移動は3日ほど、途中野営をして夜を過ごす。街と街の間には街道がひかれているがまったくの安全とは言えない。
強い魔物が街道に近づくことはまれだが、その代わりに盗賊が道行く馬車や旅人を襲う。なので、商人や馬車などは冒険者をその護衛で雇うことが多い。お抱えの護衛がいる場合もあるが。
そして、今回移動に使った馬車は前者らしく、冒険者ギルドのもこの馬車を護衛する冒険者の募集が張ってあった。エレナへの依頼(?)のついでに僕はこの依頼を自分で受けることにした。どうせ移動するならお金を稼がないとね。
エレナを注意をして数分後くらいか、声が馬車の中に響く。
「と、盗賊だ」
初日は何事もなく終わったのだが中日の今日に、とうとう盗賊にはちあってしまった。
街道移動での盗賊との遭遇はもはやお約束だな。
「みなさんは馬車の中に隠れていてください。魔法でシールドを張ります。護衛の人は馬車の外に」
今回の護衛の依頼を受けたのは僕と赤い羽のパーティーの6人の計7人だ。なお、この赤い羽のパーティーは名前から想像できるしれないが、勇者ヤマトのクラン所属のPTだ。PTメンバーのランクはみなDランクらしく駆け出し真っ最中だ。なんでも紅い翼の一員だけど、まだまだ実力不足だと認識して紅を赤に、翼を羽にしたらしい。彼らの中では紅>赤 ということか?
よし、守るべき人たちは馬車の中に避難できたみたいだね。
僕はスマホをぽちぽちして防御魔法を馬車にかける。外には馬車の前方、盗賊のいる方向を先頭に赤い羽の前衛4人とその後に僕と彼らのPTの魔法職の2人、それにえ、え、エレナ?
「エレナ、馬車の中にいないとダメだよ」
「エレナぼ~けんしゃ、だよ?」
「そ、そうだけど」
「でしょ~?」
5歳児に言い負かされている?
「クロノさん! なにしてるんですか、こんな時に。」
赤い羽のリーダーが丁寧だけどやや棘のある口調で問いかける。僕がBランクなので敬語を使ってくれているんだけど、どうも頼りないと思われているらしい。
いや、当然か。目の前の盗賊は遠目に見ても50人以上見える。そんな状況下で子どもとじゃれている奴を僕も信用できない。
「えっと、うちの子が馬車からでちゃったみたいで、とりあえず僕が面倒見ますので皆さんは気になさらず」
「ええ、わかりました。それでは僕たちが先頭に立ってあいつらを討伐しますので、クロノさんは援護をお願いします」
「ええ、わかりました。それでは、僕は馬車の後ろで挟撃がないか警戒してます」
「あの人数で表立って来ているのに、不意打ちですか?」
「ええ、万が一をね」
そう言い赤い羽は馬車の前へ、僕とエレナは馬車の後方へ移る。もちろん、あの盗賊の団体が怖くて後ろに回ったのではない。
僕の【マップ】にいくつか不穏な動きをする奴が見えるのだ。街道の脇の森を迂回し大きく半円を描くように僕たちのいる街道のさらに後方へ回り込む影を十数個発見したのだ。
挟撃を警戒するといったのはこいつらを警戒するため。赤い羽のみなさんはDランクと言えど盗賊ごとき何人襲ってきても余裕という感じだったので前方は完全に任せてしまう。
「エレナもたたかう?」
首をコテンとさせ問いかけるエレナ、いやこれはお願いなのか。どっちにしても毎回このポーズは反則だと思う。かわいいは絶対だけど、断ろう。
「で、でも、あぶないよ?」
「おにいちゃんがいりゅから、だいじょうぶなの!」
まさかのお世辞、ではないよね。
う~ん。どうしたものか・・・・・・。僕がうんうん唸っているとしたからエレナが覗き込んでくる。
あ、僕の負けだよ。
相手のステータス確認して問題ないし、それなら任せてもいいかな。
もちろん援護はしまくるよ!!
こちらの陣形が組まれ少しすると赤い羽根のメンバーが盗賊団と交戦を始める。人数に物を言わせ盗賊たちが襲い掛かるが彼らは危なげなぐ捌き着々とその数を減らす。
うち漏らし、もしくは赤い羽よりも先に馬車を目指した奴らも幾人かいたが、すべて僕の魔法で妨害し馬車への被害は0になっている。
盗賊の悲鳴、防御魔法を打ち付ける音が響きわたる中、僕たち3人は少し距離を空けた場所に立っている。
「ポチ、エレナを頼んだよ。最悪、エレナの邪魔してもいいから、安全第一でね」
「承知しました」
僕はポチにそう言い馬車を襲う盗賊を蹴散らしに戻る。先から後方に回り込んだ奴らは動きを見せず止まったままだったので、流石に飽きてしまい奴らになにか動きを作らせるためにエレナを残し僕は馬車へと戻り馬車を囲む盗賊をなぎ倒す。
もちろん、盗賊をなぎ倒しながらも意識のほぼ100%はエレナにある。
いつでも転移できるよ。って感じだ。先ほど【マップ】と【鑑定】を使って奴らを調べたが、一番やばいやつでもLV20とあり、ステータスをみてもエレナの方が圧倒的に高かったので余裕はあるのだが。
因みにエレナのステータスは平均150を少し超えるほど、対して盗賊のトップは平均して100を少し下回る程度だ。街で仕入れた情報によると、冒険者ランクとステータスはある程度の関係性があり、おおよそだがステータスが50変わると冒険者のランクも1ランクは変わるらしい。
僕が馬車の方へ戻ると、やはりというか狙った通りに動きがあった。待機していた十数人、正確には12人が森から姿を見せ、すぐにエレナを囲む。
「わぁ~」
緊迫感のない幼女の声がする。
「お嬢ちゃん、こっちにおいで。命までは取らないから」
いかつい集団のなかで一際がっちりとした男がそう言う。
「エルフの子ども、高く売れるぜ」
つぶやいただけなんだろうけど、お前は絶対に許さない。【マップ】にしっかりとマークしておく。
「いやぁー。エレナたたうのぉ」
「何言ってやがる、こいつ」
エレナは戦うって言いたかったんだよね。お前をちゃんと空気読んで、このかわいらしい声を漏らすことなくすべて聞き取れ! と僕は心で激怒する。
「戦うって、意味わかってるんですかね、こいつ」
取り巻きの一人がそう頭らしき男に媚を売るような口調で言う。ってことはちゃんと聞き取れてたわけだな。なのに”何言ってやがる”なんて意味がわからんやつだ。
『主、あれはたぶん―――』
「まぁ、何を言っても結果は変わらん、こいつを捉えて馬車を襲い金目の物を奪いつくすぞ。女子供は生かしておけ、使い道があるからな」
「「「りょうかいでっさー」」」
お頭の合図で馬車の後方でも戦闘が始まる、いや幼女と犬VS盗賊12人、それは蹂躙といってもいいのかもしれない。
もちろん、幼女と犬が圧倒的な強者だが。
**********
『主、あれはたぶんガキが生意気言うな、戦い、戦力差をわかってんのか? って意味ですよ。』
「・・・・・・」
『えぇぇっ!? 無言!?』
「だって、あんな奴らに負けないでしょ?」
『そうですけど、あいつらの中に【鑑定】持ちがいてこちら全員を覗いたんですよ』
「ふむふむ」
『お嬢はステータス初期から変えてないですよね?』
「あっ」
『因みに私も普通の犬程度に隠蔽してますので、あとは想像できますよね?』
「あぁ、ありがとう」
『私がしっかりしないとこのパーティーは・・・。』
『こうなったら私がリーダーとしてがんばるしかないのか・・・』
ポチのつぶやく声がするけど、気のせいだよね?
犬がリーダーって(笑)
子牛ではなく、馬にひかれる馬車に運ばれる僕たち。
「エレナ。お歌は止めて、静かにしないとメッ、だよ」
「はーい」
子どもは元気が一番。と言うがこういう場では控えて欲しい、と思うのは大人のエゴなのか?
いや、社会になじむためにもルールを教えることは重要だ。
「まわりのみんなに迷惑かかっちゃうから、ね」
「は~い」
今度は控えめな返事をする。
馬車の移動は3日ほど、途中野営をして夜を過ごす。街と街の間には街道がひかれているがまったくの安全とは言えない。
強い魔物が街道に近づくことはまれだが、その代わりに盗賊が道行く馬車や旅人を襲う。なので、商人や馬車などは冒険者をその護衛で雇うことが多い。お抱えの護衛がいる場合もあるが。
そして、今回移動に使った馬車は前者らしく、冒険者ギルドのもこの馬車を護衛する冒険者の募集が張ってあった。エレナへの依頼(?)のついでに僕はこの依頼を自分で受けることにした。どうせ移動するならお金を稼がないとね。
エレナを注意をして数分後くらいか、声が馬車の中に響く。
「と、盗賊だ」
初日は何事もなく終わったのだが中日の今日に、とうとう盗賊にはちあってしまった。
街道移動での盗賊との遭遇はもはやお約束だな。
「みなさんは馬車の中に隠れていてください。魔法でシールドを張ります。護衛の人は馬車の外に」
今回の護衛の依頼を受けたのは僕と赤い羽のパーティーの6人の計7人だ。なお、この赤い羽のパーティーは名前から想像できるしれないが、勇者ヤマトのクラン所属のPTだ。PTメンバーのランクはみなDランクらしく駆け出し真っ最中だ。なんでも紅い翼の一員だけど、まだまだ実力不足だと認識して紅を赤に、翼を羽にしたらしい。彼らの中では紅>赤 ということか?
よし、守るべき人たちは馬車の中に避難できたみたいだね。
僕はスマホをぽちぽちして防御魔法を馬車にかける。外には馬車の前方、盗賊のいる方向を先頭に赤い羽の前衛4人とその後に僕と彼らのPTの魔法職の2人、それにえ、え、エレナ?
「エレナ、馬車の中にいないとダメだよ」
「エレナぼ~けんしゃ、だよ?」
「そ、そうだけど」
「でしょ~?」
5歳児に言い負かされている?
「クロノさん! なにしてるんですか、こんな時に。」
赤い羽のリーダーが丁寧だけどやや棘のある口調で問いかける。僕がBランクなので敬語を使ってくれているんだけど、どうも頼りないと思われているらしい。
いや、当然か。目の前の盗賊は遠目に見ても50人以上見える。そんな状況下で子どもとじゃれている奴を僕も信用できない。
「えっと、うちの子が馬車からでちゃったみたいで、とりあえず僕が面倒見ますので皆さんは気になさらず」
「ええ、わかりました。それでは僕たちが先頭に立ってあいつらを討伐しますので、クロノさんは援護をお願いします」
「ええ、わかりました。それでは、僕は馬車の後ろで挟撃がないか警戒してます」
「あの人数で表立って来ているのに、不意打ちですか?」
「ええ、万が一をね」
そう言い赤い羽は馬車の前へ、僕とエレナは馬車の後方へ移る。もちろん、あの盗賊の団体が怖くて後ろに回ったのではない。
僕の【マップ】にいくつか不穏な動きをする奴が見えるのだ。街道の脇の森を迂回し大きく半円を描くように僕たちのいる街道のさらに後方へ回り込む影を十数個発見したのだ。
挟撃を警戒するといったのはこいつらを警戒するため。赤い羽のみなさんはDランクと言えど盗賊ごとき何人襲ってきても余裕という感じだったので前方は完全に任せてしまう。
「エレナもたたかう?」
首をコテンとさせ問いかけるエレナ、いやこれはお願いなのか。どっちにしても毎回このポーズは反則だと思う。かわいいは絶対だけど、断ろう。
「で、でも、あぶないよ?」
「おにいちゃんがいりゅから、だいじょうぶなの!」
まさかのお世辞、ではないよね。
う~ん。どうしたものか・・・・・・。僕がうんうん唸っているとしたからエレナが覗き込んでくる。
あ、僕の負けだよ。
相手のステータス確認して問題ないし、それなら任せてもいいかな。
もちろん援護はしまくるよ!!
こちらの陣形が組まれ少しすると赤い羽根のメンバーが盗賊団と交戦を始める。人数に物を言わせ盗賊たちが襲い掛かるが彼らは危なげなぐ捌き着々とその数を減らす。
うち漏らし、もしくは赤い羽よりも先に馬車を目指した奴らも幾人かいたが、すべて僕の魔法で妨害し馬車への被害は0になっている。
盗賊の悲鳴、防御魔法を打ち付ける音が響きわたる中、僕たち3人は少し距離を空けた場所に立っている。
「ポチ、エレナを頼んだよ。最悪、エレナの邪魔してもいいから、安全第一でね」
「承知しました」
僕はポチにそう言い馬車を襲う盗賊を蹴散らしに戻る。先から後方に回り込んだ奴らは動きを見せず止まったままだったので、流石に飽きてしまい奴らになにか動きを作らせるためにエレナを残し僕は馬車へと戻り馬車を囲む盗賊をなぎ倒す。
もちろん、盗賊をなぎ倒しながらも意識のほぼ100%はエレナにある。
いつでも転移できるよ。って感じだ。先ほど【マップ】と【鑑定】を使って奴らを調べたが、一番やばいやつでもLV20とあり、ステータスをみてもエレナの方が圧倒的に高かったので余裕はあるのだが。
因みにエレナのステータスは平均150を少し超えるほど、対して盗賊のトップは平均して100を少し下回る程度だ。街で仕入れた情報によると、冒険者ランクとステータスはある程度の関係性があり、おおよそだがステータスが50変わると冒険者のランクも1ランクは変わるらしい。
僕が馬車の方へ戻ると、やはりというか狙った通りに動きがあった。待機していた十数人、正確には12人が森から姿を見せ、すぐにエレナを囲む。
「わぁ~」
緊迫感のない幼女の声がする。
「お嬢ちゃん、こっちにおいで。命までは取らないから」
いかつい集団のなかで一際がっちりとした男がそう言う。
「エルフの子ども、高く売れるぜ」
つぶやいただけなんだろうけど、お前は絶対に許さない。【マップ】にしっかりとマークしておく。
「いやぁー。エレナたたうのぉ」
「何言ってやがる、こいつ」
エレナは戦うって言いたかったんだよね。お前をちゃんと空気読んで、このかわいらしい声を漏らすことなくすべて聞き取れ! と僕は心で激怒する。
「戦うって、意味わかってるんですかね、こいつ」
取り巻きの一人がそう頭らしき男に媚を売るような口調で言う。ってことはちゃんと聞き取れてたわけだな。なのに”何言ってやがる”なんて意味がわからんやつだ。
『主、あれはたぶん―――』
「まぁ、何を言っても結果は変わらん、こいつを捉えて馬車を襲い金目の物を奪いつくすぞ。女子供は生かしておけ、使い道があるからな」
「「「りょうかいでっさー」」」
お頭の合図で馬車の後方でも戦闘が始まる、いや幼女と犬VS盗賊12人、それは蹂躙といってもいいのかもしれない。
もちろん、幼女と犬が圧倒的な強者だが。
**********
『主、あれはたぶんガキが生意気言うな、戦い、戦力差をわかってんのか? って意味ですよ。』
「・・・・・・」
『えぇぇっ!? 無言!?』
「だって、あんな奴らに負けないでしょ?」
『そうですけど、あいつらの中に【鑑定】持ちがいてこちら全員を覗いたんですよ』
「ふむふむ」
『お嬢はステータス初期から変えてないですよね?』
「あっ」
『因みに私も普通の犬程度に隠蔽してますので、あとは想像できますよね?』
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