5 / 107
再会
第3話 もっと見せて
しおりを挟む
「は……泣いてんの、旭陽ィ。はは、ハハッ! その顔、俺が想像してたよりずっとイイ……はあ、うまそ……な、もっと泣いて?」
「はっ、ぁ゛ッ、ぁくっ、は、あっ! あ……きっら、く、ぅし、……っ」
くるしい? 苦しいだって!
いつも旭陽に訴えるばかりだった言葉を耳触りの最高に良い声に訴えられて、つい高揚のあまり爪で尿道口をぐりぐりと掻き回した。
可能な限り奥に押し付けて、旭陽の中に俺も白濁を吐き出した。
「ィ゛はあああーーーー! ぁ゛っ、ひぐッ、ぃアアァァ! ひィい゛っァっあ、ぁ゛、あ゛ッ」
切羽詰った悲鳴が甘く鼓膜を擽った。がくがくと痙攣する四肢に巻き付いた鎖が、重苦しい金属の音を響かせている。
ぶし、と僅かな隙間から微量の精液が噴き出して、旭陽が動かせない四肢の代わりに自由な顔を振り乱した。
柔らかな黒糸が褐色の頬を叩いて、強く瞑っている目尻から雫が飛び散った。
ああ、勿体ない。旭陽の、初めて見る涙なのに。
「ダメだって、旭陽……全部、俺にくれないと」
目尻に舌を押し付ければ、驚いたように瞳が開かれた。
過ぎた快感の苦痛でどろどろに蕩けた瞳に舌を伸ばせば、すぐに目が閉じそうになる。
咄嗟に雄を可愛がっているのとは逆の手で瞼を抑え、目を閉じられないようにして舌を這わせた。
無理やり開かせている黄金の中に、俺の薄茶色の髪と瞳が映っている。涙できらきらと光って見える眼球に舌を押し付け、べろりと舐め上げた。
痛いのか気持ち悪いのか、動かせない両足が俺の下で暴れたそうな気配を見せた。僅かに膝が浮いては、足首の重みにまた床へ戻っている。
こら、と嗜めるつもりで腰を突き上げれば、がつんと奥にぶつかる感触とともにナカが痙攣した。
「イ゛ぅッあっ、あ゛ッゥ、ンん゛ぅうう……っ!」
綺麗な黄金に舌を這わせながら、目の縁から止め処なく溢れ出す涙に吸い付く。
痙攣する瞼を抑える指は、目を傷付けないように可能な限り優しく。もう片方の指も狭い場所を傷付けないことだけ気を付けながら、こっちは加減する必要もないかと更に小さな孔を掻き回した。
「ア゛ッ、ぅッ、ぁああうっ! ンぁあッ! ひア゛ッぁっぅ、うぐっぁ、ああああッ!」
ぷし、ぶしゅ、と僅かな隙間から精液を噴き出しながら、悲鳴を上げて褐色の体が身悶える。
さっきから旭陽が暴れる所為で鎖の音が煩い。多分わざとじゃなく、もう自分で体をコントロールできてないんだろうけど。
はあ、涙も美味い……逆の目の瞼を押さえ、そっちの瞳に舌を這わせる。
急に放り出されたほうの目は、涙が止まらないまま瞼を痙攣させている。俺の唾液もあの流れてる中に含まれてるんだな……
はは、視界がぼやけてるのか? 頼りなさそうに視線をうろうろさせてるの、すっごいクる。
「ッッつア、ぁ゛ぐう……っ」
興奮する度、素直な俺は突っ込んでいるモノをデカくする。
俺自身は勿論大柄な男の腕よりも太いペニスが何度も膨らんで更に質量を増していくものだから、それを飲み込まされている旭陽はもう息も絶え絶えだ。
ひゅうひゅうと喉を鳴らしながらどうにか呼吸している姿は痛ましいが、旭陽自身の精液や汗に塗れた下肢が添えられれば頭が沸騰するほどの興奮にすり替わっていく。
腹の中を他人の熱で一杯にされるの、不安だし苦しいし気持ち悪いよなあ。でも止める必要はないはずだ。
痛くて屈辱的な以上に、熱くて気持ちヨくて堪んないだろ?
甘い眼球から舌を離して、太腿を下から支える。
自分じゃ重くて動かせない様子の片足を人外の力で無理矢理持ち上げて、内腿に唇を押し付けた。
じゅっ、と吸い上げれば朱い花が咲く。
「っ ァ」
茫洋と虚空を漂っていた旭陽の視線が、急速に焦点を結ぶ。
向けられた視線の中に直前まではなかった僅かな恐怖を見付けて、跳ね上がった興奮から旭陽のナカにまた出してしまった。
お前、おッまえ、それは逆効果ってやつだ!
「っあ、ぁあっ! ぅっ、ぁ、あぁうっ……っ」
俺の前触れのない射精に、持ち上げた足が激しく痙攣しているのが掌に伝わってくる。
もう出されただけでも感じてるのか、旭陽。またドライでイった?
なのに思考能力もまだ手放してないんだな。
やっぱりこいつは頭の出来が違うわ。いや、この場合は精神力かな。
ここまでどろどろにされて、まだ俺が何をしようとしてるのか、そうされたら自分がどうなるのか、瞬時に判断できてるんだから。
そんなこと考えられるなら、まだ余裕あるってことだよな?
「はっ、ぁ゛ッ、ぁくっ、は、あっ! あ……きっら、く、ぅし、……っ」
くるしい? 苦しいだって!
いつも旭陽に訴えるばかりだった言葉を耳触りの最高に良い声に訴えられて、つい高揚のあまり爪で尿道口をぐりぐりと掻き回した。
可能な限り奥に押し付けて、旭陽の中に俺も白濁を吐き出した。
「ィ゛はあああーーーー! ぁ゛っ、ひぐッ、ぃアアァァ! ひィい゛っァっあ、ぁ゛、あ゛ッ」
切羽詰った悲鳴が甘く鼓膜を擽った。がくがくと痙攣する四肢に巻き付いた鎖が、重苦しい金属の音を響かせている。
ぶし、と僅かな隙間から微量の精液が噴き出して、旭陽が動かせない四肢の代わりに自由な顔を振り乱した。
柔らかな黒糸が褐色の頬を叩いて、強く瞑っている目尻から雫が飛び散った。
ああ、勿体ない。旭陽の、初めて見る涙なのに。
「ダメだって、旭陽……全部、俺にくれないと」
目尻に舌を押し付ければ、驚いたように瞳が開かれた。
過ぎた快感の苦痛でどろどろに蕩けた瞳に舌を伸ばせば、すぐに目が閉じそうになる。
咄嗟に雄を可愛がっているのとは逆の手で瞼を抑え、目を閉じられないようにして舌を這わせた。
無理やり開かせている黄金の中に、俺の薄茶色の髪と瞳が映っている。涙できらきらと光って見える眼球に舌を押し付け、べろりと舐め上げた。
痛いのか気持ち悪いのか、動かせない両足が俺の下で暴れたそうな気配を見せた。僅かに膝が浮いては、足首の重みにまた床へ戻っている。
こら、と嗜めるつもりで腰を突き上げれば、がつんと奥にぶつかる感触とともにナカが痙攣した。
「イ゛ぅッあっ、あ゛ッゥ、ンん゛ぅうう……っ!」
綺麗な黄金に舌を這わせながら、目の縁から止め処なく溢れ出す涙に吸い付く。
痙攣する瞼を抑える指は、目を傷付けないように可能な限り優しく。もう片方の指も狭い場所を傷付けないことだけ気を付けながら、こっちは加減する必要もないかと更に小さな孔を掻き回した。
「ア゛ッ、ぅッ、ぁああうっ! ンぁあッ! ひア゛ッぁっぅ、うぐっぁ、ああああッ!」
ぷし、ぶしゅ、と僅かな隙間から精液を噴き出しながら、悲鳴を上げて褐色の体が身悶える。
さっきから旭陽が暴れる所為で鎖の音が煩い。多分わざとじゃなく、もう自分で体をコントロールできてないんだろうけど。
はあ、涙も美味い……逆の目の瞼を押さえ、そっちの瞳に舌を這わせる。
急に放り出されたほうの目は、涙が止まらないまま瞼を痙攣させている。俺の唾液もあの流れてる中に含まれてるんだな……
はは、視界がぼやけてるのか? 頼りなさそうに視線をうろうろさせてるの、すっごいクる。
「ッッつア、ぁ゛ぐう……っ」
興奮する度、素直な俺は突っ込んでいるモノをデカくする。
俺自身は勿論大柄な男の腕よりも太いペニスが何度も膨らんで更に質量を増していくものだから、それを飲み込まされている旭陽はもう息も絶え絶えだ。
ひゅうひゅうと喉を鳴らしながらどうにか呼吸している姿は痛ましいが、旭陽自身の精液や汗に塗れた下肢が添えられれば頭が沸騰するほどの興奮にすり替わっていく。
腹の中を他人の熱で一杯にされるの、不安だし苦しいし気持ち悪いよなあ。でも止める必要はないはずだ。
痛くて屈辱的な以上に、熱くて気持ちヨくて堪んないだろ?
甘い眼球から舌を離して、太腿を下から支える。
自分じゃ重くて動かせない様子の片足を人外の力で無理矢理持ち上げて、内腿に唇を押し付けた。
じゅっ、と吸い上げれば朱い花が咲く。
「っ ァ」
茫洋と虚空を漂っていた旭陽の視線が、急速に焦点を結ぶ。
向けられた視線の中に直前まではなかった僅かな恐怖を見付けて、跳ね上がった興奮から旭陽のナカにまた出してしまった。
お前、おッまえ、それは逆効果ってやつだ!
「っあ、ぁあっ! ぅっ、ぁ、あぁうっ……っ」
俺の前触れのない射精に、持ち上げた足が激しく痙攣しているのが掌に伝わってくる。
もう出されただけでも感じてるのか、旭陽。またドライでイった?
なのに思考能力もまだ手放してないんだな。
やっぱりこいつは頭の出来が違うわ。いや、この場合は精神力かな。
ここまでどろどろにされて、まだ俺が何をしようとしてるのか、そうされたら自分がどうなるのか、瞬時に判断できてるんだから。
そんなこと考えられるなら、まだ余裕あるってことだよな?
11
あなたにおすすめの小説
魔王の息子を育てることになった俺の話
お鮫
BL
俺が18歳の時森で少年を拾った。その子が将来魔王になることを知りながら俺は今日も息子としてこの子を育てる。そう決意してはや数年。
「今なんつった?よっぽど死にたいんだね。そんなに俺と離れたい?」
現在俺はかわいい息子に殺害予告を受けている。あれ、魔王は?旅に出なくていいの?とりあえず放してくれません?
魔王になる予定の男と育て親のヤンデレBL
BLは初めて書きます。見ずらい点多々あるかと思いますが、もしありましたら指摘くださるとありがたいです。
BL大賞エントリー中です。
弟勇者と保護した魔王に狙われているので家出します。
あじ/Jio
BL
父親に殴られた時、俺は前世を思い出した。
だが、前世を思い出したところで、俺が腹違いの弟を嫌うことに変わりはない。
よくある漫画や小説のように、断罪されるのを回避するために、弟と仲良くする気は毛頭なかった。
弟は600年の眠りから醒めた魔王を退治する英雄だ。
そして俺は、そんな弟に嫉妬して何かと邪魔をしようとするモブ悪役。
どうせ互いに相容れない存在だと、大嫌いな弟から離れて辺境の地で過ごしていた幼少期。
俺は眠りから醒めたばかりの魔王を見つけた。
そして時が過ぎた今、なぜか弟と魔王に執着されてケツ穴を狙われている。
◎1話完結型になります
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
お兄ちゃんができた!!
くものらくえん
BL
ある日お兄ちゃんができた悠は、そのかっこよさに胸を撃ち抜かれた。
お兄ちゃんは律といい、悠を過剰にかわいがる。
「悠くんはえらい子だね。」
「よしよ〜し。悠くん、いい子いい子♡」
「ふふ、かわいいね。」
律のお兄ちゃんな甘さに逃げたり、逃げられなかったりするあまあま義兄弟ラブコメ♡
「お兄ちゃん以外、見ないでね…♡」
ヤンデレ一途兄 律×人見知り純粋弟 悠の純愛ヤンデレラブ。
推しの完璧超人お兄様になっちゃった
紫 もくれん
BL
『君の心臓にたどりつけたら』というゲーム。体が弱くて一生の大半をベットの上で過ごした僕が命を賭けてやり込んだゲーム。
そのクラウス・フォン・シルヴェスターという推しの大好きな完璧超人兄貴に成り代わってしまった。
ずっと好きで好きでたまらなかった推し。その推しに好かれるためならなんだってできるよ。
そんなBLゲーム世界で生きる僕のお話。
性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました
まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。
性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。
(ムーンライトノベルにも掲載しています)
【完結】白豚王子に転生したら、前世の恋人が敵国の皇帝となって病んでました
志麻友紀
BL
「聖女アンジェラよ。お前との婚約は破棄だ!」
そう叫んだとたん、白豚王子ことリシェリード・オ・ルラ・ラルランドの前世の記憶とそして聖女の仮面を被った“魔女”によって破滅する未来が視えた。
その三ヶ月後、民の怒声のなか、リシェリードは処刑台に引き出されていた。
罪人をあらわす顔を覆うずた袋が取り払われたとき、人々は大きくどよめいた。
無様に太っていた白豚王子は、ほっそりとした白鳥のような美少年になっていたのだ。
そして、リシェリードは宣言する。
「この死刑執行は中止だ!」
その瞬間、空に雷鳴がとどろき、処刑台は粉々となった。
白豚王子様が前世の記憶を思い出した上に、白鳥王子へと転身して無双するお話です。ざまぁエンドはなしよwハッピーエンドです。
ムーンライトノベルズさんにも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる