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1章 コトナ、ワーランドに降り立つ編

面白いアイテムを作ろう

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今日は【創造】を使い色々なアイテムを作っていきます。
【創造】は【錬金術】を進化させたスキルで、材料無しで物が作れるスキルだ。
正確にいうとMPを消費してアイテム作成出来るのだ。
膨大な魔力とMPを持ってすれば作りたいものが作れるぞ!

今日作るの物の方向性としてはゲームで登場するアイテムだ。

定番としてはステータスが上がるアクセサリーかな。
この世界では王都ですら、そんなアクセサリーは売ってなかった。
魔道具と呼ばれる物はあるがそれは「情報を共有させる」だったり「悪意を判断する」だったりの機能を道具に付与させているものなのだ。しかもそれらはダンジョンからの宝箱から出てきたものなのだ。
つまり人が作れるものじゃない。

そしてステータスの数値を上げる魔法も無い。(条件付きでステータスが上がるスキルならある)

無いなら作ればいい!
と言うわけで出来ました。
[力の指輪](力の値を5%アップ)
[技の腕輪](技の値を5%アップ)

よしよし、何とか少ない数値に収まったぞ。
抑えずに作ると5000%アップとかになっちゃうんだよね。

次!
[ステルス迷彩](光学迷彩で見えにくくなる。ゲノム兵並の知能なら見つからない。)

次!
[マスターキー](どんな錠でも開けられる鍵)

ドラ◯エの最後の鍵!

次!
[状態異常無効のリボン](なんでリボンだったのかわからなかった。)

次!
[ドロップ2倍の腕輪](モンスターからのドロップとか無い世界だけど、これを装備するとドロップするようになる。しかも2倍。)

次!
[ハンドガン弾無限](某ゾンビゲーで短時間クリアすると手に入るやつ。)

次!
[取り付け式の翼](一定時間飛べて落下ダメージ無効になる。テラ◯アでお世話になったやつ。)

ふう、思いつくままに作ったぞー
少しこの世界の理を捻じ曲げるアイテムが出来たけど、人に見せなければ大丈夫だ。

作ったアイテムを試してみる。
場所はもちろん【無限世界】内である。

ステルス迷彩は時間停止したモンスターに取り付けて、客観的に見てみる。
真っ白な世界だと完全に見えなくなるな。
周りに家具などを置いてみると、少し光の屈折が見える。なるほど。
薄暗い所でなら使えそう。

次はマスターキーだ、自作の凄い複雑な錠前を開けてみよう。
ちなみにこの鍵の使い方は鍵穴に挿すものじゃない。
開けたいものの前でかざすのだ。

ガチャ

開いた!でも、使わないな。
宝箱開けたいなら収納して【解体】で中身を取り出せるし。
扉なんて向こう側に擬似転移すれば良いのだ。

状態異常無効のリボンは二本つくって私のツインテールの結び目に装備しといた。
効果はわかっているから実験は必要ない。

次はドロップ2倍の腕輪だ、装備して収納してあるウルフを【解体】。
解体された物以外に毛皮と牙と肉がドロップした。
実質3匹分である。
収納していても効果がある!
これは凄いな常に装備しとこう。

次、無限ハンドガン。
実物を見たことが無いので、威力は想像だ。
【解析】で見てみたら、即死効果が付いていた。これは銃で撃たれたら死ぬ、という私のイメージが反映されたのだろう。
これは封印かな。

最後はテ◯リアの翼。
これは真っ白な世界で飛んでも楽しく無いので、人のいない山奥で実験した。

翼は自分の意思で動かせ、大体100メートルくらい上昇して、滑空状態で空を飛べる。
楽しい!
結構な速度で地面に落ちても、接地の瞬間フワッとクッションされノーダメージになる。
変な感触だ。

女神様モードの時装備しとこう。


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