上 下
111 / 280
4章 色々な転生者達

勇者の旅 その3

しおりを挟む
ブラックダークネスノワールを討伐した証として牙を20匹分を収納から出したです。

ブラックダークネスノワールの上顎の犬歯みたいな部分が発達していて刃物のようになっていて、その牙が真っ黒なのです。

この牙のせいでブラックダークネスノワールなんて名前なのです?
確かに真っ白なモフモフに真っ黒な牙は目立つです!

とにかくシーリの村の村長に牙を見せ依頼を達成したです。

依頼のやりとりは全部ステラに任せているのでコトノはスライムを配下にするです。

スライムはいつも通り馬車の中でゴロゴロしてるです。

プルンプルンしているスライムに【使徒】のスキルをかけるです。

使徒はテイムを神魔改造したスキルです。
ちなみに魔改造系は何故かコトノは使えないようです。コトナ専用なのです。

テイムと使徒の違いは

テイム
・魔物を飼いならして戦わせる、魔物の種類によって意思疎通が出来る。信頼度があり、あまり無茶させ続けるとテイムが解ける。

使徒
・神の使いとして主人に仕える。意思疎通が出来る。主人が追放しない限り仕え続ける。主人のもとまで転移出来る。


スライムは神の使いへと進化したです!
さぁ名付けをするです。
そうですね・・・イムリンです!

『はっ!ありがたき幸せスラ!』

イムリンは念話系の意思疎通方法のようです。

名前 イムリン
種族 スライム(使徒)
年齢 6ヶ月
レベル 1

ふむ、イムリンはステラと一緒に旅に出ていたはずですが、全く戦闘には参加しない只のプルプル要員だったみたいです。

ちなみにプルプル要員とはモフモフ要員の亜種です!

「あれ?スライム少し光ってる?」
依頼の報酬受け取りを終えたステラが馬車に戻ってきたです。

「コトノが使役したです!今度からこのイムリンに戦わせるです!」

「イムリン?スライムに名前つけたんだ、私も名前つけようと思ってたんだけど嫌がるから保留にしてたんだよ。」

それがしはイムリン!神の使いであるスラ!』
イムリンは侍みたいな話し方をしているです。でも語尾が「スラ」だからイマイチ威厳は感じないです。

「うおっ!スラ・・・イムリン念話出来るんだ、しかもキャラが濃ゆいなー。おかしいな~私、美幼女であちこちから愛される感じの旅をするつもりだったのに、完全にツッコミ要員じゃないか。こうなったら旅のメンバー増やしてツッコミを代わってもらわねば!」


こうしてコトノはイムリンを育てる為、ステラはツッコミ担当を探す為という旅の目的が出来たのであった~・・・です!

(次に向かう町に転生者いるから仲間にしたら?)

ネタバレ禁止です!





しおりを挟む
1 / 5

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

陰からの護衛

BL / 連載中 24h.ポイント:142pt お気に入り:41

Shadow★Man~変態イケメン御曹司に溺愛(ストーカー)されました~

恋愛 / 連載中 24h.ポイント:21pt お気に入り:266

私の恋に終止符を打つ時。

恋愛 / 連載中 24h.ポイント:0pt お気に入り:8

ゴーレム転生 瓦礫の中から始めるスローライフ

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:14pt お気に入り:100

劇場の紫陽花

ライト文芸 / 完結 24h.ポイント:0pt お気に入り:0

処理中です...